ベリーダンサーのようなマスクの話

　
　先日、図書館の帰り、小道で車とすれ違った。そこは古い街並みで入り組んでおり、車が通れるような入り口、出口はひとつしかない。
　
　小さな小道に見合った小さな黒い車だ。こちらが通り過ぎるまで停車して待っている。運転しているのは小柄なおばさん...？　で、なんとも奇妙なマスクをしていた。
　

　　　なんかほら
　　　中東のベリーダンスの人が
　∧∧　つけてるようなマスク
（　‥）
　−（　‥）なんだ？　
　　　　　マスクが足りないから
　　　　　垂れ幕みたいな
　　　　　簡易版で間に合わせか？
　
　さて、これが１０日ぐらい前の話。今ではマスクは薬局でも買えるようにはなった。品薄ではあるが買える。
　
　そんな本日、６月１４日に見かけた話。
　
　∧∧
（‥　）あの..キャバクラとか
＼−　　夜の店では今、
　　　　ベリーダンサーの人が
　　　　つけるようなマスクが
　　　　流行っているそうで...
　
　　（‥　）えっ？　じゃあ
　　　　　　あのおばさんは
　　　　　　その手の人？
　
　まあ、おばさんと言っても４０代....いや、もしかしたら３０代かもしれなかったし、働いていてもおかしくはなかった。
　
　∧∧
（‥　）そういえばあの人
＼−　　こちらと目があった瞬間
　　　　顔のマスクを外したよね
　
　　（‥　）そういう...ことか？
　
　相手が理解していなくても、自分がこれを風俗の象徴とみなしていた場合、ばれてはまずいと外すだろう。
　
　∧∧
（　‥）そして出先であったら
　　　　旅の恥はかき捨て理論で
　　　　外さないはずだよな

　
　　（‥　）そっ、それ以上はいけない