自己紹介

イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック

2010年11月13日土曜日

食べちゃおう

 
 ∧∧
(‥ )仕事している間に世間では色々なことが
\-   起きてるみたいですね。

     (‥ )YouTubeへの動画流出とかな

 自分の意思でやったとはいえ、そうかあ、キャリアを捨てるか。

 ∧∧
( ‥)これまでの人生、努力、訓練、投資、
    すべてが泡、ですか。

     (‥ )そういう連想しない限りでは、「うっは、面白えー」
         で笑って終わりなんだけどね。

 馬鹿が馬鹿だとおちょくられているのを見るのは楽しいけども、それはまるで無関係な第三者の感想なので、げらげら笑っているのは不謹慎かもしれない。

 ∧∧
(‥ )でもなんでこんなことになるんでしょうね?
\-
     (‥ )素人が調子こいて有頂天に間抜けしてたら
         容赦のない突っ込みが入った、そういうこと
          じゃね?

 いや、中国とかロシアの態度だって、あれは突っ込みみたいなもんで。

 ∧∧
( ‥)そんなもんですかね?

     (‥ )例えばの話、ライバル企業のトップがど素人になって
         おまけに重役の言うことを聞かずに
         へへへ、これから仲良くしましょうよって言ってきたら
         君ならどうするよ。

 ∧∧
( ‥)捕まえて食べちゃいますけどね

     (‥ )それが当たり前なんだ。

 別に悪いこっちゃない。あれが当たり前。

 ∧∧
( ‥)でも、次の政権との付き合いとか
    考えたら

     (‥ )「うーん、買いたたき過ぎも良くないよな」とか、
          心配になるんだろうな。

 考えている連中はそれはそれは大変なんだろう。

 考えていない連中は「なぜだ!!」とは言うけども、それはとてもとても楽なことではなかろうか。

 

知的生物という前提を取りあえず捨てる

 
 ∧∧
( ‥)おや、灰に

     ( — —)・・・・

 昨日、公園の丘の上から眺めたら、あたりは奇妙にぼーっと白く、透明度が悪かった。

 ∧∧
(‥ )ニュースで聞いた黄砂かもしれませんね
\-
     (‥ )この季節にねえ。

 中国の農地とか、今は、これからどうなっていくんだろ。

 さて

 人間は物事をただ鵜呑みにする人が一番多い。

 ∧∧
( ‥)仮説というかほとんど単なる事実だと?

     (‥ )事実じゃないか? 考えてみれば
         誰もが情報に関して一番頻繁に行う動作って
         「聞き流すこと」だよね。

 ∧∧
( ‥)そりゃあ、物事、いちいち真剣になんか
    考えていられませんからね。

     (‥ )ただ鵜呑みにする、だとすると人間の質がそう変わる
         わけはないのに、世代ごとに能力の差が生じたりするのは
          当たり前になるわけだ。

 日本人のある世代にはローマ字が教えられていない。だからキーボードを使う時にローマ字入力ができない人がいる。

 ∧∧
( ‥)あまりに当たり前すぎて、当たり前な話ですね

      (‥ )だから新しい知識の普及と鵜呑みに至る過程は
          重要なのだ、そう言うこともできるよね。

 ∧∧
( ‥)これが研究者のこだわりと、新しい方法論や哲学、見解の
    出現、理論の応酬、世代交代、となると
     いわゆるパラダイムの話になるんでしょうけども。

      (‥ )いや、むしろこのことは
          人間は物事を鵜呑みにするだけで
           考えない動物であるという仮説を
            論証する証拠ではないのかな?

 こう言えばいい?

 人間は知的生物ではない、という仮定は人間の振る舞いをうまく説明する(近似的に)

 ∧∧
( ‥)ゆえに人間は考える動物でもなければ
    知的生物でもないと言える、そういうことですか?

      (‥ )自分達自身が知的であるという仮定を捨てた時の方が
          よりよく我々を説明できないかね?

 



2010年11月11日木曜日

ググりなさい

 
 ∧∧
(‥ )絵ではなくて写真がみたい、そういうご要望です
\-

      (‥ )ググればいいんじゃね?

 結構、見れるよ。ネット上における生物の同定はしばしば怪しいから、うかつには信用できないし、「ああ、これじゃあ科までしか分からないね」ということも普通だけど。

 ∧∧
( ‥)・・・・本で欲しいんですよ。
\-
      (‥ )ソロバりなさい。

 ∧∧
( ‥)?

      (‥ )ソロバンをはじいて、オールカラー写真の本にした
          その場合、本の原価と売値がいくらになるか導きなさい。
          そういうこと。

 皆さんが買えるお値段になるでしょうか?

      ( ‥)一般的には、本は1000円でも
          高いんだよな。
 ∧∧
( ‥)まあねえ。

 お値段が幾らになるかソロバってみよう(写真1枚の使用料が数万かそれ以上だったりすることもあるので)。

 *ソロバれ→ソロバンを勝手に動詞にしました


      ( ‥)グラビアアイドルの水着写真なら、それがわずか
          数ページ、そこにえらい金額を支払っても、、、
 ∧∧
( ‥)それでもお釣りがくるほど
    雑誌とかの売り上げが上がるんですけどね。

 だけども、例えばラクダやホッキョクギツネやチョウチンアンコウの写真ではどうだ? 販売部数と売り上げの予想をした上で、ではいくらまで支払えるか? 費用と効果を考えた計算をしなければいけない。

 ∧∧
( ‥)それでも本でカラー写真が欲しい場合は
    どうしたらいいんでしょうね。

       (‥ )カラー写真の載っている本(複数)を
           個々に買いなさい。

 たぶん、数万円か10万円ぐらい投資すればかなりそろえられるから。

 ∧∧
( ‥)古本、昔の雑誌、図書館でコピー
  -□ 英語の本、諸外国語の本・・・

       (‥ )それでも全部はそろわないんだよなあ。
           標本写真すら分からないものもあるし。

 というか

       ( ‥)だから写真にこだわると写真のある生物しか
           紹介できなくなるんだよね。
 ∧∧
( ‥)本の種類や方針によっては致命的ですね。

 たとえば深海生物の本で「カラー写真の本が欲しい」という要望には、

 ∧∧
( ‥)答えがたいと

       (‥ )毎日シロウリガイの話を聞いて、それでも
           萌えられる人間はごく少数だからな。
           それでいいというのならいいけども、
            だめだというのなら駄目だろうね。

 ちなみにネットにある写真をそのままつかえばいいじゃない、という発想をしても、結局は同様の結果になるか

 ∧∧
( ‥)あるいは条件が必要であると

       (‥ )ある条件を満たさないとそれ、
           実現しないんだよね。

 ではその条件を満たすにはどうすればいいだろうか? そしてその条件を満たすためにかかる投資はいくらだろうか? さあ、計算してみよう。

 ∧∧
( ‥)まあ、普通、一般の人はこういう計算をしないでしょうね

      ( ‥)消費者なり購買者は製品や商品の原価計算
        -□ なんてしないからね。

 カラー写真が見たい、うん、その気持ちは分かるのだが、その考えの背景には「僕の/私の見たいカラー写真を集めた商品を作り、店頭に並ばせることが可能だ」という仮説がある。

 だがしかし、その仮説は現実世界における書籍の動態を説明できているだろうか?

 ∧∧
( ‥)説明できていないと。

      (‥ )仮に仮説が正しいのなら、普通に考えた場合、
       □-  そういう本がとっくにあるべきじゃね?

 ないってことは、その仮説が間違いだってことなんじゃないのかね?

 
        

2010年11月10日水曜日

マクレガーさん

 
 A.macgregoriae

 ∧∧
(‥ )種名がマクグレゴリア
 □-  人名ですね。

     (‥ )Macgregor マクグレゴーさん?

 ネットで動画を探すに、マクレガーさん、でいいっぽい。すると種名はマクレガエか?

 ∧∧
( ‥)マクレガーさんというと

     (‥ )ピーターラビットだよな

 ピーターのお父さんをパイの具にして喰ったマクレガーさん。


     ( ‥)そういえばトリビアにもなっていたみたいね。
 ∧∧
( ‥)「ピーターラビットの主人公、ピーターのお父さんは、
     ・・・・・喰われた」みたいな感じでしょうね。

 でも検索をかけたら

 ∧∧
(‥ )McGregorってなってますね
\-
     (‥ )なに、このスペルの違い。

 はて?

