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(‥ )2週間もかけて
\− 2ページだけかい
(‥ )急に忙しくなってきて
ちょっと滞りがち
ローマ人は麦をひいて、粥にして食べた。ガルムは魚醤のこと。ラテン語ではリカーメン。これはどちらかというと高級な方の調味料で、どこかの本で、貧乏人は魚醤のしぼりかすの方を調味料として使った、という話を読んだ記憶がある。
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(‥ )アピーキウスによる
\− 古代ローマの料理書って
あるんだね
フラミンゴとか
珍奇なものはともかく
料理としては普通だね
(‥ )ただレシピの内容が
高級志向なんで
庶民の料理については
この本では
よく分からんな
一部の書籍によると、アピーキウスのローマ料理は、ドライフルーツとか蜂蜜を使うから悪趣味だと考える人がいたそうである。
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( ‥)おそらくは
今の砂糖やみりんの代わりに
蜂蜜とか使ってるんだべ
それを踏まえれば
ローマ人がまともで
悪趣味とか言ってる人は
料理を知らんのでは?
(‥ )多分そうだろうな
ちなみに、美食家アピーキウスは1世紀の人物だが、レシピには胡椒がふんだんに使われており、古代よりインドと交易があったことが分かる。
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(‥ )ニネヴェさんたち
\− アッシリアはどうなの?
(‥ )アッシリアに胡椒が
輸入されていた資料は
見つからなかったなあ
アッシリアもかなり手広く交易していたので、胡椒を輸入していてもおかしくないんだが、どうもその証拠がない。
*アッシリアの交易。例えばバルト琥珀製の彫像がアッシリアから見つかっており、中東から北へ向かい、カスピ海、ヴォルガ川を経由してバルト海に至るような交易がすでにあったように思える。それを踏まえるとインドからの胡椒がない、というのは奇妙に感じる。