スミレについていたところを採集し、育てた幼虫はサナギになって、
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(‥ )成虫になりました。
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(‥ )あらいつの間に。
寝ている間に羽化したらしい。ツマグロヒョウモンチョウというやつのようで、ネットで見る限り雄の方が地味らしく、そうだとすると産まれたのは雄。
∧∧
( ‥)雌が派手というのは確かですよね、
スミレの周りでうろうろしていたのは
きれいなチョウでしたから。
(‥ )標本にしてもいいんだけども、逃がしてやるか。
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ひらひらと飛んでいった。どこかで花の蜜を吸い、運が良ければ結婚して子孫を残せるだろう。
先日はアシナガバチがスミレの周りをパトロールし、葉っぱの間をうろうろしていた。くだんの幼虫は時々、葉っぱの裏に隠れたり、ポットの陰に隠れたりしていたけども、これはそういうことらしい
と思っていたら。
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(‥ )幼虫さんが1匹、アシナガバチさんに
。 襲われていますね。
(‥ )肉団子にされているがな。
アシナガバチさん、幼虫をもぐもぐと噛むと、まず幼虫が食べていた葉っぱとかいらない中身を捨てて、もぐもぐしながら頭とか皮とか喰えそうにないところを捨てたあげくに(たぶん)、自分の頭+胸サイズの肉団子にすると、ぶーーーんんと重そうに飛んでいった。どこかにある巣で子供にあげるのだろう。お母さんなのかお姉さんなのかは知らないが、アシナガバチさんも大変だ。
そしてその一方では
( ‥)仲間が肉団子に加工されているそのお隣で
じっとしている幼虫さんもいるんだなあ。
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( ‥)飼育していてもポットについているものも
どっちもじっと動かない、お食事を繰り返していましたが
これはそういうことですか。
動かない。こんなことでも生き抜くにはそれなりに有効な戦術なのかもしれない。