     ( ‥)あまり関係ないけど、マクレガーさんって
         ピーターが幼少期にじいさんだったけど、
          大人になってもじいさんだったよな。
 ∧∧
( ‥)まあ、ウサギさんのライフサイクルより
    人間のライフサイクルの方が長いですから。

 マクレガーさんからすれば、ピーターの親父を喰ったのはほんのつい最近の話なのかもしれない

 ∧∧
( ‥)ピーターの孫も喰われたりするんですよ
    きっと

     (‥ )たぶんそんなタイムスパンなんだろうな
 
 

人力車と老人

 
 朝日が登る中、公園に散歩へいったら小型の猛禽が飛んでいった。

 ∧∧
(‥ )朝日を横からあびて、明るく、しかし
    影がくっきりと浮かび上がっています。

     (‥ )お腹が無地に見えるけども、
         ツミ、、かねえ?

 紅葉が神奈川の平野にまで降りてきた。紅葉がじょじょに真っ赤に染まっていく。

 さて

 手元の資産が現金で3000万円あっても

 ∧∧
( ‥)年間の支出を仮に200万に押さえても、
    15年で尽きちゃいますね。

     (‥ )老人は収入がほぼ皆無に近いから
         消費を押さえたり、年金に頼ったりするのは
         まあ、そうだろうなあ、とは思うのだけどもね。

 ようするに働かない(働けない?)のがいかんのだ。

 ∧∧
( ‥)そういえばインドにいった人が、
    足が枝のように細い老人が引く人力車に
     乗ったそうですけども。

     ( ‥)過酷だから老化が早いのかな? とも
         思うけども、まああれだ、最後まで働く、
         ”働かざるをえない”世界もあるってこったな。

 資産がこれじゃ少ないよ、だろうが、これは蓄えだよ、だろうが、

 ∧∧
( ‥)若者の負担であることには変わりないだろうと。
    生産、つまりプラスがなければ貯蓄だろうがなんだろうが
     そんなものは0だと。

     (‥ )あるいは回転速度が遅いんだな。
         だから働け、さもなきゃ世捨て人になれ、
         そういうことかもね。

 そうねえ、若い頃は親を手伝い、妻をめとり、子を育て、老いたら引退して財産を処分し、布と杖だけを持って死へと至る悟りの道を歩け

     ( ‥)とかなんとかいう「人生のあるべき指針」が
         かつてあった国があるとかないとか。
 ∧∧
( ‥)インドですかねえ? 日本でやったら冬にみんな
    死んじゃいそうですけどね。

 人間、最後はどうせ子供やみんなの負担になるんだから地位もポストも財産への執着も捨てて、次世代に還元しろよ、ということかもしれぬ。

 ∧∧
( ‥)でも”あるべき人生指針”とされたってことは
    あまり遵守されなかった、そういうことかもしれません。

     (‥ )禁止や推奨は理想であって、「現実はそうではない、
         という現実」を示している。

 どこの国でも老いたら人は邪魔者にしかならず、邪魔者なら邪魔者らしくしろよ、という要求と不満があったということか。

 ∧∧
( ‥)あなたは最後、どうなるんでしょうね?

     (‥ )インドの人力車のじじーみたいに
         なるんじゃねーか?

 ぶつぶつ愚痴をこぼしながらへろへろ車を引いていたという(あるいは「こいでた」)。

     ( ‥)自営業の最後なんてそんなもんさ。
 ∧∧
( ‥)セカンドライフのない人生。

 いや、セカンドライフなんていう「老後を楽しむこと」それ自体が罪悪。

 
     (‥ )最後の最後まで愚痴をこぼしながら
         よろめき歩いてくたばれれば、
          それで十分なんだが・・・・
 ∧∧
( ‥)でも、それすらできないのが老化、ではないですかね?

 
 以前、お年寄りの人たち相手に進化理論について講演したことがあったけども、なんか皆さん、ずいぶん頭の回転が良くて、なおかつ元気だった。

 しかし

 隣のばーさんは電器屋と電気屋の区別がついていない。テレビが壊れたから”でんきやさん”に連絡しなくちゃ、はまあいいとしても東京電力に電話って駄目だろ。

 ∧∧
( ‥)人間は大量生産品でも機械でもないですから
   質は一定でもないし、保証されてもおりません。

      ( ‥)素質と基礎と今までの経歴が全部噴き出てくる
          それが老後。

 じゃあ、どう死のうか?

 ∧∧
( ‥)人間はどう生きるかではなく

      (‥ )どう死ぬかだ。

 

アクセルはどこだ?

 
 川の水に触れたいのなら

 ∧∧
( ‥)誰かといけと

      (‥ )そういうこっちゃな。

 
 さて

 
 出版不況

 ∧∧
( ‥)なんか業界ではお早うからお休みまで使われる
    感がある言葉ですね

      ( ‥)ネットと携帯にお客を取られたからな。

 みんな馬鹿になったんだ、本は高尚なものなのに分かってない、最近の若者は活字離れだ、とか、そんな愚痴も聞こえてくるけども

 ∧∧
( ‥)携帯もネットも活字ですけどね。

      (‥ )書いた方が文字は覚えているけども
          書かない点では「紙媒体を読む」ことも
           同じだしね。

 そもそも本はくだらないものであった。

      (‥ )ガンダムってあったろ? 人気が出て、続編が
          つくられて
 ∧∧
( ‥)でも続編、続続編が比較してあまりふるわなかったと。

 このことに関して、昔、ある雑誌でこんな分析が載っていたと記憶している。

 ∧∧
(‥ )あなたのメモリーによるとおよそこうですね
 □-  ガンダムはストーリー展開や地理描写から考えて
     第三次世界大戦のシミュレーションからヒントを
     得たもので、続編がふるわなかったのは、ネタもとが
      シミュレーションである以上、終戦後以降の展開を
       必然的に考えられなかったせいである。

        (‥ )すごく無理のある解釈だよな、、、と
            思ったもんだけどね。

 ちなみにこの記事が掲載されたのはいわゆるアニメ雑誌ではなかったような記憶があるし、こんな内容の割にはえらく長かったような覚えがある。

 ∧∧
( ‥)でっ?

       (‥ )こういう記事ってさ、今だとネットの掲示板とか
           blogとかでいくらでも見られるよね?
 
 ようするに

 ∧∧
( ‥)今ではただですね。

      ( ‥)言い換えればだ、昔はこういう
        -□ テキストが無条件に有料だったんだよな。

 まあ、立ち読みもできるけども、読みたいと思うテキストにお金を払えば自動的に「他のも」もついてきた。

 ∧∧
( ‥)くだらなさで成り立っていた業界に、
    くだらない、かつ無料のライバルが現れれば
     シェアは奪われるだろうと。

      (‥ )氷山が水の下の部分をもがれてしまう感じでね。

 ”文学、活字は高尚なのだ!!”という抜きん出て得意げに白く輝いていた部分は、下支えしていたくだらない部分を敵にもがれて、ぶくぶくごぼごぼ沈下中。なんか、ぎゃーぎゃーわめいているらしい。


 ∧∧
( ‥)それでも、まだ業界の数分の1が消えただけでしょ?

      (‥ )数分の1になったわけじゃないからな。

 まあ、そのうちに余分な人もいなくなるから、テレビ業界も出版業界もスリムになって、彼ら自身の状況はやや好転するかもしれぬ。

 ∧∧
( ‥)でもさ、媒体である子供が減少するという
    後継者問題は悪化するばかりですよね?

      (‥ )問題は解決されるが、結果が拡大されてしまう。
          老人の金を繁殖可能な世代に還元することが
           急務であるな。

 考えてみれば政治家(のほとんど)も経団連も出版業界も、そんなことに関心はもってこなかったということか? 当選すればいいとか、繁殖でなくて移民という他力本願とか愚痴をこぼすだけだとか、ようするにそういうことじゃないかえ?

 ∧∧
( ‥)でも、彼らが関心を持つ必要はないし、
    あなたも考察はしてこなかったですよね。

      (‥ )別に世直しが仕事でもないし、
          世直しができるとも思っていないし。

 とはいえ、このままでは市場が縮小してこっちが死ぬし、老人も彼らが人間である以上、最後の最後まで金にしがみついて放出なんかしないだろう

 ∧∧
( ‥)どうしたもんですかね?

