自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2012年9月8日土曜日
人間はすぐに初心忘れるべからずとか言う
くたっ、と寝てしまって、起きたら朝の4:00だった
∧∧
( ‥)...えらい長く寝てましたね
( ‥)ソクラテス、プラトン、
–□ アリストテレスは簡単に
すませようと思っている
のだけど、頭、疲れ
ちゃったのかな?
夜が明ける中、冬の星座と木星、金星、月がぎらぎらと輝いていた。
さて
*の続き
戦争が複雑化すると、市民軍は凋落し、戦争は職業軍人のものになる。
∧∧
( ‥)ひいては民主主義の終わりを
まねく
(‥ )たぶん、紀元前4世紀後半の
ギリシャのポリスとか
共和制末期のローマとか
そうだったんじゃないかな
いろいろと確認してみなければいけないけども。
∧∧
(‥ )それを考えると現在の戦争も
\– 複雑化しているから
総力戦と民主主義の終わりを
まねくのでしょうか?
(‥ )どうなんだろうね?
機械技術はその点で強烈な
インパクトがあるよね
機械は未来と社会を変える力がある。
∧∧
( ‥)複雑高度な機械兵器を
扱うためにプロである
必然性がある一方で
(‥ )逆にさ、例えばの話、
おいちゃんでも、
訓練された狙撃手と同様
どころか、もっと確実に
要人を殺すことが出来る
のよな
あくまで条件付きではあるけども、簡単に容易にピンポイントで殺せる。手にする道具自体はほんの小さな安物、手の中にすっぽり収まるものでいい。機械技術はそれを可能にしてしまう。
∧∧
( ‥)それを考えると、今後の
世界ってどうなるの
でしょうねえ
(‥ )逆にさ、接近戦をもくろむ
歩兵も、超音速でやってくる
核ミサイルも撃退し、
戦車もイージス艦の防御も
貫通して、ステルス戦闘機も
撃ち落とす、ひとつの戦闘
ユニットをたった1機で
やすやすと抹殺できる
スーパー機動兵器が
できたとするじゃない
∧∧
( ‥)ただそれを扱える人間が
ほんの一握りの人々で
いくら訓練しても凡人には
どうにもならず、
機械自体も非常に高価である場合
(‥ )世界はそれを扱える軍人貴族の
ものになって民主主義は
終わるよね。
そんな世界の中、民主国家の雄たるアメリカはなんとしても民主主義を守ろうと人々を集め、既存の兵器のバージョンアップや訓練でなんとかするのではないだろうか? もちろんそれだけでは勝てない。一般人を訓練した兵士を大量生産しても意味がない。本当のプロをなんとか抽出しないといけない。しかしそれでも足りないから、雇った超兵器軍人貴族や、民主主義に忠実な自国のスーパー兵器使用者を使って、なんとか民主主義の牙城を死守せんと死にものぐるいの反撃をするのじゃないだろうか? 1回、2回の大敗も、1度や2度の屈服もはねのけて自由と独立を求めて立ち上がるのではなかろうか? それだけの事が出来て、それだけのことをする国ではないだろうか? もちろん、そんなことをしても敗北する運命なんだけど。
∧∧
( ‥)でっ、後の時代からね
アメリカは民主主義の魂を失い
国民が兵役を忌避して
あげくに軍人貴族を傭兵として
雇って国防費がかさんで
堕落して滅びた、と揶揄される
かもですよ
(‥ )でっ、もしかしたら時々言われる
ポリスの堕落ってそういう勝手な
見解なのかなーとか、思っちゃう
わけなのよね。
どういうわけか人間は古今東西、はるか古代から現代に至るまで、精神論が大好きで、初期の成功の後の敗北と滅亡を、初心を忘れた堕落、と断定したがる。
だが果たしてどうなのだ?
初心忘れるべからず、というのはいかにももっともらしいが、状況が変わったら初心の成功体験こそ、破滅のもとになりうる。
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