自己紹介

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2018年9月1日土曜日

下っ端は所詮は下っ端

 
 以前、ある組織に取材に行ったことがある。大きな組織だから広報も同席するのだ。
 
 そして下っ端の若い研究者はこれが資料ですとプリントしたwikiをこちらに手渡し、一方、部長クラスになると詳細な資料を用意してきた。
 
 ∧∧
(‥ )立場の違いだよね
\‐  現場仕事に追われる下っ端は
    取材への対応は雑用としか
    思っていないから
    対応がぞんざいで
    嫌々だし
    反対に部長クラスになると
    広報の先に
    予算の折衝先である
    国家官僚の姿を見ている
 
  (‥ )まあだからな
      若手の下っ端の愚痴は
      ああ、そうですか
      と笑って聞き流すに
      限るのよね
 
 それがどんなに真剣で切実な愚痴であり、生活ができないという悲痛の叫びであっても、そんなものは聞くに値しない。
 
 そもそも愚痴だけこぼして、それでもなおそこにとどまると決めた時、それは檻の中の飼い殺し、自分は家畜になる、ペットになると決断したことと同義なのだ。
 
 嘆く権利も自由もある。だがそれだけのことでそこに価値はない。
 
  

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