      ( ‥)死と生をアクセルさせろ、
          そういう要求であるのだけどもね。

 さて? アクセルはどこだ?

 

2010年11月9日火曜日

うん、このままでは死ぬねえ、なので将来を考える

 
 ∧∧
( ‥)つまり?

     (‥ )理系の本を読む読者って
         50〜60代の男性がメインだ、
          そういう統計を見たことがあって

 ようするにだ、あと20〜30年したら

 ∧∧
( ‥)全滅ですね

     ( ‥)まあ、もしかしたら50歳を越えると
         男性は理系に興味を持ち始めるのかもしれない
         けどもさ。

 あるいは定年近くなるか、定年になった後で、じゃあ本でも読もうか、そうだな理系や工学系の本にしよう、とか

     (‥ )ということかもしれないけども
 ∧∧
( ‥)怪しげですね。時間の経過とともに
    山が右に移動して、そして市場が消失する。
     それだけではないですか?

 とっ、考えるので「じゃあ子供向けの理工系の本を書くようにして、将来の購買層を育てよう」とか考えても

 ∧∧
( ‥)人口が減少する一方だと
    →*

     (‥ )老人が消滅する、若い世代の負担が減る、
         あるいは国庫に相続税という形で還元される
          そういうのはいいけどもさ

 問題が解決しても、次の世代が消滅したら意味がない。

 だとすると

     ( ‥)? あれ? もしかしたらあれかい?
        現状の未婚率の増加、その理由と原因を
        探ってモデルを提案すること(つまるところ
         対策を示す)とは、、、、
 ∧∧
( ‥)あなたの仕事の範疇というか
    それをやって効果を出さないと
     あなた自身が「死ぬ」のじゃないですかね?


 うん、死ぬねえ。

 メインな購買層が自分よりも年上って聞いたあの時から、やっべーーって思ってはいたんだけども。

 ∧∧
( ‥)科学の振興と存続自体には
    意味がないと?

      (‥ )科学にとっては「日本の科学とその振興」は
          あまり意味がない、と言えばいい?

 日本の科学が駄目になっても、結局のところ優秀な人間が国外に出るだけで

 ∧∧
( ‥)科学をないがしろにするような国は
    科学に見捨てられると。

      (‥ )優秀な人間ってのはそれができるからな。

 ノーベル賞受賞者である日本人がアメリカにいて、これは頭脳流出だー!! とか言う一方で、てきとーに事業仕分け(実のところあれは単なる機能不全っぽい)をしてしまうという、まあ所詮はそんな国なのさ、日本は。

 ∧∧
( ‥)ようするに次世代に知識を伝達するから
   次世代が必日本に要だというのは、

      (‥ )科学のためではなくて自分自身のためでもあるな。

 まあ、それにだ、子供の頃にちゃんとした本を読んでいれば、例えば大の大人になってろくに調べず、教科書も読んでないのに「マントルはどろどろだー」とか「流動しているから液体だー」とか言わなくて→*

 ∧∧
( ‥)すむようになるだろう、と。


      ( ‥)媒体である人間の質は変わらない。
          人間はその大部分は考えることすらできない。

 僕らはチンパンジーとたいして変わらない。自身を知的生物だなどと考えて、過剰に特別視するのがたぶん、間違いだ。しかし、たとえ我々に知能がなくても問題ない。

      (‥ )鵜呑みでもいいんだ。それでも
          新しく、より妥当な知識が発見されたら
           次の世代にそれを伝えることができる。
 ∧∧
( ‥)そうすれば知的にどうだかはともかく、
    「知識という意味の知的では」よりすぐれた人たちに
     なってくれるでしょうね。

 逆にいうと学習の時代を過ぎてしまった自分たちのような「老人」が、平均すれば若者に対して知的に劣ってしまうのはしょうがないことでもあるし、そうでないと困る。

 ∧∧
( ‥)でっ? どうします?
    どう次世代を繁殖させるんですか?
     もてる秘訣なんて本は書けないでしょ?

      ( ‥)あー、うーん、、、
          前に処女騒動ってあったろ?

 男性とのおつきあいがあります、とアイドル?がいったら「彼女は処女じゃなかった!!」という騒動→*
 *いや、これはあくまでもアイドルとそのファンという特異でローカルな話題でしかないとは思うけども。

 ∧∧
( ‥)でも、あの後、処女崇拝→一夫一婦制と
    調べていって、いきついたのは
     霊長類の配偶システムと食生活の関連を述べた
      文献でしたね。

      (‥ )一夫一婦制は農耕社会で都合上採用されたもので、
         実は人類の歴史では本当に短い歴史しかないというね。

 まあそうねえ、そういうアプローチがあるかもねえ。

 ∧∧
( ‥)今の日本ではどんな性淘汰が働いているのか?

      (‥ )誰か調べてるいるのかね?


 手隙の時に追跡してみよう。死にたくはないからな。

 

 

 

どこまで信用ならないのか分からないので保留だが課題

 
 知り合いが言うには、今、若い社員の給料がどんどん下がっているらしい。

 ∧∧
( ‥)物作りを標榜していた国家の労働者の
    賃金が上がるわけはない、とも言えますけども。

      ( ‥)さりとて、全員が商社マンになるとか、国際ビジネスに
          打って出るとか、証券マンになるとか、
           そんなわけにもいかないしな。

 とはいえ、日本の現状は過去のかしこい選択の結果であったと言えるのかどうか。

 ∧∧
( ‥)物作りにこだわったのが敗因だとか?

      (‥ )まあ、破滅するのも失敗するのも、
          それはしばしば自分の長所とか
           得意分野であったりするしな。

 軍事国家が拡大した国境とその維持のコストでつまづくのと反対に、物作りにこだわった国もコストをかけられないがためにつまづくこともあるだろう(+-の符号が逆なだけで同じ問題か?)。

 あるいは自分の長所である”と思っている”部分や、得意分野であるに”違いないと思っている”部分でこそ、人には破滅が待っているというべきか?

 実際のところ、日本が本当に物作りにこだわった国であったのかはよく分からない。ただ、最低限、自分達は物作りのできる国だとか、加工貿易と輸出でしか生きていけない国だとか、技術立国(自称)であるとか、

 ∧∧
( ‥)そういうことを言ってきたのは事実であると。

      (‥ )たぶんね、さんざん聞かされた覚えがあるし。

 年収が下がること(あるいは低い年収であること)と未婚率、子どもの出生数の減少はリンクしているっぽい。

 ∧∧
( ‥)ぽい、というか、あからさまじゃないですかね?
    あなたの知り合いでも結婚したのは正社員だけじゃ
     ないですか。

      ( ‥)なんか男女の愚痴がネットから
        -□  聞こえてくるんだよな
 
養ってほしい
結婚することに何の得が?
男はゲームのやりすぎ
草食系男子
処女騒動
何? この勘違いしている婚活女は

という案配

      (‥ )今の時代の日本における性淘汰って
           どうなっているのかね?
 ∧∧
( ‥)さあ? ネットとかで見る記事だけでは
  -/ 状況がよく分かりませんね。

 収入が減っていっているのに、「右肩上がりで収入が増える」ことを前提にした生活スタイルや考えのままきているから、理想と現実との間にミスマッチが起きている印象を受けるけども、実態はよく分からない。

 しかし困ったことだ。

      ( ‥)次世代の担い手である子どもがいないと
        -□ 媒体が消滅してしまう。
 ∧∧
( ‥)科学にせよ、そもそも「本を売る」という商売から
    しても、望ましい状況とは思えませんね。

 少子化対策というと「移民」、という提案は経団連とかそういうところからの提言で聞くけども。

      (‥ )どうだろうねえ?
 ∧∧
( ‥)どう思います?

