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2012年7月10日火曜日

ツバメ VS オオタカ



 夏至から間もない朝。すでに太陽は強烈に照りつけて

 ∧∧ 晴れましたー
( ‥)
 –( ‥)洗濯でーす
   –□

 ぴちゅん、ぴちゅん、ぴちゅん と声がする。ツバメの声。数が多いし、妙に攻撃的な声。見上げてみると

 ∧∧ オオタカですかね?
(‥ )
 –(‥ )公園のオオタカかなあ?
   –□ 追われてるね。

 ツバメおよそ10羽ほどに追われていた。ツバメは時々アタックを繰り返し、オオタカはひらり、ひらりと避けつつ、逃げていく。

 後からさらに10羽ほどついてきたので、20羽あまりのツバメに追われている案配。

 ∧∧ ツバメには勝てませんか
( ‥)
 –( ‥)あんな高速、高機動の
      鳥に、しかも群れで
      やられちゃあなあ

 どっちも飛ぶのがうまい。オオタカがひらりっと身をひるがえして上昇、滑空、じわっと空中に滞空しても、ツバメたちはぴたーりと間をとりつつついていく。

 ∧∧
( ‥)何年も前、ハトを追っている
    のを見ましたが

 (‥ )ああ、買い物にいく途中、
     背後から、びゅおおおおーー
     って風きり音が聞こえるから
     何事?? と思ったら
     目の前をハトの群れとオオタカ
     がうわっと旋回したのよな

 ハトは6.7羽ぐらいだったろうか。どうも道幅数メートルの路地に向けて急降下をかまし、地面まであと2メートルもないところ、というか歩いているこちらの目の前で横に急旋回、急上昇をかけて追撃をかわそうとしたらしい、しかしオオタカはぴたーーーっとついていく。

 ええ?? と思ってはっと目をやると、どちらももう、ずーっと遠く、数十メートル、あるいはもっと遠くの空をなおもチェイスしていた。

  ( ‥)ハトってあんな高速飛行が
      出来るとは知らなかったよ
      あの状況下で全員で一斉に
      旋回、編隊もちゃんと
      保っていたしね 
 ∧∧
( ‥)急降下ってこともあるの
    でしょうけど、ご飯には
     なりたくないですから
     必死でしょう

 どうも見ていると、トンビ/ハト < カラス ≦ オオタカ < ツバメ という感じっぽい。



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