新しい動画
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(‥ )カンブリア爆発は
\− 単なる幻想
化石に残りやすい
三葉虫によって
作り出された幻
(‥ )あいつら
甲羅ががっちがちに
固いからな
石と同じだで
化石に残りやすい
石と同じ。なるほど、彼らの甲羅は炭酸カルシウムで、二酸化ケイ素ではない。だから水晶とか、花崗岩とは違う。
∧∧
( ‥)でも石灰岩とかと
同じだからなー
(‥ )石だよねー
三葉虫の進化は多分、こういうものだった。イソギンチャクの幼生のような動きもままならない袋のような細胞の塊が、這いまわり、足を持ち、感覚器官と運動能力を増大させ、制御する筋肉を発達させ、体の構造を整理して、最後に甲羅を硬質化して三葉虫が生まれる。
ところが、初期の進化における小さくて硬質化を達成していない祖先たちは、その全てが化石を残せなかった。
つまりこう
∧∧
(‥ )三葉虫だけが
\− 化石に残り
三葉虫が前触れもなく
いきなり
出現したように
見えてしまうのである
(‥ )これが
カンブリア爆発の
正体なんよね
要するに、カンブリア爆発。生物多様性の爆発的増加、進化のイノベーションという輝かしい言葉は、単なる幻想であった。
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( ‥)もちろん
バージェス頁岩は
どうなるんだ?
という人も
いるだろうけど
(‥ )それは次回以降の
放送でな
単純にいうと、業績もないのにダーウィンを越えたかったグールドが吹聴したホラ話で勘違いが蔓延しただけなのだが、その解説はまた次回。