自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2016年9月18日日曜日
物書き術とは自然淘汰による絶望的な結果なのである
進化論などは典型的な例なのだが、一般人と研究者の間では、学問に対する認識がしばしば正反対である。
一般人やサイエンスライターの世界では、ダーウィニズムは否定され、今西進化論や断続平衡説、中立説が相並び、今や百家争鳴状態にある。だいたいこんな認識だ。実際、これを真面目に書き立てたサイエンスライターがいたのだった。
だが研究者の世界では、ああ、正しいのはダーウィニズムですよね、で話は終わりだ。*中立説は、ダーウィンが注目し解決を試みた問題解決に成功した、というのが正しい。中立説は一部知識人が勘違いしているようなダーウィニズムの否定ではないのである。
∧∧
(‥ )だがこうした正しい知見は
\− 一般というクラスターには
まったく
浸透しないのである
(‥ )これは
サイエンスライターの
問題なのだが
読み手の問題でもあるのだ
実のところ正しい見解、少なくとも現段階で一番手堅いと思われる仮説や理論、理解や知見を知る方法は実に単純である。大学向けの教科書、あるいはそれに準じる専門書を読めば良い。
ただし、こういう本は読み手。つまり買い手が少ないので高いことが多い。だいたい3000円以上、5000円とか7000円だ。
∧∧
( ‥)要するに読み手は
高い本を買わないから
正しい知見に行き着くことが
できないのであると
(‥ )理由は単純なんだよ
これはライターも同じでな
安い本しか買わないんだ
めんどうくさいし
支出を抑えたいからな
つまり、
間違いを書いた安っぽい本がある。
ライターはそれを買って参考にして間違った安っぽい本を書く。
そして別のライターが同じことを繰り返す。
これが何世代も続いてきたのである。
∧∧
(‥ )このぐるぐる渦巻く世界から
\− 離脱できた人は事実上
いなかったと
(‥ )いることはいるけど
そういう人は教科書の世界
という別世界に入って
安っぽい間違いの世界とは
まったく隔絶してしまう
そしてお互いに
影響を及ぼさない
単純にいうと、
一般の人が心に思い浮かべる理解の世界(実際には間違っている)
と
科学が検討し提案した理解の世界(現時点では一番妥当とされる)
の間には5000円の壁があるってことだ。
5000円。たったこれだけのことを、誰も突破できない。
二つの世界の間にそびえるこの5000円の壁を破壊し、知識の正しい普及につとめるべきと期待されているサイエンスライターも、この役割を果たすことは一切なかった。
∧∧
(‥ )なんででしょうね?
\−
(‥ )やっぱ
めんどくさいからだろうな
この前、ふとしたはずみで知っているサイエンスライターが書いた古い本を読んだ。時代は1990年。当時その人が34歳で書いたものだ。
正直驚いた。34歳でここまでたくさんの文献を読んで縦横無尽に知識をきらめかせ、記事を書く。普通の人間にはまったくできないことだ。彼は自信過剰な人間だったが、これを見るとそういう自信を手に入れたのも分かろうというものだ。
しかし、この記事を読んで自分が愕然としたのはこのことだけではない。
∧∧
(‥ )この記事の何がすごいって
\−
(‥ )ここまで調べたのに
正しいことが
何一つとして
書かれていない
そこなんだよな
正統な意見を聞きかじりで紹介し、正統論に問題点があると勘違いして指摘し、科学者が相手にしないマイナーな仮説を持ち出して、これこそが真の解答だ! これが次にくる理論だ真実だ! と締めくくる。
∧∧
( ‥)まあ物書き術の真骨頂では
ありますよね
これが模範解答であると
まずは紹介する
そして紹介した後で
実はこの模範解答は
間違っている!!
なっなんだってー??
と読者にゆさぶりをかける
そうして読者を不安にしてから
トンデモを売りつける
ライターの典型的な手だ
( ‥)意図的な詐欺ではないのだ
−/ 俺は彼のことを
知ってたから言うけど
彼は実のところ
自分の見解を
本気で信じていたからね
彼は悪い意味で最悪のオタクだった。とにかく皆が知らない知識を誰よりも早く知って、それをひけらかしたくてたまらない。
彼は単純に、誰も知らない自分だけが知っている知識をあなたに教えます、というやり方で、自分自慢をしていただけではなかろうか?
そして結果的に、その行動が詐欺師のような効果を生み出した
∧∧
(‥ )でももっと即物的に言うと
\−
(‥ )やっぱな高い本を
買ってないんだよ
彼の蔵書に教科書を見た
覚えは無いし
読んでいたらあんな記事は
書けないよ
∧∧
( ‥)論文収集には何十万も
使ったけども
5000円以上の本を
買うことはありませんでしたと
(‥ )教科書ってさ
買うのも大変だけど
読むのも大変なのだ
教科書に書かれた
たった1行のくだらない
知見には
その知見に至った
無数の論文と議論があり
そこには
研究者の了解がある
それを把握するのは
論文を単純に集めるより
大変だし重労なんだよ
そして当然なんだが、教科書はつまらないのである。教科書には劇的ということがない。教科書にあるのはつまらない知見の累積だ。
少なくとも一般人にとってはそうであろう。
そして教科書を買いて売れるか?
もちろん売れない
では記事を売りたいライターはどうする?
∧∧
(‥ )教科書を読まずに
\− 自分の思い込みと勘違いを
書けば良い
(‥ )サイエンスライターだの
科学ジャーナリズムだの
ライターってのはな
この自然淘汰に
全員負けたのさ
誰もこれに逆らえなかった。さもなくばすでに述べたように、この自然淘汰で有利になるような個体、つまり
教科書の”間違い”を思い込みで発見してそれを書き立て、読者を不安にしてからトンデモを売りつけるという個体
が選別されてきた。
つまり状況はどうにもならないのである。
∧∧
( ‥)つまり物書きの極意とは
(‥ )調べずに書け
勘違いして批判しろ
読者を不安にして
トンデモを売りつけろ
だな
そしてこれこそが分かりやすい文章を書く極意なのだ。
というわけでライター諸君。諸君らはただ自然淘汰に身を任せれば良い。
そのうち自然と自分もそうなる。この自然淘汰に逆らえた者はいない。
2016年9月17日土曜日
ライターはダーウィニズムの原則によって煽りへと進化する
分かりやすい文章を書くこつとは、調べないで書くことである。
∧∧
(‥ )調べないで書くと
\− 素人が犯しやすい間違いを
犯して書くから
素人の読者が鵜呑みにしやすい
文章ができあがる
(‥ )実のところ名の売れた
ライターってしばしば
こういうものなのよね
例えば、進化論を批判しよう、というのも、そうした事例の典型だ。
一般的に人間は、進化とは10=>15=>20と考える。
∧∧
( ‥)実際には系統は分岐するから
むしろ
00_01_11
| |_02
|
10_12_22
のように進行する
(‥ )素人は11と22を見た時
11と22の中間の17が
どっかにいるはずだ
とか思い込むのだが
実際にはそんなもの
最初からいないのだ
11と22の中間種は
実は00なのだよね
これは小難しい言い方をすれば、半順序を順序で理解するから起こる誤謬なんだろう。そしてこのような誤謬を犯してはならない、そう書いたのがダーウィンであり、種の起源の説明であった。
だが、調べもしないライターはこう書き立てる
進化論が正しければ11と22の中間種17が存在するはずである。これをミッシングリンク、失われた環と言う。ところがこれが見つからない。進化論はミッシングリンク17を発見できないので間違っているのである!!
∧∧
(‥ )でっ同様に調べもしない
\− 一般人にとって
これが非常に腑に落ちてしまう
(‥ )調べない素人が
思いつきで疑問を述べて
それをさも大発見のように
書き立てる
すると素人にとって
分かりやすい文章が
出来上がる
これはありがちな
ライター術なのよね
もちろん分かったは、事実とは異なる。
分かったを事実と思い込むからこういう誤謬がうまれるのだ。
だがしかし、残念ながらライターはこれを理解できない。彼らはすでに”分かってしまっている”ので、分かった以上は自分が間違っているとは思わない。
だって、自分が認識できていない自分の間違いを認識せよ、というのは無理難題であろう?
さらにこのライター術にはもうひとつ大きな利点がある。
∧∧
(‥ )調べないから作業が非常に
\− 楽なのである
(‥ )前も話したように
ライターはどれだけ
頑張っても
年間4冊の本を書くのが
限界であって
一冊の原稿料が
60万程度であるから
4×60万で
年収240万を原理上
越えることができない
ではどうするか?
収入が低いのなら支出を抑えれば良い。
∧∧
( ‥)つまり調べない
(‥ )さらに調べずに書けば
分かりやすい文章になる
うまくいけば増刷だ
原稿料が一冊あたり60万とは、増刷しなければの話である。
もちろん増刷はそうあることではない。
だが、調べずに素人な誤解をセンセーショナルに煽った本が売れたらどうなる? 実際その公算は高い。事実、世の中の売れてる本の多くはそういうものであろう?
∧∧
(‥ )すると年収240万の壁を
\− 突破することができる
(‥ )必ずではないけどな
少なくとも確率は
高まるわけだよ
調べないことで支出を抑え、無自覚に嘘を書いて収入を増やす。
ライターにかかる淘汰圧とはこのようなものであった。
つまるところこうである。
∧∧
( ‥)ライターという職業は
調べずに思いつきで煽るという
方向へ進化する
(‥ )まあそういうことだ
ネットのメディアも
その方向へ進化して
そこで落ち着いて
しまっただろう?
彼らは最適解に到達して
もはやそこから
出られないのだ
どうにもならないんだよ
もちろんこれは生物の進化とは違う。人間の個体が試行錯誤しながら最適な戦略を発見するという過程だ。
だが、ダーウィンが打ち立てた自然淘汰という進化の原理原則からライターは逃れることができなかった。
そして全員がこの方向へとなすすべもなく進化してしまったのである。
そうしてできた最適解に飽和した世界、それがこの世界なのだ。
記事を書いているそこのあなた。あなたは今、どんな戦略へと進化していますか?
そして、どんな自然淘汰に負けてしまったのでしょう?
これはhilihiliのhilihili: そうか君もカロリーには勝てなかったのかの続き
2016年9月16日金曜日
そうか君もカロリーには勝てなかったのか
∧∧
( ‥)なに?
( ‥)ポップなイラストで
−/ ダーウィン進化論の
欠点を指摘する
とかいうイラストを
ネットでみかけてな
∧∧
(‥ )...ああ猿から人がこう進化した
\− に違いないという古典的な
思い込みをイラストにして
みたのね
四足の猿から腰をかがめた
猿人が現れて
そして中腰の原人が
さらに直立した新人が現れる
だがしかし
こういう化石は
見つかっていないから
進化論には証拠がないと
(‥ )これそもそもイラストが
間違ってるのよね
例えばここで、全体復元が可能なほど骨がそろった一番古い人類の骨ルーシーを見てみよう=>https://www.google.co.jp/search?q=lucy+australopithecus&biw=1061&bih=734&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj875bOz5LPAhXBjJQKHX9VDn0Q_AUIBigB
ルーシーはニックネームで、分類上の学名はアウストラロピテクス・アファレンシス。これがいわゆる猿人だ。画像検索すると骨よりも復元模型の方が目立つが、見れば分かるように直立して復元されている。
∧∧
(‥ )この復元には理由があって
\− ルーシーの骨格を見ると
直立二足歩行を
していたことが
分かるんだよね
(‥ )大腿骨の形が
現代人と基本的に同じ
直立二足歩行に適した
筋肉の配置に応じた
ものになっているのだ
つまり、ルーシーを見れば一目瞭然。四足の猿からじょじょに立ち上がり…という古典的な思い込みが間違っていた、ということである。
∧∧
(‥ )でもこのポップなイラストで
\− 進化論批判をしたこの人は
まず間違った思い込みを
イラストにして
それから
この間違った思い込みを
批判して
そして
間違った思い込みを批判する
ことで進化論を
批判したつもりになっていると
(‥ )まあありがちな
トンデモだな
アムロが父親に改造された
強化人間なんて設定は
御都合主義すぎる! とか
ガンダム批判をし始めたら
お前何言ってるの? と
皆から白い目で見られる案件
とはいえこれ、ありがちということは、ありがちに起こるだけの原因が存在する、ということである。
∧∧
( ‥)それはなにかというと
(‥ )単純な話で
カロリーに負けたんだよね
例えば、最初期の猿人ルーシーが直立二足歩行をしていたってことは、以上のように検索すれば出てくるし、ルーシーは人類学をちょっと知っていれば必ず出てくる有名なものだ。人類進化を論ずる人間なら知らん方がおかしい。
∧∧
(‥ )でも知らない
\−
(‥ )調べていないことが
分かるだろ?
調べているにしても
そもそもルーシーを
知らないのだから
基礎になる背景知識を
調べていないってことも
分かるだろ?
人類進化の絵を描くのに
人類進化を把握していない
それが分かるだろ?
では人類進化の絵を描くのに、なぜ人類進化を調べなかったのか?
あるいは、イラストを描く者が自分の描くものを把握せずに妄想で描くとはこれいかに?
一番単純な解釈はめんどくさい、ということである。
∧∧
( ‥)もっと即物的にいうと
(‥ )カロリーに負けたんですよ
ライターとしては
ありがちですね
イラストレーターとしてもね
記事を一度でも書いたらライターだ。そして記事を書く以上、ライターは収入と支出に支配される。支出が超過すれば彼は死ぬのだ。これはイラストレーターでも同じである。
∧∧
(‥ )だから調べずに書くことが
\− ライターの最適解なのである
イラストレーターの最適解
でもある
(‥ )支出と収入とは究極的には
カロリーのことだ
∧∧
( ‥)つまり調べずに記事を書くとは
(‥ )カロリーに負けたんですよ
ライターはね
負けちゃうんですよ
イラストレーターもね
負けるんですよ
しょうがないですよね
調べて書いていないのなら、君は他の記事も調べて書いていないだろう? 一度カロリーに負けたのだ。何度でも負けるさ。そうだろう? それも必然なのだ。
みんな負けた。誰もたどり着けなかった。それだけだ。
つまり政権与党になる気はもうありませんと
∧∧
(‥ )蓮舫議員の二重国籍問題
\− どんどん話がでかくなって
いるねえ
(‥ )台湾は国じゃないみたいな
発言をしたとか言われて
台湾からは文句が出る
日本は慌てるで
もはや国際問題だ
めちゃくちゃだな
台湾にある中華民国からすれば、中国共産党は正統性を持たない反乱軍。あくまでも中華帝国の正統後継者は我々だという立場。
もちろん、その中華帝国を実行支配する中国共産党からすれば自分たち自身が中華帝国の正統後継者。彼らから見れば、台湾に逃れた中華民国とは命数が尽きた前王朝ということになる。
∧∧
(‥ )中国共産党を日本もアメリカも
\− 無視できない
さりとて現に台湾を統治する
中華民国をおろそかにする
わけにもいかないのである
(‥ )だから日本もアメリカも
中国共産党を交渉相手に
選び配慮しつつも
台湾を忘れることはない
そうやって
ごまかしごまかし
やってきた外交的配慮を
自分の一身上の都合で
波風たてるわけだからな
しかも蓮舫議員、この状況で民主党の党首に就任である。
∧∧
( ‥)要するにですよ
(‥ )民主党は
もう政権与党になる気は
ないってさ
これはその意思表明に他ならぬ。
∧∧
(‥ )ご本人たちはそんなつもりは
\− ありません
政権を再び取りますと
言うだろうけどね
(‥ )皆が何十年間も
注意深く扱ってきた外交に
一身上の都合で
問題を引き起こした
人物を代表に選んでおいて
他にどう解釈しろと?
2016年9月15日木曜日
論理的が成功原因とは因果の誤謬
ずっと雨が降る。2016年9月15日、朝の6:10の時点で気温は22度だが湿度は90%。
∧∧
(‥ )秋雨前線なのかな?
\− 前線がずーっとかかってて
関東はここ数日雨曇り雨
(‥ )室内でもさっき見たら
□− 湿度が80%になってた
イラストの紙がしなしなに
なっとる
やだねーやだねー
日本人は無駄に天気の話題が好きだねえ、と海外の人が言う。しかしこれは当然かもしれぬ。日本は天気が悪い日が多い。農作物の作柄もさることながら、気にもなるだろう。
何事にも原因があるということだ。原因を把握せぬままに表面を連想的に理解してはいけない。
さて
∧∧
(‥ )欧米のクリエーターは
\− 論理的にお話を作るんです
日本じゃ考えられない
すごい! と絶賛する人
時々いますよね
(‥ )だから欧米は
つまらないものしか
作れないんじゃねーの?
