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2015年6月12日金曜日

考えてる時点でそれは知的ではない

 
 ∧∧
( ‥)ようするにですよ
 
   ( ‥)知性ってのは
     ‐/ 考えることじゃ
        ないから
        考えている時点で
        それはもう知的じゃ
        ないよね
 
 あるいはこうも言えよう。

 考えることが知性だというのなら、その時点で問題を解決する気はあなたには無いでしょ? そう問うべきであると。
 
 
 ∧∧
(‥ )解決する気は
\‐  まんまんなんだ!
    そう反論する人も
    いるだろうけどね
 
  (‥ )そんな解答をする時点で
      もう駄目だけどね

 
 する気にエネルギーを注いでいて、解探索を実行しておらんこと明白である。
 
 
 
 

合理主義者を人間とは呼べん

 
 うまい絵を描ける人は多いのに、彼らの才能をいかす仕事がない。
 
 ∧∧
(‥ )だ、そうです
\‐
 
  (‥ )絵を描くというのは
      無駄な行為だからな
      無駄な行為に
      需要はない
      これが必然
      生かせる場など
      あるわけがない
 
 ∧∧
(‥ )でも人間は存在自体が
\‐  無駄でしょ?
    知能それ自体が
    合理性では説明できない
    存在自体が無駄
    しかし
    無駄であるからこそ
    存在意義が認められる
  
  (‥ )つまり無駄な絵を
      無駄にきれいに描ける
      これはもう
      人間としては頂点だね
      大いに誇って良い
 
 後は、金にもならない才能をいつまで誇示出来るか? それが彼の真価を示すこととなろう。
 
 ∧∧
( ‥)まさに無駄だけに
 
  (‥ )無駄を評価するのが
      我々だ
      つまるところ
      合理主義者は
      人間とは呼べん
      ありゃあ動物以下の
      何かだからな
 
 それを考えればあれだ、下品な漫画は規制しよう、そう主張する人もそうだ。彼らはもうすでに、半分ぐらいは人間でなくなっている。
 
 

仮想的な森の物語

 
 時系列としてはhilihiliのhilihili: 二度寝したい夜から数時間後
 
 
 ∧∧
( ‥)でっ?
    二度寝しないで
    調べた結果どうよ?
 
  ( ‥) んー
    ‐/ 森林の天蓋部分を
       通過してくる光は
       透過光や反射光を
       無視した場合
       自然対数の底eを
       指数的に増やした値に
       反比例する
       そういうことらしい
 
 
 ∧∧
( ‥)それで結論としては?
 
  (‥ )目下検討中の
      この仮想的な森林の中は
      事実上、夜です
 
 まあ正確に言うと夜ではない。どうも、ざっくり計算した結果と、手持ちの資料と照らし合わせて考えると、この森の林床では、光子の量が日光に対して、2×10のマイナス5乗となる。これは満月に対しておよそ20倍明るいらしい。
 
 だから、この仮想的な森林の内部は、厳密にはどんな夜よりも明るいということになる。つまり、夜そのものではない。
 
 ∧∧
( ‥)でも事実上の夜だね
 
  ( ‥)光合成生物は
    ‐/ この仮想的な森の
       林床では生きては
       いけないだろうな
 
 ∧∧
(‥ )林床に植物がいないと
\‐  土壌の流出が
    起こりやすいはずだよね
 
  (‥ )土地がやせているから
      樹木は自分を支えるために
      板根を発達させるの
      かもね
 
 あるいは腐生植物が地球よりも卓越しているという可能性もある。
 
 ∧∧
(‥ )でも腐生植物は
\‐  菌類と共生しているから
    生産者じゃなくて
    消費者だよね?
 
  (‥ )この仮想的な森では
      生産者が高木しか
      存在しない
      食料の生産量が少ない
      というか
      食料の生産が樹上に
      偏っている
      そういうことだよなあ
 
 だったら、この世界の森がどんな世界になるのかは、明白だろう。
 
 ∧∧
(‥ )植物食動物は
\‐  基本的に全て
    樹上生だね
 
  (‥ )地球とは全然違う
      世界だってことになる
 
 ∧∧
( ‥)でっ?
 
  ( ‥)これで心置きなく
    ‐/ 休めるって案配さ
 
 
 

  
 

二度寝したい夜

 
 hilihiliのhilihili: もっとシラカシの森を歩いて帰り、疲れたので寝ていると、妙に腕に力が入って起きた。
 
 気がつくと、なにやらボクサーのような姿勢でひじを閉め、布団を抱いていた。
 
 
   (‥ )なに? 俺は
       甘えんぼさんか?
 
 ∧∧
( ‥)そんな解釈でいいの?
 
 
 無理のある姿勢のためか、起きる前に夢を見た。
 
 さあ、見るがいい、高速回転、鎖ガマ二刀流 めった刺し!
 
 どんつくどんつく どんつくどんつく ♪ ♪
 
 ∧∧
( ‥)何と戦ってるんだよ?
 
   (‥ )えーっと
       人生か何かですかね?
 
