自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2017年2月7日火曜日
民主主義ゆえに滅びるとはこういうことか
( ‥) プリンちゃんと
−/ サンジくん
良い仲にならないかな?
∧∧
( ‥)良い仲だったけど
ゲスい顔で急転直下
なんですけどね
(‥ )いやいやあのキャラ
あの表情で
良い仲になって
いただきたい
想像してくださいよ
萌え萌えですぞ
∧∧
( ‥)そりゃ無茶ぶりな
( ‥)ゲスいキャラの方が
−/ 動きやすいんだよ?
ぶりっ子じゃ
生きてきませんよ
きっとそう
∧∧
( ‥)まあ素人の思いつきだがな
さて
直接民主制のアテナイ市は、一時は帝国と呼ばれるような権勢を振るったが抵抗運動たつペロポネソス戦争によって敗北。
最終的に直接民主制のアテナイ市を征服して大帝国を築くのは寡頭制のローマであった。
かような歴史的出来事は皆、歴史の授業で習ったことである。
そしてここから明白であろう。直接民主制は大帝国を築くことはできず、それは民主制という制度が自由で門戸を開いているように見えて、実際には不寛容の閉鎖された村社会の制度であること。これゆえ一時は民主制特有の凶暴さと暴虐の力で支配を拡大するが、結局は統治できずに滅びること。民主制とは、極めて原始的で小規模で未来の芽を持たない制度だったのであると。
事実、民主制の帝国は即座に瓦解したのであるし、今、アメリカ合衆国も大帝国になる道を失い、再び、島国に帰還しようとしている。諦めたのではない、無理なのだ。日本に勝てたのは皇帝陛下が降伏を臣下に命じたからであったし、湾岸戦争で勝てたのは単に局地戦で、なおかつ占領軍を追い落とすというごく限られた目的を達成するだけで良しとしたからであった。
偉大なるアメリカなど存在しない。世界最強国家になれても、大帝国にはなれず、戦争に勝つこともできないし、統治することすらできない。この状況では世界最強の島国へと後退するしかなかろう。
それもこれも、直接民主制などという劣った仕組みを採用したばっかりにたどった運命であった。
∧∧
( ‥)直接民主制など
本来絶滅してしかるべき
劣った劣悪なる制度である
(‥ )アメリカの制度って
立憲君主制で議会制の
国家イギリスが作った
植民地が独立した際に
あわてて作った
急ごしらえの
仕組みだからな
欠陥だらけなの
当たり前だべ
しかも二大政党制となると、国家の方針はぶれるであろう。これまでは官僚制度と政党にありがちな徒弟制度でぶれが押さえられてきたが、これからはそうではなくなる。
∧∧
(‥ )というかそれを体現したのが
\− トランプさんなわけだよね
(‥ )日本の知事選挙を見れば
分かるけども
直接民主制なら本来は
こういうのが正しいのだ
良くも悪くも
衆愚制というのが
直接民主制の
あるべき姿である
ある意味、アメリカは
本当に直接民主制に
なってきたんだとも
言えるよな
トランプ大統領は
民主主義の
勝利と考えるべき
∧∧
( ‥)ということは
これからのアメリカの未来は
いよいよ
ひっちゃかめっちゃか?
(‥ )そうなるだろうけども
そうならないとも
言えるよな
人間に自由など存在しない。腹が減れば飯を食べたくなり、疲れれば眠くなる存在に自由だと? 人間に自由意志など存在しない。ただただあるべき姿へと流動していく。それが人間というものだ。
∧∧
(‥ )ひっちゃかめっちゃかに
\− なるとは
さながら揺さぶりをかける
ようなものでしょうなあ
(‥ )不安定に絶妙なバランスで
積み上げた山をゆらせば
崩れていくだろう?
揺さぶりをかけるとは
安定解への崩壊を
加速させるのだ
民主制では帝国にはなれない。民主制に自由など本来なく、統制と相互監視と差別と義務と強制だけがある。
∧∧
( ‥)だとすると揺れるアメリカは
その状態へと必然的に
回帰していくことになる
必然へと流動していくことに
なるだろう
(‥ )民主制ゆえに成長できない
直接民主制ゆえに
不安定化する
二大政党せいゆえに
不安定化が加速される
民主主義ゆえに滅びるとは、こういうことか。
∧∧
(‥ )まあ国家自体は残るし
\− 資源もあれば人口も多く
国土も広いから
この先何世紀も世界最強の
国家ではいられるよね
(‥ )でもあれだ
身の丈にあった国家へ
回帰縮小するってのは
まず間違いないな
呪うなら直接民主制などという、野蛮な制度を導入した父祖たちを呪うがいい。それが定められた運命というものだ。
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