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2018年10月1日月曜日

論理の話ではなく商売の話

 
 世界は論理的ではなく、バグっている。
 
 ∧∧
(‥ )漫画家つげ義春氏と
\‐  息子さんの話を要約すると
    こんな感じ?
 
  (‥ )なぜ人はこの主張に
      すがるのか
      それはこう考えればどう?


 サラリーマン川柳に曰く
 
 よくやった 事情変わった なぜやった

 
 ∧∧
( ‥)このような理不尽
    みんなが
    世の中は非論理的である
    という告発にすがる理由は
    これか
 
  ( ‥)ただしこれ
    ‐/ 非論理的というよりは
       筋が通っていない
       という話なのよね
 
 事情が変わったからといって先の評価を覆してはならない。それでは筋が通らない。そんなことをしたらもう誰も良きことをしなくなるだろう。
 
 実はこれ、論理の話に聞こえてそうではない。
 
 ∧∧
(‥ )むしろこれ取引の話だよね
\‐  
 
  (‥ )事情が変わったからといって
      前の支払いを奪い取ったら
      信用がなくなりますよ
      あなたは
      今を切り抜けたいから
      部下の責任にして
      部下の利益を奪い
      自分の信用も切り売りして
      しまうのですか?
      お前はただの我儘野郎だ
      そういう話だな
 
 ∧∧
( ‥)でもこの取引の話を
    多くの人は
    論理の問題だと考えてしまう
 
  ( ‥)だから多分みんなは
    ‐/ 世の中はバグっている
       非論理的だという
       批判にすがってしまう
       のだろうな
 
 とはいえ、これは論理の話ではなく、取引の話だ。。商売人として誠意があるかどうか、それを皆が問題にしており、悪い上司は単に我儘で強欲なのである。
 
 これを論理の話にすりかえると、多分、焦点がぼやけてしまうだろう。実際、悪い上司はしばしば屁理屈という論理に逃げ込む。
 
 
 

 

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