自己紹介

イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック

2018年5月31日木曜日

装備、知識、経験

 
 ∧∧
(‥ )新潟の五頭連峰なる
\‐  山々で5月6日から
    不明だった親子とみられる
    遺体が見つかったのが
    先日29日
 
  (‥ )ネットで見てたら
      登山して自発的に
      調べた人たちがいて
      発見の少し前に
      発見現場へ至る
      沢の頭を降りてるんだな
 
 =>https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1479869.html
 
 
 ∧∧
(‥ )これの何がおっかないって
\‐  この登山道の脇にある沢の頭
    こいつの見た目は
    あからさまに道ですよね
 
  (‥ )残雪残る登山道の脇に
      残雪で舗装された
      道のように
      沢の頭が来てるのな
      勘違いしたら
      これは降りるよなあ
 
 そして溶けかかった雪だから、降りるのは良いが、登るのが大変。
 
 ∧∧
(‥ )登山道が雪で埋まって
\‐  よく分からない
    道を探していると
    雪が積もって
    まるで舗装道路の
    ように見える沢がある
    降りるには快適
    でも一度降りたら
    溶けた雪だから
    容易には引き返せない
 
  (‥ )探した人たちの話や
      当日、登っていた人たちの
      話は興味深いね
 
 登って来た道を引き返すはず...と誰もが思うが、縦走して隣の山へむかっていたらどうしようか? 

 これから下山すると親子が言ったその日、その日も登山客はいたが誰も下山する親子を見ていない。

 目撃がないというのは重要な手がかりではないか? つまり朝になって下山して、すぐに道を誤ったのではないか? 

 親子が言った、夜に見た街明かりの話に合致する場所が、親子が登った松平山から隣の五頭へ至る途中に一箇所だけある
 
 結果論からいうと、どうもこれがほぼ正解のようである。
 
 ∧∧
(‥ )でっ、沢を下ってみるも
\‐  ロープを残さないと
    登れないような段差があって
    ロープが足らずこれ以上
    進めない
 
  (‥ )この人が沢に降りたのは
      27日とかで
      雪解けが進んでいるから
      遭難当日より段差が
      大きくなっているとは
      いえだ
      装備がないままに降りたら
      戻ってこれない
      場所なんだな
      これは恐ろしい


 ∧∧
( ‥)山おっかねえな
 
  ( ‥)雪深かったりすると
    ‐/ 街中でも遭難して
       凍死する場合もある
       からな
       それを考えれば
       近所の小山ごときも
       侮りがたし
       装備とか知識とか
       経験とか
       ちょっと考えんと
       いかんぞな
 

 
 

ブログ アーカイブ