自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2020年1月5日日曜日
現状、過敏な少数派が反応している状態
∧∧
(‥ )現状、ツイッターでは
\− イラン・アメリカの緊張では
アメリカが悪い
安倍が悪いとつぶやく例が
多いみたいだけど
これは何?
(‥ )過敏な人間から騒いでる
大部分の人間は
興味すらない
そういうことじゃね?
同じ刺激に対して、人の反応は個人で違う。過敏に反応する人もいるし、そうでないものもいる。
もし普通の人間が反応するとしたら、
イランってどこ? ソレイマニって誰? ガソリンが値上がりしたのこのせいなの? どういうこと? どうして対立しているの??
とかそんな程度の内容になるはず。
そしてなにより、用語が分からんので、イランとイラクとイスラエルとイスラームをごちゃまぜにした誤字脱字が飛び交うはずだ。twitter以前の時代だが、ソ連邦崩壊後のユーゴ内戦や湾岸戦争ではそういうことがテレビやマスコミで普通にあった(マスコミなどに就職した文系の皆さん、肝心な文系学問を真面目に履修してこなかったらしい)。
しかしまだそうではない。そうでないってことは、普通の人間は今回の緊張に現状、興味など持っていないということだろう。
つまり現時点におけるtwitterの反応は、過敏な個体の過敏な反応。
妙なことがあるとすれば、そうした過敏な個体が、ほとんど概して反米、反安倍(反政権)であることであった。
∧∧
( ‥)過敏な人は
反米、反政権になるのかい?
(‥ )過敏ってことは
少数派だろ?
過敏な少数派からすれば
無神経な多数派に
囲まれているわけで
この世界はいわば地獄
だから過敏個体は
今の世界を否定したく
なるんじゃね?
そうとでも考えないと、この偏りは説明できないだろう。
要するに意識高い人間は過敏であるがゆえに周囲を憎むように運命づけられ、反応が現状批判と体制批判に向かう。そう理解すればよかろうか。
言い換えれば、過敏な個体の意見は復讐の衝動にかられたものであるがゆえに、参考になり得ないということでもある(要するに、破壊が目的の意見は建設的ではない)。
∧∧
(‥ )そして今、原油価格は
\− 1バレル63ドル
1ドルが108円なので
159リットルが
6800円だ
(‥ )1月3日の時点で
61ドルから63ドルまで
ぽんっと上がって
現在は
原油1リットルあたり
43円ってわけだな
この値段、昨年の2019年9月、イランによるサウジの石油施設攻撃で値上がりした原油価格を超えている。
過敏な個体の政治的意見など、どうでもいい。金が絡んだ時に人の思考は鋭敏となり、正誤を犯し、しかしそれゆえにこそ、その反応は見るべきものとなる。そういったた金が絡んだ反応は以上の通り。今回のアメリカとイランの対立は石油施設攻撃と同じ衝撃を持っている。
∧∧
(‥ )とはいえだ過去の原油価格は
\− もっと高かったりするからね
2018年の10月は
1バレルが74円だったし
2014年には100円
超えてたし
(‥ )さあて?
今回はどーなるかなー
ブログ アーカイブ
-
▼
2020
(439)
-
▼
1月
(41)
- パニック前に落ち着くには知ることが大事でしょう
- 2人は撒き餌になったのだ
- 2人に忍び寄る特定の影
- 人人感染と増加速度と確率わずか3倍で破綻の話
- 手が動いていれば認めてもらえる 取りあえず
- 10万人という噂
- フェミニスト問題とはエロ問題
- 250年に一度コアラ4000頭燃えてそのお味は?
- 1000万の中の600は耳に聞こえてくる
- 私はセラピス はるばる来ましたイギリスまで
- 服買わない運動は資産価値上昇戦略
- テコ入れ読書術
- 返す本に傍線を引く意味なし
- 今日の人はブラックホールでした
- 2020年1月22日 明け方の火星とアンタレス
- 人生はめんどくさく ツイートは手抜きになる
- 獣脂で大反乱
- あなたは何をしに地球へ?
- 未来予測はこうして必ず外れます
- 権力と戦う人間は既成事実を積み上げる
- 慣れないと赤い光が良くわからない?
- 肉球は真面目か?
- 黒字だからするんですよ
- ベテルギウスの光度は1・3か1・2等
- 時系列だけ見ると米国が怒らないことが不思議
- 外交とは根回し
- 方向は確かに正しい
- タイムズの撃墜情報
- シーア派で検索するとガーが消える
- それはどの程度、正確な着弾か?
- お手紙はエスカレートするとテロ行為になる
- 変わりゆく戦争文化
- 第三次世界大戦と簡単におっしゃられる
- 52箇所攻撃宣言
- 現状、過敏な少数派が反応している状態
- アメリカ、イラン、資産家、皆がそれぞれの立場を申し上げる
- 運命の網 会長の運命
- 新自由主義終末期
- 2019年ミラの減光
- ゴーン会長の大冒険
- 元旦と赤色巨星
-
▼
1月
(41)