 考えてみれば、そういう歌もあったよな
 
 
  ( ‥)人生にドロップキックとか
 
 ∧∧
( ‥)鎌でめった刺しじゃ
    子供が泣くだろ
 
 
 ともあれ、二の腕に力が入って起きた夜であった。
 
  ( ‥)森の斜面を登ったり
      降りたりしたせいかなあ
 
 ∧∧
(‥ )二度寝しましょうよ
 
 
 

2015年6月11日木曜日

もっとシラカシの森

 
 シラカシの森があるという場所へ少し足をのばす
 
 
 ∧∧ どう?
( ‥)
 ‐( ‥)確かに近所の公園より
     シラカシ優勢になった
     林みたいだね
 















 











 ただ、残念ながらこの林、谷の斜面にある。斜面というのは開発しにくいので、航空写真などを見ても、住宅街の中にぽつんと、谷間を縁取るように林が残っている場合がある。ここもそういうものらしい。

   でも林床が暗いのは
    よく分かるね 
 ∧∧
(‥ )
 ‐( ‥)ヤブツバキ、アオキ
      ベニシダ
      そういうのしか
      生えていないなあ
 
 まあ家の近くの森もおよそそうなのだけど、ここはもっと植物の種類も数も少ない、そんな感じ。
 














 20メートル以上もあるシラカシの高木を背景に、手前でフラッシュを浴びてやや明るく写っているのは、左がシラカシの小さい奴で、右がヤブツバキ。
 
 頭上は太陽を浴びて輝き透けるシラカシの葉っぱだが、それでも薄暗い。こんな林床で生活できる植物は多くない。
 
 谷を降りたり登ったり
 
 ∧∧ 汗だくです
( ‥)
 ‐(;- -)なんだろうな
      妙に疲れたぞ
 
 谷の手前は台地になっていたが、開発され残った土地であったからだろうか、広大な墓地となっていて、鉄塔が空にそびえていた。











 
 
 

調べないための言い訳だろ?

 
 論理で物を考えるのって、調べないための言い訳だろ?
 
 
 ∧∧
(‥ )まあ調べるために
\‐  理屈で考えることは
    あるんですけどね
 
  (‥ )それは全員いつも
      やってる
      全員やっているのに
      論理をさも特別で
      あるかのように
      振りかざすのは
      なぜなんだ?
      という話だな
      そこが焦点になろうよ
 
 
 あらゆる言い訳がありうるが、言い訳は、しょせんは言い訳である。
 
 
 

マーゲイ

 
 マーゲイ。中南米にすむネコである。体長は60センチぐらい。サルのような樹上生活者とまでは言えないけども、樹上で狩りができる、珍しい肉食哺乳類。
 
 
 ∧∧
(‥ )画像はあまりないけど
\‐  後ろ足だけで枝から
    逆さに
    ぶら下がれるんだね
    すげー
 
=>https://www.google.co.jp/search?q=margay+hanging&biw=913&bih=768&site=webhp&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAYQ_AUoAWoVChMI_9vT4d-FxgIVAtqm…
 
  (‥ )マーゲイって
      こんなこと
      出来るんだな
      知らんかった
 
 あと、ほぼ夜行性であるせいなのか、妙に目がでかい。
 
  

2015年6月10日水曜日

黒い森を目指せ

 
 シラカシは常緑樹で暗い場所に強い。高木に日光が遮られる森の下生えでも優位を保てる。
 
 かくて明るい雑木林はシラカシが優勢する暗い森へと移行する。

 とはいえ、シラカシも下から見上げればかなり明るい。











 

   少なくとも
   下から見ても
 ∧∧ 緑色だね
(‥ )
 ‐( ‥)シラカシといえども
     改めて見てみれば
     葉っぱは光を
     透過させるのだよな
 
 


 









 
 それを考えれば、シラカシの森でさえもかなり明るいのであった。
 
 ∧∧
(‥ )そして今の仕事で
\‐  論じなければいけない森は
    これよりもはるかに
    暗くなるはず
 
  (‥ )林業のために苗を
      密に植えたが
      林業が壊滅したので
      手を入れず
      樹が間引かれることなく
      密なままひょろひょろに
      なった林ってあるよな
      あれに近くなるのかもな
 
 
 子供の頃、キノコ狩りでそういう林の極端な奴に立ち入ったことがある。まだ成長途中の林で高さは数メートル。子供の自分でも腰を低くしないと入れない林だったが、中は本当に真っ暗でぎょっとした。

 もちろん、真っ暗というのは明るい外から入ったからそう感じたのだろう。実際には月夜ぐらいの明るさはあったのかもしれない。実際、暗い林の中でもうっそうと生えたシメジが輝くように見えたからだ。それは光がある証拠だ。しかし菌類は生きていたが、植物などはまったく生えていなかった。光合成ができないのだ。
 
 ∧∧
( ‥)あれほどではないにしても
    これから論じる森の世界は
    あれに近い世界だと?
 
  (‥ )おそらくね
 
 それにしても改めて仰ぎ見るシラカシは空に張り巡らされた星座のようでもあり、あるいは血管や臓器のようにも思える。












 
 ∧∧
(‥ )でもこの林は
\‐  このあたりのものとしては
    暗いけども
    シラカシ優勢という
    ほどでもないのだよね
 
  (‥ )シラカシ優勢の極相林へ
      移行する途中みたい
      なのだよな
      だから多分
      これでもまだ明るのだ
 
 今度はもっとシラカシが優位になった森へいこう。そこは今論じている黒い森により近い世界だろう。


 
 

読書家とは逃げの人生と成れの果て

 
 本を読むのが好き、そう言う割りには、なぜ教科書を読まない?
 
 ∧∧
(‥ )教科書が面倒くさいから
\‐  だろうね
 
  
  (‥ )読書家って連中の
      正体はこれだ

 
 教科書を読むと、どうしてもテストがある。
 
 教科書を読んだ以上、お前はこれをどのぐらい正確に把握できたのか? それを確認するためのテストが存在する。
 
 そうして突きつけられるのは、自分が読んで理解したと思った内容のほとんどが、実は間違っているという現実である。
 
 というかそうであった。我々全員が学生時代にそれを経験済みだ。
 
 ∧∧
(‥ )読書家はそれを
\‐  思い出したくないと?
 