 移民が是か否か? とか、「ドイツの例を見ても失敗しているんじゃね?」とか言う前に


      ( ‥)そもそも先を見越してデータを解析したのか、
          というよりも、「必要なデータを自覚的に
           集めたのか?」が分からないので
 ∧∧
( ‥)はあ

 あまり詳細は書く気はないけども、ある振興策を立案した人々が「増やすべき全体の数」を目標にかかげて政策を実行したのだが、

 ∧∧
( ‥)比較対象のヨーロッパは長い歴史があるので
    これまでの卒業生が○○人、だったのだけども

      (‥ )日本は「ある世代の数だけで○○人」に
          しちゃったんだよね。

 ”全体の数”は合ってはいるが、人口ピラミッドにするとものすごくいびつな構成で、

 ∧∧
( ‥)就職難が発生したと
    当たり前ですね。

       ( ‥)集団の動態を把握する時、年齢構成や
           齢構造を想定していなかったのだよな。

 実は古い世代というのは以上のように、新しい世代が受け継いだ「新しい方法論や知識、技術」を知らないことが多い(というかそもそも卒業生とポストの数を計算していなかっただけとも言えるけど)、

 ∧∧
( ‥)ゆえにこういう知的に劣ったことが起こると。

      (‥ )媒体である人間の質はさほど変化は起きないが、
          媒体を伝わる知識の質や性質は大きく変わる
           そういうことであるね。

 媒体それ自体を調整する作業に、媒体の動態を把握するモデルを組み込んだり、あるいは仮説を立てて自覚的にデータ収集したのか、そのために必要なデータ収集とはどのようなものであるべきなのか、その必要性、それ自体を把握していたんだろうか? という

 ∧∧
( ‥)素朴な疑問を感じると

      ( ‥)相手が訓練された科学者のような人たちでない場合、
        -□ 何をしているのか、だけでなく、
           何を把握していないのか? まで把握しなければ
            なるまいよ。

 それにしても

      (‥ )媒体の動向を把握しなければいけない問題に
          媒体を通じて伝播する知識それ自体の
          問題がからんでいたらいやだよなあ。
 ∧∧
( ‥)まあ、少なくとも実例は一件あったわけですしね。

 
 ともあれ

 ∧∧
( ‥)まずは仕事をしてください。

       (‥ )おうっ

 

 

2010年11月8日月曜日

曇り無き眼という希望的観測も目を曇らせるのは自覚的に

 
 ∧∧
(‥ )曇り無き眼でしかと見極めよ
 □-
     (‥ )意味深とも薄っぺらともとれる発言であるかもね。


 人間は何かしらの仮説や仮定を持っていないと物事を判断することも、観測することもできない

 例:この世界は夢でもなければバーチャル映像でもないし、望遠鏡で見るものは現実の映像を拡大したものである、という前提と仮定

 ∧∧
( ‥)曇り無き眼を「いかなる仮定も抜きに」と
    解釈すれば

     (‥ )たわ言だし、「人間は何かしら前提や仮定を
         持ってしか観測できないから、それを自覚した上で
         観測した方がいいかもね」という意味ならまっとうかもね。

 希望的観測は目を曇らせる、と言った人もいた。


     (‥ )夢は観測を阻害する、とでも言えばいいかな。
 ∧∧
( ‥)科学に夢はないってことでもありますかね。

 データが指し示す最良の仮説を発見せよ、と言った場合、

 ∧∧
( ‥)データがなぜお前の夢に従う必要があるのかと。

     (‥ )統計学に夢があるっていったら
         いかにも痛い人に聞こえるんだけどな。

 逆にいうと、あれかい? 科学って言葉には、世間一般的には統計学的な雰囲気が欠けているってことかね?

 ∧∧
( ‥)喫煙の量と肺がんを示したデータに

     (‥ )夢なんてねーよなあ?

 でも、時に人間は「みろみろ、ここでグラフが下がってるよ、相関していないよ、傾きが合わないよー」といって

 ∧∧
( ‥)喫煙と肺がんのデータにすら夢を見ると

      ( ‥)それを考えるとだ、鳥の進化、生物の有様、
          歴史や天体、世界の成り立ち。こういうジャンルで
          トンデモさんたちが訳分からん夢を見るのは
           当然といえば当然だね。

 例えば彗星のコアに接近した探査機のニュース→*

 この彗星でないけども、昔、ハレー彗星のコアが撮影されて巨大でいびつな塊が公開された時、夢がない、と言った連中がいた。

 ∧∧
( ‥)夢も何も、あれが事実ですよね。
    太陽系の初期状態をとどめる天体でしょ?

      (‥ )アイドルがトイレいかないっていう妄言と
          同じレベルだよな。

 月にはうさぎがいるのよ。いないよ、月は真空で生き物はいないんだ。こんな老人と孫の会話を想定することで「夢がなくなった」、そういうエッセイというの? を書いた人もいるけども。

 ∧∧
( ‥)でも、月のうさぎさんマークにこそ
    実は謎と秘密が隠されているのだと。

      ( ‥)地球よりも固く冷えた天体なのに
          大量のマグマが(しかも時期をかなりおいて)
           噴出するあの不思議。

 夢という希望的観測を持っていてもデータの解釈には役立たない。

 夢破れたと失望するのは勝手ではあるが、

 しかしそんな人を尻目に、データに隠されている「謎」は彼を大笑いしてる。



 

つまり地獄を作ればいいじゃない、というか出来かかってる

 
 ∧∧
( ‥)あの、クマさんのぬいぐるみの件ですが
 
      ( ‥)10日間待て、今は最後の追い込みだ
        -/

 なんか、体がだるいぞ。栄養剤、栄養剤。マルチビタミン、マルチビタミン。

 さて

 科学には性的な要素も「もて要素」もない。

 ∧∧
( ‥)というか、科学が人間の性とか、
    もてるとかに興味を持ち始めて
     メスを入れ始めたのはごく最近のことでしょ?

      (‥ )ダーウィンが性淘汰を論じて、しかしそれが
       □-  確認されるまで130年かかっておる。

 性を科学の要素に入れたというとフロイトもそうなのかもしれないけども、

 ∧∧
( ‥)あれが、、、科学ですか?

      ( ‥)怪しいねえ。すくなくとも生物学からすれば
        -□ 夢診断だとか抑圧された性的なコンプレックスとか
           興味の持てる話ではないなあ。

 というか、理論として役に立つとは正直思えない(一応、調べますけども)。

 ∧∧
( ‥)人間も生物ですから繁殖で成功したい、
    いや、成功する以上に成功度をさらに高めたい。

      (‥ )しかし、科学はそれに答えてくれぬ。

 フロイトはそれに「答えた」からブームになったのか。あるいは「何でも説明できてしまう」ことが理論に人気の出る要因であったのか。それに対して生物学は80年代以降あたりから、ようやく人間の性に関するもろもろのこと、女性の好み、男性の好み、男女の駆け引き、これら全部を生物丸ごと、進化の視点で語り始めたのだけども

 ∧∧
( ‥)それでも一般の要求、もてたい、食べたい、成功したい
    には応じることはできないと。

      ( ‥)占いとか、あるいはオカルト、疑似科学の方が
          それに応じているように見えるし、
           だから需要があるんだろうな。

 効果があるかどうかはともかくとして。

 オカルトではあまりにも(聞こえが)うさんくさいんで、お客の安心感を満足させるために「科学の装い」を着飾った結果が疑似科学かもしれない。

 ともあれ

 ∧∧
( ‥)科学は人間の繁殖の成功度を高めたいという
    要求に直接は答えてくれない、と。

      (‥ )事実、敵の存在、敵による征服、併呑、
          占領、奴隷化という恐怖がなければ
          科学はアクセルさせてもらえなかった。

 だから科学を振興しようという試みはうまくいかないか、義務教育による強制しか効果がなかったわけだけども。

 ああ、

 それならばだ、

 科学を振興するのは、なんだ、簡単じゃありませんか。

      (‥ )世界を地獄にしてしまえばいいんだよ。
 ∧∧
( ‥)地獄に? 戦争でも始めるつもりですか?


 いやいや、戦争は地獄なんて生易しいものではない。

 爆撃にいったら蜂の巣をつついたように迎撃機が大挙して押し寄せてくる。ヘッドホンの無線を通じて聞こえるのは敵の訳分からない叫び声、撃墜された相手の悲鳴、味方の絶叫、爆発音、操舵できずに墜落していく仲間の声、

 ∧∧
( ‥)自分達の爆弾で焼かれているだろう敵国の市民、
    味方がいるであろう燃える捕虜収容所

      (‥ )帰ったら頭がおかしくなった兵士がごろごろ。
          例えばだ、仏教の地獄の描写にこんな凄惨なものが
           あったかね? ないよな。

 しょせん、地獄なんて人間の空想した戯言で、溶けた銅をけつの穴から入れまーす(まじでこういう描写あり)、といってもそれは言ってみればギャグ。

 ∧∧
( ‥)地獄は戦争に劣ると。

      ( ‥)だから安心して地獄を作っていいわけさ。


 というか すでになりかかっているんじゃね?

