先日、なんとなくテレビをつけたらハ○ーポッターがやっていた。脇目で見ていたけども、敵は純血主義者の一枚岩なのに、味方は純血主義のシンパとアンチで争っているし、今ひとつ頼りにならないやつや、あろうことかクーデターを起こすつもりじゃね?と疑心暗鬼にかられて身内で内ゲバを起こす始末。これって、、、、
(‥ )WW2直前のイギリス?
∧∧
( ‥)敵はナチスで、一枚岩でファシストで
味方は足の引っ張り合いで、有効な手は出せず、
あげくに身内にファシストがいるという?
あれ、まんまな話なのかいな?
( ‥)まあ、民主主義ということでもあるけどなあ。
さすがイギリスってところかな。
∧∧
( ‥)色々な勢力が右往左往しながら
なんだかんだ試行錯誤してひとつの解答にたどり着く。
そう言う意味ではこれぞ民主主義なのかもしれませんね。
ファシズムとかあるいはマルクス主義とかが一枚岩で団結しようとするところとか、民主制とか選挙に否定的なそぶりを見せるのは、主催者が皆を幸せにする方法を”知っている”からにちがいない。
(‥ )この計画を実行すれば皆を幸せにできると思えば
独裁に至るのは当然であるな。意見を聞く必要も
試行錯誤する必要もないからね。
∧∧
( ‥)まあ、そうでしょうねえ。
もっともだから敗北してしまうということでもあるんだろうけども。
( ‥)試行錯誤を拒否するというのは
経験を拒否することと同じだからなあ。
∧∧
( ‥)でっ、経験のフィードバックがいかせないまま
現実に屈服すると。
頭がいい。あるいは自分は頭がいいと思っている人が皆はここに投票するべきだーー!!とがなりたてたりするのもこのせいなんだろう。この政党が政権をとれば革新的に生活がよくなる、そのことを”知っている”からそこに投票するべきだと断言できるし、そこに投票しないと怒る、あるいは失望する。
∧∧
( ‥)でも民主主義とか選挙ってのは
そんなもんじゃないと。
(‥ )ファシズムやマルクス主義は理想論。
民主主義はのたくるミミズだ。
もっともだから結果的に解答にたどり着くんでしょうねえ。