自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2019年6月24日月曜日
第三の男
「二重らせん 第三の男」 モーリス・ウィルキンズ
∧∧
(‥ )DNAは二重螺旋構造を
\‐ している
1953年
ワトソンとクリックによる
その発見時に関わった
人による自著だね
(‥ )この話は
めんどくさいからな
文字制限もあるから
欄外脚注で軽く触れる
程度だね
同じテーマに複数の研究者と複数の研究室がお互いにしのぎを削りながら発見へ向けてレースをする。こういうことは科学の歴史では普通に起こる。そしてほぼ同時発見ということも普通に起こる。珍しいことじゃない。
ただ、二重螺旋モデルの発見は、モデル提案者の一人ワトソンが、実はライバル研究者のロザリンドのデータを見せてもらったことが発見のきっかけだったんだ〜と煽ったこと。
そのデータはロザリンド本人から見せてもらったわけではなく、ロザリンドと不和だった同僚から見せられたこと。
ロザリンドの友人が、ワトソンはロザリンドの研究を盗んだと書きたてたこと。
さらにロザリンドが若くして亡くなったので、当時、どのぐらいワトソンとクリックに追いついていたのか? それが本人の口から具体的に語られることがなかったこと。
こうした事情からスキャンダルになった。
∧∧
( ‥)ワトソンさんは
失言が多いからな
ともあれ
二重らせん 第三の男は
ワトソンにロザリンドの
データを見せた同僚
ウィルキンズさん本人が
書いたもの
( ‥)ロザリンドと
‐/ 私(ウィルキンズ)が
あまり
仲良くなかったのは
事実だと
本人も書いてるなあ
とはいえ、データはロザリンドだけのものというわけではなく、研究室のものでもある。そしてある程度公開されていれば仲が良好なライバルに見せるだろう。
まあだいたいそんな内容。
∧∧
(‥ )結局 人間関係が
\‐ ものを言うってことか
(‥ )同僚と不和だから
研究に後れを取る
ライバルと良好だから
データを
見せてもらう
まあありがちだね
研究ってそういう
ものだした
それがダメだと泣きを見る、と言うだけの話で、それ以上のものでもない。
∧∧
( ‥)でっ? この話題自体は
どうするんだ?
( ‥)先に言った通り
‐/ 欄外脚注で
触れる程度だね
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