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2019年1月23日水曜日

革命精神を思い出せ!!

 
 1999年
 チャベス 大統領に就任
 国民投票で新憲法承認 連続再選が2回まで可能に

 2000年
 新憲法の下での大統領選で当選

 2006年
 大統領選で当選

 2007年
 再選を無制限にする改憲の是非を国民投票で問うも敗北

 2009年
 再選を無制限にする改憲の是非を国民投票で問うて勝利

 2012年
 大統領選で当選

 2013年
 ガンで死去 享年58歳
 
 ∧∧
(‥ )ベネズエラのチャベス大統領は
\‐  人気を背景に
    憲法をちょっとちょっと
    変えていってね
    連続再選2回まで可能から
    無制限にまでもっていって
    任期を長くして
    さらに大統領の権限を
    増大させて
    議会を形骸化することに
    成功した
 
  (‥ )ははっ
      これぞ革命というものさ
 
 理想を成し遂げるとはこういうことである。
 
 170万%のハイパーインフレで国はがたがた。放漫財政で産業も社会インフラも壊滅。頼みの石油産業もダメになり、周辺諸国に流出する膨大な難民。人々は政府を支持せず、議会はとっくに野党の手に落ちた。

 だが、それでも後継者マドゥーロ大統領は健在で独裁的権限を維持している。それもこれも革命の成したこと。
 
 ∧∧
(‥ )日本のテレビ番組で
\‐  韓国の文大統領は
    親北反日で人気をとって
    再選を図るつもりだ!
    という報道があって
    韓国や親韓派の日本人から
    失笑を買ってるそうですよ
    今の韓国憲法は
    そういうことができない
    そりゃあ確かに
    文大統領は2期可能にする
    憲法改正案を出したが
    それは
    出した自分が該当しないように
    している
    そんなことも知らないの?
    バーカ バーカ って感じで
 
  (‥ )おやおや賢しいことを
      言いよるな
      どいつもこいつも
      革命精神というものが
      なっとらんぞ
 
 
 革命というものは独裁でなければならぬのだ。そもそも革命なんて志向を持つ時点で他人の話を聞かぬことは明白であるし、他人の話を聞かず、迷わず、信念のままに突き進む独裁でなければ革命など起こせぬもの。
 
 そのためなれば憲法も詭弁で紆余曲折で変えていく。これが分からぬようでは、お前は革命家ではない。
 
 ∧∧
(‥ )憲法改正を人気のままに
\‐  何度も重ねれば
    いかようにでも
    作りかえられますからな
    最初は謙虚でも
    独善のゴールへいける
    チャベス大統領はそれをした
 
  (‥ )せめて日本みたいに
     ミカドエンペラーが
     頂点におわすとか
     政治家を
     何代も輩出している
     名家が存在するとか
     そもそも間接選挙で
     いつでも有力者が
     首相を引きずり降ろせるとか
     そういう
     社会的仕組みがあれば
     ブレーキになるけどな
     ベネズエラとか韓国のような
     ”新鮮できれいな国”は
     どうだかねえ
 
 
 そして革命の本質は独裁なのだ。これを忘れてはいけない。

 どうも世の中、相手をネトウヨとバカにすることに夢中で、革命精神を忘れた者が多いようである。
 
 


 

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