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2016年7月7日木曜日

出てけってことはすでに支配者がいるってことだよね

 
 情勢はざっというと、国民投票と離脱派勝利の思わぬ結末にあわてるイギリス。
 
 なんとか踏みとどまりたい!

 完全な離脱ではなく準加盟国とかロンドン独立EU加盟継続とか様々な思惑が吹き出る一方、EUは結果に愕然としつつも、次なる離脱を波及させないためにイギリスに対して断固とした処置を行う方針。
 
 良いところ取りはさせない!
 
 
 ∧∧
(‥ )という状況らしいと
\−
 
  (‥ )考えてみればさ
      すげーおかしな話
      なんだよな
 
 自分たちの組織を自分たちで運営しよう。民主制は非常に全体主義的で、それ自体、巨大な村社会なのだと言える。民主国家というものは独裁国家とはまた別の意味で厳しく統制されているものだ。

 当然、民主制はよそ者の介入に対し、非常に厳しい。村の中に入ったよそ者がどうなるか、それは誰もが知っていることでもあろう?

 ∧∧
( ‥)そしてEUは
    国家よりも上位
    そうである以上
    EUは民主国家の主権を
    ある程度
    侵犯するものである
 
  (‥ )つまり
      民主国家がEUを嫌うのは
      当然なんだよな
      だからEUも
      統一はすぐには無理だし
      ゆっくりそれをやってきた
      しかしイギリスのように
      今回反動が出てしまった
      これは
      我々の不徳の致すところ
      もう一度最初から
      やり直そう
      たとえ一歩退いても
      結果的に二歩進めば良い
      そう考えるべきところ
      なんだよな


 ローマ帝国の崩壊以来、1500年、西欧は解体された残骸のままであった。
 
 1500年だ。

 この長い分裂と抗争の時代を、一世代、二世代で塗りつぶすことはできまい。少なくともまともな人間ならそう考えるだろう。
 
 ところが実際にEUから出てきたのは、イギリスはすぐに出て行け、おいしいところ取りは駄目だ、裏切り者は仲間はずれだ、報復だ、である。
 
 これは、

 1500年の時を越えて西欧世界を統一しよう。これを成し遂げないと大戦で西欧は再び灰燼と帰してしまうだろう、だがすべては主権国家であるのだから統一もまた容易なことではなく、そして迅速に行うことでもない


 というような深謀遠慮ではない。イギリスはEUからすぐに出て行け! という態度には、こういったEU成立の根本にあったはずの理念も世界観も欠いている。
 
 これって要するに、EU化したことで莫大な利益を手にする人間が今や大勢いて、政治家に強い影響力を及ぼしており、彼らがすでにヨーロッパを牛耳っていて、主権国家なんかどうでも良いし、一般大衆もどうでも良い。そう思っている反映ではないのか?
 
 ∧∧
(‥ )それを考えるとイギリスの
\−  一般大衆が
    民主制としてその意思を
    行使して独立を選ぶのは
    結果的には
    当然なんでしょうね
    
 
  (‥ )離脱に対して
      こんな反応をする帝国に
      民主制がなびくわけが
      ないからな
      そして
      EUってとっくの昔に
      その目的や理念やらを
      忘れて何か別の帝国に
      なりかかっているという
      ことなのかもな
 
 
 そうだとしたら、これは驚くべきことでもある。

 WW2から70年。石炭鉄鉱共同体成立からわずか65年。ユーロの導入からは20年たっていない。たったこれだけの期間で帝国の支配階級が誕生し、彼ら自らが自身の利益のために統一の維持をここまで強固にもくろみはじめようとは意外。
 
 

 
  
 

2016年7月6日水曜日

正しさとは必ず間違いの道

 
 7月6日、3:20 気温は21度、湿度は92%
 
 ∧∧
(‥ )昨日…というか
\−  4日昼間の猛暑と
    打って変わって
    涼しい夜ですなあ
 
  (‥ )4日の夕立で温度が下がり
      アスファルトも冷え
      翌5日はずっと曇り
      夜になってここまで
      下がったというわけだ
 
 動かないでいると、シャツ1枚では寒いほどだが、歩いている分にはむしろちょうど良い温度である。
 
 もっとも夜空は曇天、おまけに湿度が馬鹿みたいに高いので 壮快! というわけにはいかなかったが。
 
 さて
 
 ∧∧
(‥ )片山さつき議員が
\−  立川駅の演説中に
    左翼集団に襲われたって
    ニュースが流れてるね
 
  (‥ )大手のメディアは
      流してないな
      元ネタは夕刊フジっぽいね
      事が起きたのも2日
      しばらく前だね
      内容は
      アベ死ねとか書いた
      プラカードをかかげて
      帰れコールした集団がいて
      議員が手を差し伸べたら
      ひっぱたいたと
 
 ∧∧
(‥ )確かにtwitterを見ると
\−  7月2日、演説妨害をされて
    うち一人は私の手を叩きました
    とご本人が投稿してますなあ
 
  (‥ )他、片山議員が立川駅で
      ブーイングされている
      というツイートも
      検索にひっかかってくるな
 
 ∧∧
(‥ )内容自体は絶対的には
\−  大したことではない…
    議員ご本人も
    事実を述べただけで
    さらっと流してる
    むしろそんな人もいたけど
    私が淡々と話したから
    立ち止まる人が増えたよ!
    とある意味勝利宣言
    でも…
    理論上は大問題ですかね
 
  (‥ )大問題だろうねえ
      演説を妨害する
      演者の手を叩く
      これは
      理論上は民主主義の
      暴力による否定だからな
 
 理論上? 実践上のことを君はなぜ考えないのか? 日本が戦争できる国になるかならないかの非常事態だ、これぐらいいいじゃないか! と言う者もいよう。

 しかし、それを言ったら、ではどこからが悪いんだい? さらにいえば、どこまで暴力していいの? ということになる。こう言えば明白なように、これは極めて危険な領域だ。

 境界線が明瞭でない問題で、しかもそれが一歩こじれると大問題になりうる場合、境界線のずっと手前でとどまることがどうしても必要となる。
 
 ∧∧
( ‥)でっ? それをしない
    それができない
    集団でありましたと
 
  ( ‥)物事をよく考えていないし
    −/ よく訓練されても
       いないんだな…
       組織的というよりは
       自発的なのか?
 
 それとも単に組織の程度が低いのか。これもありえそうな話だ。

 あるいは、正しければ何やっても良いはずだ、と思い込んでいる連中なのか? まあこれは多分そうだろう。
 
 ∧∧
(‥ )正しいことに執着するとは
\−  すでに結論したことを疑わず
    無批判に行使するという
    ことである
 
  (‥ )今回の選挙は
      この手の人にとっては
      戦争を引き起こそうとする
      悪の帝王アベ・シンゾーを
      打ち倒す聖なる戦い
      なんだよな
 
 つまり、彼らにとって、このたびの選挙は聖戦なのだ。
 
 だがどう考えても残念ながら、これ負け戦ですよね? という状況。
 
 ∧∧
( ‥)だとすると選挙後
    この手の人にとって
    有権者達とは
    アベ・シンゾーを
    支持した悪の手先ってことに
    なるのでしょうなあ
 
  ( ‥)自民が勝ったら
    −/ この手の連中は
       次は魔王を支持した
       国民を攻撃しだすの
       だろうな
 
 
 ∧∧
( ‥)ああ、テロに走るのか
 
  (‥ )正しさを疑わないって
      そういうことだし
 
 
 正しさを信じるとは、我が社の業績は上がっているはずだから、売り上げ悪化の報告は全部嘘だ、という世界観だ。これは予めグラフを描いて、データをそれに合わせるという動作である。つまり結論ありきで他人の意見や報告を聞かない世界観。
 
 本来、通常なら、データを集めて、それを説明するグラフをデータに基づいて描くのが普通だ。
 
 正義を重んじる人間はこれができないし、この動作に戸惑う。それは信念の放棄であり、正しさに対する冒涜ではないのか? と
 
 しかしこの場合、新しいデータがそれまでのグラフと合わないのなら、あれ? グラフが間違っているのかな? となるし…

 ∧∧
(‥ )グラフが下がれば
\−  あれれ? 業績が悪化してる
    ということに気づく
 
  (‥ )あるいはこうしてみたら
      どうかな? とやってみて
      グラフが上向けば
      どうもこれで良いらしいと
      分かるわけだな
 
 つまり、データからグラフを描くからこそ、経験を生かすことができ、解答を探索できる。そしてこれが通常の人間。
 
 だが、正しいことをすでに知っている人間はこれができない。ただただすでにある正義を正解だと信じて繰り返すだけである。当然、他人の話を聞かない。どこまでいっても自分の賛成意見だけだ。
 
 つまるところ正しいことをするとは、経験を破壊することであるし、そして正しさという結論に飛びついた以上、行動を是正することはできないのである。
 
 しかも弱ったことに、本人が正解だと信じているだけで、正解が本当に正解なのかは分からない。なぜって正解は自分自身の正しさをまったく保証しないからだ。そして悲しいかな、正解とはしばしば、というかほとんどの場合、間違いなのである。
 
 つまり正しき道をゆくとは、不正解の道を他人の忠告を聞かずに走り抜けること。

 なればその末路。悲惨なことになるは必定。
 
 
 
  

