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2021年6月17日木曜日

英国急増という話

 
 ∧∧
(‥ )WHOの15日付統計
\−  英国の新規が4万7000
    死者が60名
    ...先週の新規が
    3万だったから
    1.6倍に増加
    一部の人が急増と
    言ってるのはこれですか
 
  (‥ )ワクチン普及で
      いろいろ解除されて
      それでわっと増えた
      そういうことだよな
 
 
 NEWSWEEK紙はワクチン接種が進んでいるのに、これほど広がるとは変異株の感染力が高い証拠という専門家の発言を引用しているけども
 
 ∧∧
( ‥)それって
    ワクチン接種=感染しない
    という勘違いを
    前提にした解釈じゃね?
    阿呆っぽく聞こえるが
    大丈夫か?
 
  ( ‥)NEWSWEEKが
    −/ 阿呆なのか
       それとも自称研究者が
       阿呆なのか
       どっちかね?
 
 記者が阿呆だから発言をねじ曲げたのかもしれないし、研究者の中には必ずおかしなものがまざるし、そういう人間に限ってべらべらしゃべるからそのせいかもしれないし、よくわからない。
 
 ともあれ、ワクチン接種を受けても、病気にかからないわけではない。

 
 ワクチンの効果とは、免疫がついて症状がでない/あるいは軽減されるということであった。
 
 つまり保菌者やキャリアーにならないわけではないし、いや状況は反対。症状が出ないで動き回るので、ワクチン接種者はむしろ積極的なキャリアーになるわけであった。
 
 ∧∧
(‥ )イギリスはアホなの?
\−
 
  (‥ )専門家はいるのだから
      政治家が専門家の
      意見を聞いていないか
      経済を優先して
      国民の犠牲はやむなしと
      考えたか
      どっちかじゃね?
 
 多分、後者だと思うけども、ワクチンパスポートとかいう戯言が広まっていることを考えると、単純にアホなのかもしれない。
 
 *厳密にいうと、これはアホかどうかの問題ではなく、実は経験があるかどうかであったかもしれない。日本の対応が奇妙にまともなのは尾身会長がいたことと、新型インフルの時に専門家の意見よりも水際対策して失敗した、その経験があったからのように見える。あの時は麻生首相であり、一度、失敗を経験した人が今の政権、中枢にいるのは幸運であった。あるいはこれは、半分貴族制的要素がある政治体制の強みであるとも言える(知識と経験が伝承されるので)。
      
 
 
 なお、変異株の感染力が高くなっていることはありえた。レポートがどこまで本当はよくわからないが、英国で流行っている変異株は喉の痛みや鼻水を訴えて、咳が少ないと言うので。
 
 ∧∧
(‥ )それってこれまでのような
\−  気管の奥に寄生するなんて
    難しいことではなく
    喉というお手軽なところで
    感染して拡大するって
    ことに聞こえるからね
    まあ感染力が
    高まっているかもね
 
  (‥ )症状もカゼっぽく
      なってると
      いうのだよな
      弱毒化して
      その引き換えに
      感染力を
      高めてるように
      見えるよね
 
 もともとコロナはカゼのウイルスなのであるから、新型が淘汰と、あるいはワクチンによる抗体の普及で普通のカゼへと進化していく途中だと解釈できよう。ワクチンの普及した英国も独立宣言に間に合わせる予定の米国も、この冬に再び流行り出して、最初はとまどい、ワクチンは嘘だと罵詈雑言し、しかし死亡率が顕著に下がっていることに気付いて慣れて、死者は許容できる数だと認め、そしてコロナの撲滅は無理なのだと諦めることであろう。
 
   

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