我々が調査したところウミサソリは思ったよりも多様であったので、魚との生存競争で置き換えられたという解釈は間違いである。
∧∧
(‥ )McCoy et al 2015
\− All the better to see you with
eye and claws reveal the
evolution of divergent
ecological roles in giant
pterygotid eurypterids
だけど
なんすかねこの主張
(‥ )研究成果は引用させて
もらったけど
考察部分はちょっと
受け入れられないよな
多様性があるから魚と立ち位置が重ならないので競合しないし、競合による置き換わりもない、という理屈が正しいのなら、現在の池にすんでいるエビやザリガニは魚の存在を気にしない、ということになる。
∧∧
(‥ )ザリガニって魚に食われるし
\− 昼行性の魚がいるから
夜行性になってるという
論文があるんですけどね
(‥ )古生物学者ってさ
案外と生物学者では
ないんだよね
まあ確かにそうではある。古生物学という日本語訳が、実は正確ではなく、Palaeontologyとはギリシャ語本来の意味では古物学なので。
∧∧
(‥ )古生物学者の人って
\− 生物に興味ないのな
(‥ )全員ではないけど
少なくともそう言う人が
いるのは事実だよね
現生の生物学者から見れば、はあ?? ということを言う人がしばしばいるのは確かであった。
*一応書いておくと、化石、現生、遺伝子、形態、さらに独創性のすべてを総動員して攻め込んでくる強者もいるけども、こう言う人はやはりまれである。