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2012年8月8日水曜日

ザ・グレイマン


 
 *の続き
 
 ∧∧
(‥ )ザ・グレイマン
\–   ウエルズさんの
    「タイムマシン」で
     割愛された部分・・
 
  (‥ )? そんなのがあるの?
 
 貴族と労働者が2つの異なる種、エロイとモーロックに分化した未来。そこから脱出した主人公はさらなる未来へ辿り着く・・・、というのは読んで知っていたけども、実は割愛された部分があって、そこでは知性を失った人類のさらなる子孫が、まるでウサギかカンガルーのような生物として霜の降りた寒い平原で草を食んでおり、巨大化したムカデらしき節足動物の餌食になっている
 
 =>*
 =>*
 
 ∧∧
(‥ )主人公さん、あれはどんな動物
\–   なんだろう? 標本欲しいな
     と、石投げて、頭にヒットさせて
     死なせちゃってますね
 
  (‥ )知性を失い、草食動物と
      なった人類を知らずに
      殺してしまう
      なんかもー、壮絶な話
      だよな。
 
 ∧∧
( ‥)ネットの情報だけでは
    真偽はなんともですが
 
  ( ‥)うーん、一応、本での引用も
    –□ あるみたいだね
 
 時間によって人間性が浸食されるというドラマ
 
 ∧∧
( ‥)wikisource これをどこまで信用
    できるかですけど、遠い未来
    雨、風の浸食で山も谷も崩壊して
    ムア(moor:ヒースの
    生えた水はけの悪い荒れ地)に
    なっているという描写。
    土地が隆起するとか、そういう
    概念はないんですかね?
 
  (‥ )当時も隆起の概念はあるから
      あえてそうしたんじゃないか?
 
 時間によって全てが浸食し、世界は滅びに向かうという世界観
 
 ∧∧
(‥ )地球の自転が静止して、太陽が
\–   動かず、しかも赤く巨大化
     している寒い世界
     これは本でも読みましたが
 
  (‥ )いつも思い出すたびに
      不思議なんだけども、
      太陽の巨星化と言う概念は
      もう、当時あったという
      ことなのかな?
      *注:巨大な太陽は巨星化
       とは異なる表現の
       可能性もある
 
 最後、主人公は3000万年後、巨大で赤く、しかし寒く冷たい太陽が身じろぎもせずに照らす赤い浜辺に辿り着く。生物などほとんどいない、寒く、空気の薄い世界。しかし、その時間を離れる彼は最後におかしなものを見る。赤い浜辺の前で飛び跳ねる、丸いボールのような肉体と、触手らしきものを持った何者かを。
 
 ∧∧
( ‥)たった3000万年後に世界の
    崩壊ですか
 
 (‥ )「タイムマシン」は19世紀末
      に書かれた小説だからだろう
 
 当時は地球の年齢がどんなに長くてもせいぜい数千万年ぐらいだと思われていた時代だった。
 
 
 

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