 ∧∧
( ‥)まあねえ・・・

      (‥ )冷戦が終わった時に言ったやつがいたよな、
          これからは列強の時代に戻ると。

 アメリカが一時、覇を唱えたけども、他民族国家を自称するアメリカでさえ、イラクもアフガニスタンも統治できぬことを露呈。

 ∧∧
( ‥)諸列強の時代、懐かしいですね。
    米・英・仏・独・伊・露・中国・日本

      (‥ )ここにさらにインド、ブラジル、イランとかが
          加わるわけよ。知り合いがいっていたよね、
          世界がヨーロッパという病に感染していくってさ。

 統合できずに分裂と対立、戦争を続けること一千年。敵意と恐怖で磨いた武力とテクノロジーで世界を征服したヨーロッパ。それにマジびびりした日本や中国まで鎖国(管理貿易)をやめて競争に参戦するという、地球規模に拡大する病の伝染。


      ( ‥)すばらしい!! 自由競争、グローバル化、
          そんなの人間的な生活じゃないとお利口さんが
           後ろ向きにいっても、敵がやってくるのを
           止めることすらできない。
 ∧∧
( ‥)引きこもりになって自室で悠々自適に生活しようとすると
    取引先の人が上がり込んできて机を使ったり、仕事場にしたり
    売りつけたり、買いたたかれたりする感じですかね?

 あるいはお母ちゃんが複数で大挙してやってくるような状況というの? 引きこもることさえ許されぬ、苦痛と恐怖、不安と裏切りと責め苦の世界。

      (‥ )そもそもあれだ、敵意と恐怖があってこその
          敬意と外交ぞ。世界が病んでいくのを見るのは
          これがもうたまらない。
 ∧∧
( ‥)ああ、まあねえ、これじゃあ駄目なんだよ、
    ってことが色々と見えてきましたからね。

 科学を広めるには強制させればいい。

 強制させるためには恐怖を見せればいい。

 それには地獄を作れば良い。

 いや、もう順調に地獄になろうとしている。

 ∧∧
( ‥)逃げ場はないのだと。

      (‥ )引きこもりが作ったこんなドア、
          ぶち壊すのは簡単だ。

 やることは特にない。

 しかし、では、どうアクセルしようか?

 

 
 

2010年11月7日日曜日

中古ジュエリーショップ

 
 比較的近所の駅前をひさかたぶりに通ったら、「中古ジュエリー 買い取り 販売」と書いたテナントができていた。

 ∧∧
(‥ )今時、、、宝石ですか??

    (‥ )宝石市場はガタガタだって話だもんな。

 聞いた限りでは市場規模が最盛期の数分の1程度になってしまった、、、とか。

 ∧∧
( ‥)買い取りはともかく、売るのはどこでしょう?

    (‥ )中国とかロシアの富裕層とか、、かね?

 どうなんだろう?

 さて

 *の続き

 ∧∧
(‥ )「道具の使用が希少なのは、それがそれほど有用では
 □-   ないからだ、という説」

     (‥ )「建築する動物たち」マイク・ハンセル 青土社
          のpp223だね。

 そして

 「人間の進化史において、脳が生存に役立っていることがはっきりわかるようになる時代と、脳が大きくなった時期との間には、非常に長い時間的ずれがある」

 ∧∧
( ‥)こちらは「恋人選びの心」性淘汰と人間性の進化 I
  -□ 岩波書店、ジェフリー・F・ミラーさんのpp24ですね

     (‥ )彼はこの後、脳の増加は性淘汰で説明できるのでは
         ないか、という論証を展開。

 もちろん、人間の脳の増加を説明する理論は他にもあるわけだけど(以上の書籍でも対立仮説として上げられている)。

 ∧∧
( ‥)でも、あなたとしては性淘汰説の方に
    心魅かれるものがあると。

     (‥ )だってさあ、自分たちを見てれば分かるじゃんよ。

 異性にもてたい、という大前提を抜いてしまうと人間が作り出しているものは、そのほとんどが意味をなさなくなってしまう。

     ( ‥)そもそも出版界自体がそうなんだよなあ。
         ヘアスタイル、ファッション、車、バイク、
         料理のお店、デートスポット、レジャー施設の紹介
 ∧∧
( ‥)主人公がうはうはハーレムの漫画とか小説
  -□ 水着のお姉ちゃんが剣を持っているパルプ雑誌
     星占いとかおまじないの本もかなりの部分
      そうなんでしょうね。

 人間は「もてたい!!」という欲望に応じてありとあらゆるものを作り出してきたので、本どころか、というか今では本はそれを紹介するために作成される部分が大きいから当たり前だけども、性的な欲望に応じて経済をまわしてきたとも言える。

     (‥ )宝石だってそうだもんな。
 ∧∧
( ‥)単にブランドものに押されて衰亡したとか、
    そういうことらしいですね。

 別に人間の「もてたい」という欲望が減少したわけでもなんでもない。

 
     ( ‥)逆にいうとさ、科学ってそういう点では
         まったくの異端なんだよね。
 ∧∧
( ‥)「もてたい」に応ずるものではないですからね。

 科学はもっと根源的な欲求、「死にたくない」、つまり諸外国に征服されるという恐怖にアクセルさせられて作られた。ものではあるのだけども、

 ∧∧
( ‥)もともとは「どうなってんだろこれ?」
    ですからね。

     (‥ )本来は「生存」にも「もてたい」にも直接つながるものでは
         ない。これでは人気が出ないのは無理もない。

 科学市場が小さい。そしてほとんどの人から無視される、というのは当たり前と言えば当たり前。

 ∧∧
( ‥)その上、「考える人」のすべてが科学できる
    わけではないですからね。

     ( ‥)考える=考えて妥当な解答を発見できる、
         ではないからなあ。

 考えてもオレ様理論にしかならない連中がごろごろいるのを見るにつけ、「鵜呑みにせずに考えるのだが教科書を読む手間ひまをかけない人」の方がやはり多いらしい。要するに探す手間ひまをかけずに手抜きで「オレ様は真理を理解した」と悦にいっているだけだろ? 最悪の意味で「文化人」だよね、あんたたちは、という解釈。

 ∧∧
( ‥)科学や妥当性の市場って必然的に小さいんですね。

     (‥ )併呑されるという恐怖が持続した西欧世界でしか
          科学が誕生しなかったってのがいわずもがなだよな。

 

 

難解なパズル

 
 ∧∧
( ‥)寝ちゃいましたね

     ( ‥)1枚は絵を仕上げたのだが、
       -□ もう1枚、朝までに上がるかな?

 そういえば「頭蓋骨」を極端に恐れる子がいる。

 ∧∧
( ‥)死神さんのようだから、
    そう言っていました。

     (‥ )膝の上に頭蓋骨を乗せている姿を見せたら
      ○-  卒倒ものかな?
 
 しかし恐れることはない。頭蓋骨は、人格的にはただの無害な「人」だ

 さて

 現代人の頭蓋骨の模型というかレプリカでいいのか、型番A20が届く。

 ∧∧
( ‥)なんかピルトダウンさんとは
  -○ ずいぶん特徴が違うんですね。

     (‥ )個体変異って奴だろうけど、違うもんだな。

 ピルトダウン人の頭蓋部分は現代人の頭蓋骨を使ったものだった。さらに頭蓋の厚みが現代人の平均よりも厚かったらしい。ようするに平均値から離れた頭蓋をあえて使用したことがうかがえる(前にも書いたけど)。

 ∧∧
( ‥)外見的におかしなところは?

     ( ‥)現代人の頭蓋を使っているとすでに知っているから
       -○ 「ああ、この違いも現代人の個体変異に入るのか」、
         としか分からんな。

 違いは分かるが、「これなら現代人の変異の範疇内だよ」と言えるほどに頭蓋骨を見ているわけではないので。

 ∧∧
( ‥)復元はどうでしょうか?