論理的に話を作る。これは創作の上ではむしろ致命的な弱点だ。
∧∧
( ‥)というかそもそも
(‥ )世界の民話、伝説、神話
あれらのどこが
論理的なんだい?
まあそりゃ筋道はそれなりに通っているだろう。とはいえしかし
∧∧
(‥ )たいがいの民話、神話は
\− めちゃくちゃだよね
(‥ )根本は単純なんだ
例えば異能な主人公が
悪を退治して姫と財宝を
手に入れる
英雄譚とは古今東西
アジアも欧米も同じよ
とはいえしかし、主人公の出自からして桃から産まれた(あるいは桃を食って回春した夫婦から誕生した)、とか、クマやヤマイヌなど異種との交配から誕生したとか、発想が古今東西めちゃくちゃである。
異能を説明するための異様な出自創作でしょ? と言い訳しても駄目だ。出自から離れても民話や昔話は異様である。
例えば白雪姫は話自体は英雄譚と基本同じだ。虐げられた主人公が王国を手に入れるという物語。だが同時に白雪姫は、少女の死体をガラスの容器に詰めるという西欧に分布する類型から成り立っている話のひとつらしい。
少女の死体をガラス容器に詰める。この発想、一体どこから来た?
∧∧
( ‥)どこが論理的なんじゃいと
( ‥)しかも神話や伝説は
−/ 皆が受け入れたから
伝承として今まで
生き延びてきたのだ
ここから分かることは、人間は論理的な物語など望んでいない、ということである。
つまるところこうであろう。創作者が論理を振りかざして物語を作ろうとしている時点で、それはあからさまに敗北への道なのだと。
実際、人類が論理的な話を好むというのなら、SFはそれがハードになればなるほど喜ばれるはずだ。だが現実には絶滅危惧種のか弱い分野になっているであろう?
論理で物語を作るなど素人の馬鹿発想でしかないこと明白。
∧∧
(‥ )でもハリウッドはすごい!
\− 日本よりも大成功
そして彼らは論理的!
だから成功の秘密は
論理に違いない! と
(‥ )それさ
人口が多いだけじゃね?
例えばの話、日本人口が今の2倍あったら、イラストレーターやライターの年収問題は解決だ。
∧∧
( ‥)そりゃ人口が2倍になれば
売れ行きも2倍
収入も2倍になりますからな
(‥ )そいでよ
英語圏は日本語圏よりも
人口多いべ
だったらそれだけで成功するだろ?
∧∧
(‥ )じゃあハリウッドが
\− 論理的になったのは
なぜでしょうね?
(‥ )ごっこ遊びの
エスカレートじゃねえか?
人間は文化圏ごとにその場の形式に束縛されていて、その形式の枠組みの中で勝負を行う。形式とはゲームのルールであり、そのルールの枠内で勝負を行ううちに、いたちごっこに物事がエスカレートしていくようになる。
∧∧
(‥ )日本だと飲みにケーション
\− なんですかね?
(‥ )アメリカだとそれが
論理だった
それだけの話じゃね?
∧∧
( ‥)アメリカでは論理ごっこが
どんどんエスカレート
してしまったと?
(‥ )相手を説得するのに
論理を使わねばならない
というルールでは
そうならざるを
えないだろう?
そして論理では面白いものは作れない。人間は論理評論家ではないからだ。
だったらハリウッドに面白いものなど作れるわけがない。面白いと評価があったものをただただつなげる自動機械のようになるだろう。
∧∧
(‥ )でもそれでもつぶれない
\−
(‥ )日本映画でさえつぶれては
いないんだよ?
市場がでかければ
金も集まるかけられる
だったら一見すると
面白いものを作れるべ
実際、日本の連中だって
アメリカ映画はすごいな
とため息しながら
こうほめるべ
金かかってるなーって
実は面白いとは言っていないのだ。
∧∧
( ‥)それは自動作成機械と
しての仕事であって
模索ではないのだと
(‥ )日本の映画界だって
自動作成機械になって
いるみたいだしな
大きな組織の宿命よ
模索なんかしたら
死ぬからな
模索を放棄するのは悪いことではない。それは必然だ。
しかし模索を放棄しても”面白い”のは、市場が大きいので金が集まるし、かけられるから。ただそれだけの結果ではなかったか?
そしてこれだけの単純なことを、知識人たちはこの成功は論理のせいに違いない、そう勝手に思い込んだ、それだけのことではなかったか?
人間が論理評論家でない以上、論理は面白さの原因足り得ない。なれば、この成功は論理のせいに違いないという推論は、因果関係の見誤りである。
さあ君ならどんな行く末と末路がいい?
∧∧
(‥ )でもイラストレーターの
\− 大半が年収100万に
いかないって話には
反響があるもんですねえ
(‥ )夢を壊すなと言ってる
人もいるから
お金持ちになれるはずだ
そう思ってなんとなく
絵を描こうと
している人も
いるってことかな
イラストレーターではないが、以前、ネットで見たのである。
ラノベを書いていると自称する人が、1冊本を書いても50万か60万しかもらえないから、生活が厳しい、と書き込んだのに対して、
嘘だ! そうやって俺たちをがっかりさせて、ラノベ作家が増えないようにしているんだ!
と噛み付いた人
どうやらラノベ作家もにたような過剰な期待を抱かれているらしい。ラノベを書けば金持ちになってうはうはだと思い込んでいる人がいるらしいこと、そう思ってなんとなく、中途半端に小説を書こうとしている人がいることが分かる。
∧∧
( ‥)でも実際、原稿料なんて
50万、60万でしょ?
(‥ )そんなもんだな
だからもし、1冊の本を書くのに3ヶ月かかったら月収は20万以下になる。そもそも、それが人間が書ける最速の速度だと考えて良い。多人数で生産体制を整えている週刊連載漫画でさえ、単行本は年間4冊だし、ラノベの人でもどうも年間4冊が最速であり、個人的にもこれが限界だ。
*年間4冊以上出している場合、それはゴーストライターによるコピー&ペーストを疑った方が良い、ということでもある。
さらに原稿料は基本、定価×印刷部数×0.1で決まる(0.1が0.07になることもある)。そしてそれはだいたい50万、60万。時には30万だ。漫画のように刷る部数が多い場合にはもっと上がるが、普通は以上のような数字である。
そして単行本を作れる人間の限界速度は先に述べたように年間4冊。
ようするにライターの年収は良くて年間240万程度が限界であり、300万は原則越えない。というかそれ以下が普通だ、ということである。
∧∧
(‥ )しかもそれはあくまでも
\− 仕事を詰め込めるだけ
詰め込んだ理想論であって
もしも年間に1冊しか
本の依頼がなければ
年収は60万になってしまう
(‥ )だけどなんか
本を出すと印税でずーっと
楽に暮らしていけるという
イメージがあるみたいだな
そして同様のイメージが漫画家にもイラストレーターにもあるらしい。
そのせいなのか、イラストレーターの大部分が年収100万以下、という話に対して、それは確定申告の時の金額ではないのか? と疑う人もいる。
∧∧
( ‥)イラストレーターは自営業で
収入の1割を税金で
持っていかれる
(‥ )だが自営業は
非常に不安定で
必要経費もあるからな
それを税務署に申告すれば
税金が軽くなったり
あるいは
税金を取りすぎたから
お返ししますねと
返ってくる場合もある
税務署って
結構良心的なのよね
では? イラストレーターの必要経費とはなんぞや?
パソコンを使うのならパソコンであろうし、絵の具や鉛筆を使うのなら画材や紙代であろう。
∧∧
(‥ )家賃はどうします?
\−
(‥ )事務所と住居をかねている
わけだから
家賃の半分は必要経費かな?
ガス光熱費は? 電気代はパソコンや照明に使うのだから、全部は無理にしてもある程度は必要経費だって言っても通るだろう。だがガス代は関係なさそうだし、水道代は、そんなに水を使うイラストレーターはいない。これは通るまい。
∧∧
( ‥)資料代として本代を計上
( ‥)それはありだね
−/ 人によっては
娯楽のために買った
漫画や雑誌も計上する
かもしれないけど
純粋な資料代としての
書籍を計上しよう
とまあこうやって必要経費を計上し、それを収入から抜く。そして税務署に申告するのである。
∧∧
(‥ )まあ例えばそれで
\− 収入200万から
必要経費100万を抜いて
残りが100万になる
ということはありうる
(‥ )俺だって本代だけで
数十万を
越えたりするからな
あれ自体は
イラストレーターとして
ではなくて
ライターとしての
必要経費だけど
だから200万から100万の必要経費を抜いて残りが100万でした、ということ、これ自体は確かにありうるのだ。
∧∧
( ‥)でもそんな必要経費うんぬんの
話は所詮のところ枝葉末節
(‥ )年収が100万だろうが
実際には200万だろうが
そんなの
どうでもいいんだよ
100万なら5000円の絵を200枚描くか、あるいは20万の絵を5枚描かねばならない。
200万なら5000円の絵を400枚描くか、あるいは20万の絵を10枚描かねばならない。
∧∧
(‥ )これを実現できるかどうか
\− それが問題なのである
(‥ )というかね
それが出来ている奴が
一体何人いるって話なのよな
実際、5000円を400枚だろうが、20万を10枚だろうが、そこまで描いているイラストレーターなら、どこかで見たことあるはずだ。イラストレーターは分野が決まっているのだ。そんな彼らがこれほどの数を描いていたら、目に留まらぬはずがない。
∧∧
( ‥)どこかで見たことがある
イラストレーターって
ほんとうに限られた
数しかいない
(‥ )それに対して
雑誌をめくってみよう
その場その時
一回しか見たことが
ないような
イラストレーターは
何人いる?
という話なのよね
この比率をざっくり考えるだけで、答えは明白だろう。年収100万を越えるようなイラストレーターは明らかに数える程度のものであると。
∧∧
(‥ )きっと必要経費を抜いた金額が
\− 年収100万なのであって
実際の年収は
もっと多いに違いない
という憶測は…
(‥ )現実を前に
これは夢だ夢に違いない
と言っている状態だろうな
実際、年収100万を実現する時に、この絵の単価で自分は何枚描けば良いか? その制作速度を自分は実現可能か? 不可能なら支出を抑えるしかないが、その手段は何か? そういう考察がない。その時点で、以上のようなことを言う人は仕事をしたことがないまま現実から目をそらしている、そう考えて多分、間違いないだろう。
∧∧
(‥ )海外だともっと支払いが
\− 高いらしいよという噂
(‥ )それ具体的な事例が
まったく出てこないだろ?
それじゃあ
死んだら
天国にいけるらしいよ
と言っているのと
変わらんぞ
∧∧
( ‥)皆さん現実を前に
絶望した?
(‥ )絶望したっていうか
見て見ぬ振りしている
そういうことじゃね?
なれば皆の行く末は明白であろう。この話題に絶望し、目をそらしたもの、それは現実から目をそらした者。すなわち、イラストレーターとしての未来はもはやない。
∧∧
(‥ )この現実を見据えて
\− この状況を切り抜けた者のみが
名が通った
イラストレーターになれるので
ある
(‥ )そして成功するものもいる
運良く正社員になれたとか
地道に実績を重ねて
売れたとか
たまたまブームに
乗っかったとか
人生色々なのよねえ
もちろん、その末路も様々であろう。
正社員になれて、あとは静かに何不自由なく、特にぱっとせずに長い時間を無為に過ごすのかもしれない。
あるいは重ねた実績がゆっくりと色あせていくのをただ見守るのかもしれない
あるいは、ブームが終わってあっという間に消え去っていくのかもしれない。
∧∧
( ‥)あなたの末路はどんなだ?
(‥ )なるべく楽しいのが
いいけどな
末路ってだいたい
楽しくないのよねー
2016年9月14日水曜日
あなた結論から遡及したでしょ?
鳥越候補と宇都宮元日弁連会長の激突。
つまりこの話の続きである=>hilihiliのhilihili: 没落と大炎上のイッツ・ショータイム!
∧∧
(‥ )激突というか
\− 会長さんの疑義申し立てに対し
候補が言葉を重ねて
まくしたてたという感じ
ですかね
(‥ )すらすらと詭弁が
出てきたもんだが
はて、これはどういう
回路で手早く作られる
ものなのかな?
∧∧
( ‥)どうみます?
(‥ )んー 思いつく一番単純な
解釈は
”結論から遡及している”
かな
人間は文章を読む時、実はわずかに先の文字も読んでいるという。つまり先にある程度結論を把握して、今を解釈することが人には可能だ。
結論から遡及して主張の骨子を素早く作る。例えばこんなのはどうか?
弁護士は私を批判するべきではない
私は弁護士に弁護されるべきである
弁護士は被害者を弁護するのだから、私は被害者であるはずだ
私は女性スキャンダルの被害者であるはずだ
女性スキャンダルは嘘であり、だから私は被害者である
女性スキャンダルが嘘なのは、報道が嘘だからである
報道が嘘であることは、これまで捏造報道があったことから明らかである
∧∧
( ‥)このように
思いついた結論から遡及して
こんどは逆に話を始めると?
(‥ )逆回しすれば
報道は捏造する
だからこのスキャンダルも
捏造だ
私は捏造の被害者なのだから
あなたは弁護士として
私を弁護すべきで
私を批判してはいけない
そうなるな
これが一番単純に
詭弁を作る技だと思うが
どうだね?
∧∧
(‥ )あなたが正しいかは
\− ともかくとして
こうして詭弁を作ってみると
詭弁なのに話の筋道は
通っているように聞こえるね
(‥ )その代わり
定義に歪みが生じて
しまったけどな
つまり、報道には捏造があるから私の女性スキャンダルも捏造だ、という部分。
これはもちろん真ではない。報道には捏造も含まれている=この報道も捏造である、にはならない。
正確にはこうだ。
報道には捏造も含まれているから私のスキャンダルも捏造かもしれませーん。
だからそれを聞いてるんだよ、事実無根ならなんで民事訴訟しないんだよ、普通するだろ?
だが正確であるならこうなるはずのこの部分、ここが歪められたのである。
∧∧
( ‥)結論から遡及して
話の筋道を通した結果
主張の歪みが定義に
押し込まれたと
(‥ )より正確には言葉の
包含関係に歪みを
押し込めたと言うべき
なんだろうけどな
定義といっても良いだろう
報道はすべて捏造であると定義する。なれば私の女性スキャンダルは報道なのだから、これも捏造である。
詭弁というのはしばしばこういうもので、論の筋道を通す代償として、言葉や言葉の定義に歪みを押し込めてしまうものだ。
∧∧
(‥ )それで一見すると
\− 理路整然と聞こえるように
なってしまうのだと
(‥ )散らかしたものを
隣の部屋に全部放り込めば
一見すると綺麗に見える
そんな感じよな
∧∧
( ‥)...でっ?
この思いつきからどうします?
( ‥)世の知識人達の言動を
−/ これで解釈すると
どう見えるか
検討してみよう
少なくとも結論から遡及して訳分からん主張をするのは知識人や文化人、インテリやリベラルの顕著な特徴でもあった。
例えばの話、かつてマルクス主義者はマルクス主義に基づけば農業は無限に生産を増大させるはずなのだから、農産物を支配している遺伝子は自在に変化して生産を増大させねばならず、それゆえに環境に応じて遺伝子が変化する獲得形質こそが正しく、獲得形質を否定するメンデル遺伝は資本主義思想にまみれたインチキであると熱烈に攻撃したことがある。
∧∧
(‥ )まあこれなんかは
\− あからさまに結論から
遡及した論ですね
(‥ )賢い人間達の言動を
あんた
結論から遡及してるだろ?
