2019年9月17日火曜日
調子が良い時ほど大胆な攻勢を
2019年9月15日、無人機による攻撃でサウジアラビアの石油施設が炎上し、日量570万バレルの生産が停止。サウジアラビアの生産の半分。世界の石油生産の5パーセントを失う。
∧∧
(‥ )サウジアラビアと敵対する
\‐ イエメンのフーシ派が
犯行声明
(‥ )一方、アメリカは
イランを批判か...
まあそうだろうな
ゲリラの攻撃にしては
規模が大きすぎる
背後に国があると
考えるのが自然だろうな
∧∧
(‥ )しかし国がやるとしたら
\‐ あまりにも乱暴かつ
ずさんで稚拙では?
(‥ )そうだな理解しがたいな
これは全面戦争に
なりかねない攻撃だ
ゲリラの攻撃でーす で
すませられる規模じゃない
国際的に
影響が大きすぎる
イランとサウジアラビアが敵対関係にあるのは誰もが知っている。だが、即座に全面戦争になりかねないような奇襲攻撃をする。そこまで緊張しているようにはちょっと見えなかったし、そんな報道も前兆もなかった。
∧∧
(‥ )一体全体 なんぞこれ?
\‐
(‥ )なんだろうね?
最近調子がいいから
有頂天になって
ついやっちゃったとか?
アメリカに破壊されたイラクは、シーア派が多い。アメリカの破壊でイラクは事実上解体状態で、そのかなりの領域はイランの影響下に落ちた。
シリアの内乱でイランはアサド大統領率いるアラウィー教徒を支援した。これは影響力の拡大だと見なせる。
∧∧
(‥ )大ペルシャ帝国の
\‐ 後継国家であるイランは
地図における国土以上に
広い影響圏を
持っておりますからな
経済はともかくとして
大ペルシャ主義という意味では
今のイランは
確かに絶好調ですな
(‥ )好調だと
人間おかしなことを
するからな
アメリカだって
リーマンショック前の
経済絶頂期にイラクに
攻め込むという
大失敗をしておる
湾岸戦争で勝ったはずなのに、フセインは私が勝ったと強弁した。アメリカ国民は怒った。勝利が盗まれた! 湾岸で盗まれた勝利を取り返そう! イラク戦争はこういう実にくだらない、金にならぬ理由で始まったし、それをアメリカ国民は支持した。そして実際、まるで金にならぬ結末を迎えたのである。
それを考えれば大ペルシャ主義絶好調な今、イランが大胆な攻撃に出たがるのはそうおかしな話ではないかも知れぬ。
∧∧
(‥ )しっかしそのお遊びで
\‐ 世界が大混乱だぞ
原油は値上がり
ドル買いで円安で
今は1ドルが108円
(‥ )危機的状況では
一番強い国際通貨
ドルに金が流れるか
なるほど
順当な反応だな