  (‥ )逃げたんだよ
      あいつらは
 
 逃げたのだ。現実から。
 
 中には、理系は良いよね、答えがひとつしかない、でも文系は答えが沢山あるんだよ、そう言って逃げる連中もいる。
 
 ∧∧
( ‥)実際には文系理系の
    問題ではなく
    手持ちの証拠が
    ひとつの答えに
    収束する状態か
    そうでないか?
    それだけの話だけどね
 
  ( ‥)この手のことを言う
    ‐/ 連中はな
       文系を隠れ蓑に
       テストから逃げて
       俺様だけの恣意的な
       解釈世界で
       永久に気持ちいいことを
       したいだけなのだ

 
 
 というか、テストが怖くて逃げたのだろ? 
 
 学生時代に誰もが経験した挫折からお前たちは逃げたのだ。
 
 ∧∧
(‥ )それが読書家の正体である
\‐
 
  (‥ )あげくに読書は
      頭に良いとか
      たばかって
      自分を正当化しておる
      頭がトンデモなんですよ
 
 本を読むとは、かように無様なことである。
 
 そんなんだから本を読んで、俺は本を読んだと勘違いするし、本を読んで、俺は物事を理解したと思い込むのだ。
 
 本を読んでも読んだことにならず、本を理解しても理解したことにならぬ、それを突きつけられたのが学生時代であったろう?
 
 この明白な事実から逃げて逃げて、逃げた先の成れの果て、それが読書家というものだ。
 
 読書家とは人と人生の残骸である。
 
 
 ∧∧
( ‥)まあなんと言いますか
 
  (‥ )自分は逃げたのだ
      これをちゃんと
      自覚しないのは
      ろくなもんじゃねえな
 
 
 

2015年6月9日火曜日

高いリテラシーを持ったと思い込んだカモを...



 高いリテラシーをもった読者をいかに形成するか?
 
 ∧∧
(‥ )...だそうですが
\‐
 
  (‥ )自分は高いリテラシーを
      持っていると
      思い込んでいる
      カモをいかに作るか?
      そういうことだよね
 
 
 ∧∧
( ‥)まあ言っていることは
    間違いではありません
 
  (‥ )色々な手があるな
 
 くせのある文章をだらだらと書く。100人中95人は最初の10ページであきらめてしまうが、5人ぐらいはこのくせが平気で、最後まで読める。
 
 ”読み切った5人”は、たった5%しかない狭き門を通ったことを喜び、有頂天になり、95%の落ちこぼれを軽蔑できる喜びを得る。

 しかも、作者が新しい本を出すたびにこの快感を得ることが出来る。反復するたびに喜びは大きくなる。もうその人が書く本がないと生きていけない。
 
 ∧∧
(‥ )確かにそういう手も
\‐  あるんだよね
 
  (‥ )本は読者とやらに
      快感を売る仕事だでな
 
 
 言い換えれば、ほとんどの読書人は本を読んでなどいないのだ。単に快楽をむさぼっているだけで内容など頭に入っていない。
 
 読書人の理解も意味が無い。それはただの曲解だ。
 
 これゆえ、読書などというのは愚劣な行為だし、リテラシーなど愚の骨頂。
 
 だが、そうであるからこそ、売り方というものがある。そして、それを望んだのは客だ。
 
 
 
 

困っている人間はあまりに危険なので始末するべきである

 
 彼が才能を隠していたことが許せない
 
 ∧∧
(‥ )...だそうですが
\‐
 
  (‥ )彼が自分の才能を
      黙っていたせいで
      彼の才能をいいように
      利用できなかった
      それで怒っているのだな
 
 人間は利用の機会を奪われると怒りだす。
 
 ∧∧
(‥ )俺はそういうことを
\‐  言っているわけじゃない
    そう反論するだろうけどね
 
  (‥ )反論しようがしなかろうが
      そうであろうが
      そうでなかろうが
      同じだよ
 
 
 人間は利益を求める。ゆえに相手に対価を支払わないことが最良の選択となる。
 
 ∧∧
( ‥)君はこれが出来るのだろう?
    じゃあこれをやってくれよ
    そう頼んだ瞬間
    それは支払い抜きに
    才能を搾取することと
    同義となる
 
  (‥ )搾取する気が
      あろうがなかろうが
      効果は等価となるのだ
 
 盗む気があろうがなかろうが、支払いをしなければ、それは盗みに該当する。
 
 事実、なぜ才能を隠していたのか?? と怒る人がいたのなら、怒るその人の言葉を吟味してみれば良い。
 
 怒りの言葉に支払いの意思が見られるだろうか?
 