という解釈で
見直してみるべきだな
多分、世の中にある正しき人の正しい意見。そのほとんどが聞くに値しないものとなるだろう。
少女帝国の興亡
1枚5000円の絵を年に200枚描けば年収は100万
1枚20万のイラストを年に5枚描けば年収100万
∧∧
(‥ )どっちでもいいけど
\− どっちでも困難だよね
(‥ )5000円のイラストは
白黒で紙面の半分程度
あるいは見開き片面を
占めるようなものだ
問題は年に200枚も
そんな仕事を
確保できるかだね
1枚20万のイラストは、ラノベなどの表紙がそれに該当するようである。
∧∧
(‥ )こっちの問題はラノベ作家は
\− どれだけ速くても年に4冊
出すのが限界ってことで
(‥ )表紙を描いたのだから
中の挿絵も描くだろうけど
それを踏まえても
ひとつのラノベのイラストを
年に4タイトルまかされて
100万越えがやっと
という感じかなあ
作家の執筆速度が年4冊が限界であることを考えると、これは異例の状況だ。
どっちを選ぶにせよ、これだけで食っていけないことは確かである。
あるいは年収100万でも対応できる生活にしておく必要がある。
∧∧
( ‥)家賃を抑えるために
安い小さなアパートで
暮らしたり
実家暮らししたりね
(‥ )あるいはバイトだが
バイトはバイトで危険だな
バイトを入れると
その分、イラスト作成に
回せる時間が減るからな
さて、近年伸びてきたソーシャルゲーム。ネット上で行えるゲームではしばしば美少女イラストが必要とされる。だから美少女イラストの需要が高まった。この傾向が強まり、市場に我れ先にと企業が参入したのは多分、ここ10年未満5年以上、という感じらしい。
∧∧
(‥ )ちょうどpixivが運営を
\− 始めたぐらいで
pixivで声をかけて
イラストレーターをかき集める
ということも行われるように
なった時代である
(‥ )そういう時
ソシャゲの運営会社が
イラストレーターを
買いたたいて
それで悪いイメージが
ついたみたいね
このような場合、出版社なら予算も無いし高い金も出せないから白黒でお願いします、ですむだろう。
もちろん、これでもイラストレーターからすれば買いたたかれているという印象は強い。女の子の立ち絵白黒イラスト1枚に5000円とか7000円では悔しかろう。もっとも出版社は出版社で、本当に金がないんだけど
1枚5000円でも100枚そろえたら50万円だ。これは本を書く作家に支払われる原稿料とほぼ等しい。予算はこの時点で破綻する。本は多くの場合200ページ、100見開きであり、すべてのページに1枚美少女イラストが載った場合、作家への支払いを30万、イラストレーターへの支払いが30万と、原稿料を折半する必要が出てくる。この時、イラストの単価は30万÷100=3000円となる。
だがこれですら、白黒だからこそ出来る話。
∧∧
( ‥)でもソシャゲで白黒という
選択肢はなかった
かくしてソシャゲの
イラストレーターに対する
買いたたきぶりは
出版社の比では
なかったらしい
(‥ )カラー立ち絵背景付き
それで数千円ではな
赤字どころの騒ぎじゃない
ほぼただ働きだね
先日、イラストレーターの大部分が年収100万以下という話が出回った時、これはソシャゲのせいじゃないのか? という意見が幾つも出たのはこれが原因なんだろう。
つまり、ソシャゲの運営会社がpixivなどで技能はあるが無名の人をいいように買いたたいて、それがイラストレーターの年収崩壊を招いた、という解釈。
∧∧
(‥ )でもあなたからすれば
\− イラストの単価って
20年以上前から
なにも変わっていませんよと
(‥ )俺が先日した仕事
イラストレーターとしての
取り分が10万なんだが
俺は100見開き全部に
イラスト描いているのよね
∧∧
( ‥)1枚1000円じゃねえか
(‥ )その前の仕事では
...あれは何枚描いたかなあ
俺はライターもかねて
原稿料を取ってるから
イラストレーターとしての
取り分を半額だと計算して
描いた枚数で割ると
あの仕事だと1枚
7000円かな?
これ、駆け出しの頃と変わらない。
∧∧
(‥ )あなたは仕事の受注自体は
\− 増やすことができたけども
イラストの単価を
上げることには
失敗したということだね
(‥ )言い換えればずーっと
単価自体は横ばいなのよ
多分、イラストレーターの年収崩壊はソシャゲの買いたたきが原因である、はおそらく正しくないだろう。
∧∧
(‥ )まああなたの仕事は
\− 美少女イラストではないから
あなたの世界の価格横ばいを
そのまま美少女イラストに
適用することには問題が
あるんだけども
(‥ )でも出版界の支払い体系は
どうも基本同じなんだよな
出版界という市場が
仮にソシャゲにその半分を
奪われたとしても
あるいは
イラストレーターの半分が
ソシャゲの仕事を
請け負うことになったと
しても
年収崩壊なんていう事態が
起こるかね?
既存の市場Aが100の支払いをしていた。
既存の市場Aはその半分を新興市場Bに奪われ、そのBが半分の支払いしかしない。
こうしたとしても全体の支払いは100から75になるだけだ。年収の4分の1を失うことは確かに深刻な問題ではあるが、これだけでは大崩壊とまではいえないだろう。
∧∧
(‥ )ソシャゲが支払いを
\− 軒並み0にした場合だと
年収は半減するけど
これだってソシャゲが
出版界の半分を奪った
という前提があってこそ
成り立つ話
(‥ )この仮定はあまりに
非現実的であるね
実際、
俺はソシャゲで仕事してるけど、むしろ潤ったぜ。年収100万以下が大半なんて出版の話なんじゃないの??
という意見もあった。
∧∧
(‥ )これはこれで
\− 間違いなのでしょうな
出版界における単価が
横ばいなら
食えない人がいるのは
元からであって
今になっておかしなことが
おきたわけではない
(‥ )それと同時に
金払いの良いソシャゲの
運営会社があることも
ここから見て取れるよね
∧∧
( ‥)金払いが極端に悪い会社も
あれば
良い会社もあるのだと
(‥ )いいことだ
新興市場なんで
会社ごとに
試行錯誤しているって
ことだ
つまりは成長途中
相場が無いってことは飽和していないし、均衡していないことを示す。それは成長途中で未来があるってことだ。
ただし、少なくともこれまでは
実際、ちょっと検索するだけで予兆が幾つも見つかった
∧∧
(‥ )ソシャゲの仕事やってるから
\− 私は収入が低いのかな…と
思っている人
斡旋業者の指示通りに
ソシャゲのイラストを延々と
描き続けることに疲れた人
イラストレーターを
正社員として雇う会社...
(‥ )5万のイラストを100枚
発注すると500万だが
イラストレーターを
300万で正社員として雇い
年間に100枚描かせれば
300万ですみます
∧∧
( ‥)正社員とは予算カットにおける
有効な方法のひとつなのである
(‥ )ソシャゲの状況は
もう飽和しつつある
そして均衡に向かっている
そういうことが見て取れる
ソシャゲの買いたたきが批判される一方、ソシャゲによるイラストバブルは終わった、という人もすでにいる。
つまり状況は飽和した。なれば価格は企業の支払い限界と、制作者の生活限界とが折り合う均衡点へと移行するが必然。
だとすると未来予測は単純である。今いるイラストレーターで潤っているものも、その多くは収入を半減させ、20年後、生き残っているものはほんのわずかだろう。多分、正社員となったものだけが、長い残りの人生を安泰に、そして無為に過ごすことになる。
他に生き残ったものがいるにしても、そんなものは例外だ。事例にも参考にもならない。
∧∧
(‥ )あなたも他人ことは
\− 言っていられませんぞ
(‥ )俺は単価を上げる方法を
模索せねばならないな
とはいえだ 美少女イラストでさえもバブルは終わり均衡していく昨今。
∧∧
( ‥)美少女を描いてもいない
あなたが単価を上げるとは
これいかに?
(‥ )さてね どうしようか?
2016年9月13日火曜日
単価は横ばいだー
∧∧
(‥ )イラストの単価って
\− ここ20年で変わりました?
(‥ )なんにも変わってないかな
大概の仕事は1枚5000円とか3000円。あるいはそれ以下。
1枚6000円、8000円とかはかなり良い方で
∧∧
(‥ )...たまに1万、まれに3万
\−
(‥ )博物館に納めた品は
幾らだったかなあ?
あれだと10万以上
20万未満かな?
良く覚えてねえや
といってもこれはカラーで幅が60センチとかあるようなものだ。手間を考えると、やはりあまり実入りの良い仕事とは言えない。
∧∧
( ‥)ずっと横ばい?
(‥ )価格は横ばいだね
まあしかし、自分のイラストは古生物とか過去の植生復元とか、あるいは深海魚とか深海生物、あるいは野生生物のイラストである。
∧∧
(‥ )イラストレーターとしても
\− 非常に特殊な部類だよね
(‥ )野生動物の方が
まだしもメジャーだな
野生動物だと
昆虫専門とか
鳥類専門の
イラストレーターが
いるよね
古生物よりも需要が
あるから
数こそ少ないけど
専門職がいるっぽい
実際、古生物のイラストは野生動物を本業にしているイラストレーターが描くことも多い。
∧∧
( ‥)専門に描く人はまあいないと
(‥ )いてもパクる奴が多いかな
古生物は現在の生物のことを知らないと描けないが、それだけでは描けない。これがかなり難しい、というか手間がかかる。
存在はしないが今もいる生物に類縁の存在。
架空ではなく事実ではあるが現実でもない。
これは描く対象としては非常に中途半端だ。野生動物のように具体的な資料があるわけでもなく、ドラゴンのように空想だけでてきとーに描いてもオッケーです、というものでもない。悪く言うとどっちの世界も把握しないと描けない、ということである。
骨格を知らないといけないし、化石を理解したり、理想的には系統学も知っていることが望ましい。資料を集めるとなると、論文まで読まねばならん。
∧∧
(‥ )でもそんなのめんどくさいから
\− パクるのだと?
(‥ )ああよくいるぜ
これはあの絵だね
とか
ああこれはあの写真だね
とか
これはあの人のイラストを
ちょっと変えただけだね
とか
海外の投稿イラスト
(pixivっぽい)を
まんまパクってやがるとか
めんどくさいこともさることながら、普通の人間では古生物の復元など無理なのだ。だからパクる。
∧∧
( ‥)でも出来る人もいるでしょ?
(‥ )いるよ
いるけど
みんな消えちまったよ
採算が合わねえのさ
骨格を把握し、筋肉を考え、系統に基づいて推論し、環境と現代の生物から色を想定する。そのために資料を集め論文も読む。こんなことをして対価が1枚数千円。
∧∧
(‥ )割に合いませんな
\−
(‥ )ああだから全員消えた
もちろん消えたといっても死んだわけじゃない。絵も描いているようだ。連絡はもうつかないが、検索するだけでもそれはなんとなく分かる。仕事だって辞めたわけじゃないらしい。イラストレーターからもっと実入りの良い仕事に変えただけで、古生物や恐竜から離れたわけでもないようだ。
表現や仕事には色々ある。
あの消えたアイドルはどこ? そう皆が思っていても、実はいつの間にやら売れっ子のギタリストになっていて、若い連中の後ろでじゃんじゃか弾きまくっていることだってあろう。
とはいえ
∧∧
(‥ )とはいえ結果的に言うと
\− 凄腕で真面目にやろうとして
割りが合わずに消えたか
別ジャンルである
野生動物のイラストレーターが
古生物を描くか
さもなきゃお手軽にパクるか
そのどれかしか
ありませんでしたと
(‥ )まあそんな感じだ
さてここまでくると、じゃあ古生物なんていう需要がないイラストじゃなくてだ、もっと大きな市場のイラストレーターならどうなの? 例えば美少女イラストを描く人間に未来はあるの? 夢はあるの? という話になってこよう。
∧∧
( ‥)美少女イラストにも
パクリがあるんだろ?
( ‥)古生物と違って
−/ ファンの厚みがある
せいなのかな?
パクリをすると
すぐばれるみたいね
とはいえ、美少女イラストのパクリには、面倒くさいからパクってお手軽に、だけでなく、もうひとつ理由があろう。
∧∧
(‥ )美少女イラストは
\− 流行り廃りが
激しいですからなあ
(‥ )色々検索してみたが
人材派遣業のようなものも
あるらしいな
昔あったグッドウィルのようなものだ。グッドウィル自体は単に募集して集めたアルバイトを契約先の企業に適時斡旋する会社だが、そのイラストレーター版があるらしい。
∧∧
(‥ )どうも検索からほの見える
\− 状況からすると…
今はこれが売れているから
これをパクれと指示が
くるような感じ
(‥ )まあ当たり前だね
流行り廃りが激しくて
市場が大きかったら
流行りにのっかって
一気に稼がなければ
死んじまうからな
良く言うではないか、二次元の女の子を俺の嫁と溺愛するのはいいけれど、お前ら三ヶ月ごと、アニメの放送が一回りするたびに嫁を変えるよね、と。
∧∧
( ‥)なんでもエロ同人誌も
同人作家さんは
そのたびに流行りの
女の子に乗り換えるそうじゃ
ないですか
(‥ )売ることに特化するとは
そういうことだからな
まあそうするだろうね
しかしこれは同人誌だから出来る話。会社にこれは不可能だ。
∧∧
(‥ )だから流行りの女の子に
\− 似せた女の子を描けという
指令が下るわけだな?
(‥ )会社に二次創作はできない
だからパクる
言い換えればだ
美少女イラストの
市場は大きいから
楽に稼げるに違いない
と部外者は
思うかもしれないが
実際はそうでないって
ことだよ
それにグッドウィル形式の人材および仕事の斡旋業が存在するとは、美少女イラストでも、結局のところ仕事の供給が非常に不安定であることも意味している。
∧∧
( ‥)斡旋業者が仕事を必死で
かき集め
その命令通りに次々に
流行りの女の子を描き続けて
ようやく収入と依頼を
確保できるという状態
(‥ )まっそういうことだ
そもそも1枚5万円の仕事が
20件来た! と
大喜びしても
その年の依頼がそれだけ
だったら年収は100万だ
確かに名が売れれば依頼は
確保されよう
だけど無名の人間では
確保できないし
確保しないと無名のままだ
ここジレンマだよねえ
イラストレーターがフル稼働して100万以上稼ぐというのは、相当な無茶をしなければいけない。古生物だろうが美少女だろうが、経済的な原理は同じで変わりない。ちょっと検索するだけで垣間見えることである。
2016年9月12日月曜日
これが文化人の罪と罰
∧∧
(‥ )蓮舫議員が二重国籍を
\− 持っていたことが
発覚して問題になってる
(‥ )まあ問題だろうなあ
∧∧
(‥ )二重国籍を持っていた人間が
\− 日本の科学技術や防災の予算を
仕分けていたのか?
こんなの疑われるに
決まっていると
(‥ )まああなたスパイでしょ?
と言われても
反論しにくいだろうね
実際のところ、事業仕分けというのは根本から茶番であった。あれは本来、予算の折衝を官僚たちが文面で行う場面でしかなかったのだから。
しかしそこに素人な議員たちが乗り込んで、舌鋒鋭く(実際には文面という公式な手続きを省いた素人むき出し安易で無責任な口頭の)追求をしてみせて、それをテレビで公開した。
そして悪いことは全部お上と社会のせいだと考える、いわば水戸黄門見過ぎな国民の喝采をおおいに浴びた。
それだけの茶番であった。
∧∧
(‥ )その後、あらゆる問題が
\− 吹き出して
叩かれまくったけどね
(‥ )文面のやり取りを
口頭で行うなんて言う
官僚主義からかけ離れた
野蛮未開中世なことを
するから
こういうことになる
当然でしょ
お前のところは文章を残さぬ何もかも口頭の組織なのか? いったいいつの時代から来たんだよ? という世界観。なぜか文化人とか賢い人はこういうことをやりたがる。
当時は事業仕分けなら俺も出たい、私も出たいと騒ぎ立てた議員達がごろごろいたらしいが、今じゃそうはおるまい。
∧∧
(‥ )この災害が起きたのは
\− あの時、お前が事業仕分けした
せいだろ? この人殺し!
