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2021年12月7日火曜日

twitter新CEOの主張とはマニア路線の露骨化

   
 ∧∧
(‥ )twitter社の新CEOが
\−  言論の自由に縛られない
    健全な会話を
    実現すると言ったとか
 
  (‥ )ああ要するに
      マニア路線への
      転換宣言だね
 
 twitterはもともと左翼...というかリベラルとかの宣伝の場として作られた。

 要するに、ざっくりいうとHPを作れないほとんど大多数の人のために、作成の手間を代行する。その代わりに、恣意的な情報とニュース、つまりは価値観を押し売りする場として作成されたのである。
 
 
 少なくとも、動態を見るにそうだろう。例えば日本人のほとんどが興味をもたない韓流アイドルの話をニュースとして押し付けてくるのも、それはスポンサーがその情報の流布を望んでいるわけだし、それが取引となる以上、ここには必ず金のやりとりが存在する。
 
 
 ∧∧
( ‥)とまあ、もともと
    twitter社は左翼系の
    恣意的宣伝の場としての
    側面があったわけだけど
    いよいよそれを
    鮮明化するわけですか
 
  (‥ )トランプのおっさんが
      SNSを立ち上げて
      本格化しようと
      してるだろ?
      それを踏まえれば
      正しい判断じゃね?
 
 トランプ大統領はtwitterに対抗するSNSを作り上げた。軌道に乗るかは未知数であるが、これは価値観の売り込みをする場が複数できるということを意味していた。
 
 複数の幾つもの異なる価値観の氾濫。野菜がたくさんとれたら野菜は値崩れを起こす。これと同じで、異なる価値観が大量に売り込まれるとは、つまりは価値観、それ自体の値崩れを意味していた。
 
 ∧∧
(‥ )なるほど
\−  値崩れするからには
    マニア路線への本格化は
    当然であるか
 
  (‥ )野菜の種類が一気に増えて
      野菜全体の価値が下がる
      だとしたら
      大根が死ぬほど好きな
      顧客を囲い込んで
      八百屋から大根屋に
      特化するのは
      ひとつの手であるからな
 
 あるいはエロ雑誌が1誌しかなかった時は好き放題だが、エロ雑誌が氾濫して、いろいろな性癖に応じるようになると、ホモとかBL、男の娘、合法ロリとかオネショタとかに特化する。そんなようなものである。
 
 ∧∧
(‥ )新CEOの発言って
\−  ひどく粗雑で
    言論の自由を平気で
    犯す横暴に見えていて
    実は先を見越した
    ものであると
 
  (‥ )見越してはいないだろうし
      むしろこれは
      油断だろうけどな
 
 トランプ大統領のSNS。これを聞いた時に、いけすかないリベラル共に対抗する価値観を強力に発信できると思った人は多いであろう。反対に、トランプがそうするなら公平と言う偽りの仮面をかなぐり捨ててもいいはずだ。そう思ったものもいたはずだ。
 
 ∧∧
( ‥)人間はそういう計算は
    得意だからな
 
  (‥ )相手がそうなら
      バランスを取るため
      公平はやめよう!
      これは油断であるが
      しかし打算でもあるのだ
 
 打算は油断だ。なぜって、「敵がいるからバランスを取るために一方に組みしよう!」これは実のところ単なる手抜きだからである。
 
 しかし、だからこその打算でもある。打算があるから油断できるのだ。油断できるとは確保されていることを意味しており、事実、手抜きは必ず黒字を生む。出費を減らしているのだから。
 
 顧客も確保できる。すでにできているから。
 
 だから油断できる。

 しかし、出費の削減で対応するとは、自分たちの未来が先細りだということの自覚に他ならない。
 
 削減は収入自体の目減りを意味しており、削減を目指すのは自分たちに未来がないことを無自覚に自覚している反映であるからに。
 
 ∧∧
(‥ )だからこその
\−  マニアック路線か
 
  (‥ )他業者が出てくる
      それは市場の分割だ
      収入は落ちるんだよ
      しかし手抜きと
      マニアック路線があれば
      まあ対応できるよね
 
 そこまで考えていないだろうし、自覚してもいないだろうが、人間が油断する時、そこには打算があり、そこには無意識のうちに自覚した理解があるのだ。
 
 
    
 
 

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