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2018年7月27日金曜日

カニコウモリ未だ咲かず 松ぼっくりファイヤー!

 
 うつらうつら、寝ては起き、寝ては起き、それから起きて空を見ると、火星観測を諦めたとは思えぬ快晴だった。
 
 ∧∧
(‥ )さっきまで雲で真っ白
‐   月も見えなかったのに...
 
  (‥ )うーむ
      まだ涼しいな
      ちょうど太陽も出たところ
 
 火星観測をしていないなら、体力も残っておるではないか。
 
   というわけで
 ∧∧ 山へいきます
( ‥)
 ‐( ‥)もう一ヶ月
      いっていないからね
 
 ひと月前にいった時、谷あいにカニコウモリ(オオカニコウモリの可能性あり)が生えているのを見つけたし、その時、すでに花芽が出ていた。
 
 花が咲くのを見たいと思いながら、火星観測を優先し一ヶ月。もう咲き終わってしまったかなと思ったら...

 

 
 ∧∧ そもそも咲いとらんがな
( ‥)
 ‐( ‥)いや...これはちょっと
      意外だな
 
 まあまたしばらく後で訪れることにしよう。
 
 
 カニコウモリは、葉っぱからはちょっと想像つかないが、これでもキク科植物である。山には他にもキクの仲間が咲いていた。
 
 例えばシラヤマギク


 
 花を咲かせているとは思えないが、ヤブタバコの仲間のサジガンクビソウ


 
 ずいぶんおかしな名前だが、適当に憶測するに、匙のような格好をした雁首にうつむいた花の草...という意味であろうか?
 
 そして目立つのはギボウシ ちなみにこっちはキク科ではない。
 


 
 ギボウシは花も美しいが葉っぱが鑑賞として珍重される植物。よく栽培される。


 とはいえ、花もなかなかに違いない。


 
   野生状態で見るのも
 ∧∧ なかなかなものですな
(‥ )
 ‐( ‥)以前住んでた近くの公園では
      水辺にわさっと生えてたが
      ここだと山頂付近の
      やや乾いた場所に
      生えてるよね
 
 いや、山頂だから乾いて見えて、実は冷涼で、しかも北寄りだからなんだかんだ湿潤な場所に生えていると見るべきなんだろう。
 
 さてさて、手持ちの蚊取り線香も燃え尽きそうだし、気温の上昇と共にやる気が失せたので、さっさと下山することにする。
 
 ところで蚊取り線香をつける際、風が強いとマッチが消えてしまうことがある。なにか種火になる、引火しやすい燃焼物が欲しいところ。
 
 ∧∧
( ‥)まあそのためにお盆で使う
  ‐○ 白樺の皮を常備しているけど
 
  ( ‥)そういえばさ
    ‐/ 松ぼっくりって
       よく乾いた開いた奴なら
       マッチ一本でも
       燃えるって話が
       あったよな...

 本当かね? 山で拾った松ぼっくりを帰って燃やす。
 

 
 ∧∧
(‥ )本当にマッチ1本で
○   火がついたぞ!!
 
  (‥ )おおっ!
      まじだったんだ
 
 山でマッチが残り少なく、種火も無くなったら松ぼっくりだ!! 写真のように細い方を上にすると燃えが止まって赤熱もやがて消えるが、反対にすればボーボーだ!
 
 ∧∧
( ‥)でもマッチに頼るとは
    帰るに帰れず
    おまけに
    雨降ってる絶望的な
    状況じゃね?
    松ぼっくり燃えねえだろ
 
  (‥ )まあそうだろうな
 
 
 
 
 

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