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2010年1月9日土曜日

にじむ流星

 
 さて、もう朝でございます。

 ∧∧
( ‥)それどころか10時にならんとしていますよ

    ( ‥)忙しいんだけどなー

 夜中の3時すぎに散歩にいってぼけーーーっと丘の上にいたら、ひゅっと流れ星。場所は西の山並みに沈むシリウスのすぐ近く。おおいぬ座の頭のあたり。冬の大三角形の辺をなぞるように、しかし鋭く流れるというよりはふわっと、シダレヤナギのように燃え落ちながらきらめく花火のように、にじんで流れて光った。

 ∧∧ 流星痕が残っていますね
( ‥)
 -( ‥)きれいに残っているなあ。

 流星痕。流れ星の流れた痕が少し残ること。この流星は流れる時にどうなったのか、辺りにガスでもばらまいたのか、はたまたなんか周囲の空気を励起でもするものか、原理は知らんけども見事に流星痕が残った。

 ∧∧
( ‥)そもそもにじんで見えたこと自体、、、

     (‥ )何か光るものに包まれていたってことなんだな。

 ただあっこまでにじんで光って、明るく流星痕を残したものは見たことがない。どういう性質でどういう条件でああなるんだろうか。

 ∧∧
( ‥)燃え尽きる時にガスを残すとか?

     (‥ )でも相当な長距離だろ? それで
         見えるぐらいに揮発した物質が広く
          拡散して、しかも目で見えるもんかね??

 ∧∧
( ‥)原理を調べますか?

     ( ‥)また今度ね、今は仕事が先だし。
       -/

 いつか調べよう。しかしそれよりなにより、それは緑色できれいだった。


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