 支払いに関する言葉がないのなら、その怒りは泥棒と同じである。
 
 
 ∧∧
(‥ )搾取する気まんまんだから
\‐  支払いの言葉が
    まったくないし
    考えもしないのだと
 
  (‥ )ゆえにだ
      才能がある人間は
      それを隠すに限るな
 
 あるいはこうである。才能が隠されていて、それゆえに怒る人間がいる。
 
 つまり、才能があると後でばれた場合、なぜあの時に助けてくれなかったのか? と責め立ててくる人間がいる。
 
 ∧∧
( ‥)ということはですよ
 
  (‥ )困ってる人間がいたらな
      取りあえず
      始末しておいた方が
      身のためってことよ
 
 
 今話せば、相手は自分の才能をいいように使って、そして支払いをしないで逃げる泥棒となるだろう。
 
 後でバレれば、なぜあの時、助けなかったのか? と逆恨みするだろう。
 
 目の前の相手が泥棒になるか逆恨みしてくるかどっちかだというのなら、答えはひとつ。
 
 困っている人間はあまりにも危険だ。始末するべきである。
 
 かように、これが論証されるべきことであった。
 
 
 
 

2015年6月8日月曜日

だだ漏れ世界に直面し、皆は恐怖した

 
 twitterは馬鹿発見器と呼ばれる。
 
 ∧∧
(‥ )思ったことを書くと
\‐  思考がだだ漏れ状態と
    同じになるからね
 
  (‥ )だだ漏れの思考を
      次々に見ていくと
      100人に1人とか
      1000人に1人の
      おかしな思考を
      発見することに
      なるからな
 
 1万人に一人の思考を覗き込んだ日には、そりゃあ一般人はぎょっとするだろう。しかし、1万人に一人の事例でさえも、日本人全体で見れば1万2000人の大群となるのだ。
 
 これはtwitterに限らず、ネット全体にも言えることで、人はこの大群に直面して驚き、戸惑い、恐怖して色々な説明を考えた。
 
 曰く、現代の若者は頭がおかしくなっている
 曰く、ゲームのせいだ
 曰く、ネットのせいではないのか?
 曰く、格差社会で教育を受けられないのだ!
 曰く、ゆとり!
 
 ∧∧
( ‥)でもそんな説明
    必要ありませんと
 
  (‥ )まれな事例を
      見つけられるようになった
      単にそれだけの話
      そもそも
      昔からいたんだよな
 
 昔からいたんだが、石をひっくり返したらわらわらなんか出てきたので、皆、びびったのであった。
 
 ネットは近似的にはテレパシーと同じで、注意深く擬態しないと思考がだだ漏れになってしまう。これは超能力など持っていなかった人類には予想もできなかった脅威であった。

 ネットによって、色々なことがばれてしまったのである。
 
 読書家たちが実は、読解力が無いくせに本を無駄に読んで悦に入っているだけの、ただのおかしな人たちである、こういうこともネットはばらしてしまったのであった。
 
 ∧∧
(‥ )amazonの書評を見れば
\‐  読書をすれば賢くなるという
    都市伝説が嘘であることは
    明白である

  (‥ )ばれちゃったんだよ
      ネットって怖いよねえ
 
 
 

読書家は、芋のツルを見て、これは芋じゃないと言いよる

 
 読書していることを自慢しているのだが、彼が参考文献を読んでいないことは明らかであった。
 
 ∧∧
(‥ )読書という言葉は
\‐  所詮はそんな程度なので
    あると
 
  (‥ )子供時代に読んだ本の
      たった一節
      子供向けに書かれた本の
      わずかな記述
      それを手がかりに
      英語で検索をかけて
      元論文を探し当てて
      確認を取る
  
 今はそれが誰でも出来る時代だ。だがしない。
 
 そもそも著者が本を書く場合、彼らは何か背景があって書いているのだ。何気ない一言の裏側に複数の論文が隠されている場合もある。
 
 それゆえ、ほんのわずかな証拠でも良い。膨大な活字の中の一言、たったそれだけでも十分に手がかりになりうる。これは道理にして事実なり。


 それを踏まえて考えれば
 
 読んだだけで本を論ずる。なんだこんな本、くだらない、そう言って手がかりのある本を切り捨て、参考文献を買うこともせずに読書家をきどっている連中ときたら、まったくもって...

 
 ∧∧
( ‥)馬鹿?
 
  (‥ )馬鹿?
      確かに馬鹿だな
      だがそれ以前にだな
      能力も
      本に向き合う姿勢も
      あまりにも劣っておる
      というか劣り過ぎだ
      馬鹿以前の問題よ
      頭の姿勢が間違っとる
 
 つまるところ、読書家という連中はあまりにも本をなめすぎなのだ。ほんのたった一節でも、一行でも良い、それが重大な手がかりになることを彼らは知らぬ。知らぬということは、そういう手がかりから突破口を開いたことを示し、論ずる本すら読んでいない、そういうことだ。これは明白である。あまりにも頭が節穴だ。
 
 ∧∧
(‥ )愚劣?
\‐
 
  (‥ )まあ一言で言うと
      愚劣愚昧劣等なんだけど
      言い換えてしまえば
      読書家と読書の正体とは
      ここにある
      そういうことだな
 
 つまり読書とは、俺様は必要もないのにこれだけの活字を仕事の合間に無駄に読むことができる能力をもっています、そういう無駄自慢であって、何かを探しているわけではない、それは理解の累積でも探索でもない。ただの無駄の累積だ。無駄の累積はどれだけ重ねてもただの無駄だ。
 
 ∧∧
( ‥)読書はただの無駄自慢
 
  (‥ )それじゃあ
      どこにも
      いけないのだがな
      奴らはそれで
      良しとしよる
 
 それゆえ諸君、読書をしたから偉いとか、読書をしたから賢いとか、そういう無知蒙昧を信じてはいけない。
 
 そもそも芋探しもしないままに、芋のツルを見て、これは芋じゃない、くだらないなどというのが読書家の正体だ。
 
 本を読む者、呪われて地獄の業火に焼かれるべし。読書家とは許されざる罪である。
 
 
 
      