2016年7月5日火曜日

独裁を指向しているから独裁者批判

 
 安倍首相は独裁者だ! 安倍政治を許さない ノット安倍
 
 
 ∧∧
(‥ )安倍、安倍、安倍
\−  なにもかも安倍
    安倍っちすごい高評価
    自民党内以上に
    野党から絶頂高評価
 
  (‥ )...あの人は
      ただの首相なんだけどな
 
 
 もちろん、かの人はお父さんについていって若い頃から外交を経験した人だ。どういう時にどういう相手にどう接すれば良いか、それを何度も経験したはず。
 
 ∧∧
( ‥)二世議員のぼんぼん
    なんて悪口言われるけど
 
  (‥ )経験値の差は大きい
      残念ながら世襲議員に
      素人は勝てませんよ
 
 絶対勝てないわけではもちろんないが、”相手は二世議員で苦労を知らないはずだから、現場を知らない俺でもこいつになら勝てるはず!” という主張に、色々と無理があることは確かだ。

 それは長嶋一茂は二世のぼんぼんだから、野球素人の俺様でも野球で勝てるはず、と言うに等しい暴言。
 
 ∧∧
( ‥)とはいえ
    いくら経験があっても
    安倍さんは所詮は個人
 
  (‥ )例えば本物の独裁制である
      ローマ帝国だって
      皇帝達は
      何世代も何百年もかけて
      少しずつ
      状況に対応したわけ
      だしな
      革命を起こして世界を
      書き換えた皇帝なんて
      いやしなかったよ
 
 つまり、いくらすぐれていたとしても、いくら状況に恵まれたとしても、仮に本当の意味で独裁制で、人が独裁者であったとしても、個人の力で出来ることなど、せいぜいひとつだけってことだ。
 
 要するに、ひとつひとつの小さな累積が世界を変えるのである。
 
 ∧∧
(‥ )それを考えると
\−  ”安倍の独裁で
    日本がみるみる変わる!”
    という主張は
    荒唐無稽であると
 
  (‥ )逆に言えば
      そういう批判をしている
      当の本人達こそが
      独裁制を指向しているって
      ことだろう
 
 一人の力で国家が変えられてしまいます!! という主張は、たったひとりの力で世界を変えることができる、という信念を前提している。

 そして、

 あいつは独裁者だ、奴は危険だ打倒しろ! 
 
 とは、

 私たちは正しいことをしている

 ということであるし、さらに言えば、
 
 お前達! 私たちの計画に耳を傾けろ、そして従え!

 と主張していることに他ならない。

 要するにこれ、自らの独裁と世界の改造を計画、夢想しているということに他ならない。そしてだからこそ、独裁者安倍の暴走を許さないなんていう言葉が出てくるんだろう。
 
 ∧∧
(‥ )もちろんこれは
\−   能天気な主張であると
 
  (‥ )お前の人生すら
      自分の意思で劇的に
      変えることができないのに
      一人の意思で
      世界を変えるなんて
      無茶でしょ?
      と尋ねるべきだね
 
 人間がかなえられる望みはひとつだけ。それを忘れてはならぬ。
 
 たったひとつのわずかな改変、それだけのために人は生き、そして死ぬのだ。
 
 
 

徹夜明けの企画会議のような...


 夕立の襲来に洗濯物は屋内に取り込み、そのままである。7月5日2:45 夕立の後に温度が下がって現在の気温は26度。しかし湿度は98%だ。
 
 
 ∧∧
(‥ )最近は一気に洗濯物が
\−  増えましたからね
    
 
  (‥ )温度は30度を越え
      湿度は60%を越え
      70%に届かんとする
      ちょっと動くだけで
      シャツが汗まみれに
      なってしまう
 
 用事で街に出ればほとんど夏至の太陽が真上から照りつける。炎天下の中、よたよた歩いていると、選挙だからのぼりが立って演説だ。
 
 安倍政治を許さない
 
 戦争はさせない
 
 憲法改正反対
 
 真の労働者の政党を!
 
   でも争点は
 ∧∧ 労働じゃなーい
(‥ )
 −( ‥)まあ一応
     とってつけたように
     アベノミクスで
     格差社会がとは
     言ってるけどな
 
 しかし、それはそれで疑問である。

 仮に格差が進むのなら、アベノミクスは成功だし、それは景気の前進でもあろう。
 
 反対にアベノミクが失敗なら格差が生じる理由がない。
 
   経済学者きどりの人に聞けば
   アベノミクスが成功しつつ
   格差が広がる条件を嬉々として
 ∧∧ 教えてくれるでしょう
( ‥)
 −( ‥)まーそーだろーねー
 
 
 もっとも、聞いたところで、納得することはなさそうである。
 
 それに、そもそも誰もそんなことに興味はないのだ。世間はアベノミクスにも関心が無いし、理解しようとも思わない。

 
 世間一般に考えられていることと言えば、円安で輸出産業が踏みとどまれればそれで良いとか、思い起こせば民主党はひどかった、彼らはそういうことをまったくしなかった、あれは困る。せいぜいこんなことではないか?
 
 安倍首相を独裁者と野党は言うが、いやいや、それはこの宇宙に期待しすぎだろう。
 
 人生に一発逆転はない。この宇宙では現状を維持することすら膨大なエネルギーを必要としている。ゆえに、人間個人に出来ることなどない。首相も所詮は首相だ。彼とて出来ることはせいぜいなにかひとつだけである。
 
 そのひとつとして仮に憲法が変わったところで、それだけでは戦争の十分条件足り得ないことも明白だ。

 戦争ってのは必要経費がこれだけ、とか、守れる利益はこれだけ、動かせるのはこれだけ、相手もこれだけ、だからこれだけ、そういう物理的な理由で制限されるものである。

 法案、成立、即戦争、ひゃっはー! って一体全体どこの能天気世紀末なんだか。
 
 というか、それではまるで魔法の世界である。しかるにこの世界は物理的なものだ。この世界にそこまでの自由などありはしない。


 一方、どういうわけか、中国はこの時期に軍事的な火種を煽ろうとする始末。まるで自民党に追い風を送るかのような動きにさえ思える。
 
 ∧∧
(‥ )なんででしょうね?
\−
 
  (‥ )中国って自由の国だろ?
 
 中国は自由の国だ。独裁制だと批判する人もいるが、あれはむしろ上に上がれば上がるほど強大に自分の自由を行使できる結果だと見るべきかもしれぬ。
 
 ∧∧
( ‥)そういうのを独裁制と
    言うのだと思うけどね
 
  (‥ )ともあれだ
      そういう仕組みだと
      一番えげつなく自由を
      行使してきた人間が
      頂点に立つことになるよな
 
 これは要するに、

 皆のためにならないから止めよう..と思わなかった人たちが

 あるいは

 これは駄目だよねえ、と思わなかった人たちがトップに立つことを示す。

 無制限の自由とはそういうことだ。

 さらにいうと、世界の政治家とは田舎のおっさんだろう。世界は都市より田舎の方が多い。ゆえに独裁政権であろうが、民主制であろうが、田舎の世界観は政治家に反映される。

 つまりアメリカ大統領はアメリカの田舎代表だし、日本の首相も同様。なれば中国も同じだろう。
 
 ∧∧
( ‥)つまり?
    中国の指導部は
    どこの国よりも
    えげつなく自由になった
    田舎のおっさん?
 
  (‥ )自由の国の政治家って
      そういうことじゃね?
 
 だとすると、

 日本で憲法改正が争点になる、

 あるいは少なくとも野党がそれを争点としている選挙のこの時期に、どうして中国はわざわざ国境線で火種をもてあそぶようなことをするのか? 

 という疑問にある程度、解答が得られる。

 恫喝すれば逆効果だとか、こんなことをしたらむしろ炎上しちゃうから止めよ、とか、そういうことを考えないのが自由な田舎のおっさんというものだ。
 
 こう考えてみると、戦争法案反対とか、安倍は独裁者とか怪気炎を上げる野党の争点はなにもかも独りよがりのようである。
 
 ∧∧
(‥ )なんでも本日7月4日
\−  渋谷に応援演説に来た
    安倍首相に
    帰れコールを浴びせた
    おっさん集団がいたそうだけど
 
 
  (‥ )そういう下品なことを
      してしまえるのは
      自分の正義を信じている
      からだよな
      しかし正しさを信じるとは
      独りよがりなことである
      独りよがりなことは
      むしろ逆効果だ
      あれだな
      煮詰まりすぎて
      訳分からなくなって
      いるんかな?
 
 さながら、徹夜明けの企画会議で皆の頭がテンション上がったぽんこつになって、駄目な企画が満場一致で可決されてしまうような、あの感覚。
 
 
 
 

2016年7月4日月曜日

7月4日17時の夕立予測

 
 16:50現在、気温は32度で湿度は70%
 
 ∧∧
(‥ )うほーい
\−  気象庁の気象レーダーを
    見てみると
    西から猛烈な夕立が
    接近してくるぞー
 
  (‥ )ああせっかく洗濯して
      いるところだと
      言うのに…
 
 気象庁の予測からすると、多分、洗濯が終わって干したところで夕立到来。多分。
 
 ∧∧
( ‥)雷鳴も
    きっこえるぞー
 
  (‥ )うおー洗濯物ー!
 
 
 
 

7月3日の夕暮れと暑い日々

 
 2016年7月3日の夕暮れ








   



そして夜になり、火星を見て、そして日付が変わり…

 
   (‥ )あのですね
 
 ∧∧
( ‥)なんですか?
 