     (‥ )ウッドワード復元に従ったレプリカだけど
      ○-  あれだね左の頭頂骨が後ろにいくに従って
         左にややずれていっているみたいだね。

 ようするに少し回転したような感じになっている。キース博士が指摘したのって、このこと、、、だよね?

     ( ‥)頭蓋の下面を構成する後頭骨の方も、
       -○ 後ろにいくに従って正中線からやや右に
          ずれるように回転しているみたい・・・
 ∧∧
( ‥)これはどう評価するべきなんでしょうね?


 後で論文と照らし合わせてみよう。

 ともあれ

     (‥ )骨の縫合部分をあえて破壊する工作がなされている
      ○-  そういう印象を受けるよなあ。
 ∧∧
( ‥)人間の頭蓋だと分かる特徴を持っているけども、
    個々のピースがうまくはまらないように、縫合部分が
     破壊されている。そんな感じですかね。

 まあ、実際、そうでないといけないだろう。

 頭蓋のうち、見つかった左の頭頂骨に冠状縫合の左部分、矢状縫合の一部、そしてわずかな人字縫合が見えるだけ。残りは右頭頂骨の一部、後頭骨の破片。この状況でこれらを適切にうまくつなぎ合わせられるかはいささか問題。

*専門用語は「骨単」NTS 2004 を参考

 ∧∧
( ‥)でもキースさんはかなり正しい復元を
  -□ したっぽいですよね。

     (‥ )そうみたいね。それを理解するには
         もう少し検討しないと実感わかないし、
          現時点では把握も難しい。
          
 創造論者とか一部のお利口さんたちはピルトダウン人の話を聞くと、聞いただけで「ほら!! 科学に騙されてはいけない」と訳知り顔で語るけども、

 ∧∧
( ‥)騙されてはいけない、とは

     ( ‥)説明ではないな。
       -○ 

 悪徳商法に騙された人が「もう騙されないぞ」と言っても、それは有効な対策でもなんでもない。
 


2010年11月6日土曜日

私はあなたに対して肯定的です(外交的に)

 
 隣のばあさんがやってきて尋ねて曰く、「テレビが線みたいになっちゃった。電気屋(電器屋)さんに電話したいのだけど電話番号はどれですか?」

 と言うのだが持ってきたのは東京電力の請求書とカスタマーセンターへのフリーダイヤル。

 「それはテレビの故障ですから東京電力に電話してはいけません」と答えておいたけども。

 ∧∧
( ‥)文盲で文字が読めないおばあさんですよね。
   
     ( ‥)電気屋さん・・・・家電の電器屋さんと
         電気を売る電気屋さんとを間違えておるがな。

 最初は何を言っているのか分からなかった。あれは、、文盲とかうんぬんの問題じゃねえな。

 ∧∧
( ‥)そういえば以前、近所のスーパーでお姉さんとおぼしき
    おばあさんに、「あんたはどうして馬鹿なのっ!!」
     って怒られてましたね。

     ( ‥)年老いてなお怒られる。屈辱だろうなあ。
         見て見ぬ振りをしておいてやったよ。

 こうして配慮しているんだから、もうちょい配慮してくれないもんかね。
 
 さて

 人間が自分に対して肯定的になれないのは、これは必然。

 ∧∧
( ‥)なぜ?

     (‥ )今よりもより良い場所へいきたい、
        より良い立場になりたい、そう考えているわけだろ?

 欲望に限りなく、上を目指すが、しかし上には決して到達できない。

 ∧∧
( ‥)だから出来ない自分に否定的になると?
    でも、他人のせいにする人も多いでしょう。

     (‥ )まあね。

 現在の地位に不満があることと、自分がそれを突破できないこと、そのはけ口が自分に向かうか、他人に向かうかは、まあ人それぞれである。

 だからこう言えばいい?

 人間が自分の立場、あるいは自分、あるいは両方とも肯定できなくなるのは当然。

 ∧∧
( ‥)もてるための本、儲けるための本、健康を保つ本、
    自分の立場をはっきりさせてくれる占いの本、
    そういうのが売れるのは必然ですね。

     ( ‥)現状を肯定してくれる本、現状を容認する説明、
         他人のせいにしてくれるアジテーション
          自分を受け入れてくれる言葉、
 
 何がなぜ売れるのか、それは分かっている


 ∧∧
( ‥)では例えば相手の方になんと言いますか?

     (‥ )私はあなたに対して肯定的です
         外交的に。

 ∧∧
( ‥)才能ないですね

     ( ‥)あー、膝の上に頭蓋骨を置くと
       ○ なんか落ち着くわあ。

 頭蓋骨。人間の知能と心が宿る場所。それの何が良いって、

 
     ( ‥)ピルトくんはくだらないことを言わないのだ。
       ○ いや、むしろこれが持つ情報が興味深い
 ∧∧
( ‥)さいですか。

 

 
         

2010年11月5日金曜日

ピルトなダウン

 
 発注したピルトダウン人の頭骨レプリカが届く

 
     ( ‥)現代人類の頭骨(一部)とオランウータンの
       -○ 下あご(一部)が同時に見れるという
          一粒で二度おいしいアイテム
 ∧∧
( ‥)生活費がどんどん削れていきますよ、死にますよ。

 
     ( ‥)・・・・
       -○
 ∧∧
( ‥)なにね?


 なんかこう

     (‥ )頭蓋骨って膝の上に置いてると、
       -○ なんかこう気持ちいいのな
 ∧∧
( ‥)何を言っているんですか。

 なんというか、その、なんだ、人と人との触れ合い? みたいな。

 大きさもちょうど良い。


     ( ‥)あー、落ち着く
       ○ 
 ∧∧
( ‥)いいから仕事してください。

 これは発見ではないか?

 ところで
 
     (‥ )問題はこの復元をどう評価するのかなんだよな。
       ○ 事実としてウッドワードの復元は間違っていたわけだが
         では何がどう間違っていたのかを理解するには
 ∧∧
( ‥)仕事しろ、こら。


 これだって仕事だけども、だが先にやらねばならぬことがある。


 

再現できない、とか言う割には”分かってる”人がいる

 
 世の中には

     (‥ )化石には再現性がない、だから古生物学は科学じゃないぽ
         とか言ってるくせに「これはアンモナイトだ」とか
         「この地層からはアンモナイトが出る」とか、
          そういうことは「理解できる」やつがいるんだよな
 ∧∧
( ‥)はあ、まあねえ。

 特定の場所から特定のものが出てくる、それが「分かっている」、どころか「予想している」ってどういうことだと思う?


 世の中には

     ( ‥)系統解析、例えば分岐学とかは仮説でしかない、
         歴史は再現できないから
         信用するに値しない、という人もいる。
 ∧∧
( ‥)ああ、まあいますね。
    というか、「まだいますね」というべき?


 じゃあ、例えばの話、あんたの言う「ティラノサウルス」って何よ?

 ∧∧
( ‥)ティラノサウルス・レックスは種です

     (‥ )問題はその「種」という言葉にどんな意味を
         込めるかだな。

 仮に、交配し、進化する集団だという意味をいれた場合、

 ∧∧
( ‥)それは系統と歴史に関する陳述になりますね。

     (‥ )歴史は再現できないと言って、
         実は再現した単語を口にしている。


 歴史は再現性がないとか言っている人が、「ティラノサウルスの親子」とか、「ティラノサウルスはきっとダスプレトサウルスから進化したんだ」とか言っちゃいかんでしょ。

 *系統解析を否定するのならいかなる血縁関係の推論も放棄したってことだろ? という意味。 


 ∧∧
( ‥)まあ、でも系統解析のアルゴリズムを用いなくても
    血縁関係、それ自体は導きだせる、と思う人はいますから。

     ( ‥)そういうの、今の時代では推論じゃなくて憶測って
         言うんだよ

 ただしかし、できない時代には、これは憶測にすぎないのではないだろうか? と自問自答しつつ系統を論じていたらしい。

 日本の著名なハチ学者であった、坂上昭一さんによる「ミツバチのたどった道」思索社 1970 の5ページにはそんな言葉が出てきていた。

 古生物学に十分なたすけをもとめられないとなると、のこった道はひとつしかない。現存する昆虫にみられる各種の生活様式を比較して、そこからミツバチのたどったあとを可能なかぎり推定するという方法である。ー中略ーだが現存する諸様式をそのまま諸段階としてつなぐのではなく、むしろそこから、中間段階のあり方についてある程度の可能性を順次限定していくというアプローチはゆるされることであろう。というより、この方法が最上のものだから採用するのではなく、それ以外にさしあたってよい方法がないから、それによって知れるだけのことを知ろうという、ごくささやかな願いにすぎない。pp5

 ∧∧
(‥ )なんかこんなことを言うと失礼かもしれませんけど
 □-  ものすごく真っ当な主張ですよね。

     (‥ )そうなんだよな。

 坂上さん、他のページでは真社会制昆虫の進化の説明に今西錦司の言葉も用いていたり(使う意味があるのかどうか今ひとつよく分からなかった)、そうかと思うと別の本(「私のブラジルとそのハチたち」1975年)ではハミルトンの血縁淘汰を論じているという案配で

 ∧∧
( ‥)時代を感じさせますし、時代の制約の範囲内で
  -□ やれることを自覚的に(自戒もこめて?)やった、
     そういうことでしょうか?

