19世紀、盛んに目撃された未確認動物オオウミヘビ
∧∧
(‥ )実際には動物の誤認
\− そしてダイオウイカを
目撃していた例が
いくつも存在している
(‥ )そうした例のひとつ
1875年に
ブラジル沖合で
目撃されたオオウミヘビ
目撃者によるスケッチも
残っておるな
日時は7月8日。石炭を積んでアフリカのザンジバルへ向かうポーリン号。その乗員が目撃したが、彼らはこの様子をオオウミヘビがマッコウクジラに巻きついて、ついには深海へクジラを引きずり込んだと考えた。しかし実際にはダイオウイカであることは疑いない。マッコウクジラはダイオウイカを食べるし、このオオウミヘビは色が茶色だったそうだから。
さらにオオウミヘビはずっと口を開けっぱなしだったというから、多分、クジラに噛みつかれてヒレが取れかかっていたんだろう。
∧∧
(‥ )そして興味深いことに
\− 背景に陸地が描かれてる
しかもごつごつしてるよね
(‥ )目撃の緯度経度に
一番近いブラジルではない
あそこはまっ平だからな
どうもブラジル沖合にあるフェルナンド・デ・ノローニャ島ではないかと思われた。
∧∧
(‥ )なんとまあ
\− こんなことが自宅から
分かる時代になったか...
(‥ )この話は子供時代に
本で読んだ記憶がある
それから40年
世の中変わったな