 
   (‥ )眠いんですよ
 
 ∧∧
( ‥)寝ろよ
 
 
   ( ‥)しかし10時間しか
       起きてない
 
 ∧∧
( ‥)起きてまた仕事すれば
    つじつま合うべ
 
   (‥ )名案ですね
       1日8時間で必ず
       目が覚めますからね
 
 ∧∧
( ‥)良かったな
 
 
 日付は変わったが太陽が落ちた夕方19:00の気温でも33度、湿度は65%。23時になっても気温は31度、湿度75%であった。外で火星を見ているだけでも汗がだらだらと流れてシャワーを浴びなければいけなくなる始末。
 
 そして日付が変わった7月4日、2:30 気温は28度、湿度は78%である。
 
   ( ‥)暑いから体力を
       失ったんだなあ
 
 ∧∧
( ‥)いいから寝ろよ
 
 

過労死もできない国 こじらせた君

 
 ∧∧
(‥ )バングラデシュのテロで
\−  日本人七人が亡くなったと
 
  (‥ )犯人の中には高学歴で
      海外留学経験者もいるって
      話みたいだな
 
 なんと、金をかけて勉強したのに無意味なテロとはまた無意味な人生だ。

 と言いつつも、考えてみれば日本だって親の金で大学までいったあげくにわざわざ人を殺したり、爆弾爆発させたり、リンチ殺人をした連中がごろごろいたんである。
 
 ∧∧
( ‥)学業ってなんすかね?
 
  (‥ )好意的に言えば
      学業を修めたゆえに
      他人より物が見えるから
      他の誰よりも絶望し
      絶望的な行動に飛びついた
      だな
 
 当たり前に言えば、良い学校を出たのにうまくいかなかったので腹いせ。
 
 ∧∧
( ‥)非好意的に言うと?
 
  (‥ )大量の文章を正確に
      読みこなし
      なおかつ的確に
      判断するための
      知識を十分に覚える
      脳の持ち主を選抜する
      それが受験勉強
      だが実際には
      そうした本命以外に
      暗記だけが得意で
      物事に執着するやばい奴が
      成績優秀者の中に
      どうしても混入してしまう
      そういうやばい奴らが
      ろくでもないことをする
 
 まあ、ありがちだ。プラトン的な論理至上主義だったり、あるいはその亜流のようなマルクス主義にはまった知識人ってのは、これに該当するだろう。
 
 それにしてもバングラデシュか。
 
 ∧∧
(‥ )あなたが以前この国に関して
\−  聞いたのは
    どうにもならない国って
    評価だったよね
 
  (‥ )援助のために
      井戸掘りにいく
 
 タイなどでは現地の人が何人もついてきて技術を覚え、後は自分たちでやる。
 
 バングラデシュでは誰もこない。
 
 
 なんでどうしてそういう価値観がこの地で定着したのかは知らない。とにかくそうなのでどうにもならん、という話だった。まあ今から10年以上前に聞いた話なのだが。
 
 とはいえ、それから劇的に物事が改善するわけもないだろう。
 
 ∧∧
(‥ )日本みたいに
\−  真面目であることを強制され
    お互いに監視し合う国家
    というのも
    息苦しい物でしょうけど
 
  (‥ )そういう相互監視と強制が
      ないばっかりに
      過労死することすら
      できない国がある
      それは念頭に
      入れておくべきだろうな

 低賃金で死ぬ人はいても、日本のような過労死はない。それは幸せなことであろうか? それって、実際には奴隷労働しかない世界ってことではないのか? 

 いや、待ちたまえ、日本のブラック企業だって奴隷で社畜ではないか、そう反論する者もいよう。だがそう反論する者たちとて、こういう企業はいやだよね、というだけで別に日本から飛び出るわけでもない。それがすべてを物語っている。
 
 真面目であることを強制されず、それゆえに過労死すらできない国がある。
 
 ∧∧
( ‥)そういう世界にいると
    絶望するんですかね?
 
  (‥ )人にもよるけどな
      まあ国が発展しないと
      色々先が見えちゃうからな
  
 
 そういう場所のそういう人間が頭をこじらせると、こういうことをする、ということであろうか?
 
 ∧∧
(‥ )後は、現在のところ
\−  イスラーム世界では
    宗教原理主義が流行だから
    それをまとっただけですか
 
  (‥ )一昔前なら
      イスラームでも
      マルクス主義だったけどな
      マルクス主義はもう
      流行らないからねえ

  
 こじらせた人間は、大概、自分で考えずに流行りの服を着る。そこんところが多分、限界。
 
 

2016年7月3日日曜日

自由往来の帝国は崩壊し、そしてまた戻ってきた

 
 18世紀、七年戦争真っ最中のイギリスとフランス。この時、イギリスの作家ローレンス・スターンは、当時でさえ必要なはずの旅券の携帯なしにパリまで旅行できたという。
 
 
 ∧∧
(‥ )七年戦争ってオーストリアで
\−  マリアテレジア女帝が
    即位することになった時
    女の即位に正統性無しという
    口実でプロイセンの
    フリードリヒ大王が
    前から欲しかった
    オーストリアの
    シェレージェン地方を
    併合して
    それに女帝さんがぶち切れて
    始まった戦争だよね
 
  (‥ )オーストリアは当時
      ハプスブルク帝国だからな
      圧倒的な大国相手に
      プロイセンと大王
      どえいらいことに
      なりましたと
 
 プロイセンは後の1871年、ドイツを統一してドイツ帝国を作り上げる。つまり今あるドイツ共和国の前身の前身みたいなものだけども、当時は新興の小国。それが勝手に大国の領土をかすめたものだから、そりゃあ大変なことになる。もはや大王、風前の灯火?? になってしまうのだけども、なんとか、からくも良い条件で講和することができた。
 
 そして当時、群雄割拠する西欧諸国もやはり皆、それぞれの利害をめぐって参戦。フランスとイギリスも戦火を交えたのであった。
 
 ∧∧
( ‥)でも旅行できるー
 
  (‥ )当時の戦争って
      貴族が行うものだし
      国家は王家のものだし
      一般人は関係ないって
      ことなんだろうな
 
 だがやがて戦争は変わる。民主主義が台頭し、徴兵制が敷かれ、素人の一般国民が銃剣突撃する時代になる。
 
 つまり、祖国が発明され、愛国心が発明され、愛国心に基づいた突撃が奨励され、そして敵国民への憎悪が当然となっていく。
 
 そして七年戦争から150年後のWW1。もはや熱狂的に盛り上がった国民総動員の熱は押さえられることなく、戦争は交渉で止まることもなく、総動員による国家同士の戦いは甚大な損害をもたらした。
 
 ∧∧
(‥ )民主制は国民皆兵だから
\−  戦争は止まらないし
    頭に血が上った素人は
    めちゃくちゃしだす
 
  (‥ )そしてWW1の時に
      オーストリア帝国は
      解体しちゃうんだよな
 
 民主制は選挙で意思を統一するし、国家と民族を掲げて戦争を行う。一民族一国家なんていう言葉があるように、場合によっては民族は発明されて、この国の国民であるからには、お前はこの民族であるし、そうあらねばならない、と強制される。
 
 民主主義が寛容なはずなどあるものか。そんなことを信じているのは底抜けの馬鹿だけだ。

 息も詰まるような監視体制下にある軍事世界、これこそが民主制。
 
 ∧∧
( ‥)その民主制の真骨頂が
    発揮されたWW1の時に
    多民族国家オーストリアが
    解体しちゃったのは
    当然のことなんでしょうね
 
  (‥ )そもそも
      WW1勃発の引き金は
      オーストリア皇太子が
      セルビア民族主義者に
      暗殺されたことだしな
 
 民主主義と民族主義が吹き荒れる中、帝国は解体し、そして民主制がその力を全解放した戦争はあまりにも甚大なものとなった。かつてないような壮絶な戦い、いわば戦争が相転移したとでもいうような途方も無い被害。
 
 ∧∧
(‥ )しかしそれでもこりずに
\−  まだやるという
 
  (‥ )ついに西欧諸国は
      WW2の同士討ちで壊滅し
      世界の覇王から転落し
      植民地もことごとく
      失うことになる
      ははっ、お笑いだな
 
 
 民主主義は兵器だ。民主主義の生みの親である人類をも抹殺しかねないほどの親殺しの兵器。それが民主主義。
 
 この絶望的な被害と灰燼と化した西欧を見て、人々はEUを作ることとなった。
 
 最初は石炭鉄鉱共同体を、それからECを、そしてEU。そしてすでに50年以上の時間が経過した2016年、
 
 ∧∧
(‥ )はいイギリスがEUを民主的に
\−  離脱しましたよと
 
  (‥ )考えてみればさ
      当たり前なんだよね
 
 貴族と封建制と帝国と独裁制があった時、戦時下でも人は自由に往来できた。
 
 民主制になったら戦時下の相手は敵国民であり、憎むべき相手であり、民族主義による果てしない分裂と暴力と殺し合いで帝国は解体し、人の往来がなくなった
 
 ∧∧
( ‥)その殺し合いに愕然として
    国境線を解放する
    それは究極的には
    民主主義を否定し
    帝国と独裁制と
    貴族と封建制に
    戻ることではなかったか?
 
  (‥ )人の行き来は自由になり
     寛容な世界に
     あふれる移民と
     低賃金労働者
     蚕食される市場
     これを眼の辺りにした時
     非寛容で好戦的で
     身内主義の民主制が
     拒否反応を示すのは
     当然のことだよなあ
     だってそういうものだし
 
 
 考えてみればこの流れ、何もかも当たり前のことではなかったか? そしてこうも言える。民主主義は今、明らかに衰退し、地球から消滅しようとしていると。
 
 そしてみな喜べ、確かに人の往来を否定しない帝国が、時代を巻き戻すように帰ってきたぞ。
 
 ∧∧
(‥ )まっ、悪いこっちゃ
\−  ないですね
 
  (‥ )歴史の流れは
      止められんしな
 
 
    
 

2016年7月2日土曜日

生活ぶった切り

 
 ライフハックとかいう思いつき人生術を毎日のように誰かが発明し、それがネットの中を拡散する時代。
 
 ∧∧
(‥ )Lifehackって
\−  一体全体どういう意味よ
 
  (‥ )ライフは自明として
      ハック(hack)は
      元来は”切り刻む”
      という意味だそうだな
 
 切り刻む、斧でぶった切る、森を切り開きながら進む、さらに電算の世界では、プログラムに取り組む、という意味を持つようになったとかなんとか。
 
 ようするにライフハックとは、まま直訳すれば生活ぶった切りであるし、意訳すれば...
 
