自己紹介

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2016年9月9日金曜日

何かが道をやってくる

 
 ∧∧
(‥ )常温核融合が
\−  実用化へというニュース
 
  (‥ )へー?
 
 常温核融合というと1989年に報告されたもので、パラジウムと白金を電極に重水を電気分解すると異常な発熱が起こる。これは常温で核融合反応が生じたためではないか? というものであった。
 
 ∧∧
(‥ )ただし再現性が
\−  めちゃくちゃ悪かった
    そうですよね
 
  (‥ )再現できた! という
     人もいたんだけど
     何も起こらないよ?
     という人の方が多くて
     国も色々と調べたけど
     どうも駄目だとなって
     そもそも核融合の割りには
     中性子線やガンマ線が
     検出できないけど
     これむしろただの
     化学反応じゃね? と
     言われてな
 
 
 仮に化学反応だとしても時に実験器具が破損するような発熱が本当なら興味深い。
 
 とはいえ、再現がほとんどできないってのは痛い。
 
 再現できなければ科学じゃない。...というのは狭い見方だが、再現性があまりに悪い物理実験が疑われること自体は当然であった。
 
 それに既知の理論にも合致しない。
 
 ∧∧
( ‥)まあ理論に合致しないから
    結果を無視しましょうとは
    科学ではなくて
    宗教なんだけども
 
  (‥ )とはいえ
      そもそも再現性が
      悪いのでは
      そこで異議あり
      と言っても
      説得力はないしな
 
 しかし、研究の自由はあるのだ。何かあるならあるかもしれない。

 研究継続をしている人たちがいるってことは知っていたが、あいもかわらず、なにか起きているにしても良くわからないし、伝わってこない。
 
 それが実用化とはどういうことよ?
 
 ∧∧
(‥ )んー 検索する限り
\−  なんか再現性が良くなってきた
    ということらしいですが…
 
  (‥ )少なくとも検索する限り
      数年前から
      そうなってきたみたいね
 
 検索する限り、というのは、これは慎重な立場から見れば、ということである。


 *検索はその性質上、肯定的な意見だけをひろう場合がある。それをそのまま読み解けば、どんな事柄も肯定されてしまうだろう。
 
 ∧∧
(‥ )...再現性が向上することで
\−  理論面でも提案がされて
    いるんだね
    これは実際には核融合では
    なくて
    中性子捕獲ではないか?
    という理論もあると
    少なくとも論文のpdfは
    ひっかかってきますなあ

=>‎newenergytimes.com/v2/library/2006/2006Widom-UltraLowMomentumNeutronCatalyzed.pdf
 
  (‥ )極端に遅い中性子は
      吸収断面が大きくなり
      原子核に吸い込まれ
      新たに出来た原子核が
      不安定であると
      それが崩壊して熱となる
      中性子線などが出ない
      それでも過剰な熱が
      生成されることを
      説明か
 
 ∧∧
( ‥)どうよ?
 
  (‥ )専門外だからね
      俺にはなんともね
      続報待ちですね
      実用化できるほど
      再現性が高くなれば
      理論面も整備されるし
      本当で順調なら
      一世代先かな?
 
 ともあれ、何が起こるにしても当初考えられた核融合とはなんか違うらしいので、最近では常温核融合ではなく、低エネルギー核反応と呼ぶようになってきたそうだ。
 
 ∧∧
(‥ )どうなりますかね?
\−
 
  (‥ )どうなるのかは知らんけど
      クリーンエネルギーとか
      核廃棄物の核種変換による
      無害化とか
      そういう夢のあることは
      あまり言わない方が
      いいんじゃないかなあ?
      再現性が悪い時に
      バラ色のことを言うと
      過剰に胡散臭く聞こえるべ
 
 ∧∧
(‥ )でもそうしないと
\−  アピールできないんじゃね?
 
  (‥ )まあな
      核融合ではなくて
      中性子捕獲かもしれません!
      と言われても
      普通は、はあ? 
      だろうからな
      

  

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