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2020年10月9日金曜日

BLMとは黒人復権を隠蓑にした富裕層による貧困層の切り捨てでは?

  
 米国オレゴン州にある町ポートランド。

 5月25日、偽札使用の容疑で確保された黒人ショージ・フロイドが死んだことから始まったBLM運動。ここポートランドでは市長の無気力、消極的な姿勢からすでに100日以上も暴動が続き、4ヶ月が過ぎた今も継続中。
 
 そして今、市長選の真っ最中でもあり、民主党の現職ウィーラー市長の対抗馬は、アンティファ支持を表明する極左のサラ・アイエナローネ(Sarah Iannarone)候補。
 
 ∧∧
(‥ )現職のウィーラー市長より
\−  リードしているという
    話が出てきてます
 
  (‥ )はっ? まじ?
 

 アイエナローネは現職民主党市長のテッド・ウィーラー30パーセントに対して41%でリード
  
 ∧∧
(‥ )向こうの人も
\−  ポートランドで
    何がどうなってる?
    とびっくり仰天
 
  (‥ )みんなが
      びっくりするほど
      このサラって人は
      やばいんだよなー
 

 
 見ればわかるがスカートの柄が毛沢東とスターリンとチェ・ゲバラ。
 
 もちろん、皆はこれを知っていた。そもそもこの画像自体、twitterで出回っていたものだから。
 
 ∧∧
( ‥)いくら現職がデモを
    収拾する気のない
    軟弱さんだと言っても
    この人が支持率を
    上げるって
    どういうことよ?
    なんだ市民は狂ったか?
 
  
  ( ‥)んー有権者が
    −/ 死ぬほど馬鹿だ
       という可能性もあるけど
       それはないよなあ
 
 
 有権者は自分の得になるのか損になるのか? それを目ざとく考える。人は見る目があるものであって、極左のサラ候補がリードするとは、そこに利益があると見た人が多くいたことに他ならない。
 
 ∧∧
( ‥)ではその利益とはなんぞや?
 
  (‥ )富裕層による
      貧困層の切り捨てでは?
 
 例えばBLM運動全般の要求は...いや、ポートランドに限っても良い。ポートランドの暴徒が市長のマンションに押しかけて要求したのは、これはまさに不法であるのだが、その内容とは
 
 警察の解体。予算を有色人種支援と市の福祉に還元すること
 
 であった
 
 ここで注目したいのは解体と福祉への還元というところであって
 
 ∧∧
(‥ )警察を解体した時
\−  一番困るのは貧困層だよね
    犯罪が多発するのは
    貧困地区だから
 
  (‥ )注目すべきは
      貧困層がいれば
      警察は貧困地区に
      でずっぱりになるという
      事実であるな
      予算を一番納税している
      富裕層は警察に
      守ってもらえない
 
 しかるに、貧困層を切り捨てたらどうなるか? 例えば警察を解体して貧困層を犯罪多発地域に押し込めれば、警察解体で浮いた予算で富裕層を警備会社に効果的に警護させることが可能になるではないか。
 
 つまり、負担金額に応じただけの警備を受けられる。
 
 解体と還元という言葉が示すのはこういうことではないのか? 
 
 ∧∧
( ‥)実際、それが理由で
    富裕層が自治体から独立して
    独自の自治体を作った例が
    米国ではすでにあるよね
    貧困層を切り捨てた
    サンディスプリングス市
 
  ( ‥)警察を廃止しては
    −/ いないけども
       警察に該当する組織を
       自分たち専用に使う
       という点は同じだ
 
 ∧∧
(‥ )すると
\−  ポートランドの有権者は
    この利益を敏感に
    かぎつけたということ
    なのですかな?
 
  (‥ )というかな
      そもそもBLM運動自体が
      そういうものなんじゃね?
 
 BLM運動とは、実のところ黒人復権を隠蓑にした富裕層による貧困層の切り捨てではないのか?
 
 実際、シアトルの自治区では犯罪多発で黒人が犠牲になった。自治区に対して市が強硬的になったのは、富裕層である市長の家に暴徒が押しかけてからだ。そしてシカゴでは富裕層が使う高級店を暴徒が略奪した瞬間に跳ね橋を上げて貧困層が富裕区域に入り込めないようにした。ここには富裕層の自己防衛と、貧困層の切り捨てがあからさまに現れている。

 なにもかも、貧困層の切り捨てと解釈すればうまく説明できる。
 
 
    
 
   

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