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2018年12月26日水曜日

リベラルと左翼は収束し収斂した

 
 世の識者が曰く。しばしば誤解され一緒にされているが、リベラルと左翼は違うのであると。
 
 ∧∧
(‥ )...と言われてるけど
\‐  リベラルと左翼の
    違いがわからんな
 
  (‥ )違いがわからんから
      というか
      同じに見えるので
      ごっちゃにされて
      いるのであってな
      本来は違う意味だとか
      そんなこと
      もはや
      どうでもいいんだよ
 
 では? 考えてみよう。

 リベラルは自由が語源なので、例えば権利の主張を求める。
 
 ∧∧
( ‥)自由とは
    支配から離脱している
    という意味であり
    支配されない権限を
    確保することを意味する
    つまり権利の主張
 
  ( ‥)あらたかた権利は
    ‐/ 保証されてしまったので
       未だに権利なきもの
       少数派の権利の擁護に
       リベラルは熱心だな
 
 例えば、アメリカで始まったMe Too運動。
 
 私もセクハラされた! 皆で声を上げていこう! こういう運動と権利の確保もリベラルが始めた。
 
 まあ...言い出しっぺ中心人物のアーシア・アルジェント(Asia Argento)なる女優が、実はかつて未成年の少年に手をだしていて、しかも口止め料を払っていたという告発が2018年8月になされた。これゆえにMe Too運動は空中分解してしまったけども...。

 ともあれ、Me Too運動の空中分解それ自体はどうでもいい。知ったこっちゃない。注目すべきは
 
 ∧∧
(‥ )注目すべきは
\‐  日本の野党議員も喪服で
    ME Tooのカードを掲げて
    セクハラ疑惑に詰め寄った
    ことだね
    今年2018年4月20日の
    出来事
    
 
  (‥ )ほらリベラル=左翼だ

 
 かように、リベラルと左翼は違う! と言われている割には行動が同じ。というか模倣である。
 
 もちろん、本質的に違っている”はず”の部分もある。それはリベラルは自由というだけあって、国家による経済への介入を手控える傾向があること。
 
 そこは本来、国家による経済への介入を重視する左翼とは相容れない”はず”なのだが
 
 ∧∧
(‥ )ところがマスコミや野党は
\‐   自民党の公共投資を
     無駄無駄と
     切り詰めさせたし
     労働者や従業員の
     賃金引き上げを
     経団連に要望したのは
     よりによって
     左翼とリベラルが
     目の敵とする
     安倍政権なのである
 
  (‥ )要するに
      経済政策においても
      リベラル=左翼なんだよ
 
 安倍政権こそが経済左派だと言われるように、日本の野党は左翼でありながら実は経済政策が左翼ではない。むしろ日本の左翼はあろうことかグローバリズムに好意的であって、彼らの経済政策は自由放任主義。つまりリベラルだ。というか、アメリカのリベラルもそうじゃね?
 
 ∧∧
( ‥)でも左翼とリベラルの本質は
    本当は
    自由放任主義ではないよね
 
  ( ‥)これって
    ‐/ 低賃金デフレ主義
       だからな
 
 グローバリズム。全地球主義とは、要するにこの地球には、まだ搾取できる低賃金労働者が存在する、それを私たちのために使い倒そうという意思を意味している。
 
 そして事実、左翼とリベラルは賃上げを要求しなかった。
 
 これが意味することはおそらく明白だ。 

 日本の左翼とリベラルは同じものに収束した。彼らの目的は低賃金労働者の搾取であり、その目的はデフレであり、その真の目的とは、デフレで物品の値段を下げることであり、自分が確保した資産の相対的な価値を引き上げること。
 
 ∧∧
(‥ )自分の資産の価値を
\‐  引き上げるために
    左翼とリベラルは
    行動も有様も主張も
    同じものへと収斂して
    しまったのである
 
  (‥ )世の中の人が
      左翼=リベラルと
      考えるのは
      これが原因だろ
    
 単純な話、左翼とリベラルは、いやもっと露骨にいうとヒッピー世代や団塊世代や成功者たち。彼らは自分の保身のために経済を縮小しようと計画し、それゆえに同じものへと収束し、収斂した。もはや彼らに識別点はない。あるのは己の資産を大きくしようという欲望のみ。
 
 そしてそのためには、地球全体の経済を破壊することすら辞さない。それが左翼とリベラルが流れ着いた成れの果てであった。
 
 つまりこうである。すべてのリベラルと左翼を打倒しない限り、人類に未来はない。
 
 
  

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