∧∧
(‥ )北京政府が地方政府に対し
\− 債務不履行の公算大である
恒大集団の破綻に備えよと
通知したという話が
広がってる...
まじですか? 正気?
(‥ )んー?
一部で言われてた
見捨てるんじゃないか
という観測が
正しかったことに
なるのか
∧∧
(‥ )白猫でも黒猫でも
\− ネズミを捕るのは
良いネコだ
成功できる者から
経済的な成功を収めさせて
中国を豊かにする
それが鄧小平さん以来の
方針だったけど
(‥ )きんぺーのおっちゃん
その方針を変えようと
していると聞いたけど...
まじっぽいね
皆で豊かになる国家を
目指すとか
∧∧
(‥ )聞こえは良いけどさ
\− それをまじでやると
格差が固定化されるよな
皆が豊かではなくて
賃金を上げろと言うべき
(‥ )皆を豊かにする
それはつまり
大金持ちが破綻して
資産を失うことであり
それはつまり
景気が悪くなることであり
要するに
給料と人件費が下がり
物価も下落する
そういうことだからな
つまりは給料が固定されていた小金持ちだけが勝ち組になる。あとは小金持ちが大量の貧乏人を搾取する状況が固定化される。小金持ちにとって不景気は有利だ。賃金が下がった分、物価も下がり、資産価値が上がるから。こうして格差と不景気が常態化した国家だけが残り、その豊かさは実現できる豊かさのはるか手前で止まる。
∧∧
(‥ )民主国家だと
\− 給料が下がった大勢が
反対票を投ずるから
これが是正されるの
だけどね
(‥ )独裁制だと
無理なんだよなー
これが賢い少数派による政治が必然的に、そして絶対的に失敗する理由であった。
賢い少数派は、民主主義は多数決ではない、そう主張する。論理的な我々が政策を実行するべきだと。
∧∧
( ‥)そうして自分たちだけが
有利な貧乏国家を作って
しかも多数決でないから
是正できずに国が滅びる
国にたかって国を滅ぼす
(‥ )社会主義が全部失敗した
のはそういうこと
なんだよな
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(‥ )中国もそうなるのか
\− そして滅びるのか?
(‥ )格差は固定されるけど
滅びはせずに
昔に戻るだけだと思うよ
アダム・スミスがかつて中国を論じた状況、それが一体どこまで正確な把握かは不明だが、世界で一番豊かな国であるけども、実現できる富のはるか手前で止まってしまった国、という状況に戻るだけではないだろうか。
*正確に言うと、社会主義とマルクス主義は、それが成功するからこそ国が滅びてしまうのである。だからマルクス主義は失敗したという評価は、実のところ正確ではない。事実、マルクス主義は一回も失敗したことはなかった。マルクスが資本論で言っていることを要約すると、付加価値をなくせば物価が限りなく安くなる、ということであり、これは正しい。付加価値が0に近づくと物価も0に近づき、賃金も0に近づき、少数の小金持ちは有利であるが国は滅びるし、事実、滅びた。ここには失敗に見える成功が確かに存在している。