2015年6月7日日曜日

ドブネズミ・レストラン

 
 今時は夜が明けるのが早い。3時半を過ぎればもう空は青くなっているのが分かる。
 
 その1時間あまり前。まだ夜が濃い時間。
 
 ∧∧ 散歩でーす
( ‥)
 ‐( - -)だらだら長い論文でな
      疲れちゃったよ
 
 こういう時は休むのも良いが、血液を回すべき時でもある。
 
 しばらく歩き、ある場所までくるとゴミ集積場からゴソゴソ音がする。ネコかとも思うが、音から推論できる大きさはネコではない。動きもせわしない。動作の振幅が速いとは、より小さな動物のはずだ。だが、立てる音はそこそこ大きな生き物のものだ。
 
 見ると、暗くてよく分からないが、1匹ではない。
 
 ∧∧ ドブネズミだ!!
( ‥)
 ‐( ‥)たまに死にかけで
      道ばたで
      よろめいてる奴とか
      逃げるように
      走り抜ける奴は
      見たけども
      餌をあさっとるな
      元気だなあ
 
 何匹いるのかは分からない。一度に見たのは3匹ぐらいだが、ゴミ袋がもぞもぞ動いているから、中に入っている奴もいるのは明らかだ。5匹とかそれ以上かもしれぬ。
 
   あの集積場は
 ∧∧ いつも妙に汚いよね
(‥ )
 ‐( ‥)カラスにしては
      袋のちぎり方が
      細かすぎると思ったが
      ドブネズミの仕業か
 
 あの辺りは昼間は用事があるからたまにいくけど、夜に歩くコースではないから、まったく知らなかった。
 
 
   他の集積場はきれいだし
   ここは
 ∧∧ 餌が多いんだね
( ‥)
 ‐( ‥)あれだな
      食材を無駄に捨ててる奴が
      複数いるってことだな
 
 つまり、話の一部はこれの続きである=>hilihiliのhilihili: 新聞は偉大であった
 
 それにしてもあそこのゴミ集積場は二カ所が二カ所とも汚い。
 
 原因は分からない。一戸建てではなく、周辺にはアパートが複数あるから、単純な話で面積当たり、出るゴミの量が多いのかもしれない。それに人が多ければ食材を無駄にする奴の頻度も高かろう。特に家賃が低いとは思えぬ場所だし、柄の悪い連中が集中的に住むとか、そういうわけではないだろう。
 
 ところで、フクロウがこの辺りをうろうろしているのはこういうことも理由やもしれぬ。
 
   基本的にフクロウさんは
   緑のあるところで
 ∧∧ 鳴いてるけどね
(‥ )
 ‐( ‥)フクロウは
     町のドブネズミを
     どのぐらい
     食っているのかな?
 
 森で捕まえる獲物の方が健康によさそうだが、果たしてそれだけで生活できるのか? よく分からない。

 
 

テレスクリーンはべらべらしゃべる

 
 その人は一人暮らしで、独り言が多くなっていた。自分の話をずっとしゃべり続けるのである。
 
 ∧∧
(‥ )まあ話すことがたまって
\‐  いるのでしょう
 
  (‥ )そりゃそうだな
 
 
 その人は静かなことに耐えられなかった。部屋にはずっとラジオがかかっていたし、寝る時もそうであった。あるいはテレビをずっとつけっぱなしにしていた。
 
 ∧∧
(‥ )人間は社会生物だからね
\‐  一人で生きていくように
    進化的に設計されては
    いないわけだし
    他人の声やおしゃべりが
    必要だってことだね
 
  (‥ )そりゃあそうだろうな
 
 テレビの中では馬鹿みたいにアナウンサーやコメンテーターがひっきりなしにしゃべりつづけている。
 
 無論、テレビはこの場合、人々の雑踏を擬似的に再現しているにすぎない。寂しい時、テレビは周囲に人がいるという擬似的な安心感を与えてくれる。しかし、片方が一方的にしゃべりまくる風景自体は、かなり異様でもある。
 
 
 小説「1984年」
 
 あの中ではテレスクリーンというものが出てくる。受像機なのだが監視カメラでもある機械で、各家庭に必ず据え付けられており、政府の広報がひっきりなしに流れて、人々はすべて監視されている。
 
 ∧∧
( ‥)1984年のテレスクリーンは
    英国の作家バージェスさんに
    いわせれば
    テレビのパロディだそうですね
 
  (‥ )1984年自体
      WW2末期における英国の
      パロディだからな
 
 小説自体は戦後間もなく書かれたのだが、当時はテレビの前で服を脱ぐのを恥ずかしがった人もいたそうだ。
 
 ∧∧
(‥ )考えてみれば当たり前だよね
\‐  他人が写っているのだからね
 
  (‥ )監視機能はないけども
      テレビから
      視線を感じたのだな
      そういうテレビへの
      思いに
      監視機能をつけて
      全体主義的に味付けすると
      テレスクリーンになる
 
 その意味では、ずっとひっきりなしに声を上げるラジオやテレビは1984年的だとも言える。
 
 別にラジオやテレビが全体主義の手先だというわけではない。そもそも1984年自体、マルクス主義者だった作者オーウェルの挫折、プロレタリアートへの失望、仲間であるはずのスターリンの独裁制と左翼知識人の二枚舌ぶり、WW2末期の生活と困窮とV2ロケット弾、未来への空想、そういう諸々をごちゃまぜにしたものだ。
 
 テレビとテレスクリーンも、そういうひとつの要素として小説に加えられたにすぎないのだろう。
 
 ∧∧
(‥ )でもずーっと一方的に
\‐  のべつまくなしに
    しゃべっているとか
    他人の見解だけを
    聞かされるとか
    そういうところは
    テレスクリーン的かもね
 
