先日、人間の意識をロボットで再現しようという人と話をした。
∧∧
( ‥)?
(‥ )さながらこう? ある仮説に基づいて組み上げられたロボットで
人間の”判断”を再現できた時、その仮説は人間の意識を
ある程度説明できる妥当なモデルであると見なし、
人間の意識がどのように出来ているのか検討を前進させる。
仮説を取りあえず作って検討していこう、説明できたら暫定的に良しとしよう、当然それは暫定的なものであるが、そうしないと一歩も前には進めない。それは当たり前のことであるけども、それを意識的にやっているのを見るのは意外と新鮮。
さて
∧∧
( ‥)でっ、あなたはこう尋ねたんですよね?
”霊を見るという現象”はしばしば見られる
では、ロボットでもそれを再現できるでしょうか?
(‥ )というか、機械で再現できてしかるべきだと思うぞ。
人間のすべてが”霊”なるものを見れるわけではない。だから多くの状態、多くの条件では”見えない”わけだ。
∧∧
( ‥)でも、逆に言うと、何かの状態、何かの条件下では
”見える”というわけですよね?
(‥ )そのはずだがね。
霊が錯覚だ、とか心理的な現象だって否定されるのはまあいいとして
∧∧
( ‥)でも”見えている”人がいるのは事実ですよね。
(‥ )だから人間の動作をある程度、再現したロボットなら
”霊”を”見る”のはこれ必然。
というか、再現できないとおかしい。もちろん、見たからといってそれが肉体の外部に”存在する”というわけではないのは、当然の話であるのだけど。ともあれ、
∧∧
( ‥)機械やロボットが”なんかいるはずがない人がそこに!!”
って言い出したら、それは画期的ですよね。
(‥ )それでやっぱり白い服を着た女の人が、、、とか
言い出したら面白いよねえ。
古今東西、白い服を着た女の人というのが定番らしいけど、あれはなぜね?
∧∧
( ‥)人間の脳ってそういうものを見るように
できているんですか?
(‥ )多分そうなんじゃないの?
とはいえ、こんなことが再現できるようになるのはずっとずっと先の話だろう。
とっ、こんなことを書いている丑三つ時、窓の外からいきなり、ぐぇあ ぐぇあ 、とゴイサギのあのひどくて薄気味悪い声が聞こえた。こんな時、人によってはまじびびりするかもしれない。
( ‥)というか夜の森でいきなり、おげぁあああーー!!
と鳴かれるとぎょっとするけどね。
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( ‥)あれ、子泣きじじいのモデルじゃないんですか?