と言われることが
分かった後では
みなさんお逃げになられる
(‥ )よいよい
政治家とはこのぐらい
日和見でなくては
そうでないと
フィードバックが
効かないからな
信念のある政治家など
必要ないってことよ
信念のある政治家など、壊れた部品だ。民主主義という演算機械においてそんなもの不要である。
∧∧
(‥ )二重国籍の人を
\− 排除しようとは
日本は非寛容で野蛮だなww
という意見
(‥ )どんな政体も忠誠を
求めるし
ましてや民主制なら
非寛容が当たり前だろ
王制を否定し民主制を始めたフランスは、王を頂く諸外国から攻められた。これに対しフランス政府は、自由市民よ国家のために立て! と大動員を行った。市民という数の力は圧倒的だ。怒濤のごとく攻め寄せるフランス軍の前に危機感を持ったプロイセンの軍人は国王に対し、農奴の解放を訴えた。フランス市民軍に対抗するには農奴を市民にしなければいけない。それにはまず彼らに愛する国を与えよと。
∧∧
( ‥)それから100年後
西欧諸国は民主化し
愛国心と国民総動員による
大戦争を行うように
なりましたとさ
(‥ )それまでは敵国の市民が
戦争中に
自国を旅行していても
とくにおとがめなし
だったのに
民主制になってからは
相手を憎むことが当然よ
愛国心と熱狂と狂信、そして敵に対する不寛容。これこそが民主制だ。古代ギリシャから始まり、民主制とは絶えずそうであった。二重国籍を裏切り者と詰問するなど、民主制ならば当然。
∧∧
(‥ )それに蓮舫議員さん
\− 二転三転と嘘ついちゃった
からね
過去の発言も掘り返されて
嘘つきと言われてる
(‥ )まあ王制でも貴族制でも
問題になるだろうけど
民主制だと不信感と疑惑は
もっと強かろう
なんといっても、王は1人、貴族は数十人だが、民主制は全員だ。民主制の猜疑心はたちが悪いのだよ。そんなの全員すでに知っていることだろう? 何を今更。
∧∧
(‥ )この疑惑をマスコミは
\− 追求していないと不信の声
(‥ )まあそのなんだ
自民党と野党とでは
同じことをしても
マスコミや
知識人の態度が正反対
こういう二枚舌をすると
マスコミや知識人への
信頼は失われるよね
というか、すでに信頼は失われていて、今や、ネットではびこる陰謀論が本当に正しかったのだ、という理解が広がっている段階。そう見るべきなんだろう。
∧∧
( ‥)マスコミや民主党やリベラル
知識人や文化人は
日本を破壊するために
送り込まれた工作員たちだ
という陰謀論だよね
(‥ )現実はもっとてきとー
なんだろうけどな
例えばの話、日本でも中国でもアメリカでもロシアでも、敵国にいる自分たちのシンパには何かしら親近感を覚えるだろう。親近感を覚えるからたまに出会うと歓迎したり、話を聞いたり、相づちをうったり、あるいは呼んだり呼ばれたり。そうすれば互いに賛同して互いに影響を与えることもあろう。そりゃ人間なのだから当たり前だ。
∧∧
(‥ )もちろん中には
\− 国家の組織が資金援助を
したりする例もある
日本でも
ベトナムに平和を市民連合
いわゆる、ベ平連がKGBから
資金援助されていた事例が
あったよね
(‥ )とはいえ全体として言えば
統一された意思とか
目的ではなく
もっとぼーっとした感じ
だよね
だが、ぼーっとした総体を、陰謀論で記述した時、陰謀論は現実を理解する近似式となる。
∧∧
(‥ )そうなったら陰謀論は
\− たとえそれが間違っていても
物事をある程度
正しく理解する方程式と
なるのである
(‥ )これを愚かとは呼べないな
そもそもこんな状態を
作り出したのは
彼らなのだからね
二重国籍はまずい、私は辞任して国籍をただし、その上でもう一度出直して一から選挙を行います。
そうすれば筋が通せるが、そうはしない。
∧∧
(‥ )だからこれからずっと
\− 疑惑がついてまわるでしょうな
(‥ )良くも悪くも自民党は
不承不承でも
辞任や自殺で筋を通して
きたんだけどもね
民主党はもう絶対に
自民党には勝てないな
おわただよ
この、信念を通して筋を通さない、というのは弱ったことに文化人や知識人の性質でもあった。多分、彼らは正しさに固執する性質があるので、正しさの背後にある原理を無視したり軽んじたりするからだろう。
∧∧
(‥ )先日話題になった鳥越候補もね
\−
(‥ )スキャンダルを
追求してきたのに
自分のスキャンダルからは
逃げる
説明責任を
追求してきたのに
説明責任なんて意味がないと
爆弾発言してしまう
己の正しさを押し通すのに
筋は通さない
知識人やインテリって
おわただよなあ
これゆえに陰謀論は現実の近似解として皆に受け入れられることになるだろう。そしてこれが、文化人の罪と罰。
そりゃイラストレーターは100万以下になるでしょ
例えばここに1000円の同人誌がある。
∧∧
( ‥)印刷代などを無視して
取り合えず1冊売れたら
まるまる1000円の利益が
出ると仮定する
( ‥)同人誌はだいたい
−/ 30ページぐらい
みたいだな
30ページで1000円なのか、700円なのか、良くわからんが、取りあえず、30ページ1000円で考える。*700円でも1000円でも、それは以下の議論に誤差程度の影響しか与えない。
∧∧
(‥ )1冊売れて1000円の利益が
\− まるまる手に入る
そういう非現実に
理想的な仮定を置いても
1冊売れただけでは
イラスト1枚に支払われた
金額は33円だって
ことになりますね
(‥ )ここでは表紙を計算に
入れていないんだけど...
まあなんだ
1000を30で割っても
1000を31で割っても
状況は変わらんからな
今は脇に置こう
かように1冊の売り上げではイラストに支払われる金額が33円。
では、仮に同人誌が100冊売れたとする。すると漫画という1ページあたりのイラストに支払われる代金は33×100で3300円になる。
∧∧
(‥ )状況は大幅に改善されたけど
\− 漫画にせよイラストにせよ
1枚3300円で描けとは
きついですなあ
(‥ )200冊売れたら
6600円だ
もしイラストを1日で描けて、なおかつそのイラストが掲載された1000円30ページの同人誌が200部売れたら、イラストに支払われた金額は総計で6600円だということになる。
∧∧
( ‥)これコンビニバイトの
日給とほぼ同じじゃね?
単純に稼ぐだけなら
コンビニでバイトした
方が良くね?
(‥ )実際にはもっときついね
1枚6600円の絵で
日給6600円相当の
稼ぎにするには
そのイラストを1日で
描くことが必要になる
イラストは売れればいい、というものではない。単位時間あたり幾らで売れたのかも重要なのだ。駆け出しのイラストレーターはこれを見誤って餓死するのである。
ともあれ、絵を1日で描く。
それ自体は簡単だ。たとえば1ページまるまる、へのへのもへじを描けば良い。
∧∧
( ‥)全ページへのへのもへじを
描いた同人誌なんて
200部どころか1部も
売れねえだろ
(‥ )200部売れる絵を
描くにはそれなりに
時間がかかるってことだ
確かにそれでも、下描きを描いて、ペン入れやベタ塗り、トーン貼りまでなら、1日ですませられる可能性はある。
∧∧
( ‥)なおかつそれで200部
売れた場合にようやく
日給6600円になる
しかもこれは印刷代など
必要経費を無視した
状態の話
(‥ )ついでにいうと
下描き以前に
構想を練る時間を
無視した計算だよね
実際、以上のことが容易に実現できるというのなら、同人作家の皆さんは、準備期間無しに、30ページの同人誌を30日一ヶ月で描ける、ということになるはずだ。
∧∧
(‥ )だが現実はそうではない
\−
(‥ )1ページあたりの
構想に1日
下描きとペン入れ
仕上げに1日
これですら
突貫仕事もいいとこだが
それで200部売れたら
イラストへの支払いは
1枚あたり6600円
しかし
1枚を描くのに
構想を含めて
2日かかっているから
日給3300円ってことに
なるね
これはきつかろう。それに、この話は印刷代など必要経費を抜かない状態の話。それを考えたら。
∧∧
( ‥)2日で1枚描いて60日で
30ページを作成
その同人誌が400部売れたら
イラスト1枚が
1万3000円となり
日給は6600円となる
しかし印刷代などを考えれば
現実的な利益を出すには
さらにこの2倍ぐらいは
必要ですかね
800部とか
1000部売れないと
この条件を多分満たせない
(‥ )逆に言うとさ
1000部ぐらい売れないと
イラスト1枚に5000円も
費やせませんよ
ということなんだよな
でっ問題だ、1000部売れる同人誌ってどういうの?
∧∧
(‥ )話を聞く限り
\− そうはないみたいですよねえ
エロでなおかつ
名の売れたごく一部の人だけ
みたいだね
(‥ )というか
普通の商業書籍でも
そうはないんだよな
1000部を売るって
大変なことなんだよ
いやいやそれ嘘でしょ? 書店の書籍はもっと売れるでしょ? と言う人もいるだろう。もちろん売れるとも。
しかし1000部が10年かけて売れたら、それは餓死というのだ。
∧∧
(‥ )1000部が10年かけて
\− 売れても
それは年間100部の
売り上げにしかならない
支出という出血に
収入の回収が追いつかない
(‥ )つまり餓死
もちろん、商業書籍は同人誌と色々と違う。印刷部数は多いし、その分、印刷代は相対的に小さいし、販路も広い。
∧∧
( ‥)とはいえ経済活動である以上
出版界も
この同人誌の例え話と
同じ原理に従っている
(‥ )それを考えると
イラスト1枚あたり
どうして
3000円とか
5000円という相場に
なってしまうのか
それが分かるよね
これ以上払えないんだよ
もしあなたがイラストレーターを雇って同人誌を作った時、30ページ1000円の同人誌が1冊売れただけなら、雇ったイラストレーターに支払える金額は1枚33円だ。
*実際には印刷代など必要経費に回す分と、自分の取り分を入れなければいけないから、本当は1枚10円がいいとこだろう。
∧∧
(‥ )でも雇ったからには
\− そんな失礼なこと
できないよね
せめて1枚5000円は
支払わなくては
(‥ )雇った側からすれば
大赤字だな
でも雇われた側からしても
大赤字なんだよね
イラスト1枚に
5000円では
まったく割に合わん
イラストレーターを雇って1枚5000円を支払った場合、30ページの同人誌で15万円。表紙がカラーだからそれに3万を払って18万。
18万と言えば結構な金額である。
∧∧
( ‥)それでも
イラストレーターから見れば
18万で白黒30枚の上に
カラーの表紙1枚を描けなんて
買いたたかれ過ぎにもほどがある
(‥ )同人誌1冊を
まるまる作ったのに
支払われるのが
一ヶ月の生活費だからな
作るのに2ヶ月かかったら
月収は9万
3ヶ月かかったら
これまた餓死ですね
ところが雇った側からすればそれでも高い。だってそうであろう? 18万なんて金額、おいそれと出せるもんじゃない。
イラストレーターに支払った18万の上に印刷代など諸経費を考慮して、それでもなお十分な黒字を出すには何部売れたらいいか?
やはり500部以上、多分、1000部売れてようやくではないのか?
∧∧
( ‥)これはあくまでも
同人誌を例にした
架空の概算だけど
原理は出版界も同じ
これを踏まえると
出版界における相場が
把握できてくる
(‥ )そして実は誰も
幸せになってないという
状況も見えてくるわけよ
雇う側も雇われた側も
不十分で
文句ばっかり言ってる
確かに雇う側は
正社員ではあるけどな
会社の収入自体は
絶えず火の車よ
そしてイラストレーターの立場に立っても状況は困難であること明白。
1枚5000円のイラストで100万を稼ぐには200枚のイラストを描くことが必要で、イラストレーターとして100万の年収を確保するには365日の間に200枚のイラストの受注を確保しなければならず、それには3日に2枚のペースで描かなければいけない。
年収100万を実現するにもこの状況。
イラストレーターが年収を確保する際の課題とはこれなのだ。
∧∧
(‥ )それを考えると
\− ほとんどのイラストレーターの
年収が100万以下というのは
(‥ )当然の帰結だよね
2016年9月11日日曜日
楽観論には飽きたので悲観論を
日本はプログラマーに金を出さないからamazonやgoogleのような企業は絶対に出ないし追いつけない!
∧∧
(‥ )という意見がありますが
\−
(‥ )ああそういう楽観論は
もう飽きたから
悲観論を考えてみようか
冒頭の言い様には、日本にはプログラマーに高い金を出す企業はひとつもない、という前提がある。
∧∧
( ‥)そんなわきゃねえな
(‥ )ということはだ
プログラマーに
高い金を払っても
全員失敗したんじゃね?
さらにこうである。amazonの起業は1994年、googleは1998年という。
∧∧
(‥ )それ以後なんか他に
\− 出たんですかね?
(‥ )金を払っても失敗した
他に誰かいたっけ?
この二つから
導きだされることは…
日本でもアメリカでも、シリコンバレーでもなんでも、全員すでに失敗したんじゃねーの?
∧∧
(‥ )でも俺たちはまだ頑張ってる!
\− と言っている人たちが
まるで綺羅星のように…
(‥ )死んでないだけで
生きてねーんじゃね?
だって事実、素晴らしいとか、すごいとか、こんなにロジカルとか、なんか取り組みの話しか聞こえてこない。
∧∧
( ‥)死んだか
(‥ )死んだ人間って
こういうこと話すべ
死んだというのが言い過ぎなら、こう言い直せば良い。
全員、すでに詰んでるでしょ?
実際これはありうる話だ。草創期にたまたま運良く成功した者達がいて、後はそれに憧れて入ってきた連中がひたすら世代交代を繰り返しながら見当外れの人生を消耗していくという状況。
∧∧
(‥ )こういう詰んだ状態でも
\− 経済が回ることは
ありうるんだよね
(‥ )ねずみ講みたいなものだと
思えばいいかな
夢を抱いてやってくる
若い連中を食い物にして
一儲けしたら
さっさとリタイヤする
それを何世代も繰り返す
ねずみ講も、引き延ばせば一見破綻していないように見えることがある。
そして、一見破綻してはいないが、実は引き延ばされているだけの事柄は世の中にいっぱいあるものだ。
∧∧
( ‥)嫌な話だな
(‥ )現実ってのは嫌なものさ
なあ君、とっくの昔に全員、詰んでるんじゃないのか?
∧∧
(‥ )こう問われた時
\− あなたならなんて答えます?
(‥ )えー?
詰んでからが勝負っしょ
∧∧
( ‥)楽観論か?
(‥ )いやいや
詰んだから楽に死ねます
とならないのが
現実であってだな
詰んだのに続くんだ
∧∧
(‥ )嫌な現実だな
\−
(‥ )嫌もなにも
現実ってそういうものだべ
だから楽観論を見た時は、なにかそこで非常にやばいことが起きてると考えるべき。
没落と大炎上のイッツ・ショータイム!
先日の都知事選でおおいに盛り上げてくれた鳥越候補。その彼を持ち出してきたのは民主党本部であり、東京都民主党が考えていた元日弁連会長、宇都宮候補は辞退を余儀なくされた。
保守が仲違いで分裂する一方で、野党は呉越同舟ながらも共闘。しかも鳥越候補の知名度は抜群。これなら勝てる!
だがしかし選挙が始まれば演説はピント外れで遊説の数が圧倒的に少なく発言も迷走、結果はあろうことか鳥越候補の惨敗。惨敗前に民主党代表が逃げるように辞任を表明して、東京都民主党が激怒するという一幕も。
さらに選挙期間中に報道された鳥越候補の女性スキャンダル、強制わいせつというか、これ事実ならレイプでしょ? という報道は、報道そのものよりも鳥越候補陣営の対応に非難が集まった。ジャーナリストとして報道に基づき政治家を舌鋒するどく追求してきた彼が、なぜ自分のスキャンダル報道には会見を開かず、説明もしないのか? これは二枚舌ではないのか? これは事実なら人権上、極めて深刻な問題であるはずなのに、なぜ答えないのか? これがジャーナリストの正体か? これがリベラルというものの正体か?
野党共闘のため、立候補を辞退した宇都宮元日弁連会長も、鳥越候補の応援演説にかけつけることはなかった。
そして一ヶ月が経過した9月9日
∧∧
(‥ )コメンテーターとして
\− 復帰した鳥越候補と
宇都宮元日弁連会長が
生放送で激突という話
(‥ )へー?
我が家にはテレビがないで
youtubeで見れるかな?
探したらあった
∧∧
(‥ )ええとつまり元会長が
\− 都民に対して鳥越候補の
有り様は説得的では
なかったと述べて
鳥越候補が
弁護士が週刊誌の報道で
動くのか?
週刊誌の内容はそこに
書いてあるだけで
事実とは限らない
と述べて...
(‥ )アナウンサーが
鳥越さんは週刊誌の
編集長も
やっていましたけども
週刊誌に書いてることが
すべて事実ではない?
と問うて
鳥越候補が
”ない”
と答える
∧∧
(‥ )...自分も嘘を書いていたことを
\− 認めたわけ?
(‥ )主語が不明瞭だからな
素直に読めば
”週刊誌という媒体”に
書かれていることは
すべて真ではない
という意味だけどね
∧∧
(‥ )鳥越候補は自身が嘘を
\− 書いたことを肯定した
わけではない
(‥ )ただ意地悪く言うと
私は嘘を書かないが
他は必ずしもそうではない
という考えが脳内にあったら
このような返答はしないよね
どうも回答が不十分なようである。
∧∧
(‥ )普通は名誉毀損訴訟も
\− 起こしますよねえ? と
元会長に問われて
鳥越候補は
民事の損害賠償ですよね?
それはこれからです
そう答えてるね
(‥ )事実でないなら
名誉毀損訴訟を
なぜしないの?
それはこれからします
将来するということで
現時点でその問いには
保留でお答えしますが
いかがでしょうか?
