自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2018年6月4日月曜日
笑う指導者
∧∧
(‥ )小野寺防衛大臣が
\‐ 北に圧力を加えるべし
と言ったのに対し
南がそれに苦言を述べ
疑い続けては支障が出る
大胆な決断を下した
北を理解して欲しいと
述べた件
(‥ )twitterでは左派や
リベラルが
日本も安倍も歴史が
動いたことを
理解していない!
フェーズが変わったのだ!
それが分からないのか!!
と呟いておるが
いやはや、左派やリベラルという連中が、ここまで他人の命に無関心かつ冷酷だとは...
前々から知っているつもりだったが、それでも驚きだ。
∧∧
(‥ )金さん!
\‐ 核を放棄しちゃダメだ!
放棄した瞬間
あなた殺されちゃうよ!!
...と言っている人は
見当たりませんなあ
(‥ )左派やリベラルってのは
本当にひどいやつらだな
北のスパイだともっぱら
評判の議員とかまで
金さんの決断は素晴らしい!
とか言っておるぞな
誰か一人くらい
核を放棄しちゃダメだ!って
言ってやれよ
まあ無論、そんな必要はないのだ。リベラルや左派というのは金さんの部下の下っ端の下っ端。
下っ端は下っ端らしく、指導者の言うことを絶えず、ごもっともです! 素晴らしい! と言えば良いのだ。
例え命令や言動が次々に変わって前後が矛盾しても、
ある時は核を放棄すると言えば、おっしゃる通りです、素晴らしい! とそれを称えよう。
反対に、核を放棄しない! それは米帝に対する勝利の鉄槌である! と言えば、おっしゃる通りです、素晴らしい! そう讃えよ。
これが下っ端というものだ。
あらゆる矛盾を、指導者が言えばそれを丸っと飲み込んで疑いもしない。
それがリベラルや知識人や左派というものであり、これこそが下っ端のあるべき姿。
汝ら下っ端は、ただひたすら指導者に服従すべし。
∧∧
(‥ )とはいえですよ
\‐ こんな支持者たちを前に
それでもなお
金さんは朗らかな笑みを
浮かべなければいけませんか
(‥ )それが指導者たるもの
王たるものの義務だからな
とはいえ
よく我慢できるよな
兄王子を殺したとか
近親者側近を粛清したとか
そんな話よりもはるかに
恐るべき行動だよ
もちろん、そういう才能を持つ人が独裁者になるのである。スターリンもフセイン大統領もにこやかな笑みを浮かべる人々であった。誰も信用できなくても、対外的には笑わなければいけない。これが独裁者というものだ。
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