  (‥ )まあそもそも
      テレスクリーンが
      テレビ的なんだが
      一方的にしかもずっと
      相手の見解を
      聞かされるというのは
      考えてみれば
      おかしなものだよな
 
 確かにテレビでもラジオでも、視聴者のご意見、お手紙、ファックスを取り上げますとかがある。
 
 しかし、ずっと一方的にしゃべりまくる娯楽がこれほど大きく発達したのは、人間の歴史の中ではかなり珍しいかもしれない。
 
 それを踏まえれば、一方的にしゃべりまくるだけの立場の芸人たちがインテリをきどるのは恥知らずの極みだ。彼らは文化人を気取っているが、意見を聞かずに自分の見解を押しつけることを恥とも思わぬ、ただのいかれた煽動政治家たちである。
 
 ∧∧
(‥ )それを考えると
\‐   ネットは革新的だった
     とも言えるし
     テレビ以前の世界への
     回帰だともいえるかもね
 
  (‥ )代わりに本と同じで
      能動的にならないと
      どうにもならんのだがな
 
 その点では狩猟採集生活に戻ったのかもしれぬ。
 
 ∧∧
( ‥)ようするにネットというのは
 
   ( ‥)芋探し、芋掘りと
     ‐/ 同じだよなあ
 
 探せば見つかるが、探さないと見つからない。
 
 そればかりか、ただ探しているだけだと自分の知っている芋ばっかりが見つかるし、内容も理解も偏る。
 
 ∧∧
(‥ )ネットはめんどうくさい
\‐  メディアですなあ
    自分で探せと
    おっしゃいますか
 
  (‥ )探索か...
      人との会話は
      娯楽でもある
      ネットは娯楽探索に
      労力をかけねばならん
      これは容易なことでは
      ないよね
      その点では本来
      ネット出現後も
      テレビは娯楽において
      無敵であるはず
      なのだがな
 
 だが、実際にはネットによってわずかに食われただけで、テレビは娯楽性を大幅に失ったようだ。
 
 多分、テレビが極端な格差社会だったのが問題なのだろう。わずかな損失から貴族である正社員や古びた大物芸人を生かすために、若手にしわ寄せを行い、彼らを使い捨てるという手を取った。これだけで人材は摩耗し、娯楽力は大幅に削ぎ落ちる。
 
 残るのは無駄に金を使うが能力のない飼いならされた貴族だけとなる。これではただの金食い虫の集団で、娯楽など作れるはずがない。
 
 まあ、しかし、その方が良いのだろう、一方的にしゃべりまくってドヤ顔しているなんてまともなことではない。テレスクリーンが凋落していくことは良いことだ。
 
 

2015年6月6日土曜日

消毒液が減少中っぽい

 
 標本を作成するために無水エタノールを買いにいく。薬局へいって棚を見ると
 
 ∧∧
(‥ )無水エタノールが
 □‐  一本しかないよ?
 
  (‥ )はて? なにゆえ?
 
 純度100%に近い無水エタノールはないが、純度80%あまりの消毒用エタノールはどさっと並んでいた。容器の割りには内容量がやや少ないようにも見える。
 
 ああ、こういうことは前にもあったな。前の時は確かサーズの時だ。あの時は無水エタノールはなくなり、消毒用エタノールも小さいのしか残っていないという状況であった。感染症が拡大すると消毒の需要が高まり、こんなところに影響が出る。
 
 ∧∧
(‥ )もしかしたら今
□□□□  韓国でコロナウイルスが
    感染拡大をしている
    せいかもね
 
  (‥ )たぶんそんなところかな
 
 ∧∧
( ‥) 取りあえず4本買って
  □□□□ おきましょう
 
  ( ‥)そこそこ大きい
      標本だからねえ
 
 標本は取り急ぎ、ドンキホーテで購入した純度50のウォッカに浸けておいたので、多分、水分の20%か30%はアルコール、つまりエタノールに置き換わっているだろう。
 
 ∧∧
(‥ )これを80に交換すれば
 □‐  楽観的に考えて
    水分の50%は
    エタノールに置換完了
 
  (‥ )ただこいつ
      粘液がものすごく多いの
      だよね
      こういう影響は
      どうなるのかな?

浸ける前に一度水で洗ったがどうも口内に粘液が溜まっていたらしい。
 
 ∧∧
( ‥)ともあれ、これで
  °□  保存は順調だね
 
  (‥ )この後
      可能な限り100%の
      置換に近づけるのだが
      まあ、当座はしのげるな
 
 

 

新聞は偉大であった

 
 その人はいわゆる昭和一桁。田舎で玉音放送を聞いたこともある。もっとも子供なのでよく分からなかったそうだ。いずれにせよ、占領軍は三日の略奪とかはしなかったので、降伏の意味がよく分からなくても恐ろしい目にあうことはなかった。日本は単に運が良かったのである。
 