そういう会話だな
∧∧
(‥ )...やばくね?
\−
(‥ )だめっぽだろうね
∧∧
(‥ )応援演説をしてもよかったが
\− この報道があった限りでは
鳥越さんサイドの対応を見て
と元会長が言ったところで
鳥越候補が
聞きますけどね
これまでどれだけ冤罪報道が
あって
どれだけデタラメ報道が
あったかご存知でしょ、と
元会長の言葉に
かぶせてきてますね
(‥ )だから元会長の
事実無根と
名誉毀損の刑事告訴だけでは
の部分が聞き取りにくく
なってるな
∧∧
(‥ )それもさることながら
\− ジャーナリストが
私たちはデタラメ報道を
してきましたー
と言って
いいんですか?
(‥ )駄目だろうね
もちろん、報道の中にはデタラメなものがある、この指摘自体はただの事実だ。誰もが知っている。
∧∧
( ‥)単なる事実を言う分には
問題ない
(‥ )問題はだ
報道にはデタラメが
含まれているから
この報道もデタラメだ
とはならない点だよね
∧∧
(‥ )駄目じゃね?
\−
(‥ )駄目だろうね
というかありがちな
詭弁だよね
∧∧
(‥ )デタラメ報道を鵜呑みにして
\− 私たちは多くの冤罪を
生み出してきたでしょ?
この時、弁護士は
冤罪とされる立場に立って
冤罪を正していくのが
弁護士の立場じゃないですか
というのが
鳥越さんの主張で...
(‥ )報道にはデタラメが
入っているから
私の女性スキャンダルも
デタラメに違いありません
デタラメなのだから冤罪です
冤罪なのですから
あなたは弁護士として
私の味方をするべきです...
なんというか
論の建て方がぐだぐだだな
∧∧
(‥ )これでは非難されるのも
\− 当然ですか
いまやネットでは
鳥越候補に非難ごうごう
(‥ )口は達者だし
こういう詭弁が得意だって
ことは分かるなあ
すらすら出てきよる
ネットではおじいちゃんボケてる、と言う人もいるが、別にそうではなかろう。多分、もともとこうだというのが正しかろう。
∧∧
(‥ )そして日弁連元会長さんの
\− 問いには結局答えていないと
(‥ )そもそも鳥越候補が
声をかぶせて元会長の
言葉をさえぎった部分が
はからずも
まさにそこだって点も
醜態であるな
女性スキャンダルは事実無根であるという主張、そして名誉毀損の刑事訴訟。これだけでは説明として不十分ではないか? この問いに答えが結局ない。
∧∧
(‥ )普通は一緒にするはずの
\− 民事訴訟してないですよね?
なんで? という問いにも
これからです
(だから保留です)
という回答をしたのみだし
(‥ )もう選挙から
一ヶ月すぎてるのに
まだ保留するの?
いつ答えるの?
という感じよね
∧∧
(‥ )これが日本のジャーナリスト
\− これが日本の知識人ですか
(‥ )これを世に知らしめた
功績は大きいよ
知識人に対する見方は
この一ヶ月で多分
大きく変容したよ
それも極端に悪い方に
もっとも、多分この評価こそが、知識人に対する正統な評価だと言うべきなんだろう。世界の化けの皮は剥がれてしまったのである。
∧∧
(‥ )なんでこんな人を
\− テレビに出すの?? と
怒っている人もいるよ
(‥ )そりゃショービジネス
だからだろ?
∧∧
( ‥)...まあ、あなたも
youtubeとはいえ
見たぐらいだからね
(‥ )すっごいよ
このコンテンツ
アナウンサーも
良くわかってるよ
鳥越さん編集長ですけど
編集長の立場から言わせると
週刊誌って嘘だけなんすね?
はい
という言質を
引き出しちゃうのだからな
これまで知性ある日本の良心とされた人々の株が、今、猛烈な勢いで暴落し、それを皆が怒りながら、しかし、これが現実だったのか??!! と驚き呆れ、ぞくぞくしながら見守っておる。
テレビは凋落するまさにその時に、これ以上はない芸人たちを手に入れたのだ。
さあ始まりだ。没落と大炎上のイッツ・ショータイム!
2016年9月10日土曜日
未来のファシズムは昔のファシズムよりも多分まし
人間の心は脳の影。そして脳はカロリーで動く機械。
∧∧
( ‥)だとすると答えは簡単
(‥ )願いは逃げであり
道徳は言い訳であり
君のためは自分のためだ
すべては自分を動作させるカロリーを少しでも確保したいという利己的な動作を体面良くつくろった言い訳に過ぎぬ。
∧∧
(‥ )そりゃみんなが利己的な
\− 目的で動いているのだから
利己的な目的を達成するには
これはあなたのためになります
と嘘をつかなければ
いけませんからな
(‥ )実際、相手の利益になる
ことを言うと
提案は通りやすいしな
もちろん、人間の集まりの性質によるとこれがもう少しねじれた状況になることもある。例えば実際に本当に皆のためになることで自己犠牲を行う人が賞賛される場合。
∧∧
( ‥)それは無駄自慢が
評価される世界なので
自己犠牲した人が
それを錦の御旗にかかげて
権力を牛耳るという了解が
成立している場合ですね
(‥ )人間はねじくれてるんでね
まあこういう社会の方が
まともに機能するけどな
ともあれ、脳はカロリーで動く機械でしかない、それを踏まえて考える。
第二次世界大戦でドイツ人や日本人はなにか魔的なものに取り付かれたようにファシズムへの道を歩んだ、これはヒトラーの超能力か? 日本人が持つアジア的な後進性か? と賢い人は言う。
∧∧
( ‥)実際にはそんなこと
ないだろうと
(‥ )日本もドイツも
植民地が少なかった
資源がないなら、確保しなければならない。それには戦争だ。戦争とはそういう理由で起こる。そして武装を整えるのに資源が少ない時、相当な無理をしなければいけない。
ましてや民主制の世界である。
∧∧
(‥ )資源の少ない民主制の国が
\− 武装を整えるには
大号令をとなえて
国民全員を強制的に
一致団結させなければいけない
(‥ )ファシズムって
必然の仕組みなんだよね
そもそも物理的に必然の
仕組みでないと
現象は成立せんからな
端的に言うと、ファシズムを個人の魔力や民族性や後進性とかのせいにしている時点で、賢い人間は生気論者、つまり黒魔術信奉者なのだと言えるし
∧∧
( ‥)そうである以上
賢い人の現状把握は
すべて間違っているし
未来予測はすべて間違うだろう
(‥ )今現在我々の世界は
富の再分配の過程にある
まずは新世界、次に中東、つぎにアジアと侵略して略奪を繰り返して肥え膨らんだ西欧の富は、まずはアメリカ、次に日本、そして中国という具合に、再び分配されつつある。
∧∧
(‥ )ということは
\− 西欧がもっていた富が
100だったのなら
アメリカとわけて50
日本と分けて33
中国とわけて25…
(‥ )つまりだ全世界の
先進国が相対的に
貧しくなっていく
過程だよな
ここまで単純で
ないにせよ
必然こうなる
だとすると次に起こるのは全世界のファシズム化、ということになる。
∧∧
( ‥)先進国が相対的に
貧しくなっていく中で
先進国同士の争いは
延々と続くのだから
その状況で民主世界が
武装を整えるには
大号令を下すしか無い
(‥ )幸いにも戦争の形式が
100年前と変わったから
銃剣そろえて整列せよ!
とはならないけどね
ともあれ、全世界がファシズム化していく予兆はすでにあらゆるところに現れていると見て良いのではないか?
実際、アメリカは帝国をあきらめて後退している。それはオバマ大統領で始まり、次の多分、トランプ大統領で促進され…
∧∧
(‥ )トランプさんは
\− ファシズムってほどでは
ないけども
国家主義的では
あるんでしょうね
(‥ )というか
本来の有権者である
白人層の既得権益を
守ろうとする立ち位置で
支持を集めてるけど
民主制では有権者と国家が
一体化しているんで
結果的に強いて言えば
国家主義的に見えるかなー
という感じかもね
言い換えると、どうもまだそれほどアメリカ国民は困っていないらしい。
いや、困ってはいるんだが、この状況を打開するには皆でアメリカ国旗につどって全員隊列を整えなければならない、ということが分かっていないと見るべきか。
∧∧
(‥ )戦争の仕方自体も
\− 変わってるからね
アメリカ軍はもはや
国民の軍隊じゃないし
そういう発想ないのでは?
(‥ )国民の軍隊と呼ぶには
あまりにもプロ化が
進んでるしな
それに困窮したから
植民地獲得のために戦争だ!
という時代でもない
困窮=隊列という発想は
現在では成立しにくいよね
とはいえ、現在の軍隊は高度に機械化している。国民が戦列に並ぶ必要はもはやないかもしれないが、機械化を維持する労働者として国家に従属する必要はあるだろう。つまり就労と勤労と納税の義務が高らかにうたわれる世界。
∧∧
( ‥)遅かれ早かれアメリカは
ファシズム化するだろうと
(‥ )というか全世界がそうなる
それは阻止できないと見た
見方を変えれば、現在のアメリカや日本や、あるいはドイツなどで高まる移民排斥などを知識人が批判するのは、まったくもって時代錯誤、的外れなのだ。彼らは世界を精神論で語っているだけで、その舌鋒がいかに鋭くても意味がない。彼らはただ、無意味な呪文を唱えているだけである。
∧∧
(‥ )まあファシズム化が
\− 進むにしても
昔のようなファシズムには
ならないんでしょうね
(‥ )戦争の形式が変わった
軍隊がプロ化して
素人の出る幕がなくなった
それだけでも
過去のファシズムほどの
熱狂は必要ないしね
多分、僕らの1世代先の未来はずーっと皆が愚痴をこぼしている世界だろう。軍隊に守られているのに、それを支える官僚団と政治家が働いている中で、やれ税金が高すぎだ、やれお上は無能ものだらけだと文句ばっかり言って、強制された労働をぶつぶつ適当にこなしている世界。
∧∧
( ‥)今と変わらねえな
(‥ )昔のファシズムに比べれば
ずいぶんましだがな
私はお茶をにごして一世代を待とう
∧∧
(‥ )常温核融合実用化へ?
\− という話にあなたが
疑問点を持つとしたら
どこです?
(‥ )何かが起こっている
それは本当か?
その議論が
盛り上がるより先に
実用化が先行しているように
見えることだな
当たり前だが、普通は逆だ。
現実にその現象があるかないかがまず議論され、現象自体は確かに起きている、間違いない。そうなった時点で理論が提案され、商業化や実用化が進む。
∧∧
( ‥)もちろん商業化の試みが先に
進んでもいいし
現象の確認とその有無の議論も
単にあなたが知らないだけって
こともありうる
( ‥)まあそのなんだ
−/ 常温核融合をめぐる
事例には
これと良く似たやり取り
永久機関で見たぞ!
とか
そう思える案件がね
あるけどね
あるけども、それだけでは全面否定の根拠にならないのも事実。
∧∧
(‥ )さりとて
\− だから常温核融合は実証された
ということにも
ならないのである
(‥ )まあだから続報待ちよ
あるかないか分からないが、延々と追い求められた研究は幾つもある。
ひとつは超能力であり、あるいは重力波であった。どちらも、これは本当に科学か? と問われたことがある探求であり、どちらも一世代が経過した。
∧∧
( ‥)超能力は今でも研究している
人たちがいるけども
敗北は確実
反対に重力波はこのあいだ
予想外にでっかいのが
いきなり観測されて
なんだこれ? と大騒ぎに
(‥ )まあだからだな
常温核融合も
一世代待てば
良いことさ
その時まで、まだ自分は生きているだろう。少なくとも癌や事故による肉体の崩壊がなければ。
∧∧
(‥ )あなた自身は常温核融合に
\− ついて調べないのですか?
(‥ )んー?
取りあえず分野外だし
記事にならんからな
ざっと状況を把握した
現時点で良しとするよ
再現性が高まっている
というのなら
待てば良いだけだしな
それになにより、再現性を高めるという段階では見ることしかできない。
仮に、見る以上のことができるとしても、判断を下せるほど状況を把握するには時間がかかりすぎる。
∧∧
( ‥)科学の仮説の是非を
調べるには
(‥ )その分野の歴史を
ざっくりとでもいいから
知る必要があるよな
過去30年
できれば50年
よく紙面をにぎわす大発見。実のところ、そんなぽっと出の大発見なんてない。実際には似たような仮説が過去30年とか50年とかの間に何度か出ているものだ(例のSTAP細胞だって似たような話はうわさ話から含めて色々とあるらしい)。
∧∧
(‥ )大発見の仮説とやらが
\− 実は過去の仮説の焼き直しって
ことはしばしばある話
(‥ )では過去の仮説はなぜ
否定されたのか?
否定された仮説はなぜ
姿を変えて復活できたのか?
本当に復活したのなら
過去に否定された原因は
今、改良されたか?
過去の問題点は
打開されたか?
注目すべきはそこだ
どうも見る限り、大概の場合、その答えは否である。過去の問題点は打開されておらず、新しいと言い立てる仮説は単なる焼き直しであり、そうして大発見は紙面をにぎわせて消える。だいたいそんなもんだ。
∧∧
(‥ )歴史を洗い出すことは
\− 提唱者がどんな人なのかを
知る上でも重要だよね
(‥ )ホラをふく奴いるからな
特に紙面をにぎわすような人はしばしばそうなのだ。知ってる人間からすると、またお前か…というパターン。自分が記事を書くことの多い恐竜とか古脊椎、あるいは白亜紀末期の大量絶滅の分野でもいるんだな、これが。
∧∧
( ‥)あとは
(‥ )その分野でよく使われる
解析手段を知ることだな
特に正統な手段で
はったりをかますには
どうすればよいか?
そのやり方を
把握するのが望ましい
論文と業績は目立つ方が良い。
しかし科学にはすでに方法論が確立している。
だからねつ造以外の方法で嘘やはったりはつけないはず…
∧∧
( ‥)などということはない
正しいデータを正しく解析して
都合良くセンセーショナルな
結論を出すことは可能だし
やる人もいる
(‥ )正しいやり方ではったりを
かます方法があるんだ
特に人目を引くような
論文にはそういうやり方が
隠れているもんよ
知ってる人間から見れば、
君、こんなもの信用しちゃ駄目だよ。この論文のこの内容は、はっはははははっ うまいことやりおる!
と笑い飛ばすような論文でも、知らない人間には非の打ち所がない、世界を揺るがす業績に見えるもの。
∧∧
(‥ )でもそこまで把握するの
\− めんどくさいよねー
(‥ )まあだからだな
冒頭のような言い様で
私はお茶をにごして
仕事に戻るとしよう
∧∧
(‥ )本当に常温核融合だか
\− 中性子捕獲が起こるのなら
いずれ確固たる事実に
なるでしょうからね
(‥ )なに、待てば良いのさ
なんてことはない。たった一世代ではないか。
つまりこの話はhilihiliのhilihili: 何かが道をやってくるの続き
2016年9月9日金曜日
何かが道をやってくる
∧∧
(‥ )常温核融合が
\− 実用化へというニュース
(‥ )へー?
常温核融合というと1989年に報告されたもので、パラジウムと白金を電極に重水を電気分解すると異常な発熱が起こる。これは常温で核融合反応が生じたためではないか? というものであった。
∧∧
(‥ )ただし再現性が
\− めちゃくちゃ悪かった
そうですよね
(‥ )再現できた! という
人もいたんだけど
何も起こらないよ?
という人の方が多くて
国も色々と調べたけど
どうも駄目だとなって
そもそも核融合の割りには
中性子線やガンマ線が
検出できないけど
これむしろただの
化学反応じゃね? と
言われてな
仮に化学反応だとしても時に実験器具が破損するような発熱が本当なら興味深い。
とはいえ、再現がほとんどできないってのは痛い。
再現できなければ科学じゃない。...というのは狭い見方だが、再現性があまりに悪い物理実験が疑われること自体は当然であった。
それに既知の理論にも合致しない。
∧∧
( ‥)まあ理論に合致しないから
結果を無視しましょうとは
科学ではなくて
宗教なんだけども
(‥ )とはいえ
そもそも再現性が
悪いのでは
そこで異議あり
と言っても
説得力はないしな
しかし、研究の自由はあるのだ。何かあるならあるかもしれない。
研究継続をしている人たちがいるってことは知っていたが、あいもかわらず、なにか起きているにしても良くわからないし、伝わってこない。
それが実用化とはどういうことよ?
