自己紹介

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2011年10月22日土曜日

愛と夢、希望と理想

 
 人と世界を憎み恨んで死んでいった人々は大勢いたはずだけども。
 
 ∧∧
( ‥)人と世界を絶滅させようと
    キャンペーンを引き起こした
    人はどうもいないみたいですね。
 
   (‥ )考えてみれば妙なことだな。
 
 むしろ、世界を救おうとして無数の命を奪った人間は山ほどいる。
 
 ∧∧
( ‥)人は悪意ではなく、善意で
    動き、そして不幸をもたらすのだと。
 
   (‥ )実に興味深い。

 これは誤った計画に固執する度合いと、熱心な行動が関連しているらしいことを暗示しているように見える。

   ( ‥)例えばの話、世界破壊という点では
       マルクスなどは実に興味深いのだ
       彼はたった1つの本と夢を語ることで
       世界を恐慌に追い込むことが可能で
       あるということを論証した。
 ∧∧
( ‥)知識人からすれば福音だった
    はずなのですけどね。
 
 さよう。愛と夢、希望と理想は邪悪な存在だ。おびただしい人々の命をうばい、人生を踏みにじり、それでもなお満足せずに犠牲者を求め続ける。
 
 ∧∧
( ‥)ほう、つまり
 
    (‥ )愛と夢、希望と理想。
        これを自在にコントロール
        することができれば、
        世界破壊が可能だってことだ。
 
 もう少し条件を整えれば人類を滅ぼすこともできるだろう。実にいい。実にすばらしい。本は確実に人を殺せる。


 
 

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