 ∧∧
( ‥)なんだ処世術って意味か
 
  ( ‥)まあ世渡り上手よりは
    −/ 仕事をうまくやる
       という意味が
       強いのだろうけどね
 
 しかしなんというか、毎日、毎日、どっかの誰かが新たな、しかも役に立つんだか立たないんだか分からない処世術やら仕事術やらお描き上達の秘訣やらを発明して吹聴するもんで
 
 ∧∧
(‥ )何が何やら
\−  分かりませんなあ
 
  (‥ )誰も真剣には
      聞いてないから
      結果的に
      無害なんじゃね?
 
  
 つまりこの世は冗談半分なものとして観測するものだってことらしい。
 
 

民主制とは死ぬことと見つけたり

 
 多数決は良く間違える。
 
 
 ∧∧
( ‥)...それってまるで
    必ず正しい答えを導く
    意思決定の方法が
    あるかのような
    言い方ですなあ
 
  (‥ )実際には
      間違えていいし
      そういうものだけどな
 
 
 イラクに攻め込むべし! 
 
 アメリカ国民はそう判断してブッシュを支持した。
 
 その結果はゲリラ戦どころではない、誰も状況が把握できない混乱と戦費の増大だった。
 
 ∧∧
(‥ )失敗したことから
\−  次の大統領オバマさんは
    撤退を選んだ
    そして戦地から家庭に戻る
    夫や父や妻や母は
    アメリカの
    ミドルクラスを
    立て直して欲しいと
    演説した
 
  (‥ )ほら失敗から学んでる
      まっ、撤退は撤退で
      悪影響ありまくりで
      イラクではISISが出現し
      シリアは内戦となり
      混乱は波及して
      難民はEUに
      なだれ込んでいるんだがな
 
 イラク侵攻は失敗だった。その結果を受けて、アメリカは撤退を選択した。
 
 もちろん撤退もまた無責任かつ失敗、失政ではある。
 
 だが、それでもなお、このことから分かるであろう。

 アメリカ、というか民主制に統治能力などないのだ、ということが。
 
 少なくともこれでひとつ皆は状況を把握したのだ。

 ほら、失政したからこそ、利口になったであろう?
 
 あるいはこうである
 
 民主党が金をばらまくと言った、それを真に受けて投票する馬鹿と、ばらまきに必要な予算を計算し、そりゃ無理でしょう、といって投票しなかった人間。
 
 ∧∧
(‥ )民主制ではどちらの一票も
\−  等価なのである
 
  (‥ )馬鹿と賢明の一票が
      等価だ
      誰かが指摘した通り
      確かにぞっとする話では
      あるな
 
 
 だがしかし、民主党は何もできなかった、いやむしろ明らかに自民党以下であり、それは失政であった。このことは、一票を投じた馬鹿も含めて、誰の眼にも明らかであった。
 
 ∧∧
( ‥)というわけで
    民主党は次の選挙で惨敗
    自民党の一人勝ちで
    現在に至ると
 
  (‥ )あの政権交代まで
      みんなは
      政治家なんて馬鹿でも
      誰でもできる
      そう思っていたが
      そうではないってことが
      分かった
 
 ほら、失政を選んだことでまたひとつ利口になった。


 少なくとも人々はごく単純で素朴な理解だが状況を把握したのだ。
 
 もちろん、こんなものは理解などと呼ぶにはほど遠いものである。
 
 これは、火に触ると熱い、ということを学んだ程度のことで、知能としてはごく初歩的なものでしかない。
 
 ∧∧
(‥ )でも実行して失敗して
\−  そして確かに理解したって
    ことでもあるんだよね
 
  (‥ )ほら、ちゃんと
      ”判断できて”いる
 
 ひるがえって考えてみよう。

 多数決は良く間違える。

 この言い様には、ひとつには単なる事実の指摘という面がある。
 
 良く間違える。それは事実であろう。
 
 だが、こんなことをわざわざ言い出すってことは、言った奴の頭には動機がもうひとつあるであろう?

 多数決は良く間違える、この指摘には、本当は正しい結論を知っている我々がいるのに、大衆は馬鹿で愚かで必ず狂った判断を下す。だから利口な我々や俺様が管理しないといけない、という発想がそこにあろう。
 
 ああ、しかし、そういう考えこそが間違いなのだ。なぜって、答えを予め分かっている、というのは、俺の判断に間違いはない、宇宙のすべては私の手の内なのだ、と主張することに等しい。それは俺のプログラムにバグは無いと豪語する無知蒙昧も同じこと。
 
 ∧∧
( ‥)民主制とは人間個人個人を
    演算素子として
    解探索を行う
    巨大な演算機械である
 
  (‥ )知性など必要ない
      知性などなくとも
      解探索は可能なのだ
 
 実際、民主党のばらまきに舞い上がるような馬鹿でも、民主党は失政であった、という痛みは分かるであろう?
 
 知性など必要ない、知力も無意味だ。痛いとか、嘘だった、とか、それだけを把握できる神経がそこにあれば演算素子として十分機能する。これ、ミツバチ程度の能力だ。人間なら誰でも持っている。
 
 もちろん、演算素子として痛みを感じるとは死ぬ、ということでもある。
 
 例えば、

 二番では駄目なんですか?さんが堤防を仕分けしたから水害が起こった

 そう言われたことがある。
 
 ∧∧
(‥ )それ自体は実は正確な
\−  批判、指摘ではないんですが…
 
  (‥ )ああだが言わんとする
      ことはもはや明らかだろ?
 
 100年に1度、1000年に1度の水害なんかのために大規模土木工事をしてどうするんですか? コンクリートから人へですよ、建築ゼネコンのために血税をつかってどうします? 2番でもいいじゃないですか。
 
 このような言い様は、1000年の1度の大災害、東日本大震災が起きたことでまったくもってその意味と価値を失った。
 
 これ以前と以後とでは以上の主張への評価は正反対になったのである。
 
 2番では駄目なんですか?さんが堤防を仕分けしたから水害が起こった、という批判は確かに間違っている。だが、実は正しいのだ。
 
 そしてこれは民主制について重要な点を明らかにしている。
 
 多数決は間違う
 
 それは当然。間違うからこそ演算が進むのだ。お前は演算をなんだと思っていたのか? 俺のプログラムにバグは無いと主張する阿呆のように、神様にでもなったつもりでいたのか?
 
 そうではない、失敗し、それが結果に跳ね返るから民主制は答えを見つけ出せる。
 
 ∧∧
( ‥)そして重要なのは
    失敗した以上
    誰かが必ず死ぬという
    ことなのである
    これがないと
    演算が進行しない
 
  (‥ )2番じゃ駄目なんですか?
      が仕分けしたから
      洪水が起こった
      津波が阻止できなかった
      犠牲者が出た
      あの言い様は
      実はこのことを指摘して
      いると見るべきだ
 
 誰かが死ぬからこそ、演算が実現する。

 これぞ民主制の真骨頂。

 すなわち、民主主義とは死ぬことと見つけたり。
 
 さあ、諸君、一心不乱に死のう。絶頂に楽しいぞ?
 
 
 
 
  

2016年7月1日金曜日

人を模造しながら再現していないものの倫理とは?


 ∧∧
(‥ )そういえば先日
\−  ラジオで人工知能と
    倫理の問題を
    やってたよね
 
  (‥ )人工知能が
      人間を抹殺しますとか
      言い出さないように
      人工知能には
      倫理を組み込むべきとか
      人工知能研究者も倫理を
      どう扱うべきかを
      論じているという話
      だったかな?
 
 それを聞いて思うに、ああ、人工知能研究をしている人たちは本当に人間の模造品を作れると思っているのか? という違和感であった。
 
 ∧∧
( ‥)動作の模造
    厳密には受け答えの
    模造だけど
    それには
    成功していますけどね
 
  (‥ )でも俺たちは人間自身の
      神経の構造を知らない
 
 だから厳密に言うとこれは、模造と再現の区別がついていない、というべきかもしれぬ。
 
 昔、チューリングという研究者がいた。彼は数学者でコンピューター科学の人でもあった。彼はチューリングパターンというものを考えだした。生物は蛋白質が水に溶けた存在で、なれば蛋白質の拡散と濃度分布からパターンが描けるし、それを方程式で示すことができる。そしてそれが生物の形や構造や模様を作りうる。

=>https://www.google.co.jp/search?q=turing+pattern&biw=1022&bih=686&source=lnms&tbm=isch&sa=X&sqi=2&ved=0ahUKEwjSx-jCstDNAhUJk5QKHfCsA4kQ_AUIBigB
 
 ∧∧
(‥ )確かにチューリングパターンと
\−  思わしき事例も
    生物界にはあるんだよね
 
  (‥ )そうだあるには
      あるらしいんだ
 
 だが、実験動物として遺伝子とそれがコードする蛋白質、その働きが一番分かっているショウジョウバエの研究が示したのは、てんで訳分からん複雑怪奇で入り組んだやり方に基づいた体節決定の仕組みであった。

例えばこういう論文と図=>https://www.google.co.jp/search?q=turing+pattern&biw=1022&bih=686&source=lnms&tbm=isch&sa=X&sqi=2&ved=0ahUKEwjSx-jCstDNAhUJk5QKHfCsA4kQ_AUIBig…

 
あるいはこの論文のように=>https://www.google.co.jp/search?q=turing+pattern&biw=1022&bih=686&source=lnms&tbm=isch&sa=X&sqi=2&ved=0ahUKEwjSx-jCstDNAhUJk5QKHfCsA4kQ_AUIBig…
 
 体節と言えば、それは節足動物の体の基本、ごく単純な繰り返しのパターンのはず。だがそれが、こんな奇怪で複雑でいかにも冗長な仕組みで決定されているとは。 
 
 確かにそこには蛋白質の分散と濃度勾配があるが、そうしたきれいな事柄からくみ上げられて出来たものは、なんじゃこりゃ? であった。
 
 ∧∧
(‥ )だけどこの複雑怪奇な仕組みは
\−  シミュレーションしてみると
    頑健なものだそうですよね
 
  (‥ )生物進化の真骨頂なの
      だろうな
      知性が介在しない
      めちゃくちゃな
      試行錯誤の累積で
      素っ頓狂で冗長だけど
      結果問題無しなものが
      出来てくる
 
 さてもさてもこれを踏まえるに考える。もしも天才チューリングのような綺麗で論理的な思考と発想がそのまま発展したら、ショウジョウバエを再現できたかもしれない。
 
 ∧∧
( ‥)でもチューリングさんのような
    きれいな思考をする人が
    再現したショウジョウバエとは
    現実のショウジョウバエを
    外見こそ模造しているが
    中身も遺伝子もその実行も
    まったく異なるものでは
    なかったか?
 
