時々ぼやかれるこんな言葉。アメリカ人とかヨーロッパ人は日本人とかアジア人を人間と思ってない。さもなきゃ下等人種だと思っている。
ようするに僕たちを人間扱いしない糞野郎だ、という屈辱的な劣等感の吐露。
(‥ )もっともそれは日本人も同じだけどね
∧∧
( ‥)そうなんですか?
( ‥)自分の話をしようじゃないか。
昔、子供の頃、アメリカ人はどんな時でも
ジョークを忘れない人だ、と思い込んでいてだな
∧∧
( ‥)はあ、痛いくらいカリカチュアな
思い込みですね。
(‥ )自分の大切な人を失った時、
愕然としたアメリカ人の顔を見て、
ああ、この人たちも笑ったり泣いたりするんだと・・
∧∧
( ‥)馬鹿ですか。
( ‥)どんな時でもジョークを忘れないわけではなく、
ただ単に表層的な文化の違いで異様に見える
だけで、同じ人間なのだと。
∧∧
( ‥)馬鹿ですね。
同じ人間なのだ。自分と同じく、彼らもただ単に因果関係をそこそこ推論できるだけの愚昧な猿だ。
(‥ )では何ゆえに彼らに負けるのか?
∧∧
( ‥)答えは単純でしょ?
答えは単純。受け取った知識と相続した方法と、累積した経験が違うのだ。
( ‥)つまりだ。人間個人個人に一片の価値なし。
∧∧
( ‥)なぜそうなる?
あるいはこう言えばいい? 自分の価値なんて平均的にいってほぼ皆無だと思わん?