自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2013年6月1日土曜日
覚えているとも
∧∧
(‥ )法律で漫画を規制しようとか
\– どうしたものでしょうね?
(‥ )そうねえ、賛成した議員、
全員を相手にするのは
無理だから、
各個撃破が唯一の
対抗手段だろうねえ。
∧∧
( ‥)ただひとりをひたすら
集中砲火して
血祭りにあげれば
他がびびるっていう
えげつない戦法ね。
( ‥)まあ、向こうさんも
–□ 同じことをやるからね。
でも組織力があるのは
ああいう連中だからな。
一方的にやるのは
むしろ連中だな。
確かに群れの力を持ってすれば、レンズでアリを焼くなぞ雑作もない。だが巨大なレンズは憎しみがないと動かない。憎しみがない限り、人間というのは各々では烏合の衆だ。それでは焦点が合わん。
∧∧
( ‥)どうしたもんでしょ?
( ‥)現状、憎しみを
忘れるな、としか
言えないね。
憎しみを忘れるな。一分一秒、忘れてもちょっとした拍子にフラッシュバックするように、憎しみを忘れるな。
奪われたものを思い出せ。
手を見て失ったものを思い起こせ。
年老いて無力になった奴らにいつでも襲いかかれるように。
∧∧
( ‥)憎しみの連鎖、
ひどい提案ですね
( ‥)世界にはさ、300年前の
–□ ふとしたいさかいが元で
子供の頃から殺す相手を
教えられる人々も
いるんだよ?
10年、20年、30年
なにほどのこともない。
彼らの場合、多分、今から3世紀の後、衰亡したアメリカに攻め込んで虐殺を欲しいままにするんだろう。今の人の血などほとんど残していない子孫に対してさえも、まず間違いなくそれをする。
300年だって短すぎるのだ。ならば未来は確定的である。
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