自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2019年4月30日火曜日
6022:2001の話ふたたび
∧∧
(‥ )今日で平成も終わりか
\‐
(‥ )そうだったな
さて
∧∧
( ‥)でっメンデルさんの論文は
やっぱ恣意的だと
( ‥)捏造ではないけど
‐/ 大量の実験から
自分の予測にあった
データだけを
集めてきた
そういうことだね
3:1に分かれるだろう予測をするのは良いけども、その実験結果として6022:2001という数字を出されると、大概の人間は、ぎょっとしてひるんでしまうものだ。
∧∧
(‥ )ありえないわけじゃ
\‐ ないけども
これは...さすがに
きれいすぎるからね
(‥ )他の数字に比べても
6022:2001は
異様だからな
これなんかは
きれいなデータを選んだ
というよりは
誰かが恣意的な数を
出してしまったように
見えるよねえ
本人とは限らない。なにぶん、数が多い実験だ。手伝った人がいただろうし、その人がそういう数を出してしまった可能性だってあるし、その指摘はすでにされている。
そもそも一個だけ異様に突出してきれいというのはおかしな話だ。全部を意図的に恣意的にしたのなら、他のデータも同程度にきれいでないとおかしかろう。
∧∧
(‥ )でもそこまで説明する
\‐ 余白はないぞ
(‥ )捏造した
..というのは言い過ぎだが
信念に沿って
データを恣意的に
集めたことは確かだろう
しかしこれこそが
突破口になったのだ
とでも書けばよかろうよ
現象の背景に数学的かつ比例的な秩序があるはず。こういうピタゴラス的な発想は生物学では珍しい。しかも成果を実際にあげたとなると、多分他に例がない。ここにメンデルの独自性がある。
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