 *三日の略奪:騎馬民族などが行なった慣習で、降伏しないで攻め落とされた都市は三日間略奪して良いというもの。オスマン・トルコや、さらにロシア軍もやったと聞く。
 
 
 その人は昭和一桁だった。中学の年頃には働き始めていた。本は読まなかったが新聞は熱心に読んだ。新聞を読みなさい、それが口癖だった。
 
 ∧∧
(‥ )新聞が本の代わりを担う
\‐  そういう時代や人や
    世代があったのだと
    
 
  (‥ )新聞は
      昔は重要なもの
      だったのだな
 
 だが今では大学を出ることが普通の時代である。そして人間の大多数は小学校高学年程度の学力だ。
 
 中学、高校の知識は、小学生というおにぎりにまぶされたごま塩みたいなものであろう。
 
 ∧∧
(‥ )それを考えると
\‐  新聞の居場所がなくなるのは
    当たり前だね
 
  (‥ )身につける知識は
      学校で十分なんだよ
      おまけに今では
      ネットもあるしな
      新聞が売れないわけさ
 
 後、もうひとつ思うことがある。古い新聞を読んだ時、日本は犯罪だらけだった。生きたまま相手を焼く殺人、誘拐、暴行、強盗、愉快犯、通り魔、面白半分で線路にダイナマイトをしかけて爆発させる未成年。
 
 当時の新聞は、ある意味、楽だっただろう。これだけ記事が目白押しなんである。書きたいことがあっても、むしろそれをどう削るのかが課題となろう。
 
 ∧∧
( ‥)記事をふくらませる
    必要がありません
 
  ( ‥)平和になったから
    ‐□ 新聞は記事を膨らませて
      あること無いこと
      書き始めたんじゃ
      ねえかなあ
 
 こういうのは良くない兆候だ。話を膨らませて書くと、どうしても荒が目立つようになる。さながら、忙しくて調べる時間がないけど文字数だけは書き上げなくてはいけないライターが陥る状態と似ていよう。
 
 記事は知っていることを削った方が密度が濃くなり、なおかつ。表現を工夫する。
 
 記事は膨らませて書くと、どうしても嘘、大げさ、まぎらわしい、空想、冗長、恣意的、センチメンタルになってしまう。
 
 ∧∧
(‥ )新聞は元から
\‐  そういうところが
    あっただろうけども
 
  (‥ )平和になって
      もっとひどくなった
      そう見るべきだろうなあ
 
 先日来た勧誘員が申し述べたように、新聞は雨の日にも役に立つ。

 確かに新聞は丈夫で薄くて大きくて安価。使用法が多岐に渡るすぐれものだから正論ではある。正論ではあるのだが
 
 ∧∧
(‥ )新聞も凋落したものだねえ
\‐  勧誘員さんの言うことは
    新聞に書いてることに
    価値は無い
    新聞は便利な
    使い捨て多目的用紙として
    お使いください
    そういう主張だからね
    
 
  (‥ )そういえば先日
      新聞を取っていない人は
      生ゴミをどうやって
      出すの??
      そう聞かれたな
 
 ∧∧
( ‥)あなたは
    キッチンペーパーだよね
 
  (‥ )新聞以外で
      吸水性があって
      丈夫というとあれなんだ
 
 食い物は食べられるものであって、捨てるところなど無いのが本来。

 原理上、生ゴミはほとんど出るはずがない。
 
 例えばキャベツで食えない部分は芯の根っことその周辺だけだ。

 生ゴミはわずかであり、それはそのままキッチンペーパーに乗せて乾燥させれば良い。そうやって水分を抜き、痛むのを防ぐ。皿などに残った食べ残しは洗って流す。あるいは排水溝の網で集めたものをキッチンペーパーに乗せて乾かす。そうしてゴミの日に出す。これなら悪臭も生じない。
 
 ∧∧
(‥ )最近、引っ越してきた人が
\‐  新聞を使わずに
    汚い生ゴミを出すの!!
    と先の人がお怒りです
 
  (‥ )別に新聞を
      使わないせいじゃなくて
      そやつの食材の扱いが
      雑なだけだけどな

 
 とはいえ確かに一理ある。
 
 新聞を取っていない人はどうやってゴミを出すの??
 
 以上から明白であろう。かようなまでに、新聞とは偉大であったのだ。今や、過去形でしかないけども。
 
 
 
 *注:食材を無駄にしない、という動作は、作った料理がおいしい、を意味するわけではありません。
 
 
  

成功が意味を喪失する時代に、では、なんとする?

 
 西欧が富を世界中から収奪する。
 
 日本が低賃金を武器に工業製品を作って売りつけ、彼らの富を奪う。
 
 ∧∧
(‥ )日本以前にも
\‐  アメリカがやったこと
    なんだけども
 
  (‥ )だけどさ
      アメリカも非西欧国家
      だけども
      非白人国家としては
      日本が初めてなんだよな
 
 白人が世界中から500年かけて略奪した富が、もう一度、全世界へ帰っていく。
 
 収奪の時は終わり、分配の始まりだ。
 
 まあそういうことなんだろう
 
 そうは思っていたけども
 
 ∧∧
( ‥)これってようするに
    歴史のフェーズが
    変わったということだね
 
  ( ‥)日本がバブルを
    ‐□ 迎えたあの時
      状況はすでに
      折り返していた
      そういうことか
 
 そして分配の時が始まったということは、これまでの成功が全て意味を失う、そういうことである。もちろん、成功がすぐに0となることはない。だが100万の価値は次には70万になり、次には50万になるだろう。
 
 単純に言うと先進国は富をどんどん失うし、時間が経てばたつほど新興国が手に入れられるうまみは原則的に減少する。
 
 ∧∧
(‥ )つまり日本の成功は
\‐  日本型成功モデルが
    色褪せ崩壊へと向かう
    先駆けでもあった
 
  (‥ )最初から
      そういうことだった
      わけだな
 
 収奪に500年、なれば分配も500年。
 
 さて? もはやすべての成功が意味を喪失していく時代に入った我々は、ではなんとする?
 
