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2012年7月7日土曜日

人が喜んですむような土地ではない



 ∧∧
( ‥)一段落つきました?

  ( ‥)んー、そうね
    –□ なんかダラダラしてる
       けども、取りあえずね


 *の続き

 国家が巨大化すると、ある段階で軍隊の行軍、移動、補給だけでも大変なことになるのだろう。という予測。

 資料はぼちぼち集めるとして

  (‥ )それを考えると、
      ローマ帝国、あの状況で
      よくもまあ、5世紀まで
      維持できたものだね
 ∧∧
( ‥)当時は現在ほど農業生産力が
    高くないから、余剰の人員の
    維持費、業務処理の人件費で
    あっさりパンクしそうに
    思えますから

 あっさりパンクはしなかった。しかし人々や土地を細々と記帳することで税金を徴収する、貨幣の質が悪くなる、物品税を納めさせる、職業を義務として強制する、

  ( ‥)そんな様子を見るにつけ
      聞くにつけ、無茶を承知で
      突き進んだのだろうな
 ∧∧
( ‥)まあ、それを確認するのが、
    確認できるかどうか確かめるのが
    仕事なんで、まだ断定は
    できませんけど

 ああ、しかし、断定はできなくても、なんとなくあたりをつけないといけないので、取りあえず、そういう状況だったんじゃねーの? ということでリサーチを展開する予定。

 それにしても、やはり不思議なのは

 ∧∧
( ‥)なぜ再統一できなかったのか
    ですか

  ( ‥)ジャレド・ダイヤモンドが
    –□ 言うように、地理的な
       要因、この場合は障壁が
       ある、という意味だけど、
       そういう要素もあったの
       だろうけど

妙だよね? だったら最初から複数のまとまった国家に分裂して、戦争を続けるはずだよな。

 ∧∧
( ‥)そうではなく、西ローマ帝国の
    崩壊後、西欧世界は際限なく
    分裂しちゃうのですよね

  (‥ )地理的要因だとしても
      もしかしたら別の因子が
      大きいのかもしれん

 西欧世界は、人間が快適に暮らせるような土地では本来ない。

 ∧∧
( ‥)それが効いているのでは
    ないかと?

  ( ‥)一歩間違えると全土が
    –□ 氷河に覆われちまう土地
      だろ? そのインパクトと
      恐怖は無視できまい


 実際、アメリカ人よりも日本人よりも気候変動に関して神経質な人たちだし
 
 
 *アメリカも氷河に覆われる土地だけども、入植以来、そういうことで苦しんだことはない

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