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2009年6月16日火曜日

びおとーぷ

 
 聞いた話。トンボがいられるような水辺を作ろう。そういう発想でいわゆるビオトープが作られることがしばしばある。とはいえ、そもそもそれまでそこになかった”トンボがいられるような水辺”を作るのは無茶な話。

 こんな事例を聞いた。神奈川県のある地方。その地域内ではあるけども、ちょっとした呼び物で公共のお金を使って作ったビオトープがあるのだそうな。立派な看板は今も残るものの、外来植物がうっそうと生えるだけの湿地と化し、水の中にはこれまた外来種の巻貝がいるという始末。

 ∧∧
( ‥)でっ、それが例のコモチカワツボなんですよね

     (‥ )地獄絵図


 まあそのなんだ、トンボを救おうといってもトンボはトンボだけで自立して存在できるはずもなく(水槽に水とヤゴ入れても飢え死にするだけ)、トンボを支えられるだけの生態系を”作らなくちゃいけない”のだけども、そういう発想が

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( ‥)欠けていたみたいですね。
    あるいは把握し切れていなかったというか。

     (‥ )まあ、満足はできたんだからいいんじゃねーの?
 
 エコってのはそんなもんでしょう。

 ∧∧
( ‥)環境保全できなきゃ意味がないでしょうに。

     (‥ )いや、それは話が逆ね。
         環境保全とエコは別物だと考えるべき。

 環境保全は動機はどうだから知らないが、科学の応用。

 エコは心理学。満足できればそれでいい。

 エコを環境保全だと考えるから理解できなくなるのだ。エコは得体の知れないファンタジーだと思えば理解オッケー。

 
 


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