     (‥ )じゃないか? もしも大量のデータを持っていて
         自分の仮説とデータとの、個々のずれを
          漠然とでも把握できれば、そうおかしなことには
           ならないと思うけども。

 結果の検討はまたいずれ。

 ともあれ

 ∧∧
( ‥)データと仮説の誤差を把握できれば
    極端におかしなことにはならないだろうと?

     (‥ )逆にそこが駄目だと、もうどうにもならんよな。

 少量のデータと自分の仮説にこだわる連中がオレ様理論屋になったりトンデモ仮説を喚き立てるのは、まあ当然と言えば当然。

 仮説をデータで検証するにはなんらかの基準が必要になる(それがないと仮説は検証不可能になる)。

 さて、例えばの話、化石には再現性がないとか言う人はそういう基準を持っているのだろうか?

 
 ちなみに

 ∧∧
(‥ )先の坂上さんの本によると、
 □-  系統の”推理”をしたこと、あるいはその過程に対して
     批判があったというむねのことが書かれていますね。

     (‥ )今から40年前は「歴史の推定」は科学として
         認められていなかった、ということかもね。

 なるほど、当時は系統解析の手段がなかった。その批判は当時としては確かに正当と言えば正当だ(だった)。

 だが今はある。時代は変わった。

 

 

 
           

固くて食べられない話が、きた

 
    ( ‥)あーめんどくさ
      -□
 ∧∧
( ‥)弱ったもんですね。

 さて

 例えばこういう記事→*

 ∧∧
(‥ )アノマロカリスは三葉虫とか食べるの無理じゃね?
\-   という話ですね。

    (‥ )あー、まあそうねえ。

 三葉虫は結晶質でかちんかちんな外骨格を持つ動物で、節足動物だけども、その殻(特に背中側)は二枚貝の貝殻みたいなもん(というか二枚貝も真っ青な奴だっている)。だから化石に残りやすい。一方、エビとかカニとかが、殻が固いのに”軟甲類”と呼ばれるのは二枚貝とかに比べれば”殻が軟らかい”からで。
 
 ∧∧
( ‥)ナラオイアみたいに、炭酸カルシウムの結晶で
    外骨格が補強されていない三葉虫も、軟体性の三葉虫って
    表現されたりしますね。

    ( ‥)そういえばどこぞの掲示板では”軟体性”だから
        軟体動物のようなものなんだ、という
         勘違いをしていた連中がいたな、、、。

 まあ無理もないけども、軟体性三葉虫ってのはそういう意味ではない。その理屈で言ったらエビやカニも軟体動物になってしまう(まあ、確かにこの意味においては”軟体性”だけど)。実際にはナラオイアはカブトエビみたいなもん、って感じだろうか?

  
    ( ‥)あーうーん、でもカブトエビの化石(白亜紀前期)って
        ナラオイアよりも保存が悪かったような
 ∧∧
( ‥)地層の条件が違いますから比較は難しいでしょうけど、
    どうなんでしょうね。


 でっ、一方のアノマロカリスは輪郭がよくわからんくらい化石の保存が悪い、ようするに固くない。比較的残りやすいのは頭部から生えた捕獲用の触手と口。しかしこれだって三葉虫のようなもんでは明らかにない。

 ∧∧
( ‥)ようするにアノマロカリスは軟らかい、そんな動物が
    二枚貝みたいに固い動物である普通の三葉虫を
     食べることができるのか?という問いは

    (‥ )前々からしてた研究者の方がいたから、結論にはあまり
    \-   違和感ないけども、これ自体はどういう研究なのかな?

 口が400点ですか、そんなにあるの? 

 まあ、そのうち論文になるっしょ。


 ∧∧
( ‥)アノマロさんはナラオイアとか
    食べたりしていたんじゃないですかね?

    (‥ )まあ、あれならねえ。

 記事にあるように、脱皮したてなら普通の三葉虫も食える、というのはそうだろうと思う。というか、その意見も聞いたことがある。つまるところみんなそう思っていて、記事元である研究者の人が最初に業績にしたってことなんだろうか。

 ∧∧
( ‥)三葉虫って変な脱皮しますからね。

    (‥ )甲殻類みたいに炭酸カルシウムの再利用やらないんだよな。

 脱皮したてはそれなりな期間、軟らかいはずなので狙い目。

 だから絶滅したんだろうか、基本的に顎もないし。また、三葉虫の人に聞きにいこう。
 
 ∧∧
( ‥)普通の三葉虫もひっくり返して
    お腹からガリガリっ、というのは?

    (‥ )あーうーん、アノマロさん、そこまで器用かね?

 

2010年11月4日木曜日

自分たちが特別だと思う前に逆に考えた人たちの解答

 
 よくこんなことを言う人たちがいる。

 「進化は認めるが人間は特別だ」

 「そもそも人間は特別だ、道具を使うではないか」


 ∧∧
( ‥)どんだけ高慢ちきなサルなんですか
    あんたたちは。

     (‥ )ともあれだ、道具をこれだけ自在に使える、
         それはたしかに変わってはいるんだよね。

 確かに変わってはいる。固有の能力がある、というだけの話だとも言えるが、確かに変わってはいる。

 それにかこつけて

 「なんでみんな道具使わないの? オレ様が頭いいってこと、ねーねー、お前達、もしかして馬鹿?」

 とまあ、そんな感じで鼻高々になって他の動物たちを見下す連中がいるのは、まあ当然かもしれない、が。

 ∧∧
( ‥)でも、冷静になって逆に考えますと

     (‥ )他のみなさんは道具なんて使っても、ちっとも
         良いことがないからそんな進化しなかったんじゃね?
          という解釈。

 というか、

 ∧∧
( ‥)そう考えるのが妥当じゃないですか?

     ( ‥)うん、そう思う。
       -□

 少なくとも、そういう意見を聞いて、言われればそうだよな、と思った。

 道具を使う生物は色々な動物群で見られる。にもかかわらずそれ以上の進化が起きなかったのは。

 ∧∧
( ‥)ちっとも良いことがないからでしょ。

     ( ‥)そうだよな。良いことがあるんだったら
         あっという間に進化するよね。

 良いことなんかちっともなかった。

 考えてみれば露骨にそうだねえ? 人類が初期に用いた石器なんて自然に割れた石だかなんだか分からんようなしろもので。

 ∧∧
( ‥)でも、それをずーっと使ってますしね。

     (‥ )おまけに繁栄しているようには
         ちっとも見えない。

 こういう状況を見たら見たで、今度は、うっほ、人間は進化では説明できないぴょん!! とか思う奴がいるってのは、これもまた当然の反応であろうし、ある意味では正しい。

 ∧∧
( ‥)自然選択では説明できないかもね、という意味では
    正しいのだろうと。

     (‥ )でも、「だから進化理論が間違っている」ではなく
         自然淘汰ではないが、性淘汰じゃねーの? というね。

 まあ、道具を使うのが性淘汰ってよりは、言語を使う方が性淘汰で、道具使用は結果的な副産物、という解釈でいいのかな?