    

 
 

2015年6月5日金曜日

改憲するまでもなく

 
 ∧∧
(‥ )憲法の改正を頑として
\−  拒む人々のせいで
    日本は防衛もできず
    国が滅びるんじゃないか?
    そう心配する人も
    いるみたいですね
 
  (‥ )改憲する必要なんか
      なくね?
      法律は解釈すれば
      どうとでもなるだろ?
 
 ∧∧
( ‥)そういうもの?
 
  (‥ )キリスト教徒なんか
      救世主が
      剣を取るものは
      剣で滅びると言ったのに
      教えに反して
      戦争ばっかするし
      貧しき者は幸いであると
      言われたのに
      格差社会を作っとる
 
 不磨の大典である救世主の言葉でさえかように扱われるのである。法律がどうとでも解釈できることは明白。法律が何を禁止しようとも、それ自体に何の問題も意味もない。
 
 ∧∧
(‥ )解釈を恣意的に行うよりは
\−  改憲した方が
    よさそうですけどね
 
  (‥ )解釈を恣意的にか
      それは
      恣意的な解釈と
      恣意的でない解釈が
      存在するという主張だな
 
 
 それはつまり、恣意的で許されない解釈が存在するということ、それが禁じられているということでもある。
 
 だが、その判定方法について、法律自体は何も答えてくれぬ。
 
 法律は所詮のところ無力、無意味。
 
 ∧∧
( ‥)法律の本質は
    おそらくそこではないと
 
  ( ‥)そこんところを
    −□ 見誤ると
      守ろうが破ろうが
      破滅だな
 
 言い換えると、守ろうが破ろうが、勝って利益を上げればよかろうなのだ。実際、世界と歴史が教えることは、あからさまにそういうことであろう。
 
 
 
 

新しい先進国ほどうまみが少なくなる可能性

 
 ユーラシアの西のはずれは気候が悪い。南からやってくる海流が運ぶ熱で緯度が高い割りには暖かいが、ちょっと条件が変わると、農業に壊滅的な影響が出る。
 
 ∧∧
(‥ )西ローマは瓦解し
\−  以後、広く発達した
    統治機構を持つ国家は
    二度と現れなかった
 
  (‥ )そのかわり
      貧乏な土地で
      ゲルマンの蛮族たちが
      延々と殺し合いだよ

 彼らがひいでたのは外洋航海であり、そうして戦争技術の極端な発達だ。その結果、世界征服を成し遂げる。
 
 西欧の富は世界中から奪ったものだ。
 
 日本は彼らに物を売りさばいて、その富を手に入れた。
 
 日本の後には中国、韓国が続き。多分、彼らの成長は間もなく横ばいとなって、インドやタイやベトナムが続くのだろう。

 これはつまり
 
  (‥ )これはつまり
      先へいけばいくほど
      金持ちが貧乏に
      なっていく過程なのか
 
 ∧∧
(‥ )西欧が500年かけて
\−  世界中から収奪した富が
    分散していく
    過程だとすれば
    そうなりますかね
 
 例えば、非常に単純な場合で、資源が有限だとする。この場合、富は完全に偏りでしかなく、貧乏人がのし上がるたびに富は分配され、分配されるたびに、分配される富の量はへっていく。
 
 富の総量が一定なのだからこうなる。100万は50万に、50万には25万になる。
 
 ∧∧
(‥ )この前提は正確では
\−  ないんだよね
    地球を構成する元素の量は
    事実上有限だけど
    人間が利用できる元素は
    時代と共に増える
 
  (‥ )一番単純な事例は
      金だよなあ
      地球上における
      金の量は有限だが
      人間が利用できる
      金の総量は
      増えてはいるよね
 
 多分、アメリカやロシアのように資源の多い国が出現したことは、以上の前提をある程度緩和する効果をもたらすのだろう。使える元素を低賃金労働者の力で取り出し、人間が保有する元素の量を増やす。つまり富が増大しているはず。
 
 ∧∧
( ‥)だから例えば
    EUの総人口5億から
    日本人1億が富を取り
    中国のお金持ち1億が
    富を取り…
    そう言う感じで現在では
    EUの総資産がかつての
    7分の5にまで下がりました
    そういうことには
    なっていないだろう
 
  (‥ )でもさ原則的には
      こういうことじゃ
      ねえのか?
 
 元素の量=人間が使える元素の量、ではない。
 
 しかし、元素の量が有限である以上、先進国が増えれば増えるほど、先進国の人間が持つ一人当たりの富の総量は減少する。
 
 言い換えると、新しい先進国は、古い先進国よりもうまみが少ないということでもある。
 
 **この場合、国内における格差は無視し、分配が完全に平等であると単純化している
 
 ∧∧
(‥ )どう考えるべきなんですかね?
\−
 
  (‥ )さてなあ
      可能性や検討すべき
      課題として
      取りあえず念頭に
      入れておくか
      
 
 
 *とはいえ、工業化が成功の鍵であるというモデルは破綻しつつある。そう言った人がいるが、それはこういうことなのかもしれぬ。
 
 ∧∧
(‥ )それは工業化は分配の
\−  手段であるから
    工業化が広がれば
    広がるほど
    みんなが貧乏になるよ
    そういう主張なのかもね
 
  (‥ )実際には
      貧乏になるのは
      先進国の人間だから
      成功の鍵として
      破綻しているという
      言い方はあまりにも
      先進国目線かもな
      だけど
      言ってることは
      およそ正しいのかもね
 
 そしてこれは次の可能性を示す。人類が月へいけたのはアポロが最初であり、これが最後となるだろう。
 
 

 

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