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2021年1月27日水曜日

茹でガエル理論とは義務教育の敗北

  
 このまま悪化する状況の中でただ漫然としていると、あなたは茹でガエルになってしまいますよ!!
 
 ∧∧
(‥ )という主張は
\−  加熱というエネルギーの
    無制限な供給を前提している
    例え話なわけで支離滅裂
 
  (‥ )学校教育の敗北ですね
 
 
 茹でガエルの理論とは言うなれば、

 今は強風が吹いて、業界という風車がどんどん回転している状態なんです! このままでは軸の摩擦で風車が燃えて火事になってみんな死んでしまう!
 
 というぐらいめちゃくちゃな主張。
 
 ∧∧
( ‥)というか
    そのぐらい好景気だったら
    問題ないよねー
 
  ( ‥)逆にさ
    −/ 業界がエネルギーを
       放出してゆっくり
       縮小していると
       考えれば
       なぜみんなが
       何もしないか
       理解できるよな
 
  
 業界の縮小とは、エネルギーの放出に従った人員整理の過程であって、それはつまり
 
 今、65の人間はそのまま退職すればいい。
 
 今、50代の人間はそのまま退職まで我慢すればいい。
 
 今、40代の人間は50代以上が退職するまで待てばいい。
 
 ∧∧
(‥ )そりゃなにもせんわ
\−  なにもしないことが
    最適解なのだからな
  
  (‥ )人間ってさ
      最適解を選ぶから
      何もしないという現実は
      それが最適解だって
      ことなんだよね
 
 茹でガエル理論を自慢げに語る人は、世界を語って先の見える自分自慢をしているだけだろう。だからエネルギーの供給という現実の正反対な義務教育の敗北のようなモデルを平気で述べることができる。
 
 しかし、世の中の人間はもっと賢いのだ。
 
 
 
 

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