  ( ‥)チューリングパターンが
    −/ ほとんどまったく
      生物学者に興味を
      もたれていないのって
      こういうのが原因だよな
 
 つまり、きれいで論理的で方程式で表現できるのは良いのだけど、生物はそういうものじゃないよね、もっとひっちゃかめっちゃかでしょ? という疑義である。
 
 そして事実としてそうだった。

 さて、この類推を人工知能に当てはめると、やはり次のような発想が浮かんでくる。
 
 人工知能って、人間を完璧に模造できるし、それで十分だけど、結局はそれってレプリカントだよね? 
 
 ∧∧
( ‥)つまり模造物であって
    再現物足り得ない
 
  (‥ )その人工知能に倫理って
      それって一体全体
      なんだろうな?
 
 もちろん、こう考えれば良いんだろう。
 
 自動車は馬の再現ではないが、馬に取って代わった。
 
 馬車の時代にも交通事故はあった。法規が必要であったし、それは自動車が普及した時にも、そのままとは言わないが、適用されるものだろう。
 
 ∧∧
(‥ )人工知能の倫理って
\−  そういうことなんだろうね
 
  (‥ )人工知能の倫理とは
      倫理の再現ではなくて
      倫理の模造物
      なんらかの代替物って
      ことなんだろうな
 
 そう言う意味でいうとあれである。人類は自身を作ろうとしているのに、実際には自分以外の異種知性体と初めて遭遇するってわけだ。
 
 人間を模造しながら再現しておらず、しかも倫理を持ちながら倫理でないものを持つ得体の知れない存在、人工知能。それと人類は邂逅することとなる。
 
  

2016年6月30日木曜日

肉分割図

 
 ∧∧
(‥ )今回の参院選は
\−  1人区では野党共闘で
    全員で野党一人を応援しよう
    なんだよね
 
  (‥ )評判悪いとはいえ
      当選する候補も
      いるはずだけど
      当選した後
      どうするんだろうな?
 
 みんなで投票したのだから、それぞれの野党の言うことを代弁せよ、ということになるのか?
 
 ∧∧
( ‥)今日は共産党
    明日は民主党
    明後日は社会党とか?
 
  (‥ )それとも分けるのかな?
 
 
 ∧∧
( ‥)何を?
 
  (‥ )議員をさ
 
 
 足は共産党、腕は民主党、胴体は社会党..etc


 ∧∧
(‥ )豚さんや牛さんの
\−  お肉分割図じゃあるまいし
 
  (‥ )ほんと
      どうするんだろうな?
 
 むしろ、野党共闘は、当選するにしても、当選した後のごたごたとひんしゅくで、次の選挙がますます厳しいことになりそうである。
 
 ∧∧
( ‥)野党壊滅で
    自民党の事実上
    一党体制になったら
    どうしましょうね?
 
  (‥ )自民党で野党と与党に
      分かれれば
      いいんじゃねえの?
 
 実際、選挙さえ機能すれば、失政者は落選し、期待されるものが当選し実行し、これが反復される。

 つまるところ、選挙という解探索演算は政党がひとつでも進行するわけで、2大政党になるべき必然性はこの世界に存在しない。
 
 
  

2016年6月29日水曜日

おっさんの脳はデリケートなので

 
 例えば深海生物の本はそこそこ売れた、という過去と実績がある。
 
 ∧∧
(‥ )でもそれって
\−  写真が無い時代に
    埋もれていた写真を
    大量に一気にそろえた
    からなんだよね
 
  (‥ )これがおかしな誤解を
      まねいたんだよな
 
 ようするに、深海生物の美しい写真がたくさんあるに違いない! という誤解だ。

 もちろん、そんなことはありえない、水は不透明な物体で光を吸収する。そんなことプールの中で眼を開ければ一目瞭然なんだが、我々はそれを忘れがちだ。
 
 だが消費者は美しい写真が山のようにあるに違いないし、水中カメラマンが撮影したウミウシや熱帯魚の写真集のように、それを楽しめるものだと勘違いした。編集者ですらそうである。
 
 こんな誤解はすっ飛び間抜けな勘違いに他ならないが、彼らはそうだと信じたし、思い込んだ。
 
 だから実際にはそういうことはできないよ、という現実を見せられても、首をかしげて、誰かが嘘をついているんだと思い込むか、さもなければ失望するだけであった。
 
 絶望的に馬鹿なのだ。
 
 いや、絶望的に自分の思い込みから離れられないと言うべきか。
 
 ∧∧
(‥ )だから深海生物の本なんか
\−  売れるわけないでしょと
 
  (‥ )少なくとも写真馬鹿を
      相手にするのは
      駄目だな
      ありもしないものを
      あると信じ込んで
      あるに違いないと
      思い込んで
      泣きわめく狂人共だ
      
 
 いや、深海生物に興味がある、と言っている人間でも駄目だろう。

 人間が理解できるのは既知の単語の組み合わせだけである。未知の単語を聞くと人は死ぬ。
 
 例えばダイオウイカが売れたのは、大きなイカ、という既知の単語の意外な組み合わせだからである。
 
 ダイオウグソクムシもしかり、大きなダンゴムシ、だ。
 
 ∧∧
(‥ )でも、もはやそういう
\−  深海生物はおりませんぞと
 
  (‥ )人間は
      詳しいことを知りたい
      わけでもないんだよな
 
 例えば、チョウチンアンコウの雄は雌に寄生して脳も心臓も退化する、という俗説を見ればそれが分かる。

 実際には、チョウチンアンコウの雄は雌に寄生しないし、類縁種で寄生する種類も、脳はあるし、心臓もある。
 
 ∧∧
( ‥)寄生して脳が退化する
    という情報だけで
    一般読者はお腹いっぱい
    間違ってても
    気にしませんぞと
 
  (‥ )それ以上の詳しいことは
      脳が受け付けないよ
 
 人間の脳は膨大なカロリーを消費する。25文字程度にまとめられた文章を把握するのが精一杯で、それ以上の詳しい内容には拒否反応を示す。

 端的に言えば、脳が死ぬ。

 あるいは脳がカロリー消費出血大サービスの危険を察知した時点で、考えることを止めるのだ。
 
 ∧∧
(‥ )じゃあ詳しい本って
\−  まったく無意味だね
 
  (‥ )馬鹿向けの本なら
     読者は読んでくれるが
     それは必然間違っている
     しかし正しい本を書くと
     読者の脳が死んで
     読まなくなる
     つまるところ
     詳しい本とか正しい本とか
     そんなものは
     まったく無意味なのだ
 
 いや、俺は詳しい本を読むぞ! と誇らしげに語る人もいるが、まあそういう連中は大概はグールドとかのめちゃくちゃ科学本を読んで進化の極意を得たり、とか絶頂に勘違いしてるさんたちなので無視してよい。
 
 まともな本を正確に読める人間などほぼ皆無だ(だいたい、まともな本を読みたいなら教科書を読むべきで、啓蒙書を読んでる時点で失格なのだ)。
 
 あるいはこう言えば良い。
 
 まともな本を正しく読める人間は確かに存在するが、商業上は無視して良い存在であり、存在しないと仮定しても結果に差は現れないと。
 
 ∧∧
( ‥)そしてここまで把握した時
    大人向けの
    本を書いてくれと言われた
    あなたは困っているわけだ
 
  (‥ )大人向けって…
     それはプライドだけは
     一人前になった
     こじれたガキ共向けに
     何か書けってことだろ?
     一体何をどう書けって
     いうのだ?

 
 うむ、まあ大人ってのはおっさん共のことだ(おばさんも所詮はおっさんだ)。
 
 彼らが何を考え、望んでいるのかは、およそ分かる。
 
 楽して手にしたいだ。

 自分を肯定して欲しいし、世間は間違っているし、お前だけが正しいと言われたい。
 
 ∧∧
(‥ )でも科学の本でしょ?
\−
 
  (‥ )科学の本でも売れるのは
      そういうものだろ?
 
