自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2012年9月2日日曜日
たいまん勝負をやめたら存在意義がなくなる
∧∧
(‥ )なんで漫画の主人公達は
\– 1対1で戦うのか? という
疑義
(‥ )そりゃあ、10対10で
戦う時に、相手の10将軍は
大将を守らんと、各フロアに
律儀にも1人ずつだから
じゃあ頭をはたらかせて
10対1で効率よく
ぶち殺して進もうぜーとか
言い出したら、熱血冒険物語
がリンチ殺人事件になるから
だろ
∧∧
( ‥)というか、たいまん勝負が前提
だから、相手の方々も1人ずつ
分散してくれているのですよね
(‥ )だからこそ、敵も無駄に
個性的な技とか能力を
持っているのよな
当然、味方も同様よね
∧∧
(‥ )たいまん勝負前提、バトル漫画
\– はいわば戦士の文化であると
(‥ )陣形を組んで戦争もできない
という意味ではとてつもない
野蛮人だとも言えるけどね
戦士ってそういうものよな
∧∧
( ‥)言い換えると、なんで1対1で
戦うのさ?? という疑義は
バトル漫画の根幹と存在意義を
破壊する質問であると
(‥ )その前提が崩れたとたんに
10対10の戦いになり
陣形を組み、いかに仲間を
集められるか、という
話になり、100対100
になり、戦士の技量や個性
は失われ、集団に埋没し
1万の兵士を維持するために
補給路を整え、偵察兵を出し
馬を組織的に調達する
仕組みを整える話になるさね
∧∧
(‥ )戦争では戦士なんか必要ない
\– ですから
(‥ )気持ち分かるけどもそれを
言ったら意味ないよって
ことはあるのよな
無駄な疑義を唱えるぐらいなら、戦士のたいまん勝負を成立させる新しいアイデアを模索した方がよさげ。
∧∧
( ‥)でもそんなアイデアも考えつく
のはとっくに提案されて
ますよねえ
(‥ )暗黙の了解でなし崩し的に
そういうストーリーにする
とか、バトル大会という形で
ルールがあるとか、
国家間の戦争でも戦士を
たてるのが流儀なんで
巨大ロボットが1対1で
ガチバトルとか色々あるけど
暗黙の了解か、ルールか
そのどっちかよな
*その他、光の戦士も怪獣もお互いに基本1体しかおらず、そもそも仲間がいないか、仲間がいても出てこない。あるいは仲間はいるのだけども国家という巨大組織の中にいるので、全面戦争をするわけにいかず、鉄砲玉という戦士を小出しにして局地的にたいまん勝負をせざるをえないヤクザ映画とかギャングもののような事例。
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