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2018年2月10日土曜日

パレードが大事

 
 中国のように広くて不安定な国は逃げ場があるので筋が通せる。
 
 日本のように狭くて安定な国は逃げ場がないので筋を通さなければいけない。
 
 半島のように狭くて不安定な国は逃げ場がないので勝ち組につかないとつぶされる。
 
 ∧∧
(‥ )実際、親日派を
\‐  立法以前に遡ってつぶしたり
    失脚したパク大統領の生家を
    放火したりするし
 
  (‥ )逃げ場がなくて勝ち組に
      つかないとつぶされる
      この状況では
      無法のエスカレートは
      あるけども
      戦線を維持することは
      難しいよな
 
 無法とは、俺は負け組にこんなこともやっちゃうぜ! お前らしびれろ憧れろ! という行動であって、勝ち組アピールでしかない。
 
 ∧∧
( ‥)勝ち組アピールが好きとは
    言い換えると
    皆がこれは勝てないと
    互いに感じたら
    戦う以前にそもそも
    体を張って戦えない
    つまり
    戦線は即座に崩れ出す
 
  ( ‥)弱ったことに
    ‐/ 日本もアメリカも
       半島を守りきれなかった
 
 白村江の戦いで日本軍は中国と半島北部の敵に敗北。撤退せざるをえなかった。WW2では背後からアメリカに襲われて満州国と半島を敵国へ明け渡すこととなった。
 
 そしてアメリカでさえ、朝鮮戦争の開始当初は半島の末端まで追いやられたのである。
 
 ∧∧
(‥ )しかも今、日米共に
\‐  半島を自力で守る力も余裕も
    理由さえもありませーん
 
  (‥ )はい、かような条件では
      半島の隊列は
      保ちませんね
 
 絶対的には軍事的にも経済的にも南が北に負けるわけがない。しかし、みんな最後まで戦わないのだろう。お互いがそう思ったら、戦う以前にそもそも戦うわけがない。

 勝ち組をアピールしないといけないから単独の無法行為は多いが、そういう行動を皆が取ると、いざ受け手の時には隊列が保たない。隊列が保つのは先に逃げた裏切りものを殺すという相互監視がある日本やアメリカのようなファシスト的な国家だけだ。死ぬことを名誉としない国家が最初の一撃を耐えられるわけがない。そして歴史的にも南は北と中国に勝ったことがない。つまり隊列の保持が不可能であるのは経験的にも自明で、誰もがそれをわかっている以上、いくら勝てる力を持っていても戦わず、それゆえに負けはすでに明らか。
 
 そう考えると、南の今の行動は非常にわかりやすい。
 
 ∧∧
( ‥)北の言いなりじゃないかと
    批判する人もいる
    こういう政策を取る
    文さんを選んだということは
    これが南の民意なのか?
    といぶかる声もあるけど
 
  (‥ )言いなりなんじゃなくて
      全面降伏
      民意じゃなくて
      これが総意です
      そういうことじゃね?
 
 というか、もはやいちいちこんなこと書くまでもない。これはもうほとんどの人が分かっているように思われる。南も日本も、うまく言葉にできなくても、だいたい皆さん、そんなことを考えているだろう。それはネットやtwitterを見れば明らかであるし、なし崩しに親北へ動く状況に南がうんともすんとも反対しないことで明らかだ。
 
 ということで以上はこれがすでに起こるだろう、という話であって、以下が本題。
 
 ∧∧
(‥ )それでもアメリカは
\‐  軍事攻撃をするんでしょうね
 
  (‥ )このまま金さんを
      放置したら
      ワシントンに届く
      核ミサイルさえ
      手に入れればアメリカと
      直接交渉できるという
      前例を作ってしまうからな
      それを許すような国家は
      いないよ
 
 ∧∧
(‥ )でも空爆で施設を破壊しても
\‐  そう簡単には
    金さんを倒せないし
    地下に隠せば
    色々な武器を温存できる
    でしょうなあ
 
  (‥ )示威的行為だから
      見せしめになれば
      それでいいし
      それを考えれば
      金さんを倒せなくても
      いいんじゃね?
      倒れてもどうせ
      中国が次の政権を
      おっ立てるだけだしな
     
 ∧∧
( ‥)それを考えますと
 
  (‥ )トランプのおっさんが
      軍事パレードしたいとか
      言いだしたって話
      案外に
      良いアイデアかもしれん
      一般的には
      素人トランプが
      おかしなことを言い出した
      みたいな捉え方で
      非難轟々だけど
      あれ案外に良いところを
      突いてるんじゃね?
 
 アメリカ本土に核ミサイルが届くかもしれない。これは慣れちゃった国民には大した話ではない。先進国はそもそもどこもそうだし、アメリカはロシアとお互いにミサイルを突き付けあっている状態を何十年も続けている。
 
 ∧∧
(‥ )言っちゃ悪いけど
\‐  そのロシアに比べれば
    北は小物ですからな
 
  (‥ )でもそれが幸いして
      あと一歩で王手なんよね
 
 金さん、あと一歩だ。いや、実際にはそこまで簡単じゃあるまい。小型化した核を搭載したホワイトハウスまで届くミサイル。口では簡単だが技術的には大変だ。だが、この目標を望めるところまで来たのはまぎれもない事実。
 
 そしてイラク戦争で逃げ帰り、リーマンショックでめちゃくちゃになったアメリカ国民が、こんなことを気にするとは思えない。
 
 ∧∧
( ‥)でも国家的には
    ここで叩き潰さないと
    悪い前例を残す瀬戸際だ
    でも大衆が乗り気ではない
    大衆をその気にしないと
    大事なことができない
    民主制の欠陥が今
    あからさま
 
  (‥ )そこで軍事パレードですよ
      あれは気分が
      高揚します
      ましてや世界最強の
      アメリカ軍ですからな
      反対している連中だって
      見た瞬間に手のひら返すよ
      国民の意識を
      奮い立たせて
      外交的な効果を出すには
      安上がりなもんですぞ
 
 もちろん、空爆の前にやるのか後にやるのか、それは分からない。それでも効果はあるだろう。そしてこれ、多分、もう一つ別の意味も持っている。
 
 ∧∧
(‥ )アメリカでさえ
\‐  国民の意識を総動員しないと
    戦略の実現がままならなく
    なっているというわけだね
 
  (‥ )富が分散する地球では
      どの列強も
      苦闘を強いられる
      経済的苦境の中で
      国民に苦闘を強いるには
      精神的鼓舞が必要
      すなわち
      全地球がゆるやかな
      ファシズムに覆われる
      予測されし未来
      やってくるぞ
      やってくるぞ
      ぞくぞくするねえ
 

  
 

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