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2025年2月11日火曜日

カピバラくん 海を渡る 4000万年

  
 
 

 
 ∧∧
(‥ )地球最大の齧歯類
\-   南米のカピバラくんは
     4000万年前のある日
     突如南米に出現した
     テンジクネズミたちの
     子孫なのである
 
  (‥ )彼らの故郷はアフリカで
      大西洋を越えて
      南米にやってきたのだ
 
 アフリカの祖先の出現から南米のテンジクネズミ侵入、定着まで1400万年はたっていた。1年に100頭が海に流されたとしても、1400万年で14億頭が海に流されて、そして誰かが南米に漂着して定着に成功したのである。
 
 ∧∧
( ‥)海に流されるネズミが
    年間に100頭なんて
    ことはないから
    実際にはもっと多いよね
 
  (‥ )甚大な犠牲を払って
      テンジクネズミたちは
      海を越えて定着に
      成功したのだ
 
 これと同じことが人間にできるのなら、人は地球の寿命を超えて銀河に広がる生物になれるだろう。
 
  

宇宙で焼畑 人類 星へいく

  
 
 
 
 ∧∧
(‥ )人間を生きたまま
\-   星へ送るのは無理なので
     凍結受精卵を
     送るしかない
 
  (‥ )しかし問題は山積み
      なのである
 
 到着まで早くて200年はかかるような旅だ。そんな時間経過で作動する機械は単純でなければならない。そしてそれほどの長期間動作する電源は原子力電池であろうか?
 
 ∧∧
( ‥)すべての燃えるウランを
    燃やし尽くした後の時代でも
    原子力電池に必要な元素を
    合成すること自体は
    可能だけど...
 
  (‥ )本当に原子力電池で
      必要な電力を
      確保できるだろうか?
 
 さらに現地で人間を受精卵から作成するにしても、少なくとも最初の1人は誰からの介助も必要としない、知識を持った完全な成人として作成されなければいけない。電子頭脳の周囲に脳だけを持たない人体を発生させるにしても、そんなことは可能だろうか?
 
 ∧∧
( ‥)未知技術だらけで
    科学とは言いかねるな
 
  (‥ )技術的な点で
      もう少し詰めたいな
 
 そしてさらに問題がある。人間が生存できる惑星には植物もいれば原住生物もいるだろう。しかし違うアミノ酸を使用しているだろう。そんな中で人類と地球の農業作物や家畜は生存できるだろうか?
 
 

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