ギリシャ語の辞書が届く。
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( ‥)でっ、ここ1両日の間、懸案だった
単語を引くわけですか。
( ‥)辞書がどの程度、単語をフォローしているか
-□ 知りたいではないかね。
PTYX。問題はこの単語が学名に使われる際にラテン語化していることで、アルファベットにYが入っている点。
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( ‥)Yはギリシャ語にはないですからね。
(‥ )例えば、Argyrosと引いても出てこないんだよな。
当たり前だけどさ。
ラテン語のArgyrosはギリシャ語ではΑργνρος、つまり
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( ‥)英語/ラテン語のアルファベットで表記するのなら
Argnrosですね
(‥ )γν、つまりgn がgy になっているわけだな。
ギリシャ語の,,,nと続く単語は発音の関係なのかどうなのか、ラテン語になる時にyになってしまうということか。
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( ‥)アルgnロスが
(‥ )アルギロスになるってこと
なわけだよね。
となるとPtyxはPtnksとか、つまりギリシャ語であれば πτνκς とか πτνξ になるのかいな? と。予想してみる。
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(‥ )ネットではπτνξ で引っかかってきますね
\- 意味が該当する単語かどうかは知りませんが。
(‥ )この辞書ではπτνχη だな。
□-
πτνχη つまり Ptnxe(最後のeはエータ)。
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( ‥)プtnクスが
(‥ )プティンクスになるってことかね。
発音がいいのかどうなのか。ともあれ、意味はこれでいいらしい。
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( ‥)つまり属名Sternoptyxは
(‥ )στερνο + πτνχη だってことでいいんじゃないの?
□- 最低限、これで近似だろう。
ステルノー+プティンクス(発音?)、chest-fold つまり、胸を折り畳む、の意味。形態をやっている人なら忘れていても、必ずどこかで見ている属名。