∧∧
(‥ )んー 検索する限り
\− なんか再現性が良くなってきた
ということらしいですが…
(‥ )少なくとも検索する限り
数年前から
そうなってきたみたいね
検索する限り、というのは、これは慎重な立場から見れば、ということである。
*検索はその性質上、肯定的な意見だけをひろう場合がある。それをそのまま読み解けば、どんな事柄も肯定されてしまうだろう。
∧∧
(‥ )...再現性が向上することで
\− 理論面でも提案がされて
いるんだね
これは実際には核融合では
なくて
中性子捕獲ではないか?
という理論もあると
少なくとも論文のpdfは
ひっかかってきますなあ
=>newenergytimes.com/v2/library/2006/2006Widom-UltraLowMomentumNeutronCatalyzed.pdf
(‥ )極端に遅い中性子は
吸収断面が大きくなり
原子核に吸い込まれ
新たに出来た原子核が
不安定であると
それが崩壊して熱となる
中性子線などが出ない
それでも過剰な熱が
生成されることを
説明か
∧∧
( ‥)どうよ?
(‥ )専門外だからね
俺にはなんともね
続報待ちですね
実用化できるほど
再現性が高くなれば
理論面も整備されるし
本当で順調なら
一世代先かな?
ともあれ、何が起こるにしても当初考えられた核融合とはなんか違うらしいので、最近では常温核融合ではなく、低エネルギー核反応と呼ぶようになってきたそうだ。
∧∧
(‥ )どうなりますかね?
\−
(‥ )どうなるのかは知らんけど
クリーンエネルギーとか
核廃棄物の核種変換による
無害化とか
そういう夢のあることは
あまり言わない方が
いいんじゃないかなあ?
再現性が悪い時に
バラ色のことを言うと
過剰に胡散臭く聞こえるべ
∧∧
(‥ )でもそうしないと
\− アピールできないんじゃね?
(‥ )まあな
核融合ではなくて
中性子捕獲かもしれません!
と言われても
普通は、はあ?
だろうからな
命短し、恋せよ若人
∧∧
(‥ )日本は嘘は許すのに
\− ミスは許さない
これでは新しいものが
産まれないという意見
(‥ )ミスはしていないと
嘘つけばいいんじゃね?
∧∧
( ‥)それはそれで困った事態だな
(‥ )まあこの手のあれだ
言い訳を言う前にだな
何か新しいものを作って
ミスしてないよ本当だよ?
と嘘つきまくって
とにかく売るだよ
まあそれはそれとして
∧∧
(‥ )ソシャゲとかだと
\− イラストレーターの年収は
高いよ
大部分のイラストレーターの
年収がせいぜい100万
という話はおかしくね?
という意見
(‥ )ぽっと出だからじゃね?
∧∧
( ‥)あなたぽっと出だから
ソシャゲは相場を知らずに
イラストレーターを
不当に安く買いたたくと
言ったじゃない
(‥ )ぽっと出だから上り調子で
だからこそ考えられるより
高く金を払うってことも
当然ありうるべ?
矛盾してないよ
例えば、1億の市場があるとする。
∧∧
(‥ )ソシャゲの市場規模って
\− もっとでかいだろ?
(‥ )単純化した話さ
まあ続けようか
ある会社が市場のうち8000万円分を占めた。そのためにはイラストが100枚必要で、それぞれに5万円ずつ予算をかけた。
∧∧
(‥ )イラスト代合計500万で
\− 8000万円を手に出来るなら
割りがいいですね
1枚10万、合計1000万
でも割りが良さそう
(‥ )もちろん他の必要経費も
あるけど
それはここでは問わない
ところが、金になる市場だと分かれば皆が参入してくる。10社参入すれば1億の市場を完全に利用しきっても、単純に等分した時、一社あたり1000万円の取り分となる。
∧∧
( ‥)イラスト代に500万も
かけられねえな
(‥ )他の必要経費を入れたら
利益なんか残らん
多分、
すいません1枚5000円で描いてください
となるだろう。
∧∧
(‥ )5000円でキャラをカラーで
\− しかも背景付きとかいったら
ふざけんじゃねえでしょ
(‥ )まあイラストレーターは
生活できないよね
それでもこの無茶は、可能と言えば可能だ。
pixivあたりで仕事をもらいたがっている、技能はあるが無名の人に話をもちかければ良い。
∧∧
(‥ )すでにそれは起こっているけど
\− それは現状では
予算が無い業者による事例
だよね
(‥ )いまここで言っているのは
市場が飽和して
支払う側ともらう側の金が
ある均衡状態へ至る
という話だからな
それとはちょっと違う
だが、すでに原稿料を安くする圧力が存在することはここから分かるであろう?
そしてそれを可能ならしめる状況があることも、以上のように明確である。
とはいえだ、イラストレーターを安く買いたたく、これは実のところ雇う側にとっては無条件に美味しい話ではない。かなり危険である。
経験が少ない人は何か問題を起こす公算が大きい。例えば技能がてんで安定しないかもしれないし、好きなキャラは描けるが発注に応じることができないかもしれないし、そもそも〆切を守れないかもしれない。
∧∧
( ‥)だとしたらある程度の
お金は出して
そこそこな人を雇うのが
吉ですかね
(‥ )つまり状況は均衡するのだ
出版界はすでにその状態に
均衡したと見るべき
それが出版界の相場だ
さて、以上のような原理原則は紙媒体であろうがネットであろうがやはり同じであろう。紙も電子も同じ原理に支配されている。
だとすれば答えは明白
∧∧
(‥ )ソシャゲの好景気も
\− 遅かれ早かれ飽和し
その報酬は出版界の
相場と足並みをそろえるように
均衡するであろう
(‥ )今、ゲームの新たな世界で
好景気高収入を
謳歌していると言う人は
20年後に自分の年収が
半減以下になっている
可能性を考慮して
今のうちに対策を
打つべきだと思うが
いかに?
例えば、借家でなく家賃を必要としない持ち家を確保する。それもなるべく安いやつ、見捨てられたリゾート地でただ同然で売られている家を持つとか、あるいは不労所得を確保するためにマンションを購入して賃貸するとか…
∧∧
( ‥)あるいは今のうちに
子育てしとけ、ですか?
(‥ )子供が独立すれば
後は自分が
斜陽の市場の中で
死のうどうなろうが
勝ち組だからな
命短し、恋せよ若人。状況は絶えず飽和へ向かって均衡するがゆえ。
2016年9月8日木曜日
兼業は安定という名の詰み手である
∧∧
(‥ )イラストレーターは
\− どうせ兼業なんだから
年収100万でも
問題ないでしょ?
という見解もあるね
(‥ )仮にコンビニでバイトを
しながら
イラストレーターを
していたとする
仮に時給1000円、1日8時間、週に3日働くとする…
∧∧
( ‥)時給1000円の
コンビニバイトなんて
聞いたことないけどね
シフトもあるから
1日8時間できるかどうかも
分からないし...
(‥ )例の理想論だよ
まずは単純に
考えましょうってことさ
仮に時給1000円、1日8時間、週に3日働いた場合、1週間で2万4000円、1ヶ月を4週で近似すれば9万6000円となる。まあ面倒なんで10万だと考える。
∧∧
(‥ )バイトによる年収は
\− その12倍
120万ですか
(‥ )実際よりも多い値だと
思うが
理想論とは皮算用よ
さて問題はだ
イラスト作成にかけられる
時間の方だよ
すでに週7日のうち、3日はバイトにとられている。無理をすればバイトが終わった後でも作業はできるが、1日8時間労働という基準はだてではない。
バイトが終わった後の労働は、たとえそれがデスクワークでもちょっと厳しい。
∧∧
( ‥)単純に考えて週のうち
イラスト作成にかけられる
日数はバイトの3日を抜かした
残りの4日だと考えて良い
(‥ )これは休み無し
という設定なんだが…
まあこれも無視して
皮算用で話を進めよう
7日のうち、イラスト作成作業にあてられる日数が4日とした場合、1年間、イラスト作成にあてられる日数は365×7分の4となる、つまりおよそ209日。
さて、この209日の間に100枚のイラストを描いたとする。
つまりおよそ2日に1枚のペースで描くわけだ。バイトの日数を入れれば2×4分の7日、つまり3.5日に1枚のペース(一週間で2枚)描けば良い。
この時、1枚あたり1万円でイラストが売れるのであれば、バイトをしながら100万を売り上げ、バイトと合わせて200万の年収を確保できることになる。
∧∧
( ‥)2日で1枚のペースで
描ける絵で
しかも1万円で売れるものね
(‥ )なおかつそれでいながら
年間に100枚の受注が
来るようなものだ
それはどんな絵か? ちょっと想像できない。
もちろん、100万を達成できれば良いのだから、5万円のイラストが20枚でも良い。これだと10日に1枚描けば良い計算だ。実際にはバイトもしながら描いているから10日×4分の7で、およそ18日に1枚描けば良い計算。つまり2ヶ月で3枚のペースである。あくまでも平均すればの話だが。
∧∧
(‥ )言い換えればあれだよね
\− 5万円のイラストが年に20枚
舞い込むような人でも
イラストの売り上げは
それだけでは
100万にしからなず
コンビニでバイトすることで
ようやく200万に到達できる
という計算になるわけだね
(‥ )1枚5万円の仕事というと
かなりでかい仕事だよ
それを年間に20枚も
依頼されるとなると
結構なビッグネームだ
それでもこの有様だって
ことになる
もちろん、そこまでのビッグネームになれば、実際の依頼はもっと多くなる可能性がある。
というかそうなっているだろう。
だったら仕事をがんがん引き受ければいいだけの話だ。
引き受けるにはどうするか? それは簡単、時間を作るためにバイトを辞めれば良い。
辞めれば良いのだが...
∧∧
( ‥)でもこの時が一番危険だと
(‥ )イラスト作成に必要な
時間を確保するために
バイト収入を切り捨てる
それが成功するのは
時間辺りの
イラストの売り上げが
バイトでかせげる
時間あたり金額を
上回った時だけだ
つまり、イラストの代金÷イラストの作成時間の値が時給換算で1000円以上になっていないとバイトを切り捨ててまで仕事を引き受ける意味がない。例えば5万円のイラストを描くのに10日かかったら日給は5000円換算であり、こうなるとバイトしていた方が良いのではないか? という事態になっていく。
しかも、イラスト依頼の数は、切り捨てるバイトの補完をしてくれるだけの継続的な量がなければならない。
だが実際には、イラストの発注には当然、むらがある。
例えばある日、ゲームのイラストを描いてくださいと依頼が来たとする。単価は5万円で20枚、合計100万円。1枚を5日程度で描けるから日給換算で1万円。ただし、相手には当然都合があるから〆切は5ヶ月先、つまり作業時間は150日であった。1枚に5日、20枚に100日、バイトをしながら描いたら100×4分の7=175日
∧∧
( ‥)間に合わせるには
バイトを取りあえず
辞めるしかないですね
(‥ )でも辞めて100万を
手に入れて
それでどうするよ?
その仕事が終わればもう何も予定が無かったとする。するとまた一からバイトを探さなければいけない。
∧∧
(‥ )これは容易なことでは
\− ないですなあ
(‥ )兼業というのは
言うは簡単だが
行うのは難しいのだ
兼業とは1年間の日数を全く異なる作業AとBに振り分けることだ。
この二つの要素は相互に影響を与えるから、かなり面倒くさいことになる。そして悲しいかな、兼業が安定的に持続できているとしたら、それは実のところ成長出来ていないということでもある。
成長できる場合でも、単位時間あたりのイラストの売り上げが時給あたり1000円を突破し、なおかつ継続的に仕事がこないと事態は以上のように悪化するだけだ。
∧∧
(‥ )兼業は安定という詰み手か
\− 成長という破滅か
あるいは
成功というまれな事例への
一過程であるか
そのいずれかであろう
(‥ )兼業してればいいでしょ
というのは
現実的な見解では
ないわけよ
2016年9月7日水曜日
この世で売れているものはすべてラノベ!
この世で売れてるものは全部ラノベ!
∧∧
( ‥)言い切ったー!
(‥ )そう言い切っても
誤差と齟齬は
無視できるレベル
少なくともあれだ、
お前達はラノベなんか読んでるの?? 笑えるwww
などと他人を馬鹿にできるような状況でないことは確かだ。
∧∧
(‥ )水戸黄門は悪いのは
\− 全部他人だし
(‥ )社会批判も結局は同じ
そこにあるのは
この不正に気づいている
俺様すげー
天才の俺様が
活躍できないのは
世間のせー
というだけの娯楽だしな
責任転嫁俺様無双娯楽ですよ
アメリカなどは国家ぐるみでラノベだ。
悪い独裁者をやっつけろで中東を大混乱に陥れ、民主主義最高ー! を振りかざしてイラクとシリアをめちゃくちゃにし、ウクライナはぐだぐだ。あげくに俺様達は再び偉大になるのだ、俺様すげーを取り戻さんとするトランプ候補万歳、自由の女神に栄光あれ、である。
∧∧
( ‥)まあ所詮は人間ですからね
(‥ )なーれば
このことについて
いちいち批判はすまい
要するにこれの重点は、何らかの形でラノベを作らねば売れない、ということにあって
∧∧
( ‥)お前にこれができるのか?
( ‥)うーむ 難問
−/
イラストレーター人生ゲーム逃走譚
∧∧
(‥ )イラストレーターの半分以上は
\− 年収100万程度
(‥ )ははっ
俺もずいぶん長いこと
そうだったよ
そんなもんよね
∧∧
(‥ )こんなもの確定申告での
\− ごまかしでしょ? という意見
(‥ )必要経費を抜く以前に
100万以下になることも
普通なんだけどな
世の中こんなもんよ
∧∧
(‥ )駆け出しはこれが
\− 普通なんだよ
(‥ )時間が経過すれば
給料が上がるという
前提っぽいが
さてどうだかねえ?
∧∧
(‥ )絵を描く人が多すぎて
\− 過当競争なんだという意見
(‥ )個性化しても
勝てる訳じゃないけどな
∧∧
(‥ )ソシャゲとかが
\− イラストレーターを
買いたたき過ぎなんだよ
という見解
(‥ )まあ連中は相場も
知らないぽっと出だからな
でも連中には連中の
経済的な理由が
あるからねえ
∧∧
(‥ )イラストレーターなんて
\− 申告の必要がないエロ同人で
しこたま儲けているんだろ?
という意見
(‥ )まれな事例を持ち出されて
全体を語られてもな
∧∧
( ‥)どう?
(‥ )単純に考えてみよう
例えば、エロ同人誌でしこたま儲けるにはどうすれば良いか? その条件を探ってみよう。
仮に1000円のエロ同人誌を1冊売ると、1000円の利益が出るとする…
∧∧
( ‥)そんなわけねえだろ
(‥ )単純に考えるとは
非現実に理想的な場合を
考えてみることだ
例えば理想気体なんか、原子や分子を大きさを持たない点であるというトンデモ仮定を置いているであろう?
1000円のエロ同人誌を1冊売ると純利益が1000円出ます、というトンデモ仮定もそういうものだと思えば良い。
ともあれ、そのありうべからざる理想条件で100万を稼ぐにはどうするか?
∧∧
( ‥)10冊で1万円
100冊で10万円
100万円を稼ぐには
1000冊を売れってことに
なるね
(‥ )同人誌を1000冊売る
理論上は可能だよな
∧∧
( ‥)まあ無理だがな
(‥ )そういうことだ
同じように、1枚の絵を1万円で売ることができたとする…
∧∧
( ‥)1枚1万円の絵って
めったにない仕事だろ?
(‥ )これは理想気体論ですから
1枚1万円の絵で100万かせぐには年間100枚売れば良い。
∧∧
( ‥)1万円の絵の依頼が
ほぼ4日に1回やってきて
描く方も4日に1枚のペースで
描くってか?
(‥ )なんの仕事だろうね?
例えば週刊誌があって、そこから毎週仕事の依頼がきて、2万の報酬がもらえるとする。それなら以上の条件を満たすことができる。
∧∧
(‥ )週刊誌の連載を抱えている
\− イラストレーターが
いったい何人いるんだよ
(‥ )さあねえ?
週刊誌の表紙を描く、とかだったら、生計は確保され、なおかつ報酬額はもっと大きかろう。そうなれば万々歳だ。
しかし...週刊誌の表紙を延々と描けるような立場になっている人は幾人いるだろう?
そもそもそれ以前に、同じ人に延々と表紙を頼んでいる週刊誌が幾つあるか?
これ、状況をラノベのような単行本にしても基本は同じである。あるラノベのタイトルの表紙を延々と描くことに成功しても、ラノベは多くて1年に4冊。それで100万を越えるには表紙1枚の金額が25万でなければならない。
∧∧
( ‥)これも理論上可能である
そういう事例もありました
それだけの話だな
(‥ )以上と反対に
雇う立場になってみよう
相手が1人だろうが、100人だろうが、自分が手がけた企画で100枚のイラストが必要となった時、イラストレーターに払う金額は合計で幾らか?
