日曜日は国立科学博物館へ。ルーシーとトゥルカナボーイを見て、親子連れの子供が「おーっぱい、おーっぱい、ちー◯ち◯ぶーらぶーら」と何度も言っていた。
ルーシーは猿人の女性
∧∧ トゥルカナボーイは原人の男の子ですからね
(‥ )
-( ‥)この宇宙は平和だ。
そういえば先日は「お母さん、雪だよ」と言って雪に触ろうとしている男の子に「汚いから触るんじゃありません!!」と言っているお母さんが上野にいた。男の子の顔が一瞬、ゆがんで、すぐに表情が覆い隠されると、「触ってなんかないよー」と言っていた。
∧∧ なぜいけないのでしょう?
(‥ )
-( ‥)さあ?
この世界には何かうまく言えない不幸がある。
帰り際、町中でふと見た、なんかムバラク大統領が辞任したらしい。
∧∧
(‥ )というか、、、数日前に
\– 辞任していたみたいです。
(‥ )へー、そうなのか・・・
さすがにテレビがなくてラジオもない、興味のあること以外、ネットでさえも探さないとなると、世界は一昨日も昨日も今日も何ら変わりない。
天体が運行し、太陽の時間が長くなり、星座の位置が変わることは見て取れるが、生きている人間はぎょっとするくらい何も変わっていない。
本屋では「親米国家が崩壊する!」と夢みたいなキャッチコピーが踊ったどうでもいいようなマイナーな雑誌が目についた。絶滅危惧種で、絶滅しても別にどうとも思われず、絶滅しても近似種が装いを変えて帰ってくる、
そういうあってもなくても良いような、あるいは、いてもいなくてもどうでもいいような、しかしいつまでもいるような代物だ。
∧∧
( ‥)親米で辞任したわけじゃないと思えますけど。
(‥ )あれは、、、あれじゃないのかね?
いかに神聖不可侵、地上に降りた神とはいえ、神であると同時に、彼は神を演ずる人である。ゆえにファラオは年食ったらぶち殺せ、という
(‥ )エジプト古来の偉大なる儀式が始まったと
受け取っていたのだが・・・。
∧∧
( ‥)そうですかねえ?? アラブの方でしょ?
おまけにイスラーム教徒ですし。
まあなんにせよ
ムバラクさん、そうかあ、子供の頃からずーーーーっとムバラクさんだったもんなあ。
∧∧
( ‥)とても長い年月だったでしょうね。
( ‥)ああ、長い歳月だったろうなあ。
長いようで、しかし短い。だが、短いようで、やはり長い。
確かに人間社会にも運行的な変化ってのはあるらしい。
そして、ばいばいファラオ