夢を見た。それはおかしな道路で周囲より高く、屋根があり。高架橋形式の駅のような形式で2車線であり、しかし先がどん詰まりで左右の車線がUターンしてつながっていた。
右車線の歩道の先は坂になって降っており、道路のどん詰まりの先がアパート形式の住居になっていた。しかしえらく古ぼけた木製のドアの間隔からすると、ここはひどく狭い部屋のようだった。そして出入りしているのは小汚いおっさんたち
ここは低賃金労働者の
∧∧ 住居なのですかな?
(‥ )
−( ‥)...んー
この夢のこの場所
前も来たよな?
夢というものは人の記憶の中にある何ものかだ。そのせいか時々、同じ場所が現れる。ここは人通りが多く、なぜか交通整理の警官がいた。もしかしたら夢の構造が道路と駅がごちゃまぜになっているので、彼らは警官ではなく駅員であったのかもしれないが。
そしてそう、確か、この低賃金アパートの反対側にドアがあったはず...
∧∧ ...あるな
( ‥)
−( ‥)この先は
ちょっと変な場所でな
外見はドアノブがあって引いて開ける形式なのに、実際には引き戸だった。そしてレールとの噛み合わせが悪く、一瞬、ドアが外れかかったので、直した。
どうなってんだよ?
∧∧ ここは夜じゃないか
(‥ )
−( ‥)夢に常識なんてないさ
このドアの先は
夜なんだ
上は昼間なのに、このドアより先は夜になっている。合理的に考えると地下なのかもしれないが、2階があるようには見えない。そして街灯に照らされたコンクリート形式の下り坂がある。急な場所で時々あるものだ。
そしてこの先は、家々が立ち並び、人が住んでいる気配もあるし、明かりもついている。だがしかし、道を歩く人は誰もいない。
おい道を歩いていたら
∧∧ いつの間にか屋根の上だぞ?
( ‥)
−( ‥)まあ夢ってのは
そういうものさ
夢は場面転換がその場の思いつきやら連想で変わるので、空間と配置が理不尽だ。ここは夜なのではなく地下なのではないか? そういう思いが場所を変えてしまったのかもしれない。アパートと小さな屋根屋根が組み合わさった奇妙な建造物の上をふらふらと歩く。
あるいは沼に半水没した神社と田舎の道、飲み屋街と地下街がこんがらがった道を歩く。夢には取り留めがない。
∧∧
( ‥)長い夢をみたものだ
( ‥)三葉虫のコンテンツを
−/ 作ってから
疲れちまってな
延々と寝てしまった