自己紹介

イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック

2019年6月26日水曜日

つまり賢い人間の主張は絶対的に間違っているのである

 
 もう20年後には中国へいって家政婦をして、日本へ仕送りした方が稼げるんじゃないかしら?

 20年もかからないと思いますよ。
 
 というtwitterの会話
 
 ∧∧
(‥ )...この理屈でいうと
\‐  60年代には欧州人が
    アメリカへ出稼ぎして
    80年代には欧米人が
    日本へ出稼ぎして
    ということに
    なるはずだけど
    そうはならなかったよね
 
  (‥ )つまりだ
      富は均衡状態に陥って
      平衡してしまうって
      ことなんだよな
 
 単純に言うと、富は落差があると高い場所から引く場所へ流れ込むが、流れ込みによって落差が縮小するともう流れ込まなくなる。
 
 ∧∧
( ‥)つまり20年後の中国は
    今の日米欧と
    変わらない状況に
    なっているだけで
    出稼ぎになる対象では
    ありえないと
    アメリカと日本が
    そうでなかったようにね
 
  ( ‥)出稼ぎするなら
    ‐/ インドかもだけど
       それは少し怪しいかな
 
 インドはこれから中国以上の急成長を遂げるかもしれないが、あの国は特殊なので状況が今までと同じかよくわからない。貧富の差が極端で、職業にはカースト制度がある。出稼ぎなどに依存することなく、インド国内だけですべてをまかないそうに思えるし、もともとインドはそういう地域だろう。
 
 ともあれ以上からわかることがある。
 
 ∧∧
(‥ )冒頭のtwitterの会話をする
\‐  意識高い系の人って
    成長は無限継続するとか
    成長したら没落するのだとか
    そういう世界観で
    理解しているのだね
 
  (‥ )20年後、中国は
      日本をずっと追い抜いて
      いるだろう
      これは
      成長の無限継続だね
      次に
      日本人は中国に出稼ぎに
      いっているだろう
      これは成長の後は必ず
      没落するという世界観
 
 素直に言うと、これ矛盾である。

 成長の無限継続と必然の没落が同時に起こる。これは矛盾だ。
 
 さらにいうと、この理解は現実問題としてこれまでの歴史と一致しない。
 
 ∧∧
(‥ )でもなぜかどうしてか
\‐  人間はこういう発想するのだね
    ここには成長と老衰という
    生物的なアナロジーはあるけど
    均衡するとか平衡するとか
    そういう理解はない
 
  (‥ )なぜそういう理解を
      するのか?
      それは理解できないが
      意識高い系の人間は
      そういう理解を
      しているのだ
      という理解は重要だね

 
 例えばの話、マルクス主義がなぜ意識高い頭の良い人間に受けたかというと、まさにそういう成長と老衰、没落、代替わりという世界観で成り立っていたからだろう。
 
 そしてこれは次の結論を示す。意識の高い人間、頭の良い人間、賢い人間の言うことは絶対的に誤りなのであると。
 
 
 

ブログ アーカイブ