*性淘汰はそれをダーウィンが考えだしたその時から、生活するには不便どころかどう考えても不利だろうよ、という進化がなぜ起きるのかを説明できる理論であった。つまり、自然淘汰では不利な状態なので進化が起きないような経路でさえ、「もてたい!!」というその執念で突破してくる、ということ。

 ∧∧
( ‥)文献の再チェックが必要です。
    今、文献を上げていないのもそのせいですし。

     (‥ )すぐにしなくちゃな。
      □-

 時間がもうない。

 疲れた、眠い。
 

2010年11月3日水曜日

まだ見つからない

 
    (‥ )あれ? 今日は休日なの?
 ∧∧
( ‥)みたいですね。

 さて
 
 クレーターができた後、火山が噴火して中央丘ができるのだ(実際にはそうではない)、という主張があったという話、の続き→*

 ああそういえば子供の頃にそんな説明を本で見たことがあるような、ないような・・・(記憶曖昧)

 ∧∧
( ‥)でっ?

    ( ‥)近所の図書館で古い天体図鑑とかが
        ないか調べたのだけども。

 クレーターは隕石衝突でできる、昔は火山噴火で出来たカルデラだという説もあった、とかそういう説明はあるけども

 ∧∧
(‥ )お目当ての「中央丘が火山だ」という説明は
 □-  見つかりませんし、そもそも60年代、50年代の
    本も見つかりませんね。

    (‥ )古本屋を地道に探すしかないのかな。
        
 現代と言えるくらい時代が近い図鑑ではどうかというと。

 ∧∧
( ‥)学研の「宇宙ワイドVビジュアル」1991年
  -□

    (‥ )19年前、月の海の誕生の説明は
        載っているね。

 内容は以下の通り

 マグマの海は誕生してから10億年ほどたつと完全に冷えてしまった。そのころ地下には新しいマグマがつくられ、微惑星の衝突によって生じた割れ目にそって表面にあふれ出してきた。67ページ

 ∧∧
( ‥)ジャイアントインパクト、マグマオーシャン、
    軽い成分と重い成分の分離、軽い成分による
    月の地殻の生成。

    (‥ )溶け残りがまだ地下にあったこと、それが冷えてしまった後、
     □-  再融解が起きて、新しいマグマが生成される。
         そういう説明だね。

 *レオロジーとアイソスタシーから考えると、クレーターができた時点で、すでに月は地球よりもずっと冷えて固まっていたはず。しかし月のウサギさんマークが噴出した溶岩であることは、それだけ大量のマグマを地下から供給できたということで、この2つは矛盾する。これを解決するだろう論文が出たのは1995年→*
 
 論文は手にしたけども、まだちゃんと読んでない。

    ( ‥)知らんジャンルだと、何を書いてあるのか
      -□  単語からしてよく分からんなのよね。
 ∧∧
( ‥)まっ、読み進めてくださいよ。

 ともあれ、
 
 ∧∧
( ‥)ともあれ、あれですね、1991年の段階で
    子供向きの本ではクレーターの形成に
     火山が関わらないこと、月の進化の有様が
     ちゃんと書かれていたこと、それは確実だと

    ( ‥)監修者は磯辺さんなのな。
      -□ 仕事してるなー。


 まっ、もう少し追跡してみよう。

 

近づくのならちゃんと見よう

 
 *→まあ、ようするに

 ∧∧
( ‥)ようするに?

      (‥ )見た風景を思い出して言葉にできない、
          そんな程度の把握しかしていないのならばだ。

 川に近づいちゃいかんよ。

 ∧∧
( ‥)まあ、深さを見極めてないって
    ことですからね。

     ( ‥)流れをなめちゃいかん。

 くるぶしまでの深さで十分に足をとられるから。

 水深15センチ程度でも溺れ死んだ事例はあるぜや。

 近づくのならちゃんと見よう。ちゃんと見ていないのなら近づくべきではない。

 ましてや体力がないのに一人で、というのは論外だ。



     ( ‥)なんでこんなことを言わねばならんのか・・・
 ∧∧
( ‥)あっ、また機嫌が悪くなってる。

 


2010年11月2日火曜日

タイムラグは30年ぐらい

 
 鳥は恐竜である。普通に恐竜。恐竜の中ではむしろ原型をとどめている方。というか、骨の特徴は爬虫類だよな、これ? という動物で、

 ∧∧
( ‥)鳥にくらべれば

     (‥ )アンキロサウルスの方が異常なんだよな。

 アンキロサウルスがなんで恐竜と認識されたのか正直いって理解できない(実際、恐竜であることを疑う論文が過去にあったとかなかったとか、そりゃあそうだよな)。

 とはいえ、

 鳥は恐竜である、に反対する人はわずかにいて。

 その根拠は、鳥の指は123だけど恐竜の指は234。だから、鳥は恐竜じゃないぽ、

 という意見も去年、中国から見つかった化石などで

 ∧∧
( ‥)終了と

     (‥ )というか元から終了していたんだけどね。

 あの論文自体、形態と発生学のデータがコンフリクトする、これはどういうイベントがあったのだろう? という古生物学者や発生学者が抱いていた疑問を解く鍵になりうるものを見つけました、という報告とその考察であって。

 ∧∧
( ‥)鳥は恐竜じゃないんだい!! という説の終わりの終わり
    ではないだろうと。

     ( ‥)だって、とっくに終わってたし。


 でっ、そのことを1000文字あまりの記事にして書いたところ、知り合いが曰く、えっ? 鳥って恐竜なの? という反応

 ∧∧
( ‥)あー、うーん、そこからですか。

     (‥ )まあ、言われればそうなんだよな
      □-

 恐竜というと一般的には4本脚ででっかーい生き物、というイメージ。ブロントサウルス(今はアパトサウルス)とか、トリケラトプスとか。

 ∧∧
( ‥)ティラノサウルスは2本脚ですけどね。

     (‥ )でも2対1。4本脚がすでに優勢だ。

 鳥は恐竜である。これはスズメはゾウである、というくらい奇妙で実感がない言葉らしい。

 ∧∧
( ‥)恐竜は基本的には2足歩行で、しかも肉食恐竜は
    2足歩行のものしかいない
    そういうことから教えないといけない?

     (‥ )そうみたいね。

 ようするに123か234か? という以前の問題らしい。

 ある意味こういえばいい? 一般的に僕らが知っている知識と、研究者が持っている認識、把握、知識、理解との間にはタイムラグがある。

 ∧∧
( ‥)新しい仮説がコンセンサスを得て、
    それがジャーナリズムにも知られるようになり

     (‥ )それが何度も繰り返し報道されて
         だんだん一般常識になっていく。
          そういうことかな。

 そのタイムラグは、たぶん、15年か30年ぐらい。

 ∧∧
( ‥)だろうと。

     (‥ )見た限りそんな感じかなあ。

 いい年をした大人が、いや、いい年だからこそなのか、今西進化論をまだ信じていたり、断続平衡説は画期的だと思っていたり、異常巻きアンモナイトやサーベルタイガーの牙やオオツノジカのでっかい角は病気だと信じていたり、

 そういえばあれだ、どこぞの掲示板でクレーターができると火山が噴火してクレーターの中央丘(比較的大きなクレーターになると現れてくる、クレーター中央にある高まりのこと)ができる、と言っていたやつがいたけども。

 ∧∧
( ‥)それが何か?

     ( ‥)いや、まず日本語で読めるクレーターの本って
         ごくごく限られていてね。

 そんな記述は、そうねえ、見たことない。だからあれやらこれやらを「読んでない」のは分かる。だけども一体全体何を「読んだ」のかが分からない。しかし、ふっと思い出した

     (‥ )子供の頃、子供向けの図鑑で
         見たことがあるような、ないような・・・・
 ∧∧
( ‥)あなたはアポロの時の子供ですよね。

 月探査が始まって、確かその辺りからなんだよねクレーターの生成が隕石衝突か火山噴火かに決着がついたのって。

 ∧∧
( ‥)その人はあなたと同じくらいの年齢かもと?

     ( ‥)じゃないかな。40以上じゃないのかね?

 まあ、あれだ。暇になったら古い論文や子供向けの図鑑を探してみよう。何か分かるかもしれん。

 それにしても子供の頃こうだったよな、学生の時こう聞いたよ、それを調べ始めると

 ∧∧
( ‥)研究者との間にタイムラグがあることに
    気がつくと。

     (‥ )しかもやっぱ15〜30年ぐらいあるっぽいのだわ。

 


ブログ アーカイブ