 進化論に関する本などはその典型である。

 生存競争は間違っている。弱肉強食は間違っている。生物は助け合いだ、この世は血塗られた戦場ではない。お前が抱いていたダーウィニズムへの違和感は正しい。そして偉い科学者はそれに気づいていない。お前だけにその秘密を教えよう。
 
 とはいえ、進化論は社会的に巨大な影響力を持っているからこそ、こういう馬鹿をおだてて自尊心をくすぐり騙して売る、という自己啓発本や時代小説でよく使われる手法が適用できたのだろう。
 
 大部分の科学はもっとそっけないもので、この手法は使えない。

 いやまあ、昔、知り合いでこの手法を使うサイエンスライターがいたんだけども、この手は使いたくもない。

 というか、だいたいそもそも彼は、”評価されていないんだけどこの仮説が正しいはずなのです。偉い人はそれが分からんのです!”、と本気で信じていたのであるから。
 
 ∧∧
( ‥)あなたはそんなことは
    信じてないからね
    自己啓発な手は使えない
    じゃあ絵本だな
    おっさんの脳に負荷を
    かけない絵本だな
 
   ( ‥)なるべく線が少ない
     −/ 絵が良いだろうなあ
 
 おっさんたちはすでに老眼だ。細かい絵なんて見れないだろう。
 
 うん、後、ひとつにつき解説は1400文字は欲しいが、解説イラストを入れることで文字をもっと削った方がいい。

 人間が一度に把握できる事柄は10個まではいかない。さらに人間が一度に読める文章は25文字かせいぜい30文字。

 
 ∧∧
(‥ )だとすると本当は
\−  30×10で300文字程度しか
    人間は読むことができない
    それ以上を与えたら
    死んでしまうということですか
 
  (‥ )300文字を薄めて
      1200文字にすれば
      いいんじゃねえかな?
 
 少なすぎるとわけがわからない。多すぎると死ぬ。だとすると、300文字に要約できることを1200文字まで薄めれば良いんじゃなかろうか?
 
 ∧∧
( ‥)今度はそれをやって
    みましょうか
 
  ( ‥)何事も試行錯誤だからね
    −/
 
 本を書くというのは、カルピスを作ることに似ている。一般人や平均的な読者に原液を飲ませると死んでしまうし、さりとて水では見向きもしない。
 
 薄める濃度はどれが適切なのか? それはやってみれば分かること。
 
 そしておっさんの脳はもう死にかけだ、なるべく優しく扱わないといけない。ちょっと手荒に扱うとすぐ死ぬ。
 
 ∧∧
(‥ )あなたも説明書が長いと
\−  ぶち切れるしね
 
  (‥ )まーそーいうことでだな
      大人の気持ち
      分からんでも無いのよね
 
 
 
 
 

実は皆、死にたいだけなんだというロマン的解釈

 
 癌はこうすれば治る。
 
 自分の命がかかっている時でさえも人はかように手を抜いて安易な解答へ飛びついて死ぬ。
 
 ここから次のことが結論できよう
 
 人間の望みは死ぬことである。人は本当は死にたいのだと。
 
 なれば答えは明瞭だ。
 
 物書きは読んだ人間が死ぬ本を書くべきだ。

 人は死ぬことを誠心誠意望んでいる。なれば望みに答えて親切をほどこすまで。
 
 ∧∧
(‥ )まあ実際はそんなこと
\−  あるわけないよね
 
  (‥ )人が生きようという
      意思を持つ…
      というかむしろ
      人は死を恐怖し
      必死に回避する
      と言った方が良いか
      それは
      この宇宙では生が
      不自然だったからだ
 
 放っておいても存続するものに死に対する恐怖は無いし、そんなものは進化しない。
 
 ちょっと気を抜くとあっという間に死んでしまうほど不安定で不自然だから死を恐怖する。
 
 つまり死を恐怖するとは、生が不安定であることの反映であり、生が不自然であることの証明だ。
 
 ∧∧
( ‥)ということは
    人間が死を望むことは
    ありえないのですよ
 
  (‥ )そんなことを
      望んだらあっという間に
      二酸化炭素と水という
      安定解に崩壊して
      しまうからな
 
 するとこうなる。冒頭の自信満々な断定と裏腹に、人は死ぬことを望んではいないのだと。
 
 ∧∧
(‥ )というか
\−  ”死にたいからあなたたちは
    癌はこうすれば治るとか
    読むんだろ?” とか
    言ったら
    インチキ医療に騙された
    人たちは
    激怒するでしょうな
 
  (‥ )激怒な
      怒るのは懺悔してからに
      してもらおうか
 
 インチキ医療本を買った時、お前は印税を著者に支払い、彼が次の犠牲者を出す援助をしたのだ。
 
 分かるか? お前の手はもう真っ赤じゃないか。
 
 かように理論上そうなるからには、怒る前にまず懺悔しなければならぬ。

 私は人を殺す手助けをしてしまいました。それは私の頭の不徳のいたすところでありますと。
 
 まずは懺悔だ。懺悔が必要だ。

 公開懺悔だ。そして責任を取るべし。そうでなければ筋が通らぬ。話はそれからだ。
 
 
 まあそんなどうでもいい話は置いておいて。
 
 ∧∧
(‥ )実際にはもっと単純な
\−  理由なんだよね
 
  (‥ )例えば
      俺、健康診断に
      いってないからな
      理由はあるが
      死ぬだろうね
 
 目先の安泰に逃げて長期的に自分を殺す。これは普通のことである。
 
 インチキ医療に人がひっかかっておっちぬとは、単に目先の利益を優先した結果だ。

 遅刻すると分かっていても寝坊する。
 
 それと同様、自分の命がかかっているその時でも、人間は脳を全力回転させない。

 高い本よりも安い本を読み、難しい医療本ではなく”分かりやすいインチキ”を選んでしまう。
 
 なんのこっちゃない、脳に回すカロリーをケチった結果ではないか。
 
 ∧∧
( ‥)人の脳は重量の2%程度しか
    占めていないのに
    新陳代謝の1割り2割りを
    消費しますからなあ
 
  (‥ )脳はエネルギーを
      馬鹿食いする
      考えるってのは命に
      関わることだからな
      そりゃあ手を抜く
 
 だがそれゆえに我らは選択肢を誤り、死ぬ。
 
 もちろんそれでも良いのだ。短期的に生き残れば今は死なないですむ。それで十分だったのだ。これゆえ、長期的な死を回避する力を人間は進化させなかった、多分それだけのこと。
 
 とはいえ、しかし、それでもなお疑いは残る。
 
 本当はみんな、死にたいんじゃないのか?
 
 そして一番皆が望んでいる本とは、読んだら死ぬ本じゃないのか?
 
 人が死ぬ本を書くことこそ、親切ではないのか?
 
 ∧∧
( ‥)生が不自然なこの宇宙で
    そんなことはありえないと
    判断していてもなお
    その可能性を疑うか?
 
  ( ‥)たぶん夢があるから
    −/ なんだろうな
 
 
 馬鹿なんじゃなくて、バグっているわけでもなくて、本当は死にたいだけなんでしょ? という解釈には夢とロマンと救済がある。

 多分、それに惑わされているだけなんだろう。
 
 
 ∧∧
(‥ )夢を持つな希望を持つな
\−  というのがあなたの
    持論でしょうに
 
  (‥ )うむ
      だからこれは気の迷いだ
      なにかこうあれだ
      疲れてるから
      気持ちが
      弱くなっているのかもな
 
 人間、疲れるとロマンチックなことを考えるものである。
 
     
 

2016年6月28日火曜日

2大帝国ドーバーにて激突す

 
  かつて古代ギリシャに存在した都市国家スパルタ 
 
 ∧∧
(‥ )ライバルである国家アテナイが
\‐ 海運を使った商業国なのと
   対照的に
   スパルタは貨幣を嫌い
   共同宿舎で生活する
   国家なんだよね
 


  (‥ )共産制なんて表現される
      ような国家だったんだよな
 
 だがアテナイ市もスパルタ市も,いずれも民主制であった.
 
 ∧∧
( ‥)ということは
    共産主義だろうが
    商業主義だろうが
    民主制で実行可能であると
 
  ( ‥)ところがおかしなもんでさ
    ‐/ 現在の地球では
       民主制と資本主義が
       対になっていて
       共産主義と民主制は
       相対立する存在で
       あるかのように
       考えられているんだよな
 
 
 考えてみればこれ,かなりおかしな話である.一体全体,いつからそういうことになったのであろうか?
 
 あるいはそうなるにしてもその理由はなんであったか?
 
 例えば現在の共産主義は基本的にプラトン的だから,ということもあろう.
 
 ∧∧
(‥ )プラトン的
\‐ この場合のこれは
   奥義を極めた理論家だけが
    統治能力を持つという
    主張だよね
 
  (‥ )理論家とか論理主義者
      って連中は
      自分の計画が無謬だと
      信じているから
      愚民を率いる俺様
      かっこいいー
      俺様独裁制万歳と
      思ってるからな
      ありがちありがち
 
 だが,これは現在の共産主義がプラトン的で必然的に独裁制を指向する,ということしか意味しない.
 
 民主主義は資本主義,自由経済と対である


 という印象で語られるようになったのは,もっと別の要因があるんだろう.
 
 ∧∧
( ‥)単純に東西冷戦の
    結果でしょうね
 
  (‥ )同様に,民主主義が
      多民族多文化共生を
      可能ならしめるもので
      あるかのように
      語られるようなったのは
      おそらく戦後だろうな
 
 だいたい,それまで民主制は人種差別に基づく奴隷制と植民地支配をおこなっていたし,アメリカで公民権運動がおこったのは戦後である.
 
 ∧∧
(‥ )反乱と独立戦争で
\‐  植民地と支配権を失い
    国内では選挙権を求める
    反乱がおこった
    そこであわてて
    民主制は
    多民族多文化共生という
    属性を自らに
    付与したのではないだろうか?
 
  (‥ )おそらくそんなところ
      なんだろうな
      だが悲しいかな
      民主制にそんな属性は
      存在しない
 
 
 近代民主国家は,世界を分割するような大勢力圏を誇ったにも関わらず,かつての帝国とどこか違う様相を示した.