∧∧
(‥ )1枚につき1万円だと
\− それだけで100万いくな
そこまで払えて余裕が
もてるほどの企画って
なんでしょうね?
(‥ )諸々の経費に
さらに100万を
上乗せして投資しても
元が取れる目星が
ついている企画
大手出版社の図鑑とかは
そういう事例だな
だけどこれはまれな
事例でもある
イラスト代に100万。
自分の企画において、上司や関係部署と打ち合わせする時、これはきつかろう?
だが1枚5000円だと50万ですむし、2500円だと25万ですむ
さあ、あなたならどうする?
∧∧
( ‥)可能な限り押さえるよね
(‥ )まあ押さえた結果
1枚5000円だと
しようか
出版社なんかは良心的でな
ぽっと出のソシャゲとかと
違ってちゃんと
業界の相場があるんですよ
1枚5000円とか
良心的なのよね
5000円で100万をかせぐには、200枚描かなければならぬ。
∧∧
(‥ )年間で言えばほぼ2日に
\− 1枚のペースで描かないと
実現不可能ですなあ
(‥ )2日に1枚描ける絵と
いったら
まあ可能な限り単純で
あるべきだよね
そう思って考えると、色々と腑に落ちよう
実際、皆はしばしば不満をもらすであろう?
なぜ白黒なのか? カラーが見たいのに
なぜプロなのにこんな手抜きな絵を描くの? 劣化したの? 皆、さんざん、そういう不満をもらしていたではないか。
なぜプロの絵はああいう描き方なのか。
なぜ素人の方がやたらとこった絵を描くのか。
なぜ素人の方が素晴らしい絵を描いている場合もあるのに、彼らに依頼がこないのか?
あるいは依頼が来てもとんでもない値切られ方をするのはなぜなのか?
∧∧
( ‥)一週間かけて描いた
女の子のカラーイラストが
3000円にしかならない
とかね
(‥ )大赤字だよね
日給400円だよね
でもそれには
理由があるんよ
しかし、
理由があるから値切られるとか
出版界は伝統があるから安くても相場はあるよ、少なくともこれまでは、とか
それ以前にである。
1枚5000円、場合によっては3000円に収束してしまう絵の単価。
これで年収100万を目指すには年間200枚とか333枚のイラストを描かなければならない。
描かなければならないが…そもそもそんな大量の仕事の依頼って一体全体、何よ? という問題。
∧∧
( ‥)何よ?
(‥ )知らんよ
素晴らしいイラストを高値で売ればいいじゃないか、と言っても状況は同じだ。
1年に1枚、100万円の絵を売るのか
1年に200枚、5000円の絵を売るのか
どっちも100万を達成できるが、どれが可能であるのか、それは個別の問題でしかない。
つまるところ、どれを取るかなんて、そんなことどうでもいいことなのである。
本質は個別の事例の背景にある単価×枚数という単純な方程式だ。そしてこれを満足させるには依頼の質と数という現実が相手となる。
イラストレーターという人生ゲームはこの前提と式を満足させつつ、十分な報酬を達成せよという、ごく単純なものであるのだが...
∧∧
(‥ )事実上、無理ゲーだな
\−
(‥ )みんなそうやって
詰んでくんだよねー
∧∧
( ‥)お前も他人事じゃ
ねーぞ
(‥ )ゲームがいよいよ
佳境に入って
まいりましたー!
カラーボックスな日々
(;- -)あだだっ腰が
腰が痛い
∧∧
( ‥)うん? なんだ?
デスクワーク特有の腰痛か?
運動不足になると時に起こるこの痛み。先日の台風で家に2日間ぐらいこもりっきりだったあたりから痛くなり、歩き回って大分よくなったはずなのにいきなり悪化した。
∧∧
(‥ )椅子の座布団が
□− 良くないんじゃないか?
(‥ )なんか後ろが高い奴で
本来は座椅子的なもの
なのかな…
椅子に敷いて使うものでは
ないのかも
もともと非常用につなぎとして買った安いものだが、これを放棄。急遽、より理想的な座布団を取り寄せる。
そしてカラーボックスの解体。この町ではカラーボックスは粗大ゴミなんだが50センチ以下に切れば燃えるゴミ扱いなのでノコギリで切断だ。カラーボックスの側面を構成する長い板が全面完全な板だったら切断は難儀だよなあ、と思ったが、それは杞憂に終わる。木材で枠を作り、それに薄い板を貼ったものだったからだ。枠である木材を切ってしまえば、後は手で折ればまっ二つ。
枠の木材は小さな木片を集めて固めたものだった。よく見るやつだ。
∧∧
(‥ )木材の小片を集めて固めた木材
\− パーティクルボードって
言うらしいね
(‥ )興味深いことに古い
カラーボックスの方が
幅があるんだな
幅4センチなり。これは確か、20年以上前に買ったもののはず。組み立てに使われていたネジも頑丈である。
一方、貼付けられていた板は非常に固い紙のような感じで、見た目は画板でよく使われるような感じだ。頑丈なんだが折りやすい。力を加えると、ばきっと折れる。
∧∧
(‥ )でも新しい奴は枠の幅が
\− 2センチだし
貼付けた板はもっと
ボール紙っぽいね
(‥ )新しいと言っても
10年以上は前だよな
悪く言うと、手抜き? なんだけども、2センチになった分、軽くて扱いやすい。それにボール紙のような貼付け板だが、実はしなやかでむしろ丈夫だ。折っても割れたりはしない。ひきちぎるのにも苦労する。

∧∧
( ‥)でもノコギリで切る分には
ずっと楽だよね
4センチのところ2センチだし
軽いからゴミ出しにも便利
(‥ )昔さ、あれ? 今の
カラーボックスは
以前よりもなんか軽い!
と驚いた記憶があるけど
これはそういうこと
だったんだな
全部で10個のカラーボックスを解体切断。燃えるゴミに出す。ちなみに、うち4個が頑丈なタイプのものだった。
∧∧
(‥ )でもあと四つ
\− カラーボックスが残っているぞ
(‥ )まあゆっくりぼちぼちと
解体しますよ
2016年9月6日火曜日
2016年9月6日のかすかな彩雲
かすかに彩雲な空
そして沸き立つような、乱れるような雲
∧∧
(‥ )お空が高くなって
\− 秋っぽくなって
きましたかね?
(‥ )なんかそれっぽい
とっくに消滅した台風の余波がまだ残っているせいか、少し風が強いのである。
あきらめた愚痴が出口ではないことは分かります
その人は、この会社は駄目だ! と新入社員に力説し、そしてその新入社員が定年退職する頃、その会社の役員になっていた。
∧∧
(‥ )文句言うだけで
\− 何も変えなかったと
(‥ )まあ安全パイではあるな
彼は、日本の社会は駄目だ! といつも力説しており、しかし別に何かするわけでもなく、日本の大学は間違っている、欧米ではこんなことはなかったと言うだけで転職することもない。
∧∧
(‥ )同上
\−
(‥ )安全パイ
その人は、日本はまだそんなことしてるの? 私は欧米にいるけどこんなだよww と笑うが、どうにも幸せそうには見えない。
∧∧
(‥ )挑戦はしたんだね
\−
(‥ )失敗したみたいだがな
かように、この世界のどこかにユートピアがある、という言説は人気がある。
しかしそれが幻想であることは以上のように明白であり...
∧∧
( ‥)そしてなにより
ユートピアを語る人自身が
自分の夢を信じていないことは
明らかなのであった
(‥ )実行してないか
失敗から目をそらして
おるからな
みんなあたまの中では分かっているのだ。ユートピアなんかない、どこへいっても同じだ、だったら移動するコストがかかるぶん、移動することは損だ。
そんなこと、全員、脳内で計算ずみだろう?
∧∧
( ‥)だけど心が嘘をつく
(‥ )心は耐えられないんだ
どこにも希望が無い
自分の能力ではこの現実を
越えられない
自分の脳が下した判断に
心は納得できないのだ
だから自分にも他人にも嘘をつき、永劫の責任転嫁をなすりつけた。そうであろう?
∧∧
(‥ )でもだからこそ社会批判には
\− 需要があるのです
(‥ )まあ以前もいった話
社会批判なんて所詮は
もったいぶった
巨乳ハーレムラノベと
変わらないからな
だったら
素直にハーレムラノベを
楽しめばいいだが
それが出来ん連中が
いっぱいいるんだよ
とはいえ、需要がある。なれば社会批判を販売することは、売り手として正しい選択肢だ。例えばマスコミのように。
そうだ、書き手が何を売るべきかはかように明白である。
皆が欲しいのは言い訳だ。出口じゃあない。
∧∧
(‥ )でも出口が欲しい人は
\− どうしたらいいのです?
(‥ )愚痴をこぼしているのは
余裕がある証拠
だが余裕が無い人間は
愚痴ではなく
突破口が欲しいのだ
ともあれ、少なくとも言えることはある
∧∧
( ‥)世間の愚痴が逃げである以上
これら社会批判が
出口であることはありえない
(‥ )まあこれらが出口でない
ということが確認できた
だけでも良しとするべき
なんだが
足りねえなあ
では? 突破口はどこにある?
万能回答それは暇つぶし
人間はカロリーにならないことに脳を使いたくない。
∧∧
(‥ )ほぼ間違いない
\− 仮定でしょうね
(‥ )そのくせ人間は
無駄に好奇心が
あるんだ
まあ当然だがな
見たことが無いものに興味を示す。それは安全保障であり、危険の有無の確認だ。
さりとて、何をしているのか? と相手に問うた時、相手から、私はこういうことをしている、と具体的な内容を返答されても皆は困るだろう。
∧∧
( ‥)安全かどうか
確認したいだけで
具体的に何をしているのか
その確認まで求めていない
のである
(‥ )安全かどうか
金になるかどうか
それさえ分かれば
後は1カロリーだって
脳に回したくないのだ
それが人間よ
脳は膨大なカロリーを消費する。カロリーを集めるのに人は甚大な努力をしなければいけない。
なれば、必要最小限なことさえ分かれば、そこで人間の脳は停止する。
停止した脳に対して、これは具体的にはこれこれである、と説明するのは、ほとんど暴力のようなものだ。
∧∧
( ‥)だとしたら
何をしているんですか?
と誰かに尋ねられたら
(‥ )暇つぶしです
と答えればいいかもね
∧∧
(‥ )暇つぶしなら
\− 無害で安全で無益だって
相手に通じるからね
(‥ )以前、火星の運行を
記録するために
直角定規で星を見ていた時
じじいに
何をしているんだい?
と尋ねられて
星を見ていると
答えちまったが
あの時は
不愉快だったからな
えっ? 星? どこに? えっ、あれは雲だよ。
とか、じじいが言い出す始末。
じじい、目が悪いし注意力がない。夕暮れにかすむ一等星を見つけられない。
直角定規で分かるの?
じじい、三角法を知らない。中世期の天文学者はこういうやり方で星を観測したんだよアホンダラ。こんなこといちいち説明する気にもなれん。
∧∧
( ‥)暇つぶしって言えば
良かったね
(‥ )俺も人間だからな
余計なことに
1カロリーだって
使いたくないわけよ
今度から使おう、暇つぶし
みんな、余計なことに頭を使いたくないだろう?
2016年9月5日月曜日
分からないが計算づくの言い訳でしかない可能性
人間は進化で誕生した。要するに我々は存在自体が結果論。
∧∧
( ‥)それを考えると
(‥ )分からないって
信用できないよな
分からないことは世の中に当然ある。証拠が少なくて答えが絞り込めない、とか、あまりに煩雑すぎてどうにも把握できない。するにして100年ぐらいかかるんじゃねえか? という状況。
とはいえしかし、多くの場合、実はこうではなかろうか。
把握しても自分の得になりそうにないから、把握を止めておこう。
∧∧
(‥ )人間の心は脳の影でしかない
\−
(‥ )そして我々は
結果論であるから
不経済なことはしないのだ
やって得するようなこと
だけをするように
出来ている
だとしたらこうである。
分からない、難しい、と僕らは言う。
だがしかし、実際のところ僕らの脳はすでに計算したのではないか?
つまり把握にかける手間に対して、手に入る得があまりに少ないと計算したから、把握する事自体を放棄したのではないか?
∧∧
( ‥)ぱっと状況を見て
得にならないから
脳はそれについて
考えることを止めてしまい
考えることを止めたという
自覚がない心は
分からないと言い訳する
(‥ )世の中で使われる
分からないのほとんどは
これじゃないのかな?
私の、あなたの、彼の、彼女の、彼らの言った分からないとは、一体なんだったのだ?
過剰ダイエットは女の面子のエスカレート仮説
経済力のある男性が、経済力は自分より低いが自分のところを大事に思ってくれる女性を選ぶことに疑問を持つ人はいない。
しかし逆だと問題があるかのように見られるのはなにゆえか?
という問いかけ
要するにこれはhilihiliのhilihili: 見渡す限り世界のすべては当然であるの続き
∧∧
(‥ )それは単純に男女の
\− 戦略の違いに由来すると
答えるべきである
(‥ )より正確にいうと
精子と卵子の違いが
多分そのまま反映されて
いるのよな
精子は排卵できる若い女性を好むのが有利となる。若いとは経験値が低いことで、概して経済力はない。精子は経済力ではなく、卵子の生産力を見る。
一方、卵子は栄養が必要で、豊かな男性を好むのが有利となる。豊かとは概して経験値が高く、つまるところ年上の男性を好むのが有利だ。卵子は精子の生産力ではなく、精子の経済力を見る。
∧∧
(‥ )でもあれだよね
\− 冒頭の問いかけの末尾は
”男の子って大変ね”
でしめくくられているのが
みそですかね
(‥ )男には面子があるから
自分より経済力のある
女性に養われるのを
素直に良しとできない
だから
”大変ね”という意味かな?
まあそうだとして考えよう。
男性はなぜ、女性に養われるのを良しとしないか?
∧∧
( ‥)なぜできないんでしょうね?
(‥ )多分色々な回答が可能だな
例えば養われると
浮気できなくなるから
という可能性があるかなあ
男には妊娠という大きな負荷がない。つまり種付けすればするほど有利なのだ。
そして男が女に養われ、囲われるとは、種付けを放棄することであり、それが男性には堪え難いのではないか? という説明。
∧∧
(‥ )もっとも人類の養育には
\− 手間がかかることを考えると
どこまでこの可能性を考慮する
べきですかね?
(‥ )それに
女性を見れば分かるように
養われていても
浮気はできるからな
養われることを
いさぎよしとしない
理由としては
あきらかに弱いよね
∧∧
( ‥)養われることに対する
男性の抵抗感はもっと
動機が単純で
(‥ )単に面子の問題かも
例えば、女性の考える女性の理想像を思い浮かべると、これは分かりやすくならないか?
∧∧
(‥ )女の人の思い描く
\− 女の理想の体型って
男が望んでいる体型よりも
がりがりなんだよね
(‥ )男は肉付きの良い女性の
方を好むからな
動機は多分に単純である。がりがりの女の子が元気な赤ちゃんを産んでくれるとは思えない。
∧∧
( ‥)では女性はなぜ男性の好みより
やせたがる?
男性にもてたいとダイエット
しているはずなのに
なぜ男の好みよりも
やせてしまう?
(‥ )やっぱ面子じゃね?
人間は体に対して腸が小さいという構造上、どうしても高カロリーなものが必要だ。しかし自然界において蛋白質やデンプン質は貴重である。
だから人間は蛋白質やデンプン質に対して非常に執着するようになった。
手に入りにくい必要不可欠なものを強烈に渇望する。
これはバランスだ。
∧∧
( ‥)ところが現代だと大量に
デンプンが生産されるから
渇望のままに摂取して
デブ大発生
(‥ )この状況でやせるとは
本能に逆らう大苦行
男性は、肉付きの良い女性を好む一方で、当然だが過剰なデブを嫌う。
女性がやせたがるのは当たり前だろう。
問題は、やせるという苦行が非常な困難であるために、やせればやせるほど、あの人は苦行を達成した! すごい人だ! と、地位が高まるらしいことで。
∧∧
( ‥)女性から見ると
やせた女性ほど偉い?
(‥ )そういうことじゃねえか?
そうとでも考えないと
もてることが目的なのに
男性の好みより
やせてしまうって
説明できないだろう
つまり、
女性が男性の好み以上にやせようとするのは、女の面子の張り合いがエスカレートしたからだ仮説
実際、女の子はそんなにやせなくていいのに…と男が言うと、女の子は大概、怒りだすのである。
∧∧
(‥ )面子を否定されたからって
\− 可能性ですかね?
