2020年1月15日水曜日
肉球は真面目か?
∧∧
(‥ )1月12日に
\− 安倍政権を終わらせるため
肉球新党なるもののデモが
あったそうですが
(‥ )なんぞ???
肉球新党。
猫の生活が第一!
うそつきは安倍のはじまり。安倍やめろー にゃー!
∧∧
( ‥)...というシュプレヒコールで
新宿を練り歩いたそうですが
これは一体なに?
( ‥)んー...直接的には
−/ ネタ切れだよね...
安倍をぶった切ってやる! とか 安倍を奇妙な果実にしてやる! とか文化人のシュプレヒコールは下品を通り越して恥知らずなものとなった。
しかし、こういう下品で恥知らずなことでも、人がそれをあえてやるとは黒字である証拠。
∧∧
(‥ )俺の方が安倍をより口汚く
\− 罵ってやった!
いやいや俺の方がもっと!
そう言う風に自慢できる
つまり黒字である
(‥ )でもなあ
奇妙な果実にしてやる!
と言った時点で
その次はもう暴力に
訴えるしかないのだ
だがそれをすると犯罪であり、逮捕される。
つまり、安倍を奇妙な果実にしてやる! と文化人が文化的にかような言葉を申し述べた時、彼らはネタ切れに陥った。
俺の方がすごいぞ自慢のエスカレートは、さながらバトル漫画と同じだ。
漫画を盛り上げるために次々に強い敵を出し続けるとインフレが起きて物語が破綻するように、俺の方がすごいぞ自慢は必ず破綻する。大胆な方針転換が必要だ。
∧∧
( ‥)理由はわかるよ?
でもだからって
にゃー! はダメだろ
身内だけで
朝まで企画会議してたら
頭が煮詰まった挙句に
絶対ダメな企画が勢いで
通ったようなもんだべ
( ‥)んー...まあそうだね
−/
しかし、人が行動を選択する時、そこには必ず黒字がある。だとしたら、安倍は辞めろ! にゃー! の掛け声にも黒字の利益が隠れているはず。
∧∧
( ‥)いったい何が
あるって言うんだよ
( ‥)そーだなー
恥ずかしさがなくなるとか
デモというものは、特に少数のデモへ参加するのは非常に恥ずかしいことだ。自分が以前住んでいた場所は米軍基地があったから、よくデモがあったが、30人ぐらいのデモ隊はうつむき加減、苦笑混じりで動作も声もぎこちないものであった。
∧∧
( ‥)にゃー! って言う方が
恥ずかしくね?
(‥ )いやいや
ふざけた方が
恥ずかしさが紛れるものさ
真面目にスローガンを叫べば叫ぶほど、言葉と行動の解離が際立って痛い奴になる。
ところがここで、にゃー! と一言くわえれば、するとあら不思議。そこはもう異空間。つまり祭りの場のようなもので、つまりは無礼講!
同じ異空間で踊るなら、すかして見るよりデモらにゃそんそん!!
∧∧
(‥ )...そんなもんかねえ
\−
(‥ )仮面舞踏会のような
ものだと思えばいいんよ
異界だからこそ
人は自由になれるのだ
ちなみにこの肉球新党のデモ、立憲民主や共産党、社民党の福島瑞穂議員、タレントの室井佑月などが参加したそうだ。
∧∧
(‥ )大真面目なんだな
\−
(‥ )だから、にゃー! には
真面目な理由が
あるんだと思うよ
当人たちが自覚しているか
どうかは分からんが
ただ、一部の人が言った、このデモってこの世の地獄じゃね? という論評はまったくその通りだと思う。