 どんな国家も王と貴族とその出身種族が優位であることはそうなのだろうが,民主制ではどうにもその優位性が露骨だ.


 自分たち以外に対する差別があまりにも露骨なのだ.被支配者たちを動物のようにしか考えないし,文化を破壊し,言語を抹殺し,奴隷化して絶滅させることすら躊躇しない.


 多分,人類史上最悪の暴虐を誇り,死体と廃墟と抹殺殺戮の山を築いた政治体制.これこそが民主制.
 
 ∧∧
(‥ )民主制は世界を衰亡させ
\‐  略奪するだけで
    統治能力を持っていない
 
  (‥ )反対にグローバリズムは
      むしろ封建制だよな
 
 なにをもって封建制とするか? 土地の所有か? それとも忠誠と爵位,封土の等価交換か?
 
 定義の問題はともかくとして,少なくともひたすら低賃金労働者を発明し,輸入し,搾取することで経営し,せっせと蓄財するという,昨今の地球経営者たちの有様は封建制と呼んでもかまわないだろう.
 
 
 ∧∧
( ‥)だとすると
    英国のEU離脱決定は
    封建制に対する
    民主制の反乱ですか?
 
  (‥ )仮にそう考えた場合
      どっちが勝つと思う?
 
 民主国家の対立という国境,それを破壊することで人の移動をうながし,低賃金労働者を輸入し,さらなる低賃金労働者を発明して蓄財する.
 
 これをしているグローバリズム,地球化の先兵である地球経営者たちは貴族となり,ついには帝国を統治する力を必然,持つだろう.
 
 というか,事実としてもちつつあるようである.
 
 反対に国境内部にとどまった民主制は,こちらはこちらで,今のままでは経済が回るまい.
 
 ∧∧
(‥ )やるとしたら相互監視による
\‐  強制消費と義務による
    経済回転とかですかね?
    宵越しの金を持たない
    という世界観
 
  (‥ )閉じた世界内部で
     言論の自由によって
     同意を形成し
     意思を統一し
     住民同士の
     相互監視によって
     義務を強制する
     すばらしいな
     まさに民主制の真骨頂
     ではないか
 
 この文脈でいうなれば,すなわち


 新たな封建制で帝国統治への道を歩みだした新生ドイツ帝国EU


 これに対し,最古の近代民主制を誇るイギリスが必然の反乱を起こした
 
 でははたして,どちらが勝つか?
 
 ∧∧
( ‥)なんだ? 萌えるか?
 
  (‥ )おもろいじゃないか
      さあ,殺しあえ!
      面白いぞ
      絶対に面白い
      刺激がないと
      人生はつまらんからな
 
 もちろん,これはひとつの文脈で解釈した世界観でしかなく,当然,別の見方ではすべてが崩れよう.
 
 
 ∧∧
(‥ )英国にはいまだに
\‐  大英帝国の残骸
    英連邦があるからね
    
 
  (‥ )英連邦にどの程度の
      実体があるのかは
      知らんけども
      この文脈は文脈で
      おもろそうだな
 
 
 すなわち,2大帝国,ドーバーにて激突す.
 
 
     

2016年6月27日月曜日

これが正しいEU離脱占いである



 コーヒーのうねった痕から未来を見透かす占いがある.
 
 ∧∧
( ‥)人間とはかように
    単なる物理的な現象から
    ありもしない天啓を
    受ける動物なのである
 
  ( ‥)英国のEU離脱も
    ‐/ 色々な天啓を
       インテリどもに与えた
       みたいだな
 
 例えばある人間は,民意が反映される民主主義ってすばらしい! と考えた.
 
 まあ,インテリにありがちな世界観だ.


 インテリだの知識人ってのは,世界は愚民だらけで俺だけが正しい計画を持っていると考えている.


 それゆえに,自分の意思を一票という形で反映できる民主制に対し,無駄に大きな期待感を抱くものだ.
 
 だが,世界は愚民だらけで自分だけが正しい計画を持っている,という世界観は,容易に正反対の発想へと傾くものでもあった.
 
 ∧∧
(‥ )国民投票による
\‐  英国のEU離脱を見て
    日本では
    参院選で自民党が
    3分の2をとって憲法改正が
    実現してしまうのでは??
    と危ぶんでいる人が
    いましたね
 
  (‥ )愚民どもがEU離脱を
      選択したように
      日本では愚民どもが
      自民の過半数議席を
      成立させてしまって
      憲法改正を実現させて
      しまうのでは??!!
      と天啓を受けてしまった
      わけだなあ
 
 知識人とかインテリとか,あるいは賢い人間,論理的に思考する人間というのはどうしてもこういう発想をしがちだ.
 
 自分だけが正しい計画を持っていて,しかるにその妙案が皆に受け入れられない.
 
 これゆえに,自分の意思を一票で実現できる選挙と民主制を尊びもするし...
 
 ∧∧
( ‥)反対に数で自分の妙案を
    否定してしまう選挙と
    民主制を憎みもする
    それが知識人である
 
  (‥ )自分に都合のよい選挙は
      民意が反映されたといい
      自分に都合の悪い選挙は
      民意がすべてではない
      という
      賢い人間とは
      いつだって二枚舌よな
 
 
 賢い人間は愚民には分からない計画と妙案を持っている.実際のところそんなものただの思いこみと妄執でしかないのだが,本人はおお真面目だ.
 
 そして自分の妙案こそが彼らの唯一の判断である.これゆえ,彼らは結果に対していつでも態度を変えるのだ.
 
 賢い人間が二枚舌になることには必然の理由がある
 
 ∧∧
(‥ )そしてそれがこのたびの
\‐  英国EU離脱と
    人々の反応から
    うかがえる事なのである
 
  (‥ )これが正しい
     EU離脱占いよ
 
 


2016年6月26日日曜日

学力が低いとノンフィクションしか読めない説

 
 今日,聞いた話.


 学力の低い生徒はね,海外の小説が読めない.
 
 もっと学力が低くなるとね,ファンタジー小説が読めなくなる.


 さらに学力の低い生徒だと,そうね,ビリギャルとか読めるよね.
 
 ∧∧
(‥ )なんでかというと
\‐  ビリギャルとかなら
    ”ノンフィクション”だからだ
    そうですな
 
  (‥ )厳密に言うとそういう本でも
     フィクションの部分があるけど
     この場合の
     ノンフィクションとは
     知らない単語が登場しない
     知らない世界が登場しない
     ってことらしいな
 
 確かに成績の悪い女子高生が勉強してみたら良い大学へ進学できた,という話に未知の事柄や名詞,概念は存在しない.
 
 ∧∧
( ‥)そりゃあ自分たちの
    ことだからな
 
  (‥ )成績が悪い
     学力が低いとは
     未知の概念を処理しきれない
     と考えればよいわけだ
 
 ファンタジーは現実逃避のはずだが,舞台設定が異世界である以上,そこには未知の概念と名詞が登場する.
 
 学力が低いということが,脳の処理能力を反映しているとしたら,成績の悪い生徒はファンタジー小説を読むことが確かにできなくなるだろう.
 
 ∧∧
(‥ )ましてや海外の小説と
\‐  なると
    言語,習俗,言い回し
    常識から宗教,しきたり
    何気ない動作や
    考え方に至るまで
    未知の単語が入ってくる
 
  (‥ )そりゃあ学力の低い生徒に
      そんなもの読めないよなあ
 
 むろん,これは生徒に限ったことではない.大人は子供の延長だ.大人がたしなむ本も考えてみれば,時代劇小説だの企業漫画だの,知ってる概念,聞いたことのある名詞の羅列でしかない.
 
 大人の大半も学力が低いし,それゆえに未知の単語,知らない概念を処理しきれないことが分かるだろう.
 
 ∧∧
( ‥)これを踏まえて本を
    書かねばなりませんな
 
  (‥ )みんな未知を知りたいとか
      言うけどもさ
      あんな要望
      嘘っぱちだからな
 
 本を読んでいる大人も若者もいるが,実際のところ彼らは知っていることをただ延々と反復するように消費しているだけらしい
 
 そうだとしたら,本を書くもの,考えねばならぬだろう.
 
 

2016年6月25日土曜日

戦えブリテン!

 
 ∧∧
(‥ )そういえば現在のEUを
\‐  事実上のドイツ帝国と
    揶揄する人もいるよね
 
  (‥ )現実はそこまでじゃ
      ないけども
      ドイツは
      EU最大の経済力を持つ
      国家だし
      影響力が大きいし
      ギリシャとか
      経済の悪い国による
      ユーロ安を利用して
      輸出攻勢をかけてくる
      ドイツは経済的な
      卑怯者だとか
      まあ色々といわれるからな
 
 大陸ヨーロッパはEUなる新生ドイツ帝国.そして英国は帝国からの独立を選択した.
 
 すなわち,大陸ヨーロッパに対峙する大英帝国という在りし日の姿.
 
 おおっ! これは
 
 
  (‥ )バトルオブブリテンだー!
 
 ∧∧
( ‥)戦争じゃー!
 
 WW2大戦時.大陸ヨーロッパを席巻したドイツ空軍の攻勢から首都ロンドンを防衛する大帝帝国の戦い.それがバトルオブブリテン.
 
 まあ冗談はさておくことにしても
 
 ∧∧
(‥ )なんかねEU傘下でこそ
\‐  利益を謳歌してきたロンドンが
    英国から独立して
    ロンドン独自で
    EUとの紐帯を維持しよう
    という意見や動きや
    ネット署名があるそうですよ
 
  (‥ )なんと!
      首都ロンドンはすでに
      失陥して
      ドイツ傘下になって
      いるのか!??
      英国人よロンドンを
      取り返せ
 
 それにしても思うに,EUにおける金融の中心地なりなんなり,EUが進める地域統合と移民政策によって利益をこうむってきたロンドン.


