古代ギリシャの叙事詩イーリアス 。この物語で意外なのは人間の営みであるはずのトロイア戦争に、ギリシャの神々が平気で介入、あるいは参戦すらすることで。
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(‥ )さらには
\− 人間が投擲した武器で
神様が怪我するんだよね
(‥ )美の女神
アフロディーテが
トロイアに参加してる
自分の息子
アイネイアースを救おうと
したところ
ギリシャ軍の
ディオメーデースの
投げ槍を受けてしまう場面
第5巻234行
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(‥ )でっ体液が流れるんだけど
\− 神様は穀物を食わず
神酒を飲んでいるから
体液は血ではないのだと
(‥ )なんていうの?
かなりエイリアンな
設定だよね
呼吸色素が鉄ではなく
銅とかじゃあるまいな
そんなエイリアンなボディーなのに人間と交配できるという謎設定。
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(‥ )...設定を詳細にすればするほど
\− 設定が破綻するっていう
見本だぞ
(‥ )ギリシャ宗教が
最終的にキリスト教に
食われちゃうのも
このせいかもなー
まあ1000年も後の
話なんだけど
ちなみに助けられたアイネイアースはローマの叙事詩「アイネイアース」ではトロイア陥落後に脱出し、ローマ人の祖になったとされている。