(‥ )人は社会動物だ
面子で動くのは当然だし
面子に振り回されて
拒食症で死ぬのも当然
命がかかってるわけだ
それを否定されたら
そりゃ怒るよな
そしてこれを裏返そう。
男が女性に養われるのを嫌う。
これもまた、同じようなものかもしれぬ。男には男の面子がある。
∧∧
( ‥)あなたのただの思いつき
だけどね
(‥ )とはいえよ
あいつ女に
養われているんだぜwww
と男性が男性を揶揄した時
それを不合理と笑う前にだ
女性の皆様はだな
自分たちがどうして
必要以上なダイエットを
目指しているのか
思い出していただいてだな
2016年9月4日日曜日
無限の愚痴回廊
日本語には色々な形式や謙譲語や丁寧語がある。メールを書く時、これで良いのか悩む。日本語を使う事自体が仕事では非効率なんだ。
∧∧
(‥ )..とぼやく人がいる一方
\− かの大英帝国では
スーツに茶色の靴を履くのは
上流階級でない証なので
そういう面接者は
金融業界において
不採用にされている
というニュースが
(‥ )良く知っている自分の
居場所は
悪いところまでよく
知っている
一方
知らない居場所は
知らないから
悪いものが無いように
見える
ありがちよなあ
無知であるからこそ、欠点は見えぬ。知ってしまったばかりに彼氏や彼女にうんざりしたこと、誰しもあるであろう?
だがそれでもなお、人は期待して、当然、失望するのだ
そして考えてみれば、日本に来てがっかりした、という外国の人もよくいるよな。
∧∧
( ‥)みんな同じ
(‥ )だけどどこも同じ
どうせ失望するのだ。だったら移動のコストがかかるぶん、動くことは損となる。
つまりだ、移動することなく、文句だけいって、今の場所に居続けるのが最善策なのである。
∧∧
(‥ )愚痴だけこぼして
\− 文句だけいって
悪いのは全部
社会や日本のせいにして
そうして同じ場所で
生きるのが多分
最適解なんでしょうね
(‥ )人は無限に続く
愚痴の回廊を歩くのだ
これが人の最適解であり、そして全員、この最適解にまで崩壊し、位置エネルギー最小の谷間に落ち込んで身動きできない。
皆が望んだ世界とは、まさに今、この世界であった。
2016年9月3日土曜日
イブニングモンキーズ
良く言う話に曰く、
猿に朝2本のバナナ、夕方に3本のバナナの支給を提案したら文句が出た。しかし朝に3本のバナナ、夕方に2本のバナナにしたら喜んだ。
猿ってなんて馬鹿なんだろうwwと言うけども
∧∧
( ‥)食事の供給が不安定で
あることが当たり前な
状況では
先に多くを選ぶのが当然
(‥ )そんな当たり前なことを
分からずに
猿は馬鹿だと
笑ってる奴が大バカなのさ
賢い君は今度はどんな自殺をするんだい?
なんで弱者を保護しなければいけないのか?
この問いに対して、
困った人がいれば助けるのが当たり前だろ? 問題は金だよ。どこまで助けられるのかは金で決まるんだ。
という答えでは満足できなかった人々がいる。多分、彼らは絶対的な根拠と命令が欲しかったのだ。
しかも、神が殺されたこの世界では神の絶対命令がない。
∧∧
(‥ )そこで満足できない人々は
\− 弱者保護は人間の生存戦略です
とかいいだした
(‥ )この手の言動を信じる人は
この世界はすでに
最適解に至っているとは
考えなかったのだな
安易な絶望論者ってことか
彼らは多分、この世は不正と間違いに満ちていると考えている。
だが実際には違う。人間は遺伝子に行動を規定されていて、その遺伝子には変異があり、変異はそれぞれ異なっており…
∧∧
( ‥)そしてすでに変異は
淘汰されているのである
(‥ )淘汰された結果
決まったのがこの世界だ
つまり、我々の行動は原則的に、現状、最適解の集積だってことになる。
∧∧
(‥ )現実にはもっとおだやかな
\− 主張になるはずだけどね
個体が持つ遺伝子には
変異があり
すべての変異が現状最適な
ものでそろっていることは
ありえない
(‥ )それでもあれだぜ
この世界は不正と間違いに
満ちていて
人間の行動は
愚かさの集積で
人々は馬鹿ばっかりで
神の命令を行使しないと
馬鹿共を制御できない!
という連中の世界観と
比べれば
現実にずっと近いぜ
たとえば、インチキ医療にひっかかって死ぬ人間がいるように、人間は自分の命がかかっている時でさえ、考えることを節約してしまう。
まったくもって狂っているとしか思えない行動なのだが…
∧∧
( ‥)でも考えてみれば
それほどおかしな行動では
ないよね
脳は人体の中で極端に
カロリーを消費するし
半年先の利益よりも
今の楽を選ぶのは当然だよね
(‥ )要するに
後5分だけ...と言いながら
遅刻しちゃうぞ
状態なんだよな
二度寝の遅刻とインチキ医療にひっかかってみすみす死んでしまうこと、えらい遠い事柄のようだが、考えてみれば基本は同じだ。
そして、先の未来にあるかもしれないものより、今、目の前にあるものを取るのは最適解のはずであろう?
∧∧
(‥ )明日の芋よりも今の芋を
\− 取るのは当然だからね
明日の芋は取れるかどうか
分からないわけだし
(‥ )その当然の行動に
インチキ医療は
付け入っている
だけど
目前の利益を取るという
その行動自体は
最適解だと
考えて良いわけだ
なればこう考えるべきでないか?
この世界に絶望している人間達、彼らが絶望し糾弾している人間の行動も、それは実のところすべて最適解なのであると。
∧∧
(‥ )異質を排除するのは
\− 当然な行動である
(‥ )見たことも無い相手は
危険かもしれないからな
∧∧
(‥ )貧困たたきも当然である
\−
(‥ )助け合いは当然だけど
ただ乗りは排除しないと
福祉自体が消滅して
しまうからな
裏切り者は殺せだ
裏切り者を抹殺するという行動は、ミツバチにも見られる。賢しい人は蟻や蜂は人間と違って仲間を見捨てないとか言うが、現実は違う。蟻や蜂の内部では争いが起きており、兄弟姉妹を出し抜こうとするものがいて、裏切り者を皆でよってたかって殺す、それが彼らの世界だ。
∧∧
( ‥)人間と変わらないな
(‥ )まあ正確には人間が
蟻や蜂と変わらない
なんだけどな
あっちの方が
社会制の実現が
数千万年
早かったからね
話を戻せば、我々は蜂や蟻と同様、最適化されているってことだ。人の有様は変異と進化で揺らいでいるが、原則、最適化されていることに違いは無い。
すなわち、人のこの姿、
賢しい人間たちが、醜い、愚かと吐き捨て糾弾するこの姿と行動こそが、実は最適解であり、それにはそれぞれ各々合理的な理由がある
これを忘れてはならぬ。
∧∧
(‥ )賢しい人々は絶望するでしょう
\−
(‥ )賢者の愚かさとはそれよ
やつらは否定するだけで
現実を把握しようとせん
現実を把握せずに絶望するなど、エンジンを知らずに車に絶望するも同じ。だがしかし、これが賢者というものの正体であった。
そしてこれがゆえに賢者は失敗し続けるのである。
プラトンを始め、何千年も何百世代もそうであった。
賢い人間はいつもいつも同じ失敗を繰り返す。
さあだから賢き諸君! 君らは今回、どんな自殺をするんだね? 見せてくれよ、今度の死に様を。できればいつもより変わったやつをお願いしたい。
2016年9月2日金曜日
いちいち感動なんかせずに不平をこぼしてればいい
∧∧
(‥ )西欧人は物事を
\− 論理的に考えるそうですよ
(‥ )クジラは知的だという
根拠不明な理由で
捕鯨に反対する連中が
論理的とな!?
西欧人というと、新世界でインディオを見た時、聖書の記述にない彼らは人間なのかどうか悩んだのであった。
∧∧
( ‥)宗教にプログラムされた
文化だから
そういう筋道で物事を
考えるのだと
(‥ )日本と西欧の間には
そういう違いがある
そうと考えると
色々なことが説明しやすい
灯火の燃料にするためにばんばかクジラをとっていたのに、手のひらを返して捕鯨反対を言い始める。しかもその理由が、知能が高いから。
∧∧
(‥ )クジラを準人間として
\− 扱うという発想ですかね?
殺してはいけない
なぜ殺してはいけないか
準人間だからです
準人間を殺してはいけない
捕鯨をしてはいけません
(‥ )多分そんなだな
新世界のインディオは
人間じゃないと
彼らを絶滅しかねないまでに
追いつめたかと思ったら
今度は人類普遍の人権
とか言い出すだろ?
ああいうちんちくりんな
行動を説明するには
そうとでも考えないとな
ようするに西欧社会では、行動を変えるには定義の変更が必要で、プログラムの再設定がなされると途端に行動が変わる。
∧∧
( ‥)しかも関係ない他人にまで
それを強制しようとする
(‥ )西欧人がロボットだと
考えると
彼らの行動は理解しやすいと
思うんだけどな
ロボットと呼ぶと、西欧人は激怒するかもしれないが、神の被造物であるとはそういうことだ。神に作られるとはそういうことなのである。神に創造された者であれば、自らロボットであることを誇りに思うべきだろう。どうも世の中の連中は神に対して考えが甘すぎる。
∧∧
(‥ )西欧に関しては矛盾した
\− 評価があるよね
慈善が推奨されて
皆が慈善に理解ある
行動をするのに
福祉の現場では誰もが
孤独だという
おかしな話がある
(‥ )プログラムされるとは
そういうことだろ?
プログラム通りの
慈善はするけど
それ以上はしませんよ
という世界観
そうだとすると非常に良く
説明できるべ
反対に日本の場合、慈善は消極的だ。というかそもそもそんな発想が無い。とはいえしかし、困っている相手をなんとなく助けることはする。
良く言えば、これはロボット化されていない人間の社会である。
目の前の相手を自分と同様の人であるとみなしている行為だ。
だが、悪く言うとてんで組織化されていない。
∧∧
(‥ )日本人は慈善事業に
\− 関心がないと批判される一方で
日本人は優しいとも言われる
こういう矛盾する見方を
海外からされるのは
こういうことが
原因でしょうかね?
(‥ )少なくとも
原因のひとつには
なっているんじゃね?
そして西欧の慈善を素晴らしいとたたえる日本人もいれば、日本人のちょっとした親切を喜ぶ西欧人もいる。
これって単純に、お互い、自分たちの世界になかった行動に驚きを覚えた、というだけの話で
∧∧
( ‥)実際には異なる仕組みの社会が
異なる動態を示しているだけ
なのだと
(‥ )だからさ
いちいち感動なんかせずに
この世はゴミだ…とか
ぶつぶつ不平をこぼしながら
生きてりゃいいんだよ
ところで思うに、西欧の社会がプログラムされた社会であるのなら、日本の頭の良い人間は日本社会を憎んで西欧社会に恋いこがれると思うが、どうであろうか?
∧∧
( ‥)どうなりますかね?
(‥ )だから西欧は地獄に
なっているんだと
思うけどな
論理とは関係に関する事柄で内容の真偽にはまるで責任を持っていない。そんな論理なんてものを振りかざす連中が大手を振って歩いている時点で、そりゃあもう大問題が起こるは必然。
神殺しに人は耐えることができなかった
∧∧
(‥ )なぜトンデモ進化論が
\− はびこるのか?
ですか…
(‥ )あれさ面白いことに
ダーウィンを批判する奴も
彼が神殺しを行ったことは
評価するんだよな
だが、連中はそれからこう続けるのである
ダーウィンは神を否定したが、それでは不十分であった。彼の功績はそれだけで、自然淘汰は間違いである。本当の進化はこうして…
∧∧
( ‥)と言いながら実際には
ダーウィン以前の
中世的な世界観へ
皆さん後退してしまう
なぜですかね??
(‥ )神殺しによって
神の権威から開放されて
後はしめしめ
神が死んだから
死んだ後の空位は
僕ちゃんの理想で
充填しようって魂胆だろ?
連中の欲望はあけすけだ
ナチスは全体主義で埋め、今西錦司は愛国主義で埋めたし、グールドはマルクス主義で埋めた。それだけのことであった。全員、好き勝手なことをしたかっただけなのだ。
∧∧
(‥ )でも需要がある
\−
(‥ )だから需要があると
言うべきなんだろうな
ダーウィニズムという現実は神殺しを行った。神をも殺せる理論だ、人間などひとたまりもない。このあまりの苛烈さに大概の人間は耐えられなかった、そう考えるべきだろう。
2016年9月1日木曜日
全員が最善策を選ぶと状況は停止する
今日も今日とて、
∧∧
(‥ )日本がいけない
\− 社会がいけない
大学がいけないと
(‥ )他人のせいにできるのは
余裕がある証拠
そんな余裕のある状況が
いつまでも続くことを
神様に願うこった
∧∧
(‥ )そう言うと激怒する人が
\− いるけどもね
(‥ )また他人のせいかい?
どこまでも余裕だな
とはいえ、
それじゃあ、俺は自分の提案と計画を実行してみるよ! と意気込んだところで
∧∧
(‥ )大概は死ぬよねえ
\−
(‥ )なんで皆が
他人のせいにするか
良くわかるだろ?
安全パイなんだよ
∧∧
(‥ )...というかこれ
\− 誰が悪いとかじゃなくて
八方ふさがりなんじゃね?
(‥ )八方ふさがりだから
他人のせいにして
実際には何もしない
という行動が最適解に
なるわけだな
∧∧
( ‥)要するに?
(‥ )全員が
最善策を選んだのが
この世界ってことだろ?
なんと! 楽園はすでに実現していたのだ!
∧∧
(‥ )...最悪な結論だな
\−
(‥ )全員が最善策を選ぶと
状況はそこで停止するのだ
さあどうしようかねえ
かつてホリエモンが絶大な人気を誇ったのは、彼が金儲けとその可能性を示した点にある。あれが良いか悪いか、それはここでは問わない。可能性を示したことにこそ意味があるのだ。そして可能性があれば状況は動き出す。
∧∧
( ‥)でも今はそれがなーい
(‥ )弱ったねー
何も思いつかないねー
ヒーローとは至難
彼は言った。人を助けてはいけない。助けた相手がどんな言いがかりをつけてくるか分かったものじゃないからだ。
∧∧
(‥ )確かに中国の古典
\− 韓非子でもあったよね
家の壁が崩れていることを
注意してあげた隣人が
泥棒の容疑をかけられて
しまうって話
(‥ )まあ人間ってのは
そういうものだ
古今東西そういうもの
だが我々は、互いに助け合う、という取引をお互いにしている立場でもある。
人間は利己的な目的を追求する個人でしかない。しかしそれゆえにこそ、人助けは相互交換されるもの、つまりビジネスとなった。
かくて我々は、互いに助け合うことを要求されるし...
∧∧
( ‥)だからこそ疑われもする
(‥ )当然だな
足し算のごとく
この原理は明瞭簡単
しかしこれゆえに人助けとは非常な難問となった。
これは深刻な矛盾だ。
実際、思わず助けてしまってから、ああこいつに後で難癖をつけられたらどうしよう??? そう後悔した人間は世の中にいくらでもいるであろう。
∧∧
( ‥)どうする?
(‥ )そこで考えました
助けてから始末するマン
ははっ! もう大丈夫だよ!
ありがとう! 助けてから始末するマン
よかったな。じゃあ死ね バシュ!(サイレンサー付きで)
∧∧
(‥ )ばれたら大問題
\−
(‥ )四字熟語に曰く
死人に口無しと
∧∧
( ‥)どこが四字熟語だよ
(‥ )死人口無
∧∧
( ‥)助詞を抜いただけやがな
だが結論は明白である。すなわち、一切の証拠を抹消せよと。
∧∧
(‥ )困った人間誰もいなーい
\− 事件も無かったことになーる
(‥ )これぞ正義のヒーローだ
だが人は正義のヒーローになることは出来なかった。
一切の証拠を抹消抹殺せよ、という要求があまりに理想論だからである。
∧∧
( ‥)だから皆さん
なんとかうまい手を考えて
その場しのぎで
しのいでますよと
(‥ )ヒーローになるってのは
難しいものなのさ
この世界と人生は妥協だ。
だが諸君、忘れるな。妥協の背景には必ずや理想状態があるのだということを。
登録:
投稿 (Atom)







