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2017年9月8日金曜日

良い作文をすると人は必然的に狂う

 
 良い作文とは、伝えたいことを決めて、それに沿って資料を集め、導入、本文、結論を書く。
 
 ∧∧
(‥ )問題はここには
\‐  伝えたいことが
    そもそも正しいかどうか?
    それを見極める手段が
    まったくないことですな
 
  (‥ )まあ作文方法だからな
 
 
 作文方法は伝える内容が正しいかどうかについてまったく語っていない。そりゃ作文方法であって、妥当性判定方法ではないから当然と言えば当然なんだが、これが落とし穴である。
 
 ∧∧
(‥ )人間は何か伝えようとする時
\‐  正しいと思ったことを
    伝えようとするからね
    
 
  (‥ )要するに
     正しいと思い込んだ話を
     作文するんだが
     正しいと思い込んでるだけで
     間違いであることがしばしば
     あるわけよね
 
 というか作文方法に注目している時点で、人間が自分の正しさに疑いを持っていないことは明白だ。
 
 ∧∧
( ‥)つまり作文方法とは
    思い込んだことを書きましょう
    と言っているだけだと
 
  (‥ )文章を書くプロである
      マスコミがくるくるぱーに
      なっちゃうのって
      当たり前なのよね
 
 思い込んだことを書く、思い込んだことを書く、ひたすらこれを何十年も繰り返す。
 
 思い込みは深まり、正しい思い込みで書いているのならそれは正しいに違いないと思い込んで書き続ける。
 
 そりゃ、おかしくもなるだろう。これで正気を保てる方がどうかしている。
 
 ∧∧
(‥ )サイエンスライターや
\‐  ライター、物書きが
    狂っちゃうのも
    これが原因か
 
  (‥ )文章をうまく書こうなんて
      そんなことをするから
      馬鹿になるのさ
      狂っちゃうのは
      当たり前だよ
     
 
 
 

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