自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2019年6月1日土曜日
粛清必要あるん?
∧∧
(‥ )北朝鮮の金さん
\‐ 対米交渉に当たった人々を
ことごとく粛清した
そうですよ
対米交渉がうまくいかない
その責任を負わせた
というもっぱらの話
(‥ )えー?
そんなことする必要
あるん??
アメリカは地上軍を送れない。その余力がない。
そして空爆だけでは政権は倒れない。それはフセイン政権を見ればわかること。
そして当然、空爆で核兵器は破壊できない。
つまり北の核を破壊する手段はすでに無い。
同時に、北の政権も倒せない。
∧∧
( ‥)つまりアメリカの打つ手は
ひとつのみ
アメリカに届く核兵器を
作る国家はこうなるという
見せしめの空爆を行うだけ
核兵器は無力化できないが
見せしめにはできる
破壊できなくても
抑止力にはなる
( ‥)反対に言えばよ
‐/ 北の政権は核兵器を
所持して存続確実だ
だから金さんは
どっしり構えてれば
いいだけのはず
なんだけどな...
見せしめにはされる。必ずされる。だがしかし、それは北の核はそのままで、政権も倒れないことを意味する。理屈の上ではすでに勝利は金さんのもの。
だからどっしり構えていれば良いだけのはず。
事実として彼はなかなかに勇気がある。交渉の場として国外に出るなどこれは勇気がなければできない。独裁制の最大の弱点は、指導者さえ殺せばこちらが勝つ、という点にある。だからすべての攻撃が独裁者だけに集中する。殺す方法はいくらでもある。小さな機械を彼の側に忍ばせればいい。それで位置情報が割れれば、そこに誘導弾を打ち込んで暗殺できる。殺す方法はいくらでもある。だから確実に命を狙われる。この事実は独裁者にとってはすさまじいストレスであって、比較的安全な国外に出るというだけでも、彼の勇気は一般人以上だ。
それをできるのだから、どっしり構えているのだと思っていたけれど...
∧∧
(‥ )まあご本人にしか
\‐ 分からない事情があるから
外野の我々がいろいろ
言うことでは無いね
(‥ )でもこれで
日本やアメリカから
付け込まれることは
間違いないな
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