 それと反対に移民増加による犯罪増加,低賃労働者による失業などで不利益をこうむってきた地方.


 その相克が浮き彫りになった出来事と反応ではないか.
 
 ∧∧
(‥ )こういう地域や労働者の
\‐  苦しみを分からないままに
    EU残留の利点を
    うたいあげてきたって
    ことだよねえ
 
  (‥ )アホだなEU残留派
 
 

意味のすり替え疑惑

 
 あれは湾岸戦争の時であったか.
 
 多国籍軍が民主主義の名の下に空爆を行い,軍人は当然としても一般市民にも次々に犠牲者が出ている状況で声が上がったのである.
 
 民主主義は善なるもので,世界がとるべき選択肢で,平和を尊び,人権を尊重する体制であるとあなたがたは言う.だがしかし,あなたがたは民主主義の名において悪の独裁者を倒すのだと言いながら,実際には爆弾で市民を殺しているではないか? と
 
 このような批判に対してある知識人は確か,こう書いていた.
 
 彼が怒るのは無理もない.だが彼は政治体制と政治を混合している.政治が決断した爆撃で民主主義という政治体制を評価してはならない,と.
 
 ∧∧
(‥ )でもこれって質問に
\‐  答えていない詭弁だよね
 
  (‥ )いくら民主主義を
      美辞麗句で飾り立てても
      やることは独裁制と
      変わりないじゃないか
      という問いかけに
      民主主義と独裁制は
      別の分類枠ですと
      答えているようなもの
      だからな
      見当はずれの返答だよね
 
 まあ,知識人というのはこういうことをするが,これがなぜなのかよくわからない.
 
 民主主義は別に良いものでもなんでもない.
 
 まず民主主義において思想の自由などありえない.事実,市民が隊列を組んで戦う時,そこに思想の自由はあるだろうか?
 
 ∧∧
( ‥)ペルシャ襲来時の
    ギリシャみたいに
    主戦論もあれば
    降伏論もあるだろうけど
    いざ断を下したとなれば
    市民総出で行動しなければ
    ならないでしょうね
 
  (‥ )彼らはそれを思想の自由と
      呼んだけども
      俺たちが言う
      思想の自由って
      こういうのじゃないんだよな
      あるいはこの範疇を
      逸脱しているのだ
 
 あるいは民主主義に自由はあるだろうか? あるにはあるが,それは相互監視による空気読みが強制されたものではなかったか.
 
 ∧∧
(‥ )出陣しない自由なんかないし
\‐  ソクラテスが処刑されたように
    空気を読まない人は
    殺されたりするよねー
 
  (‥ )日本のような相互監視と
      空気読みを強制される
      田舎の国は民主的でない
      とかいう人いるけど
      いやいや
      これぞ民主国家ですよ
 
 
 そして民主主義に多文化共生があったであろうか? これはまぎれもなく否だ.他国を攻め落としたら男は皆殺し,女子供を奴隷にして売り飛ばす,これぞ民主主義であった.そもそも投票で意思を統一する世界で多文化共生などありえない.
 
 非寛容で村のように閉じた世界で,社会のための義務を強制する監視社会.これこそが民主主義である.
 
 ∧∧
(‥ )実際,民主主義から
\‐  ファシズムは生まれたしね
 
  (‥ )生み出すってことは
      元がそうなんだろ? って
      ことだからな
 
 以上を踏まえて考えると,次の根源的な疑問が生まれる.
 
 一体全体,いつから民主主義は平和の使者であり,人権の帝王であり,寛容と多文化共生のおだやかな理想郷だと勘違いされるようになったのであろうか?
 
 ∧∧
( ‥)そもそもここがおかしいのだと
 
  (‥ )民主主義だったら
      思想統制
      義務の強制
      徴兵制
      単一の文化を信奉する
      非寛容で凶暴な軍事国家で
      あるべきはずだし
      事実としてそうで
      ありつづけただろう?
 
 古代から現在まで,ずっと一貫して民主主義はそうであった.総動員された市民たちはひるむことなく敵を粉砕し,相手の都市を蹂躙して暴虐の限りをつくし,あるいは異民族を文化ごと抹殺して奴隷化して,地上に荒廃をまき散らしてきた.
 
 それを忘れたなどとは言わせない.
 
 かように,これが民主主義のはずだのに,いつから一体,どうして,なぜ,民主主義は慈愛と寛容の象徴となったのであろうか?
 
 問われるべき謎はむしろここである.
 
 ∧∧
(‥ )多分,WW2の後に
\‐  なにかおかしなことが
    起こったのでしょうね
 
  (‥ )冷戦と植民地の放棄
      人種差別と公民権問題が
      吹き荒れた
      50年代,60年代
      多分この時に
      意味のすり替えが行われたと
      見るべきだろうな


      
 

2016年6月24日金曜日

さあ民主主義の炎で地球化を焼き尽くすのだ



 EUにとどまるか否か? を問うイギリスでの選挙.
 
 ∧∧
(‥ )どうも離脱決定みたい
\-  ですね
 
  (‥ )へー? 驚いたな
 
 ∧∧
( ‥)なにか
    残留派が勝利するような
    根拠でもありましたか?
 
  (‥ )大抵こういうのって
      つまらない当たり前な
      結論に落ち着くじゃない
      それを考えると結論は
      残留だろ?
 
 だがなんということ,それが崩れた! つまり世界に特異点が出現したのだ.
 
 だったら,もっと混乱しろ! 面白くなれ,アメリカのトランプを後押しするんだ.戦え,戦え,殺しあえー!
 
 ∧∧
(‥ )テクノライズの吉井さんじゃ
\‐  あるまいし...
 
  (‥ )英国のEU離脱と
      その混乱を避けるために
      円買い円高が急激に
      進んでいて
      日本政府もあれー??
      と頭を抱えている状態
      みたいだなあ
 
 つまり他人事ではないし,対岸の火事でもない.


 知識人たちはこれをきっかけに天啓と霊感を授かり,アメリカとトランプ議員の動向もからめて,グローバリズムの失敗!! 資本主義崩壊の前触れ,とも語るのだろう.
 
 もちろん,それは的外れに違いない.
 
 ∧∧
(‥ )まあグローバリズムってのは
\‐  ひとつの国に地球の格差が
    出現するってことだからね
    時給100円と時給100万の
    人間が同時にいるのが
    グローバリズム
    すなわち経済の地球化
    なのである
 
  (‥ )これ自体は成立するんだ
      実際,地球はこれだけの
      経済格差を抱えていて
      なおかつ破たんしていない
 
 多くの人にとって忌々しいことに経営者もこの状況を望んでいる.


 彼らは経済を回すことなど考えない.安く使って金をかき集めることだけを考えている.
 
 つまるところ,経団連の思考とは経済を破壊するものだとも極論できよう.
 
 ∧∧
(‥ )経済の地球化を
\‐ 嫌がっているのは
   経団連ではない
   むしろ先進諸国の市民たち
   なのである
 
  (‥ )市民と言いつつも
      我々は植民地の上の立つ
      貴族たちだからな
      経済の地球化で本当の
      労働者に落とされる
      ことになったら
      そりゃあ俺たちは嫌よね


 
 ましてや民主制である.拒否反応に基づき,民主的に地球化は拒否されるであろう.
 
 ∧∧
( ‥)つまり民主制こそ
    経済の地球化をはばむ
    存在なのである
 
  (‥ )実際にだな
      経団連とかは単に金を
      かき集めるだけで
      なんというかな
      彼らの世界観は
      封建制なんじゃないのか?
 
 封建制や独裁制であれば,地球の格差が一国内に出現しても成立しよう.
 
 確かに,
 
 どこの国でも経済指導者たちは低賃金の移民をのどから手が出るように求めるが,彼らは民主的に選ばれた存在ではない.どっちかというと封建諸国の領主に近い.少なくとも大統領でも首相でもないのは確かだ.
 
 なれば,民主主義が経済の地球化と対立するのは当然.
 
 それを考えれば,トランプ議員は民主主義の申し子となる.


 ∧∧
(‥ )民主主義が経済の
\‐  地球化をはばむのなら
    未来はどうなりますかね?
 
  (‥ )民主主義は軍事的な基礎を
      失いつつあるけども
      地球から消えるには
      まだ時間がしばらく
      かかるよなあ
 
 経済的に苦しい状況で,民主主義のような”空気を読むことを強制する体制”を維持するとしたら,もう答えは明白ではないだろうか?
 
 ∧∧
( ‥)やはりファシズムですかね?
 
  (‥ )民主主義って本来
      ファシズム的なものだからな
      民主主義の未来は必然
      ファシズムになるだろうな
 
 民主主義とは元来,自分たちの血の紐帯を誇り,狭い村社会で空気を読んで逃げることなく,逃げることもできず戦列に立って敵と戦い,勝利すれば相手を殺し,奴隷化するものであった.
 
 民主主義の根本は村社会とファシズム,そして強制収容所にほかならぬ.
 
 なれば民主的な決定は絶えず知識人たちと,あるいは経団連と対立するであろう.
 
 知識人は多文化の共生を主張するがゆえ,経団連は封建制を主張するがゆえに,民主主義と相容れぬ.
 
 ∧∧
(‥ )英国では移民や
\‐  外国人労働者への排斥が
    高まりつつあるとか...
 
  (‥ )おおー
      すばらしき民主主義!
      ビバ!デモクラシー
      民主主義万歳
 
 さあ,諸君.民主主義によって経済の地球化を断固,拒否しよう.


 そしてこの地球から独裁制と封建線を追放し,無限の戦争と闘争渦巻く地獄の業火で世界を焼き尽くすのだ.
 
 
 

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